怖い夢

ご無沙汰しています。もうすっかり夏ですが、いかがお過ごしでしょうか？先日、とても嫌な夢をみました。なんども思い出す怖い夢です。夢の中で兄は私の家にいました。ベッドで休んでいました。夢の中の私は「あ～、助かってよかった」と言っていました。この夢の中では兄の

さくらさく

少しご無沙汰してしまいました。さて、今年も桜の季節がきましたね。去年の桜は兄を亡くして3ヶ月そこらの時期で記憶に何も残っていない。季節だけが自分を置いて過ぎていったのか、家から出ずに桜を見なかったのか…空白の年の桜。今年はちゃんと見ることができ

現実逃避

火葬の夜、眠れる気がしなくてパソコンの前にいた。現実逃避したくてお気に入りのオンラインゲームを起動した。広大な世界を舞台にしたMMORPGで暖かい絵柄のゲームだ。おとぎ話のような街並みの中を歩き回り、高台まであがって海が見える場所にいった。そこに座って

葬儀場から火葬場まで

葬儀場は祖母、祖父を見送った同じ場所だった。八十歳を越え世間では大往生と言われる年齢で逝った祖父たちの時は、悲しいけれど故人を悼みながらも誇らしげな空気で「いい人生だった」と口々に見送った。 生ききったその旅立ちは晴れやかでもある。隣には兄もいて、近くの喫

検死解剖～葬儀場

2013年12月25日、クリスマスの朝、私たち家族は大学病院にいた。ここで行われている兄の検死解剖が終わるのを待っていたのだ。 この病院には色々な思い入れがあった。15年前、大阪で脳出血を起こし倒れた兄は赤十字病院で緊急手術を受け、2度目の手術をこの大学病院で受けた

忘れられないクリスマスイブ2

兄の死の知らせを受け、その場所に向かった。現場となったマンションに到着したとき「近くの喫茶店にいる」と知らせが入った。警察が来て今は捜索中なので中に入れないとのこと。まーくんも母も青白い顔をして座っていた。 二人とも泣いているわけでもなく茫然としているよ

忘れられないクリスマスイブ

私は2013年のクリスマスイブに兄の死の知らせを受けた。12月17日に電話で話したのを最後に連絡が取れなくなり、母やまーさんと「またいつもの事だろう。そのうちかかってくるよ」 心のすみで心配しつつも、そう言い聞かせクリスマスムードに浮かれていた。18日、19日、20日

あたたかい

今日は兄の死から約1年が絶つとのことでいとこが訪ねてきてくれた。場所はまーくんの家。 また詳しく書こうと思うけれどまーくんは亡き兄の部屋を引き継いで住んでいるため自然とこの部屋に集まる流れになるのです。一年前この場所で変わり果て逝った兄。ここで新しいスター

兄と私、家族のこと

私には二人の兄がいました。3人兄妹の末っ子として生まれて母は幼い頃に離婚。母、兄二人、大好きな祖父祖母と共に幸せな子供時代をすごしました。人生の黄金期だったと思います。以下、簡単に家族をご紹介します。私 HNあめだま 32歳 娘二人と夫の四人暮らし兄

はじめました。

はじめまして、あめだまと申します。2013年12月最愛の兄を自死で亡くし、先日一周忌を迎えました。あの日からすべてが変わってしまった。でも私は毎日をいきてくことに決めました。天国の兄の分まで、いつか会えるその時まで。このブログは普段なかなか吐き出