6月29日・岡山空襲
岡山空襲は死者1.700人、空襲警報が無かったことで、被災者が多かった、といわれている。しかし、それを言えば空襲警報が発令されていたなら、果たして被災者が減っていたか?それは違うと思う。すでに当時の日本は、警報が出ても慢性化してして、「鳴っとるのう」の状況であった。より大きな問題は、市街地から避難するよう命令せず、(指導するどころか禁止した)空襲が激化していても市民の避難を許さなかった。その典型が軍都中の軍都・広島であるが、岡山も広島も、そのことはまったく触れない。被災者と空襲時の悲惨な状況のみを報道する。悲惨な状況をつくりだたのは、(米軍だけでなく)”神州不滅””最後は神風が吹く”と最後まで国民をあおり、指導・報道した国家である、と自分は思っている。・・・(大戦末期の父・茂平の自宅にて)・・・父は三度目...6月29日・岡山空襲
2023/06/29 06:23