JLPTはテスト理論の「信頼性」がきちんと担保されてる? 新井紀子著「AIに負けない子どを育てる」
ここ最近、外国人留学生の大学進学もどんどん狭き門となっていて、JLPTの結果いかんで試験前にふるいにかけられることも増えてきました。加えて、技能実習生や特定技能実習生、あるいは在日ビジネスパーソンにとってもJLPTは非常に重要性を増しています。テストの作成者の方
新型コロナウィルスの影響で、現在日本の大学などがオンラインレッスンを始動させようという動きがあります。また、SNS上では日本語の授業をオンラインで実施しようという声も見かけるようになりました。ただ、私はオンラインレッスンは日本語学校の授業の代替手段としては向
突然ですけど、これを読んでいる日本語教師の方!「自粛を要請する」って日本語に違和感を感じますか?今日ボーッとTwitterを眺めていたら、どなたかが「自粛を要請する」っていう日本語はおかしいんじゃないかって書いてました。それを見て、「そうなんかな〜?」って思い、
akky調べ 文脈によって全然違う読み方&意味を持つ漢字語彙
今まで漢字の授業をしながら、これって外国人にとって難しいよなって思っていたのが、タイトルにも書いた「文脈によって全然違う読み方&意味を持つ漢字語彙」です。同じ漢字語彙でも複数の読み方を持つ語彙はあるのですが、例えば明日(あす、あした、みょうにち)や梅雨(
文化庁の「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)」を読んで考えたこと
RENの樋口さんがこんなことをtweetしてました。文化庁はこの3つを日本語教師(養成)に求められる資質、能力として掲げています。「態度」はセンス、感覚にも近い部分なのかと思っていて、研修会を企画する上でどうアプローチしたらいいかなと最近思案しているところどす。
熊谷高幸著「日本語は映像的である」を読んで考えた2つのことと、興味深かった1つのこと
私は基本、積ん読はあんまりしないんですけど、買いっぱなしでその本の存在を忘れていて読んでいなかったってパターンは結構あります。今回の、熊谷高幸著「日本語は映像的である 心理学から見えてくる日本語のしくみ」もそういうパターンで読まずじまいをしていた書籍です
新型コロナウィルス、えらいことになってきてますね。今は特にヨーロッパで。中国はピークを超えたとも言われていますが、こんな報道もありますね。さて、日本語学校関係者の方は今気が気じゃないって人が多いんじゃないでしょうか? 今日、これらの報道があったばっかりで
高橋克也著「基礎から分かる会話コミュニケーションの分析法」を読み終わって考えたこと2つ
以前のエントリでも、高橋克也著「基礎から分かる会話コミュニケーションの分析法」を読んでいる旨を書きました。で、最近読み終わりました。結論から書くと、この本を読み終わっただけでは「これっ!」っていう会話テストの評価方法を作るのは難しいです。 でも、非常に示
前に一度、日本語教師勉強会でも同じ話をしたことがあり、その時のエントリにもチラッと書いたのですが、今回は趣旨が異なるので改めて書きます。私が大好きな恩田陸さんの小説の1つに「上と外」という作品があります。ザッとあらすじを書くと、家族旅行で南米のG国(おそら
特に軽々が浅い先生にとって、同期やキャリアがほぼ同じ程度の教師同士でいるのは居心地が良いものです。とりわけ、同じレベルを担当している者同士だと尚更です。「私、そうかも。」って思い当たったあなた、ずーっとそれで良いと思ってます?☆☆☆☆☆☆☆以前にいた学校
「非漢字圏の留学生のビザを3年にしたほうがいい」っていう意見について
以前、とある日本語学校の教務の方とお話しした時に、「非漢字圏の留学生(この時の文脈では特にベトナム人留学生)は、ほとんどが入学してから卒業までの2年間でJLPTのN2には合格できない現状があるから、ビザを最長2年から3年にしたほうがいい。」という旨の発言をされてま
以前、アムステルダムから日本語教師勉強会に参加してくださった Hisami Kimura 先生が立ち上げたホームページ
こちらのエントリの中で、初参加の先生が多かったってことをちらっと書いたんですが、その中のお一人が Hisami Kimura 先生でした。あまり先生方の個人情報をブログに書くのはどうかなと思い、上記のエントリには書いていなかったのですが、今回ホームページを立ち上げられ
他の先生の授業の手法を真似する時に気をつけておいたほうがいいこと
私も新人日本語教師時代は、先輩や同期の先生方からたくさんアイデアをもらったり、オブザーブさせてもらった先生の授業を真似するなどして、自分の授業に反映させていました。現在も日本語の先生でまだ経験が浅い人も、そういうことをやっているんじゃないかと推察します。
「ブログリーダー」を活用して、あっきーさんをフォローしませんか?