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文月&卯月
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2014/12/15

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  • このサイトについて

    Information 当ブログは、文月と卯月が運営するオリジナル小説ブログです。 恋愛小説を中心に、ゆったり、まったり、気紛れに更新しています。アダルト表現が含まれる内容もありますので、ご注意ください。 当ブログの作品の著作権は、文月と卯月にあります。無断転載はお断りします。 Profile * 文月(ふみづき) 創作初挑戦の♂ * 卯月(うづき) 妄想大好きな♀ Table of contents 『MAGIC』作:文月 第1章 第2章 第3章

  • MAGIC(作:文月) 第3章 稲本玲

    今日は朝から雨が降ってる。 電車を待ってるわずかな時間とはいえ、梅雨が近付いてきたこの季節はジメジメしたイヤな気分になる。 電車に乗るとそんな気分を消してくれる人がいた。 増田公平君と松葉敏久君。 電車に乗ってきた私を笑顔で迎えてくれて私も自然と笑顔になる。 二人は大学に入ってすぐ風邪ひいて休んでいたから馴染めなかった私に初めて声をかけてくれた人。 高校までは男の子と全然話したことなかったのに二人とは初対面の時から自然と会話ができた。 ◆ ◇ ◆ 「玲ちゃんって高校で何か部活やってたの?」 雨で人が少ないのかいつもより比較的簡単に席を確保できた食堂で公平君が尋ねた。 以前、二人がバスケをやって…

  • MAGIC(作:文月) 第2章 正体

    第2章 正体 駅についてまず、ゆっくり深く息を吐き出してから電車を降りた。 胸の高鳴りが落ち着き、大学行きのバス停へと歩きながら公平に話しかけた。 「電車の中にいた子めちゃ可愛いかったな」 公平も彼女に気付いたようで 「本当に可愛いかったな。 あの子も一緒に降りたけど看護大の子かな?」と答えた。 俺逹の大学の隣に看護大があるため女の子が多かった。 大学に着いて教室に入ると教授がいて講義の準備をしていた。 教室の後ろのドアが開くと思わず反応し、振り返ると彼女だった 「さっきの電車の子だよな?」 公平が小声で呟く。 疚しいことはないのに不思議とこうゆうときは小声になる。 俺も「先週の講義はいなかっ…

  • MAGIC(作:文月)第1章 松葉敏久

    第1章 松葉敏久 「松葉先輩って今、彼女いますか? もしいなかったら私と付き合ってもらえませんか?」 年が明けて卒業まで3カ月を切ったとき告白された。 ◆ ◇ ◆ 「敏久~ お前、昨日2年の子に告られてフったんだって」 教室に入るなりクラスメイトの公平が話しかけてきた。 誰にも言ってないのにこいつの情報網はどうなってるんだ? 公平の発言にみんなが近寄ってくる。 「前も1組の子フってたよな」 「今回はどんな子なんだ」 野次馬がふえてくる。 「文化祭の実行委員会で知り合った子だよ」 何故か公平が答える。 小学校からの幼馴染みで公平には隠し事は一切ないとは言えここまで俺の事を詳しいのはどうなんだ? …

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