映画館の看板屋さん
映画館の看板屋さん高校の時、通学路に映画の看板屋があった。毎朝その看板屋の前を通っていた。その当時、笠岡に映画館は(島を除き)、大和座・笠岡セントラル劇場・笠岡中央劇場・金星劇場の4館があった。上映中の映画は、町の何か所にポスターを設置し、毎週ポスターを貼り変えていた。当時は上映は一週間と決まっていた。看板屋さんが作るのはポスターを見て主人公などを描いて、それを映画館の入場券売り場の上・映画館の出入り口の上に掲げるものだった。以上は、笠岡だけでなくほぼ全国共通。映画の衰退で映画館は休館で、看板屋さんは廃業したと思う。なにしろ、全国の映画館が休館の頃は、日本経済が全盛期を迎える時と重なるので、仕事に不自由はなかった。一度、笠岡の看板屋さんの話を聞いてみたいと思っていたが、叶わないので本から転記させてもらう。・・・...映画館の看板屋さん
2019/12/30 20:31