chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • ベルヴァルトシュタイン城塞

    ベルヴァルトシュタイン城塞はドイツの中堅都市ザールブリュッケンとカールスルーエを結んだ直線の真ん中あたりにあります。どちらの都市からも車で1時間程度です。ここはフランスに近く、国境まで10kmぐらいなのです。全体像(ウィキペディアより)・正面さて、12世紀中頃に初めて文書に登場したベルヴァルトシュタイン城は、強盗男爵(中世ヨーロッパにおいて男爵の身分を持ちながら強盗や盗賊を行っていた者)の城として波乱万丈の時代を経験しました。というのは、13世紀に城に住んで管理していたベルヴァルトシュタイン家の当主が強盗の罪で告発されたため、アルザス地方の都市ストラスブールとハーゲナウの軍隊によって占領され、破壊されたのです。その残骸は親戚に引き継がれて売却され、数回転売された後14世紀に部分的な復元がなされましたが、1...ベルヴァルトシュタイン城塞

  • ベスタ宮殿

    我々が滞在するティラノ郊外の宿から曲がりくねった山道を15分程走ると、山の中腹にテイリオという人口4500人ぐらいの町がぽつんと佇んでいます。そしてその町の入り口にルネッサンス様式の邸宅であるベスタ宮殿(PalazzoBesta)があるのです。正面の入口中庭1&2中庭を見下ろす位置にある2階部分・中庭に面した建物の上部この建物は中世の時代にこの場所に存在していた建造物の基礎の上に15世紀前半に建てられ、次々に装飾が施されて行きました。20世紀前半に宮殿はイタリア国によって購入され、博物館としての開館を考慮しながら同世紀を通じて建物の修復作業が行われました。現在博物館として多くの訪問者を惹きつけています。私たちはこの地方の観光案内所を見てベスタ宮殿の存在を知ったのですが、行って見て、こんな小さな町にこれほど...ベスタ宮殿

  • ティラノの民泊宿

    スイスとの国境にごく近いティラノ町(マドンナディティラノ)が属する北イタリアのロンバルディア州ソンドリオ県は、ワインの産地としても知られているところです。今年の夏、ティラノの郊外に1週間滞在して古城巡りとハイキングを楽しみました。その時に利用した休暇用民泊宿が興味深かったのです。なんでも、宿のホストの曽祖父がむかし大規模なワイン醸造所を営んでおり、我々が利用している住居は当時の倉庫の一部を改造した建物なんだそうです。ワイン醸造所の当時の絵倉庫(左)とホストの家(右)・倉庫の外壁の絵ワイン醸造所の入口・我々の住居の入口さらに、ワイン醸造に使っていた様々な器具を展示した「個人博物館」を作っていて、長い時間をかけて詳しく説明してくれるのです。博物館運営の為に寄付は募りますが、原則として無料です。おかげで、思いが...ティラノの民泊宿

  • サン・ファウスティーノ城塞 と ヴィスコンティ城塞

    北イタリアのティラーノから北東のボルミオに向かって渓谷沿いの一本道をほんの10分ほど走ると、山の中腹に時代が異なる二つの城塞、サン・ファウスティーノ城塞とヴィスコンティ城塞の廃墟が見えてきます。本日はこれらの城を見学して付近をハイキングします。丘の上のサン・ファウスティーノ城塞(サ城塞,左)とヴィスコンティ城塞(ヴ城塞,右)サ城塞・ヴ城塞二つの城を見下ろす町に車を停めて、太陽の照り返しが強い石の道をヴィスコンティ城塞の方に降りて行きました。高い二重の城壁と草の緑で覆われた敷地が印象的な城です。ヴ城塞への道・城の全体像ヴ城塞の入り口・ヴ城塞から停車した町を見るヴ城塞の二重城壁の間1&2ヴ城塞と下の町堂々とした要塞であるヴィスコンティ城塞は、変化する戦略的ニーズに対応することを目的として14世紀中頃から後半に...サン・ファウスティーノ城塞とヴィスコンティ城塞

  • マセニャ城館

    マセニャ城館(CastelloMasegra)は北イタリアの山岳地帯、昔私の従姉妹が住んでいて私も2週間ほど滞在したことのあるソンドリオという町にある城館です。昨年の夏休みと同様に北イタリアで山歩きをすることにしたので、その機会に立ち寄ってみました。ソンドリオソンドリオを見下ろす高台にあるこの城は中世にその起源を持つ町で唯一、無傷で今日まで使用されている施設です。その機能と構造は何世紀にもわたって何度か変更され、現在の多層的で異質な外観はこの地方の過去700年の歴史の複雑さを表しています。全体像第一城門・パノラマ道第二城門1&2マセニャ城館は中世の城で、ソンドリオの地主であるカピタネイ家の封建権力の中心でした。13世紀と14世紀に何度か損傷を受けて再建され、15世紀から16世紀にかけてはカピタネイ家の相続...マセニャ城館

  • ヴァレール城塞

    ヴァレール城塞は北イタリアのボルツァーノから南西に車で1時間走った所、ノン渓谷の高さ約600mの丘の上にそびえる13世紀後半に建てられた中世の城です。15世紀にシュパウル家の2つの家系によって分割され、徐々に2つの独立した城に変貌しました。それぞれ上城と下城とも呼ばれています。ヴァレール城塞は天守閣の周囲に同心円状に連なる建物で構成されており、2つ、場合によっては3つの防御壁に沿って建てられています。この城はイタリアのアルプス地方で最も保存状態の良い複合施設の1つとして知られているのです。城のリビングスペースの合計3300㎡は15のベッドルーム、14のバスルーム、5つのキッチンを含む88の部屋に分かれています。建設当時からずっと、城はこの地方で有名な伯爵家であるシュパウル家が住んでいたのですが、2017年...ヴァレール城塞

  • トゥーン城塞

    スイスにも同名の城がありますが、我々が訪れたのは北イタリアのトレントから真北に30kmほど行った丘の頂上にあるトゥーン城塞です。16世紀中頃の火災のあと城は再建され、銃器に対抗すべく砲台、城壁、巨大な稜堡塔などを備えた要塞になりました。そして数年後には新しい城門が造られて、さらなる補強が行われたのです。ゴシック様式で建造された城は当初は軍事目的で使用されていましたが、後にルネッサンス様式の城に改築され、20世紀の終わり頃から18年以上の歳月をかけた修復が終わって、2010年に博物館としての開館式が行われました。ヴァル・ディ・ノン(ノン渓谷)に位置していて、城から見下ろす平地には春にリンゴの花が咲き乱れるそうです。実はこの城塞は13世紀半ばに建てられ、13世紀後半から20世紀の後半にズデンコ・フォン・トゥー...トゥーン城塞

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、お城でグルメ!さんをフォローしませんか?

ハンドル名
お城でグルメ!さん
ブログタイトル
お城でグルメ!
フォロー
お城でグルメ!

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用