やって来ました、河川清掃!朝5時半起きも辛いけど、鬱蒼と生い茂った熊笹をぶっ倒す苦労を思うと、萎える。足踏ん張って、腰を支点に草刈り機を振り続ける。笹だけならいい、葛の蔓や野茨が絡まる。隠れていた灌木に当たって跳ね返される。おっと、危ねえ、よろめく足元!所々、クルミや柳の木が生い茂り、もはやジャングルと化した護岸、ここは避けて通るしかないな。重機で切り倒してもらうしかないぜ。年寄りになんちゅう重労働させんなや、なんて、弱音を吐くようになっちまったぜ。余分に働いて、へん、若けぇんだぜ、俺!って粋がってたのに、このざまはどうだい?もっと楽な箇所担当すりゃよかった、なんて、おっと、人には言えんけど。硬い笹を刈り進むんで、エンジンは全開、40分で油が切れた。対岸から、Mさんの呼びかけ。いつもの刈り分終わったから、...田舎、息絶え絶え!