エスカレーターガール
昭和40年代後半、百貨店がイケイケどんどんという時代があった。岡山には高島屋、倉敷には三越、福山には伊勢丹、広島にはそごうの進出が決まった。百貨店は元気がいい(経営に余裕)のでエスカレーターの昇降口に女性を配置した。それがエスカレーターガールで、役目はエレベーターガールと、ほぼ同じ。「何階でございます。何々売り場がございます」という案内ガール。この時代の小売業は百貨店vsスーパー(ダイエーや西友)の対決だったが、スーパーにエスカレーターガールはいなかった。エレベーターガールもいなかった。時代はその後、最初からエレベーターガールもスカレーターガールも置かなかったスーパーが、百貨店よりも先に市場から去った。大型店スーパーはほぼ壊滅、百貨店はお金持ち階級や企業相手に現状死守の状態。今の時代となっては、エレベータ...エスカレーターガール
2023/09/30 13:46