─ 偶然。

「この前の料理、また食べさせてよぉ」「トマトと豚肉のやつ？」「もの凄く、美味しかったもん！」「やってはみるけど…出来たのがあの時と同じのじゃなくても、責任をもって食べてくれる？」「??」「実はあれ── 適当に味付けして調理したら、偶然できた料理だし」「…え!?

自分の事？

このモデルの子、可愛い！ ─ ワン ─ ん？－－－－－－－－－－ このクッキー、可愛い☆ ─ ワン ─ もしかしてこのワンちゃん、＜可愛い＞は 自分の事だと思ってない？ ─ ワン・ワン ─ ほら … 余程この子に、＜可愛い＞を─

不本意！

「まさか、あそこで転ぶとは」「怪我なくて、良かったね」「スカートが捲れ上がって、パンツを晒してしまった──」「そんなに、見られてないと思うよ？」「今日のは…可愛くなかったのに。」「え?!」「─ いつも私が こう言うのを履いてと思われるのは、もの凄く不本意！」

入れて欲しい言葉。

い、いつも応援してます… わー ありがとうございますぅ あの…サインをお願いしても…… 良いですよぉ で、では……この色紙に……… えーとぉ、何か入れて欲しい言葉とか ありますかぁ？ じゃあ「女王様とお呼び！」と書いて下さい ─ え?

事あるごとに

「…筋トレしてるんだ」「恵衣ちゃんと、付き合い始めてからね」「彼女の好みに合わせて？」「敢えて言うなら…必要に迫られて……かな」「??」「事あるごとに恵衣ちゃんから『お姫様抱っこして♡』って求められるんだ」「もしかして…彼女さん、ぽっちゃり???」「─ ノーコ

似合ってない？

お・は・よ え?! 先輩!? セーラー服？ 可愛いから買っちゃった♪ それで…通勤を?? だってぇ、私服は自由だし ─ うそ?! 似合ってない？ ── 似合ってます でしょ♡ それに、会社では制服に着替えるから大丈夫☆ ───そう言う問

そう言う主義♫

「─ 朝昼晩、きちんと食べる☆」「それが、来年の目標？」「これ、大事な事だし♪」「…今、普通にしてるよね??」「目標のハードルが高いと、達成できない時に敗北感 半端ないし」「……だから、現状で余裕で出来てる事を 目標にする訳???」「私は、そう言う主義なの♫」「

察して？

これ、良くない？ まあね 値段もお手頃だし、買っちゃおうかな … 何？ ……こう言う服って誰もが、写真のモデルさんの様に着こなせるのかなと思っただけ 私には、似合わないって言いたいのかな?? ………察してくれて、ありがとう

ケチると。

「この後は、おごってね♪」「は?!」「だって私…有り金を全部、はたいちゃった人だし♫」「─ 意味不明なんだけど」「金運上昇のお願いで お賽銭ケチると、ご利益がなさそうじゃない？」「── まさか!?」「うん。だから手持ちのお金は全部、お賽銭箱に入れちゃった☆」「。

もう見られてるし

何で一緒に、海に行くのを嫌がるかな あーちゃんの水着姿を、他の男に見せたくない ─ それなら、他の男の人に もう見られてるし え?! 先週も私、友達とプールに行ってるから … で、君はどうなの？ 見たいです！ それなら私を、海に連

そんな事ないよね?!

「今度、見せてあげる☆」「成人式の…晴れ着姿の写真？」「私、ものすごく可愛かったんだから♪」「・・・」「 何？」「もしかして あんたの容姿って、ここ半年で変わったりした？」「─ は?!」「そうじゃなければ…そんな事ないよね?!」「── もしかして、喧嘩 売ってる？

エレガントに

瓶から直接、ジャム舐めちゃお♪ あ、わたしも☆ ─ 1本指で、エレガントに は!? 2本とか3本の指で掬って舐めるのは、下品なんだって あのさぁ 何？ ジャムの瓶に 指を突っ込んでる時点で、もう品ないと思うぞ?? …確かに。

おっしゃる通りです

「来年は…良い事があると良いな」「─ ないわよ。」「え?!」「あなたは私に、今年 出逢ったわよね？」「う、ん」「それ以上に良い事なんか…この世にあると思う訳??」「…おっしゃる通りです」

どうして解るの!?

今、私はあんたの背中に 何を書いたでしょう？ 天上天下唯我独尊 え?! 小さく…クチャクチャ書いたのに……どうして解るの!? テレパシーで、あんたの頭の中を読んだ ─ うそうそ。江井にも同じ事をしたんでしょ？ それを聞いてただけ ── あん

一緒にねんね

「…パパは？」「帰りが、遅くなるって」「……じゃあママ。えいちゃんと、一緒にねんねしよ？」「良いわよ☆」－－－－－－－－－－「あ。」「頑張って、早く帰ってきたぞー」「パパ♡ 一緒にねんねしよ♪」「喜んで」「じゃあ、ママはバイバイね？」「えいちゃん。。。」

いずれにしても

泉に、斧を落としたのはあなた？ は、はい 落としたのは…金の斧？ ……それとも銀の斧?? た、単なる 鉄の斧です ふーん。まあ…いずれにしても没収なんだけどね。 …え?! 当然でしょ？ 女神たる私の住処に、危険物を投げ入れた罰よ！ そ、

僕の分は？

「お前、コーヒーとか飲むのか？」「飲む！」－－－－－－－－－－「─ 僕の分は？」「特に淹れてない」「さっき、聞いたのは何??」「お前が、コーヒーを嗜好するかどうか確認しただけだ」「は?!」「飲みたかったのなら、自分の分も入れて欲しいと言ってくれないとな」「。。

呆れて無言

どうしよう… ん？ 何と空から、水が落ちてきた。 は?! 今日は、携帯用の水よけ 持ってきてない もしかして…雨が降ってきたけど、傘を持ってきてないって言ってる？ ─ そう言う表現もあるね 。。。 ── お願いだから、呆れて無言にな

一緒だもん♪

「へー 会威に旅行したんだぁ」「うん。ふたり旅☆」「名所の、市居神社とか行った？」「比井ちゃんは、行ったみたい」「??」「私達、現地では別行動だから」「ふたりで…旅行する意味、ないじゃん」「あるよぉ。目的地に着くまでの道中と、現地での食事は、一緒だもん♪」「

結局、何を？

─ どこへ行くの？ 浅ましい事だ は?! 必ずしも人は、何処かに行く為に歩く訳ではない 目的地は、ないんだ 吾輩を見損なうなよ。そんな無意味な事はしない。 で、結局…何をしてる訳？ 所謂、暇潰しの散歩だな ─ 何で最初から素直に、

で？

「この前、紹介した男の子 どうだった？」「うーん」「何??」「まあ、一緒にいるのが楽しくない訳じゃないんだけど…」「─」「この先付き合って…『で？』って思っちゃうんだよねぇ……」「── 10代の女子とは、思えない発言だね」「そう？」

世界のために！

あなたには… はい どんな場所であっても、的確にガムテームを探し出す能力がある様ですね ─ は?! お心当たりは？ ある様な…ない様な…… これからは是非とも、その力を世界のためにお活かし下さい！ あのぉ…もしかして……本気で言って

管轄外

「のう鏡よ」 「はい」「ここに映る女性が、世界で一番美しいのか？」「その様で御座います」「で…血は上手いのか？」「存じません」「─ 使えぬ奴だ」「吸血鬼様へのご案内は、私の管轄外ですので」

後悔するよ??

あ、傘もってないんだぁ 登校時は、雨降ってなかったし 私の傘に、入れてあげよう …別にいい い・れ・て・あ・げ・る☆ ……誰かに、借りるから 私との相合傘、断るの？ え?! ─ 後で、後悔するよ?? じゃあ…入れてもらおうかな…

お祝いしてよぉ

「今日、何の日か知ってる？」「??」「何と、私の誕生日！」「ふーん」「お祝いしてよぉ」「この前あんたに、ジュース おごってあげたよね？」「うん」「実はあれが、誕生日プレゼントの前渡しだった」「えー」

口で言って。

じゃあ、背中に書いて教えてあ・げ・る☆ …口で言ってよぉ い・い・か・ら♪ …… どう？ ………彼氏の、瑛太くんを譲ります だ、誰がそんな事 書くかー はい。デタラメ言いました ─ イジワル 言葉にした方が早いって、解ってくれ

プレゼントだから…

「僕としては嬉しいんだけど…」「ん？」「─ 最近、その服ばっか着てない？」「心配しなくても、デートの時しか着てない」「？」「だってこの服、私の趣味じゃないから」「え?!」「でも、折角の瑛太からのプレゼントだから…一緒の時だけは着てあげる☆」「あ、ありがとう。

代わりに？

─ 何で、手を繋がないかな。 だって…恵伊ちゃん嫌がるし…… 今日は、私が繋ぎたい気分だって判らない？ え?! 見て。こんなに手が！ 手袋を忘れたから…代わりに暖めろと？ …嫌?? トンデモもない じゃあ、は・や・く はいはい

聞き捨てならない

「め・し・あ・が・れ♪」「…」「と 言っても、今日は色々事情があって デパ地下ものだけど」「……何だ。心配して損したぁ」「ん!?」「君がたまに作る、見た目は良いけどクソマズな料理じゃ ないんだ」「今のあなたの言葉…聞き捨てならないんだけど？」「─ あ。」

楽しむため

…昨日の映画、どうだった あんまり、面白くなかった そうなんだ まあ、そう言う評判の映画だったし ─ は?! だって私が映画館に行くのは、＜映画鑑賞＞と言う行為を楽しむためだから ── 作品の内容は、どうでも良いって事？ うん☆

だーめ。

「まだ、他にあるんでしょ？」「手相、人相、姓名判断等々…色々と させて頂きましたし──」「どれも、良くない運勢だったけど??」「それは…あなたが そう言う星の下に生まれた訳で……」「は?!」「もう、ご勘弁ください。。。」「だーめ。私に最良の運勢が出るまで、占い