歯科の分野でも急速にデジタル化が進んでおります。最近まで、被せものを作る場合、粘土のようなもので型を取り、石膏を流し込んで固めて、技工所さんに取りに来ていただき、10日前後で納品していただくという工程を取っておりました。最近では口腔内をスキャナーで撮影し、WEBでデータを送信し技工所さんに届けることができます。導入を検討しておりましたが、今年発売になった最新機種がコードレスになり、小型化されたため時期は熟したと考えました。操作はなれが必要でしたが、上下の撮影、咬み合わせが5分程度で終了します。嘔吐反射のある方にも非常に不快感無く治療を進めることができます。お子さんも粘土のようなものを入れられないので泣かないで済みそうです。義歯の製作にはまだ対応できませんが、詰め物、かぶせものの製作には高精度で、操作性が良...口腔内スキャナーの導入