東洋思想の中に、「天と地」という言葉が良く出てきます。易では天は男(父・夫)を現し、地は女(母・妻)を現します。男は肩幅が広く、女は腰幅広いのもそこから来ているのでしょうね…。また、男は種で女は畑とも言います。作物も、良く耕された肥沃な畑(大地)に種を蒔き、そこに天の恵みである、適度な雨と、陽の光(熱)によって、巻かれた種は発芽し、スクスクと育つのだと思います。作物もそうですが、実は人間の赤ちゃんも同じですね…男(夫)と女(妻)が心から愛し合っている状態の中での妊娠…この様子は、春うららかな中で、肥沃な大地に蒔かれた種の様なものだと思います。喜びと安心の中での「十月十日(とつきとおか)」の妊娠期間…母体のお母さんも幸福を感じ、お腹の中の赤ちゃんも、安心して育っていると思います。赤ちゃんを守り育む環境が、お...母親と赤ちゃん。