越後の国の柏崎で生田万(いくたよろずのらん)という出来事が天保8年(1837年)6月にありまして、その年の3月に教科書に出ている大塩平八郎の乱がありました。天保年間は天候不順が続き飢饉があった時代で、多数の餓死者が出る時代。原因は南米の火山噴火による噴煙が地球を覆った日傘効果で日照がさえぎられたからだとか。その半世紀前の1782年から6年ほど天明の飢饉と言う大飢饉があり、これは浅間山の噴火の噴煙が日照を遮ったことから起きた冷害だったそうです。その頃、アイスランドの火山も噴火してヨーロッパでも例外なく冷害が起こり、おフランスでは食い扶持を求めて地方からパリに人が集まって、パリが大混乱。これが花屋の娘シモーヌがラ・セーヌの星となって活躍し、オスカル様が飛び回るおフランス革命と相成って、アンドレイは銃弾が目に突...我慢