ご卒業おめでとうございます 結局、皆さんとは1度も会えずに卒業式を迎えてしまったこと、とても残念で仕方ありません『コロナ禍』という表現だけでは足りない月日の流れこの3年間が次のステージで役立つことを信じています今秋、楓葉会の総会(同窓会)が開催予定です私も出席して皆さんと会えたら嬉しいです更なる飛躍とご活躍を祈念しております食物科同窓会稲垣圭之進 祝卒業
『水は方円の器に随う』野村克也さんが色紙に書かれた言葉。私にとっても格言。類義語を挙げれば、『朱に交われば赤くなる』水を四角(方)の器に入れたら四角に。水を丸い(円)の器に入れたら丸に。自分が今、与えられた環境は何か?その与えられた環境に自分が合わせること。これは料理人にとっても大事なこと。“お客様が求めている料理は何か”自分の作っている料理は、食べる側が求めているものか?自己満足の料理人はダメ。食べたい人が来れば良いという発想はダメ。もちろん、それで成功している店もある。ただ、それも結局は求められた料理である。その店に対する料理のイメージがあるから。どんな形かは千差万別。しかし、その環境に合わせて料理を作るのがプロ。野村克也さんも述べていた。『私は与えられた環境で与えられた仕事をする』それで数々の功績を残され...格言
夢や目標は大事なこと。次に大事なのは何が必要かを調べること。そして最も大事なのは準備を始めておくこと。先日もTV番組で宝くじを買って当選したら…なんて企画があった。買わない者には当選確率は0。しかし、買った者には当選の可能性がある。当たり前のことだけど。じゃあ、宝くじで大金を手に入れるには何が必要か。いつ、どこで、どんな宝くじが発売されるかを調べる。そして、その宝くじを買うために必要な資金を集める。もしかしたら夢が叶うかもしれない。一方、世の中には色々なチャンスが転がっている。例えば今、世界中で株価が下落している。肺炎の影響で。もし、宝くじを買うために貯めた資金で暴落した株を買ったとする。やがて景気回復して株価が暴騰した場合には資金にもよるけど大きな利益を得る。そう、もともとの目的で考えたら資金の用途が違う。し...備えあれば患いなし
日本人シェフが本場フランスで3つ星獲得!凄い、凄い、凄い!日本人がフランスの星付きレストランで働けるようになったのは近年。歴代のシェフたちが書かれた本を読んでも、昔は日本人を相手にしなかった。そんな環境でも、扱いをされても、頑張った方々の功績は偉大。日本人は器用で真面目。そのイメージが浸透してフランスのレストランで日本人が働けるようになった。私も高校時代はフランスで働くことに憧れた。星付きレストランなんて高嶺の花で、普通のレストランでも何でも働けたらと。なにせ当時は情報が無い時代。パソコンも携帯も世に出始めた頃だから、今みたいに何でも簡単に検索なんて出来ない。実際にフランスに行かなければ本の情報が全てだった時代。時は流れ、今では携帯片手にフランスどころか世界中のレストランが検索出来る。食べた人の書き込みにより、...3つ星
『2位じゃダメなんですか?』どこかで聞いたフレーズである。私見、2位がダメではなく『1位を知ること』が大事。料理コンクール。他の学校では、どんな作品が1位なんだろうか?それを知ることが大事。マネだって良い。いや、マネすれば良い。マネという表現は不快だから、“参考”だろうか。1位に対して、自分ならこうする!という意識。参考にして、修正して、自分のものにする。何が1番なんだろう、なぜ1番なんだろう。それを理解するためには、1番を知らなきゃ始まらない。最初は誰だって誰かを参考にする。参考書であれ、ネット検索であれ。ただ、そこで満足したら終わり。行動に移せるか、何もしないか。ここが大きな分かれ道。誰かが素晴らしくキレイにノートを書いた。それを自分なりに参考にして書いてみた。きっと、その結果は散々であろう。そんな簡単に同...1番
私は泳げない。中学も高校もプール授業が無かったし。だから、足の届かないプールに落ちたら確実に命が危険になる。ところが…普通に泳げる人が聞くと、『なんて大袈裟な話』となる。まぁ、そんなものだろう。それと同じように、どの世界であっても最初は難しいことが多い。4月という人生の転機。新人は必ず不安を抱き、必ず自信を失う。もし不安もなく、自信に満ちているならば、もっと上を目指せた証拠。それはそれで羨ましいというより、もったいない。大人用プールじゃなく子供用プールに入ったようなもの。そこで過ごす日々や時間が自分のためになるのだろうか。だから、最初の環境が本当に厳しいと感じるのは当たり前のこと。それで間違ってない。但し、一つ注意がある。“同じ年齢層の先輩が、そこで何年続いているか”普通に先輩方が3年なり5年なり続いているなら...水泳
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ご卒業おめでとうございます 結局、皆さんとは1度も会えずに卒業式を迎えてしまったこと、とても残念で仕方ありません『コロナ禍』という表現だけでは足りない月日の流れこの3年間が次のステージで役立つことを信じています今秋、楓葉会の総会(同窓会)が開催予定です私も出席して皆さんと会えたら嬉しいです更なる飛躍とご活躍を祈念しております食物科同窓会稲垣圭之進 祝卒業
御入学おめでとうございます‼️私の子供も4月からは大学&高校入学。なので、皆さんの御両親と同じ気持ち。この3年間は我慢の連続だった。どうか、これからの3年間は伸び伸びと。まぁ、伸び伸びと…とはいえ3年間は短い。この時間を有効に使って欲しい。なにが有効か?それは人それぞれだから、例えば私がアドバイスするなら…。『多くの出会い』人との出会い、本や芸術との出会い、興味ないものとの出会い。社会に出ると意外なことに出会いが減る。営業職なら話は別だけど。自分のエリアから出る機会が少なくなる。今ある環境の中でしか出会いが無くなる。だから、長期休暇は旅行に行きたくなる。料理も同じ。たくさんの料理に出会った人はセンスが良い。この食材と食材を組み合わせて…という時は特に。自分が今まで出会った記憶の組み合わせが発揮される。この...祝御入学
3年生の皆さん、卒業おめでとうございます!ようやく、コロナの出口が見えてきました。今まで『当たり前』だったことも大きく変化。これはチャンスなのか、ピンチなのか。それは職場環境にも。ひと昔前の飲食業界は『修行』という下の悪環境。ところが今は、規模が大きな組織ほど好環境。なのに、若い料理人がいない。なぜ?新人に最初から仕事をドンドン与え過ぎ『やりがい』が無いと辞めていくそうだ。なんとも皮肉な話。やっぱり、自分が頑張って手に入れる何かが必要。頑張って手に入れたい目標が必要。いやいや、これが令和なんだ。昭和世代の私達は逃げ腰である。私は部下にいつも言う。『人に何かを言うと、ブーメランのように返ってくる』と。人に間違えを指摘すると同じ間違えを自分は出来ない。これは大きなプレッシャー。しかし、ここが大事なんだと思う。...卒業
祝入学ご入学おめでとうございます。数ある高校の中から北海道文教大学附属高校を選んでくれたこと、心より嬉しく思います。食物科という特殊な学科。私もそうだったけど、入学した時は同級生の存在が気になって仕方なかったなぁ~。まだ包丁は速く動かせないし、フライパンだって上手く使えない…。どうしよう、クラスで一番下手だったら…なんて。だって、食物科を選んだ人達の集まりなんだから(汗)。でも、これが調理師の専門学校なら話は別だけど、基本は高校。むしろ、こんな基本から?という事から始まるし通常の授業もあるから、あまり心配しちゃうと逆に肩透かしかもしれない。難しく考えず、部活などにも挑戦して有意義な3年間を過ごして下さい。まずは新しいスタートに際し、『目標を立てる』ことから。19歳、20歳、21歳…、自分は何をしていたいのか。昔...祝御入学
本日、母校の卒業式ご卒業おめでとうございます札幌からの移転、新しい校舎での日々、色々あった3年間だと思います。毎日の通学が在宅になったり、部活や試合は大声で応援することが不可になったり…この3年間は『あたりまえ』が『あたりまえじゃない』に変化していった時期なのかな…。戸惑いや不安や物足りなさ、それを手探りで模索した3年間だったのでは?飲食業界も同じ。大勢が集まる宴席や結婚式の形態も変化。デリバリーやテイクアウトも一気に普及しました。これらが今の『あたりまえ』なのかもしれないけど、数年後は解らない。他方、今まで慣例として続けていた悪い体質や習慣、無理や無駄を見直す契機にもなっています。連日の感染者数を見ると気持ちがマイナスになるけど決してマイナスばかりではない。これをビジネスチャンスにする人もいる。大事なことは『...祝卒業
毎年1月に開催している同窓会は、コロナの感染状況を鑑み今年も中止します。昨年に続き残念ではありますが、早い終息を願うばかりです。飲食業界にとっては厳しい日々。次回の同窓会ではコロナ禍を笑って振り返りたい。食物科同窓会稲垣圭之進お知らせ
卒業生のみなさんご卒業おめでとうございます!こんな時代だから、不安ばかりかもしれない。でも、こんな時代だから見えるものがある。大事なことは『流されない』こと。3年後、自分は何をしているのか?毎日、毎日、流れに身を任せている人は、きっと想像すら出来ない。大きな夢や目標なんかじゃなくて、もっと現実的な未来。それは人それぞれだから、どんな未来予想図でも構わない。自分の人生を歩けるのは自分だけだから。3年後のために、何を今からするのか。桜の種を撒き、来年は満開の桜だ!と思う人はいない。毎日、毎日の積み重ねこそが満開の桜になる。わかっているけど、難しいよね…。何をすれば良いか解らないよね…。だからこそ、まずは3年後の自分をイメージしよう。3年後の自分は『何が足りなくて困っている?』貯金?知識?技術?人脈?体力?時間?経験...サクラ咲ケ
第5回食物科同窓会は現況のコロナウイルスを鑑み『中止』致します。なんとか藤野校舎で最後の開催を目指しましたが、このような状況ゆえ、皆様には御理解のほど宜しくお願い申し上げます。これから母校は恵庭に移転し、新たな歴史を作ります。同窓会もまた、新しい場所で学校と共に今後も歩めたらと思います。食物科同窓会稲垣圭之進※未曾有のコロナ禍で誰もが不安を抱える日々です。卒業生に限らず在校生からの質問も受け付けております。簡単に答えが出ない時には違う角度から眺めてみる。その選択肢の1つに同窓会が寄り添えるなら幸甚です。i.keinoshin@gmail.com上記まで遠慮なくメール下さい。食物科同窓会
御世話になっている方のレストランHPに求人情報があったので…。こんなコロナ禍ゆえ、何か小さな情報でも…と。求人(東京)
『水は方円の器に随う』野村克也さんが色紙に書かれた言葉。私にとっても格言。類義語を挙げれば、『朱に交われば赤くなる』水を四角(方)の器に入れたら四角に。水を丸い(円)の器に入れたら丸に。自分が今、与えられた環境は何か?その与えられた環境に自分が合わせること。これは料理人にとっても大事なこと。“お客様が求めている料理は何か”自分の作っている料理は、食べる側が求めているものか?自己満足の料理人はダメ。食べたい人が来れば良いという発想はダメ。もちろん、それで成功している店もある。ただ、それも結局は求められた料理である。その店に対する料理のイメージがあるから。どんな形かは千差万別。しかし、その環境に合わせて料理を作るのがプロ。野村克也さんも述べていた。『私は与えられた環境で与えられた仕事をする』それで数々の功績を残され...格言
夢や目標は大事なこと。次に大事なのは何が必要かを調べること。そして最も大事なのは準備を始めておくこと。先日もTV番組で宝くじを買って当選したら…なんて企画があった。買わない者には当選確率は0。しかし、買った者には当選の可能性がある。当たり前のことだけど。じゃあ、宝くじで大金を手に入れるには何が必要か。いつ、どこで、どんな宝くじが発売されるかを調べる。そして、その宝くじを買うために必要な資金を集める。もしかしたら夢が叶うかもしれない。一方、世の中には色々なチャンスが転がっている。例えば今、世界中で株価が下落している。肺炎の影響で。もし、宝くじを買うために貯めた資金で暴落した株を買ったとする。やがて景気回復して株価が暴騰した場合には資金にもよるけど大きな利益を得る。そう、もともとの目的で考えたら資金の用途が違う。し...備えあれば患いなし
日本人シェフが本場フランスで3つ星獲得!凄い、凄い、凄い!日本人がフランスの星付きレストランで働けるようになったのは近年。歴代のシェフたちが書かれた本を読んでも、昔は日本人を相手にしなかった。そんな環境でも、扱いをされても、頑張った方々の功績は偉大。日本人は器用で真面目。そのイメージが浸透してフランスのレストランで日本人が働けるようになった。私も高校時代はフランスで働くことに憧れた。星付きレストランなんて高嶺の花で、普通のレストランでも何でも働けたらと。なにせ当時は情報が無い時代。パソコンも携帯も世に出始めた頃だから、今みたいに何でも簡単に検索なんて出来ない。実際にフランスに行かなければ本の情報が全てだった時代。時は流れ、今では携帯片手にフランスどころか世界中のレストランが検索出来る。食べた人の書き込みにより、...3つ星
『2位じゃダメなんですか?』どこかで聞いたフレーズである。私見、2位がダメではなく『1位を知ること』が大事。料理コンクール。他の学校では、どんな作品が1位なんだろうか?それを知ることが大事。マネだって良い。いや、マネすれば良い。マネという表現は不快だから、“参考”だろうか。1位に対して、自分ならこうする!という意識。参考にして、修正して、自分のものにする。何が1番なんだろう、なぜ1番なんだろう。それを理解するためには、1番を知らなきゃ始まらない。最初は誰だって誰かを参考にする。参考書であれ、ネット検索であれ。ただ、そこで満足したら終わり。行動に移せるか、何もしないか。ここが大きな分かれ道。誰かが素晴らしくキレイにノートを書いた。それを自分なりに参考にして書いてみた。きっと、その結果は散々であろう。そんな簡単に同...1番
私は泳げない。中学も高校もプール授業が無かったし。だから、足の届かないプールに落ちたら確実に命が危険になる。ところが…普通に泳げる人が聞くと、『なんて大袈裟な話』となる。まぁ、そんなものだろう。それと同じように、どの世界であっても最初は難しいことが多い。4月という人生の転機。新人は必ず不安を抱き、必ず自信を失う。もし不安もなく、自信に満ちているならば、もっと上を目指せた証拠。それはそれで羨ましいというより、もったいない。大人用プールじゃなく子供用プールに入ったようなもの。そこで過ごす日々や時間が自分のためになるのだろうか。だから、最初の環境が本当に厳しいと感じるのは当たり前のこと。それで間違ってない。但し、一つ注意がある。“同じ年齢層の先輩が、そこで何年続いているか”普通に先輩方が3年なり5年なり続いているなら...水泳
食物科卒業生各位1月30日三年生の卒業料理展に合わせて開催されました同窓会は、お陰様で無事に終了致しました。平日の昼間開催にもかかわらず、参加して頂いた皆様には心より御礼を申し上げます。尚、既報の通り札幌校舎は来年4月に恵庭移転します。次回の同窓会が札幌開催の最後となります。まだ1年も先の話ではありますが、何か最後に思い出を作れたら良いですね。このブログを見てくださる卒業生の皆様、どうぞ忌憚ない御意見や御要望をお寄せください。まだ1年先ですが、もしかしたら、もう始動すべき良案があるかもしれない。誰かが何かをするだろう。もちろん、否定もしないし、その通りかもしれない。ただ、最後ぐらいは携わって欲しい。もしかしたら、この同窓会だって来年が最後かもしれない。いつか同窓会に参加しようと思っていたら、同窓会が消えていた。...同窓会御礼
食物科卒業生各位いよいよ来週となりました食物科同窓会。ざっと当日の流れを書きますと…12時45分~受付13時00分~卒業料理展を御覧ください13時30分~会議室にて歓談14時35分~講堂にて私が講演をします15時30分解散こんな感じです。歓談時間では思い出話の他に7月の学校祭で予定される校舎移転イベントについても皆様で話が出来たら…と。講演のテーマは皆様の想像通り?です。池上彰さんに負けないよう、色々なことを楽しく講演出来たらと思いますので、どうぞ、お楽しみに!そうそう、昨年好評?だったジャンケン大会は今年もやりますよ。Mr.ジャンケンマンも休暇取得して来てくれます!では、懐かしの札幌校舎に来られるのも残りが限られていますから、昔を思い出し、あの坂道を踏みしめて同窓会に参会して頂けたらと思います。※私事、当日は...同窓会のご案内
1月30日は三年生の集大成である『卒業料理展』。毎年、私は都内3ヶ所の調理師学校の学園祭に行って同じような作品展を見てきますが、母校も同等レベル。いや、調理師学校は1歳上だし、作品の試食なんて無い。母校のように試食ありで、あの作品を作るのはプロでも難易度が高い。試食なしなら数日前から仕込んだり、見た目だけの裏技も使えるけど。ただ、生徒数が少ないから作品の数は生徒数だけ。しかし、調理師学校のような規模(作品数)はないけど、足を運ぶ価値はある。だから私も毎年、訪問している。今年はどんな作品に出会えるだろうか。1月30日開催
こんなに長く更新せず、申し訳ありません…。と、まずは反省(苦笑)平成から令和に代わり、本当に色々ありました。ようやく落ち着き…、いや、年末年始も忙しいけど同窓会の告知。令和2年1月30日(木曜日)開催です。過去の経験を踏まえ、とにかく気軽に来てもらえる同窓会です。参加申込みもなければ会費もない。名札もなければ食事もない。あっ、決して手抜きじゃないですよ(笑)3年生の一大イベント『卒業料理展』に合わせての開催。人それぞれに価値観は違うけど、卒業生にも在校生にも何か収穫があるような、意味のある時間にしたい。今回も幅広い年代の方々とお会い出来ますように。ちなみに、よく言われるのですが、今は飲食業じゃないから…、主婦だから…、との声が。だから?同窓会に今の仕事は関係ありませんけど。飲食業で頑張っている人、違う世界で頑張...1月30日
今年も母校からは2名の上京者。羽田空港には1人しか迎えに行けなかったけど、もう1人も上京した当日に会えました。やっぱり、私も北海道から出てきて心細かった。東京にいる卒業生の存在が小さな支えになれば。そして、彼等に伝えた言葉、『10年後、20年後、今度は君達が後輩を迎える存在になってね』私から後輩へ、その後輩から後輩へ、その先も。東京で働きたいと思う後輩達のために何が出来るか。東京で働く卒業生は増えている。私が連絡先を把握しているだけでも10名を越える。不安な気持ちは経験者として解る。勇気を持って北海道から東京へ。決して東京が一番じゃない。ただ、激戦区であるのは確か。若いうちに激戦区を経験すれば、全国どこでも働ける。えっ、経験を重ねてから激戦区?たぶん、何も知らないから激戦区に飛び込める。経験を積むほど難しくなる...上京
1月25日、母校で恒例となりました3年生による『卒業料理展』が開催されました。そして、それに合わせて数年前より開催している『食物科同窓会』。平日の昼間でアルコールも提供出来ない真面目な会ですが、お集まり頂いた方々に心より感謝しております。毎年、同じ時期に開催することで告知無しでも卒業生が集まること、同窓会の恒例化を願い地道に続けています。お陰様で少しずつ認知度は高まってきたと思いますが、まだまだ発展途中。私は毎年、母校の生徒に伝えています。『卒業して5年でも10年でも経ったら同窓会を思い出して参加してほしい!同窓会はこれからも1月末の卒業料理展に併せて開催を続けるから』と。北海道らしく“鮭”ではないけど、卒業して大きくなったら母校(同窓会)に戻ってきてほしい。そんな生徒が毎年1人でも良い。毎年1人でも来て後輩達...有言実行
御入学おめでとうございます‼️私の子供も4月からは大学&高校入学。なので、皆さんの御両親と同じ気持ち。この3年間は我慢の連続だった。どうか、これからの3年間は伸び伸びと。まぁ、伸び伸びと…とはいえ3年間は短い。この時間を有効に使って欲しい。なにが有効か?それは人それぞれだから、例えば私がアドバイスするなら…。『多くの出会い』人との出会い、本や芸術との出会い、興味ないものとの出会い。社会に出ると意外なことに出会いが減る。営業職なら話は別だけど。自分のエリアから出る機会が少なくなる。今ある環境の中でしか出会いが無くなる。だから、長期休暇は旅行に行きたくなる。料理も同じ。たくさんの料理に出会った人はセンスが良い。この食材と食材を組み合わせて…という時は特に。自分が今まで出会った記憶の組み合わせが発揮される。この...祝御入学
3年生の皆さん、卒業おめでとうございます!ようやく、コロナの出口が見えてきました。今まで『当たり前』だったことも大きく変化。これはチャンスなのか、ピンチなのか。それは職場環境にも。ひと昔前の飲食業界は『修行』という下の悪環境。ところが今は、規模が大きな組織ほど好環境。なのに、若い料理人がいない。なぜ?新人に最初から仕事をドンドン与え過ぎ『やりがい』が無いと辞めていくそうだ。なんとも皮肉な話。やっぱり、自分が頑張って手に入れる何かが必要。頑張って手に入れたい目標が必要。いやいや、これが令和なんだ。昭和世代の私達は逃げ腰である。私は部下にいつも言う。『人に何かを言うと、ブーメランのように返ってくる』と。人に間違えを指摘すると同じ間違えを自分は出来ない。これは大きなプレッシャー。しかし、ここが大事なんだと思う。...卒業