個別に英語学習に関するご相談をお受けしながら、同時に他の学習者のためになる情報を発信します。
英語学習において、誰にでも効く万能薬「THE secret」 はないけれど、あなただけにピンポイントで効く方法はきっとあります。 あなたの“体質”に合った“健康管理”を続けていくためにどうすればいいか、一緒に考えていきましょう。
英語学習のこと、ちゃんと相談できる場所。 英語学習において、誰にでも効く万能薬「THE secret」 はないけれど、あなただけにピンポイントで効く方法はきっとあります。ただ、それはネット上を探し回っても、英語ができる人に会うたび尋ねても見つかりません。
端的に話す訓練を、日本語で。KEC Emi: ご自分の英語は私が思うほどうまくない、というようなことをおっしゃいましたけれど、まぁ、私の予想はそう外れてないと思いますよ。文法とかボキャブラリーに関しても、かなりストックが貯まっているようですし。
簡単だと衰えてしまうような気がするんです。KEC Emi: 筋肉をつけておけば、軽いものも重いものも持てる。でも軽いものしか持っていないと、重いものが来たとき持てないっていう。
「何もかも」より、「必要なものを」。KEC Emi: たとえば今日聞かせてくださったものは、今後アメリカにいらっしゃって、大学の授業なり、学校生活に不自由がなくなった後で聞いても、まだ聞き取れないかもしれないですよ。
そこまで厳しくなくても、いいんじゃないでしょうか。KEC Emi: 笑 きれいに、セリフのような英語を話すっていうことも、一つの目標ではありうると思いますし、弘記さんの目標なり、実際に使っていく英語なりが、通じればいいレベルじゃないっていうのも承知しています。ただ、あまりにもきちんと整えようとか、一発でスムーズに行こうっていう気持ちが強すぎると、どうしても減点方式になって、話しにくくなってしまうんですよね。たとえばさっきの例でも、”I’m gonna apply to US colleges, therefore…”で、説明として特に問題がない気がするんですけど。笑
決め付けなくてもいいかもしれませんよ。KEC Emi: 前者の、意識しなくても使えたっていうのは、ま、自然によくあることだと思います。「意識しているから使える」「意識しないと使えない」って、必ずしも決まってないと思いますよ。「意識」と「使える」をあまり直結して考えなくてもいいかなという気がします。
苦手なイギリス英語の、速いものに挑戦しています。弘記: いちばん始めのところで。音声あんまり良くないんですけど。
録音や独り言、問題集を使って学習しています。KEC Emi:「自分一人で」っていうのはどんなことをされてますか?弘記:えーと、んー、(考える)…さっき言ったような、使いたいなっていう表現に出会ったときに録音して、それを、聞く、かな。それと、適当に独り言とか。あとはTOEFLのスピーキングの問題集とかもします。
目標は、アメリカでディベートをすることです。弘記:えー、そもそもアメリカの大学に行きたい理由っていうのは、向こうの人のディベートとか、議論についていくっていうのか、そこでたぶん日本では味わえないようなすごいバトルっていうかゲームみたいなのが繰り広げられると思うんですけど。
どこまで悩んでるのか、わからないんです。 KEC Emi:最初チラッと出てきたライティングはどうですか? 弘記:ライティングは、なんていうのかな、書く練習をして力が付くと思えなくて、あまり書かないんですけど。
相談者:山口弘記さん 男性 15-24歳 学生 日本の高校を卒業後、アメリカの大学に進学するために準備中。自分なりにいろんな学習方法を試しているが、これでいいのかどうかわからない。主にスピーキングについて相談したい。
「どうしたら英語が上達するのか知りたい」 KECはそんなみなさんのお役に立ちたいと考えています。みなさんの積極的なご参加をお待ちしています。
1日に何分ぐらい学習すればいいのでしょう? kj: そうですね。あの、いちおう1日に20分は「NBC Nightly News」っていうのでリスニングをやっていてスクリプトを見てもいるんですけど、その「1日20分」っていうのは時間としてじゅうぶんなのか。
仕組みを知って、練習を。 KEC Emi: 最後、3つ目は“リエゾン”のことです。“リエゾン”はもともとフランス語で、日本人はそちらの方が馴染みがあるんですけど、kjさんがおっしゃっているのは音声的な交わりというよりは単語と単語のくっつき方のことだと思います。実はこれ、英語教育では「Connected Speech」と言います。
「文字」と「音声」を近づけていく。 KEC Emi: そのうえで、音声の方を伸ばして、文字の能力の方へ近づけることを考えてみるといいかもしれません。
木を見て、森を見ず。 KEC Emi: まさにそのとおりです。「木を見て森を見ず」。たぶんkjさんの場合は「木」どころか、枝だとか皮だとか葉っぱの葉脈だとかを見ることにすごく長けていらっしゃるんだろうと思います。
実際に脳で起きていることなんです。 KEC Emi: はい。まずは「苦手」について。お話の中で、「苦手意識が強い」とか、「最初に『あ、苦手だ』と思うとオフになっちゃう」とかっていう表現がありましたけれど、これはもうすごく的を射てると思います。
これじゃあダメだと思って、いろいろやりました。 kj: はい。 「やっぱりこれじゃあダメだな」と思って。 『American Accent Training』って本も買って、オンラインのサービスとかも頼んだりして、アメリカンアクセントのトレーニングとか、半年ぐらいはちょっとやったりしたんです。
日本にいた頃の対策も、役立ってるのかな。 kj: 日本にいたときに、TA (Teaching Assistant) をやらせてもらってたんですけど、その授業内容が学部生向けのTOEICの対策で。
初めからオフになっちゃうんです。 KEC Emi: わかりました。あと、事前に書いていただいたものの中に、「ネイティブの中でも聞き取りやすい方とそうでない方がいる」っていうのがありましたが、このあたりどうですか?
相手がノンネイティブなら、気が楽です。 kj: それも特にジャーゴンっていうか、専門用語をいっぱい使った、よりマニアックな話の方が楽なんですよ。
相談者:kj さん 男性 25-34歳 大学院生 アメリカの大学院で英文学を研究して3年。 当初期待していたほど英語が上達していない。特にリスニングが苦手。 リスニングが本当に苦手です。
ニューヨークの大学院で「英語がひどい」と言われました。第9回(終)
意識的に、褒めることを増やしましょう。KEC Emi: 「これでもマシになった」っていうのは、アメリカ文化の影響がありますか? Michiyo: アメリカ文化の…、いや、年なんじゃないかと。笑 KEC Emi: 笑 丸くなった?
ニューヨークの大学院で「英語がひどい」と言われました。第8回
欠点を大きく見やすいのかな。KEC Emi: ダメなところを話すとなるとすごく饒舌で、いろんな側面から、「これができてない。それからあれもできてない。これも大したことない」。そして、褒められても、「いやいや、そうじゃないんだ」っていうような打消しをされてしまう。笑
ニューヨークの大学院で「英語がひどい」と言われました。第7回
少―し見方を変えていきましょう。KEC Emi: 考えるのは言語でも言語以外でもいいし、日本語でも英語でも構いません。ただ、「日本語で実現できているレベルに、英語をいち早く近づけよう」と思いすぎない方がいいでしょう。今の段階では、このギャップを埋めるのはちょっと辛いかな、という気がします。
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