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  • ★趣味は異なもの味なもの?

    第7回足羽川マラソンが開催された3月24日。10㎞の列に並んでいたら、5㎞の部のゼッケンをつけ、サングラスをかけたランナーが「おーい!」と手を振った。かつて、東京の単身赴任者寮で顔を合わせるうちに、同郷と分かり、時々、一緒に飲んだ友人だった。ある日、「運動不足を解消しよう!」と誘われて、寮の近くの駒沢オリンピック記念公園で、一緒に走り始めたが、私は長続きせず、数回で止めてしまった。当時、私は44歳。10年後に本格的に走り始めたので、悔いを残した。一方、彼は、その後も走っていたが、マラソン大会で会ったのは初めてだった。ゆっくり話を聞きたかったが、スタートの号砲が鳴ったので、「来年、また!」と言って別れた。福井は、彼の地元なので、元気でいれば、また会える。縁は異なもの・趣味は味なものだ。★趣味は異なもの味なもの?

  • ★白鵬の禁じ手

    横綱白鵬が春場所千秋楽の優勝インタビュー後に、三本締を行ったことを相撲協会が咎めて、コンプライアンス委員会に調査を委嘱したニュースに改めて、「大相撲と神事」の関係の難しさを感じる。白鵬は、土俵の盛り上げに一役買ったつもりだろうが、手締めは、少しニュアンスが違う気がする。ついては、本場所は、千秋楽の表彰式後に行う「神送りの儀」で終わる。この神送りの儀は、新弟子たちが行事を胴上げし、御幣を天の神に返す神事で、そのあと、手締めを行う手順になっている。その神事の前に、力士が手締めを行うことは、神を冒涜しかねない行為であり、たとえ、善意だったとしても、横綱の品格にも差し障る。ただ、20数歳で横綱になった途端、古い伝統やしきたりを全て熟知出来るはずもなく、相撲協会が責任をもって、「横綱の品格」を指導すべきだとも思う。★白鵬の禁じ手

  • ★安倍外交の脆さ

    1年前、北朝鮮問題で米韓の蚊帳の外に置かれることを懸念していたら、今や、韓国から無視され、言われ放題にまで、貶められている日本。私は、以前から、安倍総理の外柔内剛の包囲網外交を批判してきたが、政権を支える自民党内からでさえ、「韓国駐在大使の帰国」や「国交断絶」との声が上がり始めた。言うまでもなく、軟弱外交に対する不満が身内から上がったことは、トランプ頼みの政権基盤が揺るぎ始めたことを意味している。長期政権が辿り着く先は、アメリカの特別自治領しか選択肢が無くなるのではないかと、思い始めた。★孤立無援森友が終われば、次は加計だと騒いでいる間に、日本が国際社会から疎んじられないかと不安になる。北朝鮮をめぐる国際情勢は、韓国大統領が打った大博打が功を奏したのかどうか分からな......>続きを読む★安倍外交の脆さ

  • ★総理の通信簿(後編):国民の幸福度

    国連が、世界の「幸福度ランキング」をまとめた報告書を発表したが、日本は、2018年より順位を4位下げ、58位だった。アベノミクスで国民の幸福をもたらすと強調したにもかかわらず、2015年の46位から順位が下がる一方で、先進国の中で最下位。アベノミクスが、格差を生み、不幸度を助長しているとしか思えない。調査対象156カ国の中で、最も幸せな国はフィンランドで、2位デンマーク、3位ノルウェーと、上位を北欧諸国が占め、GDPではオランダの18位が最高で、フィンランドは44位、ノルウェーは29位に過ぎない。これは、GDP等の経済指標と幸福度がリンクしない証左で、日本人の「人生の選択の自由度」が64位となっていることを為政者は真剣に受け止めるべきだ。と同時に、有権者は、経済成長や景気対策よりも、大切なものを自覚すべきだと思...★総理の通信簿(後編):国民の幸福度

  • ★総理の通信簿(前編):ビジョン

    統一地方選挙は、今一つ盛り上がらないが、国選の前哨戦でもあり、安倍政権の成績評価をしてみたい。2015年に「新3本の矢」で示された「GDP600兆円、出生率1.8%、介護離職ゼロ」が、現在、どんな状況にあるかを拾ってみた。実質GDPは、2015年518兆円→2018年538兆円で「+20兆円」、出生率は、ここ数年1.43~1.44%で横ばい、介護離職は、2012年10.1万人→2017年9.9万人(▲0.2万人)となっている。一方、国の借金は、2015年1,230兆円→1,327兆円となり、GDPの伸びの4倍以上借金が増え、対GDP比率は、231%→238%と世界ワースト・ワンになった。学生は、成績が悪ければ卒業できないが、卒業したくないために、何もしないのも困りもの。「正真正銘4期目は無い」と公言した総理だが...★総理の通信簿(前編):ビジョン

  • ★第7回足羽川ふれあいマラソン(後編):グルメ

    福井名物の代表格は、越前そばにボルガライスとソースかつ丼だが、今回、新名物を発見した。マラソン会場へ向かう前、時間つぶしを兼ねて駅中の味食街をブラついていたら、「福井の新名物”醤油かつ丼”」の貼り紙を見つけた。レース後、急いで駆けつけたら、日曜日のお昼時だったので、待ち行列が出来ていたが、この機を逃したくなく、しばらく待って席に着いた。薄切りのとんかつとキャベツの千切りをご飯に盛り付けるところは、ソースかつ丼と同じだが、しょうゆをかけた大根おろしをたっぷり乗せ、好みで使えるように「注ぎ醤油とわさび」を添えてあった。大野市名物だが、福井駅中で食べることができ、ソースかつ丼よりもしつこくなく、美味しかった。メニューには、ソースかつ丼や越前そばもあるので、好みに合わせてチョイスできる。残念ながら、店の名前を忘れたが、...★第7回足羽川ふれあいマラソン(後編):グルメ

  • ★第7回足羽川ふれあいマラソン(前編):レース

    大会当日の3月24日午前9時前、JR福井駅前の歩道には雪が積もり、気温4℃と冷え込んでおり、一瞬、「棄権」の二文字が頭をよぎった。しかし、スタート時間まで2時間2ちかくあるので、会場まで行って判断することにして、駅の構内でレース着に着替え、上から防寒具を羽織った。道路脇の雪を避けながら、30分ほどの道のりをジョグ&ウォークで会場へ向かった。グランドは、雪がとけてぬかるみになっていたが、10㎞の部がスタートした10時15分頃には、雲間から陽がさし始め気温も8℃まで上がり、曇りの好条件になった。桜の名所足羽川の開花は、まだ先だが、忍び寄る春の気配を感じながら、予想以上の好タイム(1時間14分31秒)でゴールできた。★第7回足羽川ふれあいマラソン(前編):レース

  • ★あすわOK!足羽川

    明日は、第7回足羽川ふれあいマラソン(10㎞)。春分の日を過ぎたのに、福井県の一部で、今夜、雪との予報に思わず、、、???。一週間前、タイヤ交換のために物置からノーマルタイヤを運び出した時、右ひじの筋をひねり、腕を曲げると痛むが、かえって力まないので、それほど支障が無いと楽観している。たかだか、タイヤを持ち上げた程度で、筋肉を痛めるとはと自嘲気味だが、来年以降、ガソリンスタンドでタイヤを保管して貰おうかと思っている。しばらく長い距離を走っていないので、スタミナに不安を感じるが、昨年、棄権したことを思えば、走ることが出来る喜びの方が優る。目標を1時間18分前後において、完走を心掛けたい。次回更新は、25日の予定。★足羽川マラソンを断念!昨日の午前中、18日のレースの準備を終えて、午後、半年に一度の精密検査を受診し...★あすわOK!足羽川

  • ★イチローの引退に思う

    今朝7時のNHKニュースは、「イチローが引退」から始まった。輝かしい成績に対する称賛と感謝・ねぎらいの言葉が並んだが、イチローには引退を発表すること自体が重かったに違いない。過去2度、発展途上を理由に「国民栄誉賞」を辞退した男には、「50歳まで現役」を断念することが無念だったろう。しかし、納得できる最大限の努力を傾けたのだから、寂しくても悔いは残るまい。私には、天賦の才を発揮したイチローと貴乃花の二人がだぶって見え、日本人が、目指すべき生き方を示唆している気がしてならない。今後、どんな道を目指すのかとの下世話な質問が飛んだが、気の早い話で、しばらく静観してあげたい。★イチローの引退に思う

  • ★春は門出

    昨日、散歩中に金沢工業大学の構内を抜けようとしたら、卒業式が終わった後で、あちこちで記念写真を撮っていた。新調したスーツにネクタイを着用した男子に混じり、着物姿の女子が、いろどりを添え、晴れ晴れとした表情でポーズをとる光景が眩しかった。新しい門出にふさしい好天で、成長した我が子を見る両親の顔もにこやかな笑顔に包まれていた。桜の開花は、来週以降だが、一足早く春の到来を感じさせる一コマに触発され、帰宅後、出番が少なかった除雪道具を物置にしまった。★春は門出

  • ★心の隙間

    昨日、電力会社のコールセンターから新料金制度に切り替わる案内の電話がかかった。「ご主人様ですか?」と問われ、「はい」と答えると、「家族全員が70歳未満のご家庭でしょうか?」と質問され、「いいえ」と答えると、「そうですか。失礼しました」と言って、電話が切れた。応対内容を聞いた妻に「全員、高齢者だと分かったじゃない!」となじられた。追っ払ったつもりでいたが、逆に、先方は家庭状況を知り得たことになる。「アポ電強盗」の前段の個人情報収集とは思えなかったが、電話の向こうの顔は分からない。怪しげな電話に応答する場合、細心の注意が必要だと改めて自戒している。★以心伝心長女が、10日に帰郷し、昨日、帰京した。娘は、「カニの季節が終わるので」と言ったが、今冬の大雪で、難儀した両親の健康を心配してのことと察しがついたので、いじらし...★心の隙間

  • ★無礼千万(後編):総裁4期目?

    自民党幹事長が、安倍総理の4期もあり得る旨の発言をしたのに対し、自民党内外に波紋が広がっている。発言の前提に「余人をもって代えがたい場合」といっても、無礼千万で議会軽視も甚だしい。むしろ、この国は「余人でないと変わらない」とさえ思う。「総理=与党の長」の構図は、議院内閣制の宿命だが、体たらくな野党を見ていると、直接選挙制や大統領制を検討すべきではないかとさえ思われる。参議院選挙後、永田城に秋風が吹く前に、私の頭の中は、白けた飽き風が吹き荒れている。★永田城に飽き風が吹く霞が関に守られた永田城は難攻不落だが、内部から謀反が起きた時には、もろさを露呈する。2014年、内閣府に人事局を設置したことで、官僚人事は、官邸主導になり、「安倍一強」体制......>続きを読む★無礼千万(後編):総裁4期目?

  • ★無礼千万(前編):イチローが引退?

    朝食を食べていたら、イチローが記者のインタビューを受けているニュースが映った。「引退の時期を判断する時期は、いつ頃になるんですか?」と訊かれ、イチローは、笑って「いつわかるんですかね?そんなこと、、」と応じたが、込められた思いを改めて読み解くまでもない。年齢と体力の衰えに加えて、成績不振で同じ質問を繰り返される本人の辛さは如何ばかりか?ましてや、これから日本で開幕戦を迎える時期に訊くことではあるまい。凡打で退いたイチローには、ブーイングのほうが心地よく響くだろう。如何なるアスリートでも引退の時期は到来するが、その時期は本人が判断するまで待つべきだ。総裁の任期を3から4に変更して総理の座を維持するのとは潔さの次元が異なるのだから。★無礼千万(前編):イチローが引退?

  • ★第7回足羽川マラソン迫る!

    3月24日に福井市で開催される「足羽川ふれあいマラソン」のゼッケン類が届き、今年初の10㎞ロードレースに向けて、意識の高揚を覚える。しかし、この時期の最大の敵が”花粉”。ジョギングは、マスクとメガネ着用で調整出来るが、本番では毎年、レース終了後、症状が悪化する。私の花粉症歴は、30年以上になるが、ここ数年、飲み薬と目薬にマスクと花粉よけ眼鏡のフル装備で何とか乗り切っている。桜が満開になる頃、症状が治まるので、個人の歳時記と思うことにしている。昨年は、大会目前に体調を崩し棄権したので、あと一週間、慎重に構えたい。春の到来を感じさせる足羽川沿いを走るので、大会当日、風が弱いことだけを願っている。★第6回足羽川ふれあいマラソンを前に3月18日に福井市で開催される「第6回足羽川ふれあいマラソン大会」が迫ってきた。金沢で...★第7回足羽川マラソン迫る!

  • ★NZLのテロ

    私が、一時期、移住を考えたことがある”ガーディシティ”クライストチャーチで、昨日、発生したテロ事件に大きなショックを受けている。ハグレー公園近くに住んでいた娘一家が、2010年にパースへ移住した翌年、クライストチャーチは地震に襲われ、市内中心部は、壊滅状態になり、今なお復興途上だった。しかも、テロが起きた場所の一つが、花や緑あふれる広大なハグレー公園の近くなので、エイボン川沿いをジョギングした楽しい思い出が砕け散った。ニュージーランドは、世界平和度指数では、アイスランドに次ぎ2位で、9位の日本よりも安全な国として知られている。犯行グループは、2年前から計画を練っていたというから、東京オリンピックまで500日を切った日本にとって、対岸の火事ではない。★NZLのテロ

  • ★開業5年目を迎えた北陸新幹線

    3月14日、北陸新幹線が開業してから5年目を迎えた。金沢は、開業前の予想をはるかに上回る好況に沸き、北陸経済全体が活気づいている。市内は、供給過多が不安視されるほどのホテル建設ラッシュで、今後、さらに大規模な開発が目白押しで、全国有効求人倍率ランキングでは、福井2位、石川6位、富山7位で労働力不足が深刻化している。駅前の旧都ホテル跡の再開発や駅西にアリーナ、野々市駅近くにZEEP建設のほか、片町きららと香林坊交差点の間で再開発計画等々、すべて新幹線が起爆剤になっている。個人的には、もうこれ以上の大都市化を望まないが、これが時代の潮流なら伝統・文化とうまく調和をとって、発展して欲しい。京都のように、外国人が押しかけ、日本人が旅行に行きたくない都市にならないことを祈っている。★北陸新幹線の効用開業4年目に入った北陸...★開業5年目を迎えた北陸新幹線

  • ★今ある限り、、

    下記の記事にある旧友は、その後、私より若くして逝った。そして、先週、またかつての同僚が逝った。私より一つ年下だった。一方、生きていれば無限の可能性を秘めた子供が、いじめを苦にして自殺する。痛みは、受けた者が感じるもの。ふと、何がいじめなのかを知らないで無意識のうちに、友達を傷つけていることが無いのだろうかと思ったりする。いじめがあったかどうかを調査しても所詮、事後処理でしかなく、尊い命は戻らない。いずれも人それぞれを取り巻く環境で現実と向き合うしかないと思うと実に虚しい。★老いと仲良く3月に入り、雪が残る遊歩道を避ければ、外でのランニングを楽しむことが出来るようになった。連日、雪かきに精を出したおかげで、運動不足にならなかったので、体調は悪くない。尤も、......>続きを読む★今ある限り、、

  • ★あれから1年、、、

    月日の経つのは一定だが、関心の尺度で感じ方に差が出るようだ。一年前の今頃は、こうだった。★場外バトル?今の日本で起きている事件の数々は、プロレスの場外バトルさながらで、うっかり気を取られると、肝心の急所を見過ごしてしまいそうだ。アマレスのパワハラ問題に続き、貴乃花親方が内閣......>続きを読むあれから1年。貴乃花親方が花田に戻り、稀勢の里が引退した。森友・加計事件では、籠池氏が被告人になり、加計学園は開校した。政界では、相次ぐ不祥事が前の事件を上塗りして、何事もなかったかのように長期政権が続いている。さて、東日本大震災から8年経ち、地域による復興の進み具合に差がつき始めた。他の被災地でも、同じ問題を抱えながら、不自由な生活を送っている。いずれも人間社会の不条理だが、それに関わる人それぞれに重い荷物を担いでい...★あれから1年、、、

  • ★三国めぐり:番外編

    三国は、越前ガニの水揚げがあまりにも有名だが、近くに雄島や東尋坊などの景勝地を抱え、小説や映画のロケ地にも登場する。高見順の生誕地で、三好達治が数年間、滞在したことは知っていたが、室生犀星が上京する少し前に過ごしたことを初めて知った。三国町には、ゆかりの文学者たちの碑が12基建っており、8基目として室生犀星の碑が建てられた。1909年、「みくに新聞」勤務時に詠んだ「芽がつっ立つナイフのような芽がたった一本すっきりと蒼空に立つ」の詩を添えてあり、新鮮な感動を受けた。自宅前に川柳の短冊を飾ったり、住民が集う町カフェに作品を並べるなど、文学の香りが残る湊町ならではの風情を感じつつ、再訪を誓った。★三国めぐり:番外編

  • ★三国めぐり(後編):三国レトロ

    三国町は、地図を片手に歩くのが似合う街だ。江戸時代の町家「旧岸名家」や大正の近代化遺産「旧森田銀行本店」等が建ち並ぶ「三国湊きたまえ通り」を歩くと、往時の繁栄ぶりが偲ばれる。「かぐら建て」と呼ばれる町家の建築様式は、三国固有のもので、ほかでは見られない。その民家の玄関や軒下に、川柳を書いた短冊を大きな竹ざるに入れて飾ってあったので、何篇かを書き写した。「財産は無いが良い友もっている」、「年金の続く限りの人生です」、「ウイルスはこわいパソコンまでおかす」、「友と会い弾む会話はいい薬」等々、いずれもその家の人の自作・自書なので、暮らし向きが窺えて心豊かな気分になる。軒先を覗き込む姿を怪しいと思ったのか、犬が大きな声で吠えた。怪しい者じゃないぞ!と言い訳しながら、「つながれし犬は幸せ不幸せ」とお相伴の一句。★三国めぐり(後編):三国レトロ

  • ★三国めぐり(前編):概観

    3月6日、JR芦原温泉駅からバスで30分ほどの松島水族館近くにある「休暇村越前三国」に宿をとり、三国湊に出かけた。何度も訪れながら、三国をゆっくり見物したことが無かった。三国町は、九頭竜川の河口に位置し、かつて北前船で栄えた港町。古くから九頭竜川や足羽川の水運を利用した物流の拠点で、江戸中期になり、北前船交易航路へと発展し、物流の一大集積地として栄えた。その繁栄は、明治の初期まで続いたが、鉄道が開通し、物流の中心が鉄道に移るとともに、衰退の道をたどった。しかし、北前船で栄えた歴史や文化の輝きは、豪商の町家や旧森田銀行などの歴史的建造物に、今もなおその情緒を留めている。町では、2016年春に、加工拠点としてミニ資料館「マチノクラ」をオープンし、街歩きを楽しむスタイルを作り上げ、新たな文化の息吹を感じさせる。★三国めぐり(前編):概観

  • ★10連休にみる政府の愚かさ

    新天皇の即位に伴う特連休における対策に追われる社会騒動を見ていると、政府が掲げた「働き方改革」の狙いが何処にあるのかが透けて見える。諸外国では、長期休暇をとれるシステムが確立されているのに、日本で実現しないのは、社会構造自体に問題があると思っている。「休みたくても仕事が、、」と「休むと周りに迷惑がかかる」と異口同音の反応が見られるのは、制度と現実のギャップを如実に示している。昨年は、厚労省データの不備で「働き方改革」法案が紛糾し、今年は、ねつ造・隠ぺいで揺れている。一年前のブログ記事を読み返し、政府の本気度と無策さに失望している。★働き方改革は意識改革から今国会の重要法案の一つだった「働き方改革」は、厚労省のデータに不備が見つかり、裁量労働制の拡大に関する部分を切り離すことになったが、ミスの原因は、働く人の時間...★10連休にみる政府の愚かさ

  • ★電話の向こうに、、、

    先日、妻の留守中に女性から電話がかかって来た。名前を名乗らず、「奥さん、ご在宅ですか?」、「女房は、外出していますが」、「じゃぁ、戻られましたら○○番まで電話をください。」と言って切れた。帰宅した妻に伝言を伝えると、「番号に心当たりはない」と言った。先方が名乗らなかったので、迂闊にも、私は友人だと思い込み、名前を訊かなかった。思案した挙句、相手が分かれば謝ることにして、先方からの電話を待つことにした。その後、二日、三日経っても電話は無かった。昨年の12月、私にかかった電話は、もっと奇妙で怖かった。関心がある方には、2018年12月29日付けの小ブログ記事「怪電話」をお読み願おう。次回更新は、8日の予定。★電話の向こうに、、、

  • ★アポ電強盗

    「アポ電強盗」は、「オレオレ詐欺」の進化形だが、強盗は、家に人がいることを承知で押し入るので、生命の危険を伴う。評論家は、防衛策として「留守電」か「電話に出ない」ことを勧めるが、素朴な疑問を感じる。騙された人たちに共通する「我が子と信じ」、「助けてやりたい」と思った親心にある。それを「疑いなさい!」と忠告するのは、大切なことを見落としている気がする。同じ信じるなら、「不祥事を起こす子に育てた覚えがない」と自分を信じなくてどうするのか?我が家では、子供たちに「家へ来て事情を説明しない限り、冷たい親と思うかもしれないが、お金が無い」と言って断るからと申し渡している。★アポ電強盗

  • ★社会インフラとしてのコンビニ

    コンビニの24時間営業と時間短縮を巡るトラブルは、メディアが、「法律論と心情論」の対立構図を創出しているが、今の日本の縮図でもある。ATMや宅配拠点、防犯等の側面からすれば、社会インフラの機能を否定できない。一方、深夜帯の利用が無い地方や労働力不足による問題も無視できない。政府が、大都市と地方都市の格差が拡大する政策を推進している以上、地方のコンビニは淘汰される宿命にあり、人情論は通用しないと心得るべきだ。コンビニは、流通革命の起爆剤になったが、成熟し、社会インフラとなった現在、新たな視点から見直す時期が到来したのかもしれない。かつて、郵政民営化論議の際、「田舎の郵便局でも、民営化すれば、コンビニや宅配等の事業拡大が出来る」と嘯いた担当大臣は、この問題をどう見ているのかを訊きたいものだ。★社会インフラとしてのコンビニ

  • ★日米→多国間連携へ

    2回目の米朝首脳会談が不調に終わって、記者会見に臨んだ菅官房長官の顔には、失望感と疲労感がありありと浮かんでいた。トランプ大統領にノーベル賞推薦のエールまで送った安倍総理の落胆はもっと大きいに違いない。しかし、歴代大統領が長年にわたり解決できなかった難問を、たった2回の会談で解決できると期待する方がおかしい。会談の回数でいえば、安倍・プーチン会談は20数回に及ぶが、北方領土は遠のくばかりだ。さて、日本で「トランプ」というと、カード・ゲームの総称だが、英語のtrumpは、ゲームの切り札を指し、使う場面の判断を誤ると勝敗に影響する。日本もフランスやオーストラリアに倣い、アメリカとの同盟関係を基軸に置きつつも、追従の外交姿勢を見直す必要を強く感じる。★日米→多国間連携へ

  • ★ランキングの拘り(番外編)

    金沢は、お茶どころなので、市民は、アイスクリームに限らず、伝統的に和菓子やケーキ、饅頭、チョコ等、甘味類を好むようだ。甘味類との相性が合うお茶やコーヒーの消費量でも高順位で、生活にゆとりを感じるデータが並ぶが、市の財政は決して豊かとはいえない。評判が良くない総務省公表の「財政力指数」(=収入額÷支出額)では、石川県は0.45で、全国22位。県内トップの金沢市でも0.8で収支バランスを欠いている。北陸新幹線効果に浮かれて、観光事業にばかり目が向いているが、「ふるさと納税」で毎年赤字額が増えている。行政は、好況期に収支バランスをどうとるかを真剣に考えるべきだと思う。★ランキングの拘り(番外編)

  • ★ランキングの拘り(後編):ハントン、、?

    47都道府県のご当地グルメを商品化するポテトチップの大手会社が、3月4日から地域&期間限定で、石川グルメとして「ハントンライス味」を発売する。ハントンライスは、一般的に、「ハンガリーのハンと、フランス語でマグロを意味するトンの造語」と言われているが、定説はない。私の記憶では、1960年代後半に、金沢・片町で「ジャーマン・ベーカリー・グリル」が開店した際、考案されたオムライス風の洋食メニューだ。当時、足しげく通ったが、ご当地グルメなどと言った呼称もなく、ただ美味いと感じて食べていた。個人的には、金沢カレーよりも魅力ある郷土料理だ。好評なら、地方から全国拡大につながる可能性もあり、ハントンライスの知名度アップにもつながる。ランキングに拘るよりもユニークさを競う方が面白い。★ランキングの拘り(後編):ハントン、、?

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