マラソンの魅力は、走りきったときの達成感にあると言われるが、結果が努力した量に比例し、嘘がないことも魅力的だ。人それぞれに、いろいろな楽しみ方が出来るのも魅力の一つだが、私たち夫婦の場合、旅行とセットで、大会の開催地を選んでいる。今では、タイムや着順に無頓着になり、自分の足で大地を踏みしめること自体が最大の魅力になっている。今後、距離がさらに短くなり、いずれ、走ることすら出来なくなる時期が訪れる。5月の奥びわ湖マラソンは、新型コロナ対策として、制限時間も緩和され、順位表彰や記録証もなく、ランニングを楽しむ大会なので、今の私にぴったりだと喜んでいる。次回更新は、2月1日の予定。★マラソンの魅力
新型コロナウィルスの影響で、延期になっていた「第40回奥びわ湖健康マラソン」が、5月16日に開催されることが決定した。バーチャル大会ではなく、待望の本物の大会なので、我が家の憂鬱な空気が一変した。このまま、二度とレースに出る機会が無くなると、半ば、諦めていた時期だったので、喜びも倍加する。どんな些細な目標であっても、それがないと、気力を消失してしまうもので、丸1年間、トレーニングをさぼり、体力の減退は目を覆うほど著しい。15㎞、5㎞、1.5㎞の3種目なので、5㎞の部にエントリーし、何とか完走したい。コロナ感染症対策としての制約が多くても、大勢のランナーと一緒に走る喜びをかみしめて、良い汗をかきたいと思っている。(^^♪★第40回奥びわ湖健康マラソンに向けて
昨年の年初、自動車の運転免許証の自主返納時期を思案したが、迷ったままで、すっかり忘れていた。しかし、新型コロナが流行し、バスなどの交通機関を利用するのが不安で、返納を見送る踏ん切りがついたから、妙なものだ。また、今冬は大雪で、車が無いと買い物などの日常生活に多大な支障が出ると痛感させられた。元気な時は、自転車や歩き回っても苦にならないが、健康状態に不安を生じると、全く違った観点から車の必要性を感じている。今年は、免許証の更新と車検が同じ時期なので、運転は、妻に任せる方策もあるが、自由度の面と妙なプライドが許さず、二つとも継続することにした。★高齢ドライバーの言い訳
腎臓のCTスキャンの結果、ポリープが見つかったが、担当医は、1㎝程の小さなものなので、良性か悪性かの見分けがつかないと言った。5月下旬に、もう一度、CTスキャンを撮り、状態の変化で判断が下されるが、経過観察と言うのは、あまり気持ちが良いものではない。担当医は、「この程度の大きさなら、放っておいても大事に至らない」と、事も無げにに言ったが、私にとっては、かなり大ごとになる。病院からの帰路、足元がふらつき、わずかに蛇行するので、CTスキャンで投与された造影剤の副作用と思われ、不安だった。帰宅するなり、布団を敷いて2時間近く眠ったら、元気を回復したが、コロナワクチンの接種を辞退したい気持ちが強くなってきた。★不安の連鎖
今日、腎臓のCTスキャンの結果で、私の治療方針が決まるので、朝から何となく落ち着かない。手術にせよ、投薬にせよ、医師の判断に従うつもりだが、新型コロナに感染したら、高度治療を若者に譲る「意思カード」は、医療資源が逼迫している医療現場の悲哀を物語り、気持ちを重くする。美談にも思えるし、心理的圧力になるとの見方もある。本人の意思表示があれば、命の選択が出来るというのも、軽々に賛成できない。一方で、自宅療養中に容態が急変し、病院へ搬送したが間に合わなかったケースや、ストレスをため込み、自ら命を絶った事例も出ている。これらの悲劇を回避する対策は、必要十分な治療を受けられる医療環境を整え、ワクチン接種を急ぐ以外になく、政府の喫緊の課題でもある。そして、若者には、社会の構成員としての責任を、今一度、問い直して貰いたい。★人命の軽重
HPで海外旅行記を書いていた頃、アルベロベッロのトゥルッリに関する記事で、苦い経験をした。内容は、解体し易いような住居構造になっているトゥルッリが、京都の町屋と同様、課税対策としての知恵でもあるとの記述に対して、京都大学の助教授から、記事の根拠や資料を示すよう求められた。私は、現地ガイドの説明を聞いて、京都町屋のウナギの寝床が課税対策と共通する印象を綴ったもので、研究テーマの存在さえ知らなかったが、経緯を説明し、謝罪した。それ以降、ドメイン名を変更し、政治ネタ中心に傾倒して行った。facebookやツイッター、LINE等が誕生する前のことだが、今では誰でも簡単に意見を発信できるので、悪い方へ拡散すると、悲劇を呼ぶ。今後、ますます情報リテラシーを正しく理解する教育が、より重要性を増すと思う。★誹謗・中傷の罪(後編)
誹謗・中傷のたぐいは、昔からあったが、SNS全盛の現代社会では、度を越した陰湿なものが目立ち、暗澹たる思いをする。背景は、インターネットの匿名特性で、誰でも容易に自分の思うことを発信できる時代になった。だからこそ、安易に人を貶める行為を厳に慎むべきだ。私自身、2005年に起きた耐震強度偽装事件についての批判ブログを書いた時、東京の某設計事務所の社長から抗議のメールを受け、何度かやり取りするうちに、誤解がとけ親しくなった経験がある。さて、先日、新型コロナに関連して、TVに出演した医師宅にカッター刃を送り付けたり、駐車場に張り紙をした嫌がらせが発生した。正確には、刑事事件だ。自粛警察、帰省自粛警察、マスク警察等が次々に誕生したが、行き過ぎると人権を傷つける。「新型コロナのゼロ化」に関連する活動が、全て正義ではない。★誹謗・中傷の罪(前編)
政府は、新型コロナウイルス対策として約6,000万人分のワクチンを確保したのは良かったが、投与の準備作業が複雑、かつ、膨大で、頭を悩ましている。そこで、菅総理大臣は、河野太郎大臣をワクチン担当大臣に任命した。就任早々、「ハンコ不要論」をぶち上げ、剛腕振りを発揮した実績を評価したものだ。仕事量で河野大臣より少ない小泉環境大臣は、子育てに忙しいのか、起用されなかった。さて、河野大臣は、ワクチンの接種順位を見直す考えのようで、第1順位医療従事者の次は、20代以上とし、高齢者を最後に回すらしい。その背景には、若年層の感染者数が多いほか、活動範囲が広範で、市中感染拡大の要因となっていることが挙げられる。また、高齢者は、一緒に暮らす子供や孫から感染する実態もある。虚構新聞流で書いてみたが、皮肉っぽくなり、真似できないが、本...★えせ「虚構新聞」(後編)
先日、NHKのテレビ番組で、「虚構新聞」の存在を知った。「実際にありそうで、ない」ネタを掲載しているので、評価は賛否分かれるが、よく読めば「嘘」と分かるので、ユニークで面白い。「虚構新聞」の発行は、個人サイトにエイプリルフール記事を掲載したことから始まったそうだが、2008年からは、正式ドメイン名として運営している。昨年秋、東京の小学校で、長さ2メートルのバトンを使用した運動会が開かれたニュースに呆気にとられたが、それが虚構新聞のアイディアだと知らず、知恵があるなぁ!と、笑って見ていた。ご本人は、「笑ってもらう思いで、ウソの記事を作成」しているとコメントしているが、SNSが独り歩きするご時世なので、フェイク・ニュースと混同される危険性も否定できず、慎重さが求められる。★えせ「虚構新聞」(前編)
「befast」は、脳梗塞の予兆診断だけでなく、常日頃からの健康チェックとして心がけたい。「B」:balanceが崩れ、ふらつきや斜行する。「E」:eyeがかすんだり、複視や片方が見え難い。「F」:faceがゆがんだり、ひきつる。「A」:armに力が入らず、両腕を前にあげると片方だけ下がる。「S」:speechがし辛く、ろれつが回らない。「T」:timeとの勝負で、躊躇せずに救急車を呼ぶ。「befast」のどれか一つでも、該当すれば、体に異変を生じたシグナルと考えて、専門医を訪ねたい。たとえ、新型コロナが沈静化しても、脳梗塞が無くなることはないので、「善は急げ」(befast)を忘れないでおきたい。★トリアージ防衛(後編)
通常の医療行為において、患者を選別すること(トリアージ)は、決して好ましくない。しかし、新型コロナ感染者を優先すれば、一般患者の診療機会が奪われていく現実に、目をそむけるわけにもいかない。トリアージされないためには、病気に罹らないことだが、とくに高齢者は、寒い時期に起きやすい「脳梗塞」の自己防衛を心がけたい。「脳梗塞は時間との闘い」と言われるので、「予兆を見逃さない」ことで、「befast」と覚えておくと、そのツボを理解しやすい。「B」はbalance、「E」はeye、「F」はface、「A」はarm、「S」はspeech、「T」はtimeの頭文字で「befast」となる。★トリアージ防衛(前編)
昼下がりの渋谷の路上で、数人の若者が、つまみ片手に缶ビールを飲む映像を見た時、「昼飲み族」がはびこり出したと眉をしかめた。政府の緊急事態宣言の文言中、「午後8時以降の不要不急の外出自粛」とあるのを「昼間なら不要不急の外出も自由」と逆手にとった形だ。記者にマイクを向けられて、「去年は、不要不急の外出だったが、今回は、午後8時以降と時間を指定している」と、開き直る態度に怒りを覚えた。メッセージの文脈で分かる筈で、詭弁だと教えたい。知っているなら、ご都合主義と言い換えよう。日本語の曖昧表現は、批判的にみられがちだが、正しい使い方をしていないからで、外国人が感じる曖昧さと違って、日本固有の文化として大切にすべきだ。★「昼飲み族」の愚行
外出自粛を徹底するためには、外出の動機づけになる魅力的な要素を取り除くのが、一番有効だ。出先で用事を足したついでに、飲食店に立ち寄る人の数は、飲むだけの目的で外出する人よりも多い。その点で、東京の新宿と銀座、秋葉原で週末などに行われていた歩行者天国がようやく中止になったが、遅きに失する。都庁舎やレインボーブリッジ、東京ゲートブリッジのライトアップの消灯は、昨年11月末から22時になったが、緊急事態宣言と同じ20時にすべきだ。東京都知事は、会見のたびに「国が政府が、、」と責任転嫁する発言が多いが、ある意味において、総理大臣以上の権力を持つ。1400万人のトップとして、出来ることがまだまだ多い。菅総理が、官房長官時代に発した「ひとえに東京問題」発言は、物議をかもしたが、私は同感だ。★都知事の怠慢
厚労省データによると、死因別・死者数の順位は、1位悪性新生物(癌)約34万人、2位心疾患約18万人、3位脳疾患約12万人で合計64万人以上にのぼる全世代共通の国民病だ。医療壊滅は、治療方法が確立されたこれらの疾病の治療を受けられなくなることを意味する。新型コロナの場合、見えざる敵なので、私は、感染すれば助からないと覚悟を決めたが、医療壊滅は最悪の事態で、何としてでも食い止めて欲しい。そうしないと、コロナよりもはるかに多い患者が、治療を受けられずに、助かる命を失うことになる。この点については、コロナに無頓着な若者を含めて、危機感を共有できると思うので、軽挙妄動を慎んでほしいと願っている。★医療壊滅はコロナより怖い
私には、新型コロナよりも怖いものがある。それは、13日に中川日本医師会会長が言及した「医療壊滅」の4文字が頭から離れないからだ。中川会長は、政府の新型コロナ対策が後手にならないように「全国的な緊急事態宣言も選択肢の一つだ」と述べ、「さらに感染者数の増加が続くと、医療崩壊から医療壊滅につながる恐れがある」と悲壮感をにじませた。一部の地方都市では、すでに医療崩壊が進んでいるし、医療施設の充実度で見れば、大都市よりも地方都市の方が劣るので、医療壊滅を招く危険性が高い。私は、昨年10月に肝臓のMRI画像で、腎臓にポリープが見つかり、1月25日にCTスキャンを受け、今後の治療方針が決められる予定になっている。「医療壊滅」が杞憂であることを願いつつ、毎日、新型コロナのニュースを見ている。★医療崩壊⇒医療壊滅
「緊急事態宣言」は、11都府県になった。政府の思惑とズレが生じた自治体もあるが、一応、血止め策が整ったので、あとは目標達成に向けて、心を一つにするべきフェイズに突入した。後手に回った対策や不備を指摘すればキリがなく、野党も反対のための反対を止め、コロナ終息に向けて、建設的な姿勢を見せて欲しい。ついては、菅総理には、各界から1回目の緊急事態宣言時よりも、強いメッセージを望む声が多いことから、結果責任を明確に発信して貰いたい。過去の政策の不首尾を陳謝し、今回の対策が不首尾に終われば、内閣総辞職なり、議員報酬の全額返上といった具体的な覚悟のほどを示せば、国民も納得して、協力するというものだ。従前の方針に固執すると、70~80%を占める「五輪中止or再延期」の声がもっと増大する危険性が膨らんでくる。★総理!不退転の決意を
最大積雪量65㎝を記録した金沢では、連日、除雪車がフル稼働の状態だが、当町内では、民間の除雪業者に依頼して、9日から3日間で、車一台が道路を通れる幅員を確保できた。12年前、町内会の会計を担当した際、毎年、翌年度への繰越金が100万円以上あり、予備費も手つかずだったので、町会費の値下げを具申したが、ほかの役員の賛同を得られず、却下された。代案として、「災害対策基金」の創設を提案し、予備費の50%を基金に組み入れることで、役員会・町会総会で承認された。法律の専門家だった役員の助言を得ながら、1年間かけて、関連する町内会の会則の改正や災害対策実施要領、同細則等を作成した。その後、2年間、定着するまでの約束で監査役を務めたが、社会生活における「自助・公助・共助」の大切さを、感慨深く、かみしめている。★自助・公助・共助
問題を解決することが出来れば楽しいと思える心境に近づいたが、自力で処理できない問題の方が多い。一昨日の夜、BS放送が受信不能だったので、アンテナレベルを確認した後、二階ベランダの衛星放送用アンテナを見たが、異常が見当たらなかった。しばらく、ぼんやり思案していたら、3年前、隣家に家が建った際、軒先を接する近さで、電波障害が発生したことを思い出した。アンテナの向きの先に、お隣りの大屋根の雪の壁が目に入った。雪が1m以上積もっていて、電波障害を起こしているのだと考え、時間を置いて、映らなければアンテナの方向を変えることにした。さいわい、降雪が無く、昼過ぎ、TVのスイッチを入れたら、正常に戻っていた。原因は不明だが、天気のいたずらにしておこう。★天災と人災(後編)
昨夜、TVの地上波が大丈夫だったが、BS放送が映らなくなった。BSアンテナが雪をかぶり、受信不能になったのだろうと思い、翌朝、点検することにした。しかし、金沢市内の一部地域で停電が発生しており、エアコンやファンヒーター、コタツ等の暖房器具が使えないと、生命にかかわる重大事だ。我が家には、補助暖房用の灯油ストーブがあり、給湯器は都市ガスを使うので、支障ないが、オール電化の家も多く、電力への依存度が高い。一方、TVニュースで、緊急事態宣言下の渋谷で、夜8時以降に道路で立ち飲む若者像を見ていたら、怒りを通り越して、虚しくなった。新型コロナ対策の「3M」回避や夜間8時以降の外出禁止などは、心がけ次第でどうにでもなる些細な問題に過ぎない。★天災と人災(前編)
雪の降り方で、景色が違うように、思考回路も天気と同期をとっているようで、感じ方が違う。それも、時間帯によって違いから面白い。今朝、薄日がさしていたら、アップテンポな「スキーの歌」で、雪かきがはかどった。昨日の午後、ふぶいていた時は、「風雪流れ旅」の一節が思い出され、スコップを持つ手が重かった。おととい、夕方から夜のとばりが下りる頃、高英雄の「雪の降る街を」を思い出したが、ぴったりの抒情詩だと感じた。雪が降り始めると、家に引っ込み、やむと外へ出る単調な生活でも、考え方次第でどうにでもなる。宮田輝アナの名調子が懐かしい。「三つの歌です君も僕もあなたもわたしもほがらかに忘れた歌なら思い出しましょみんなみごとに歌いましょう」。★歌のこころ
1月8日、一都三県に緊急事態宣言が発出され、「不要不急の外出自粛」を求めているが、金沢では、街宣車が、落雪対策の外出自粛を呼びかけており、同じ外出自粛でも、意味するところは全く異なる。加齢とともに、若い人のように、大量の雪を運ぶことが出来ないので、除雪作業は、晴れ間を縫って、こまめにするしかない。8日は、午前5時過ぎから1回目の雪かきをし、朝食後、空模様を気にしながら、除雪作業に戻った。午後も一服しながら、雪がやむと雪かきを繰り返した。3年前に、隣りの畑と裏の駐車場が宅地に転用されて、雪捨て場が無くなり、自宅前が雪の山になったが、9&10日と続く降雪量が気がかりだ。首都圏では、天気が良ければ外出するが、雪国では天気が良いと雪かきに明け暮れる。コロナのことを忘れる束の間の安息でもある。★自粛の違い:コロナvs雪
2回目の緊急事態宣言は、今日から2月7日まで、「局所的・集中的・限定的」に強力に実施するとのことだが、補償対象事業が不公平なので、実効性に疑問を感じている。今まで、「勝負の3週間」、「真剣勝負の3週間」と言い続け、協力要請した結果がどうなったか。私は、医学の素人なので、「飲食店の時間短縮と感染予防」の因果関係は分からない。しかし、少人数の会合であっても、飲食時間を制限されると、会話の合間に、食べ物を掻き込み、お酒を流し込む心理はわかる。すると、飛沫の飛散量や勢いが増すので、感染リスクが高まる。「忙しい」と言う字は、「心が亡ぶ」と書くように、楽しい会合が台無しになる。ならば、飲み会を止めようとなれば、政府の思惑通りなんですねかねぇ!ナルホド(^_-)-☆★2回目の緊急事態宣言(番外編):奸計
緊急事態特措法の見直しでは、飲食店の営業時間短縮について、「補償と罰則をセット」とする内容をメインとするとの報道に失望した。私は、諸外国のように、ロックダウンや政府の指示事項に違反したならば罰金を科す、俗にいう「私権の制限」に踏み込むものと期待していた。さて、今までの日本社会は、「多様性と統制」のバランス調整で、居心地の良い生活を送ってきた。ともすると、個人の権利主張が強すぎる傾向だったが、それでも良識ある国民が多く、秩序を保持できた。しかし、コロナのような非常事態では、多様性を制御しない限り、公の秩序が乱れるのは明白だ。この議論を避けている限り、「差別や偏見」の病巣を除去できないと確信している。★2回目の緊急事態宣言(後編)
菅総理は、1都3県を対象に「緊急事態宣言」を出す方向で検討中だが、どこかしっくりしない。特措法の見直しに言及しても、18日から始まる通常国会で議論する予定となると、成立・実施の時期は、まだ先のこと。ましてや、私権の制限に慎重な議員が、多いので、大きな期待は禁物だ。2回目の緊急事態宣言が発出されても、「1回目ほど実効性が無い」と、悲観的な声が出る原因を政府は、見極めるべきだ。答えは簡単で、政府が、「国民は、何をしてよいか分からずに、困っている」ことに気付いていない点にある。もし、気付いているのだとしたら、それを解決しない政府は無責任だ。協力要請やお願いは、国民に責任転嫁するロジックで、強いリーダーがやるべきことではない。★2回目の緊急事態宣言(前編)
西川&安川元農水大臣の贈収賄事件は、コロナ報道に隠れて目立たないが、看過できない大問題だ。二人とも、どさくさに紛れて、辞任したが、農水大臣の前後任にあたるので、農水業界との癒着構造は、根が深い。西川は、2014年、安倍内閣で農水大臣に就任したが、政治献金問題が発覚し2015年に辞任した。ところが、2017年、安倍前総理は、内閣官房参与に任命し、長期にわたり、農水政策に携わってきた「農水族」議員のドン的存在だった。さて、日本の食料自給率は、カロリーベースで、40%に満たず、先進国の中で断トツの最下位にある。不祥事を起こしながらも、安倍・菅両総理が西川を起用し続けた現実は、その間の農水政策が、業界との癒着や利益誘導で歪められていたことを物語っている気がしてならない。★不祥事続き(後編):2021年は贈収賄
2020年1月3日の小ブログ記事には、「寝耳に水」と題して、「IRが大阪に内定」と書いていた。IRって、何だった?と訝る人がいても不思議ではないほど、脳がコロナに蝕まれた1年だった。2021年は、オリンピック・イア。明るい話題でスタートしたいのだが、東京都の感染状況を見る限り、悲観的になる。今までは、日本国内で終息しても、外国の選手団受け入れの不安が大きかったが、東京都の対策を見る限り、開催中止が賢明と思うようになってきた。仮に、開催中止と言えば、それこそ「寝耳に水」だと、罵声を浴びそう。"(-""-)"★寝耳に水!今朝、「IRの大阪内定」のニュースを聴き、秋元議員の逮捕で、安倍総理の任命責任を問う声も上がる中だけに、嘘だろうと怒りに震えた。報道によれば、昨夜、都内の某ホテルで安倍総理......>続きを読む★不祥事続き(前編):2020年はIR
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