chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
時間のしずく time drops https://blog.goo.ne.jp/jikannoshizuku

ココロの風通し的散文です。思うこと/アート/本/映画/音楽/自然など、日常の写真を添えて綴ります。

すきなもの。たいせつなこと。ココロに風を通すと見えていなかったたいせつなことがあぶり出されてきたりします。

miko
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2014/12/01

arrow_drop_down
  • 寝言で目覚める

    「泣いてんのだぁれかなぁ〜?」真夜中、自分の大きな寝言で目が覚めた。幼稚園の預かり保育のおシゴト。この日は凄い人数な上に手のかかる子も多数。あっちのケンカ、こっちの困りごとに飛びまわり、おむつ交換にお迎えの保護者の対応。。。自覚のないまま多分わたし脳疲労状態。眠りながらも夢の中で園児に振り回されているとはかなりいただけない状況である。子どもがすきだからしているシゴトとはいえ限度ってものがあるわけで。そろそろ働き方を考える時かな、と思うのだけれどしゃがんでるわたしの背中に急に抱きついてきて「せんせいだいすき〜」なんて言われちゃうと…まあ、もうちょいがんばるか〜となる毎日なのであります。寝言で目覚める

  • 今生に来た日

    令和になってから誕生日は祝日!長男S、結婚して初めての誕生日。Nちゃんとふたりしあわせなバースデーだったことであろう!あっという間に28歳かぁ。長男とわたし、同じ誕生日。一週間遅れてわたしの誕生日を選んで(?)生まれてきた彼。20代ラストに初産!と思っていたら分娩台で30代に突入したのであった。お陰でジブンの歳を忘れない。長男の年齢+30だから!というわけで58歳となったわけなのだけれど、何故かわたし暫く前からジブンが既に58だと思い込んでいたようで、何かに記入するたび58と書いていた〜。「57」とコトバにした記憶がない。失われた一年?まぁ、ここまできたら1歳くらいどうってことないけど。誕生日は生んでくれた親を想う日。自分をこの世に送り出してくれた両親がふたりとも今生にいない誕生日は初めてのこと。こうして...今生に来た日

  • 映画「PERFECT DAYS」

    ヴィム・ヴェンダース「PERFECTDAYS」西荻の委託先に用事で行ったあと、ふと思いついて調べたら丁度いい時間に吉祥寺で上映しているとわかり、これは導かれた〜とギリギリに窓口でチケットを購入。しかも誕生月割引ってのがあってなんと1200円也!ラッキー!やっと観れた。よかった。やはりスクリーンで観てよかった〜。役所さんの演技はもちろんのこと、すべてのシーンが美しいphotographを観ているよう。こういうふうにシンプルに暮らしたくなるなぁ。そして主人公の平山さんが聴く古いカセットテープがそのまま挿入歌となって流れるのだが、これがまたいい。何でもない東京の街が60〜70年代の名曲に彩られドラマティックに見えてくる。なんでもない同じ日々に見えても全部あたらしい日々。。。ヴェンダース監督、やはりいいわ〜「パリ...映画「PERFECTDAYS」

  • 「未明の砦」太田愛著

    「未明の砦」太田愛著2023年角川書店発行夜な夜な読み進め、やっと読み終えた。この一冊で日本の労働問題についてすこぶる知識を得た気持ち。読みながら「小説」だということを何度も忘れてしまいそうになる。まるで経済学書か労働問題の学術書を読んでるんだっけ?と錯覚が起きる。腐敗した日本政治の現状。怒りを知らない従順な民、ニホンジン。。。『日本には民主主義は根づかなかった』『この国の民主主義が国民の手で勝ち取られたものではなかったから』何度もハッとさせられガツンとやられてしまう。。。確かにそう。ニホンジンは気がついたら生温い生活の中に身を置きこういうもんだと思い込んで暮している。だから権利を主張する貪欲さがないのか…。『政治家という名の利権分配屋は何をしても処罰されることなく、もはや法治国家でさえなくなりつつある』...「未明の砦」太田愛著

  • おかえり太陽

    立春を過ぎると我が家に太陽が帰って来る。近辺にマンションが建って以来、真冬の数ヶ月直射日光をあびることのない我が家。やっと帰ってきた陽の光を毎年有り難く想う。なんて温かいのだろう。日光はイキモノが生きる上で必要不可欠だなぁとつくづく実感する。おかえり太陽。まぁそれも束の間、あっという間に今度は夏の太陽に「暑い暑い」と文句を言うようになることだろう。あかんあかん。ありがとう太陽!今日も感謝して過ごしましょ。おかえり太陽

  • 一陣の爽風

    シゴトからへとへとになって帰ったある日、届いた一枚の絵葉書が一陣の爽やかな風を運んできてくれました。お友だちIさんのフィンランドの旅先からのポストカード!娘さんとふたり旅とのこと。すてきだなぁ〜シゴト先の状況に閉塞感をうっすら感じている今のわたしに、この北欧からの一陣の風はドアをバーンと全開にしてくれるほどの威力がありました。そうだよねー行こうと思えば何処へでも行けるんだよね〜ここにずっと居なくちゃいけないなんて誰も言ってない。とっくの昔に外したと思ってたジブンの枠をいつの間にかまた嵌めなおしてしまっていたのか?ジブン?フィンランドからの気付きの風をありがとうございました一陣の爽風

  • 根っこのジブン

    大阪からの転校生だった9歳のわたしが一番最初に仲良くなったともだちは、同じように背が小さくておちゃめでカワイイみんなの妹分的なN子。彼女の小悪魔的なワガママに振り回されながらもわたしは彼女がだいすきだったんだ。同じ2月生まれだったので、子どもの頃毎年「ふたりだけのバースデーパーティ」をどちらかの家で計画したものだ。あれからなんと、もうすぐ半世紀が経つのか。。去年父が亡くなって少し経った頃、めちゃくちゃ会いたくなったのは彼女だった。生活リズムの違う彼女とは近年なかなかゆっくり会うこともないままコロナ禍も過ぎ、一体何年ぶり?かに待ち合わせた。ちょっとお茶して喋ろうってはずが積もる話に気がついたら夕やけ間近。人生で一番長いともだちだもの。べったりな関係ではなくとも互いの初恋も失恋も彼女の離婚劇も再婚も人生の節目...根っこのジブン

  • 変わらずあってほしい場所

    やさしく揺れる葉陰冬枯れの蔦影の作るアート窓からのぞく白梅川音のセレナーデずっとそのままそこに。。。変わらずあってほしい場所

  • 空を見上げて。

    西陽の空を龍の家族が往くようにみえたある日の日暮れ前。雲の行方を見上げてゆっくり歩くのは久しぶりな気がする。世の中がコロナ禍から日常へと戻り、いつの間にか我知らずわたしもまたせかせかと急ぎ足で生きてしまっているのだろう。家から出ることもままならず、スーパーへの行き帰りに目にする小さな草花や樹木にあんなにもこころを動かされていた日々…。あのセンシティブな感覚を忘れてしまいたくはないのだけれど。まるであの数年がなかったかのようなこの頃の世の中の動向に少し違和感を感じてしまう。歩く歩道に乗りそびれたような感覚とでもいうような。自分の最適な歩幅を忘れてしまったような…。あたらしい日が誰にでも平等に訪れるとは限らないのだから、今生きているこの時をしっかり目を開けて見て感じて味わいたい。二十代の頃、同僚に「君って生き...空を見上げて。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、mikoさんをフォローしませんか?

ハンドル名
mikoさん
ブログタイトル
時間のしずく time drops
フォロー
時間のしずく time drops

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用