2010年横浜→海士町へ。そして2019年、 フランス・リヨンへ。 グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。
入学式翌日から休校になり、楽しみだった給食をまだ1度も食べれてない息子のためにドライカレーを作った。給食の献立表には、海士小、福井小、海士中の全員で食べる最初の給食に人気のドライカレーを選んだというコメントが載っていました。我が家でも子供たちと楽しみにしていただけに、がっくし。そしたらなんと!ドライカレーのレシピ公開されとるやんけー!!!ありがとう!これはもう作るしかない。普段は地元のシーフードしか買わない我が家も、このメニューのために冷凍のエビ(インドネシア産)を購入。200gで324円という値段は、エビを作る生産者、ボイルして剥き身にする加工業者、流通業者、輸送コスト、梱包資材費等を考えると誰かが泣いてるとしか思えない値段・・・話が横にそれてしまいました。肉は隠岐牛と豚肉をミンチにしたものを使ったので、美味...休校でも給食が食べたい~ドライカレー編~
アジが美味しい季節になりました。近頃、漁協の加工部ではせっせとアジの開きを作っております。「レンコ鯛の一夜干し」や最近つくっている「イサキの醤油干し」では背開きにしてるのですが、アジはやっぱり腹開きかなーと。干しあがったばっかりはやっぱり身の透明感もあって美しいです。日常の食卓用として、使いやすい価格でがんばります。朝ごはんに一人一枚の小さいサイズは4枚入りで360円、晩ごはんにしっかりメインのおかずになりうる中くらいサイズは2枚で360円です。直売所に並びますので、ぜひ。アジの干物、始めました。
Trimbach Riesling アルザス リースリング 2017 F.E.トリンバック
Amazonプライムで見たワインのドキュメンタリー『ソム・イントゥー・ザ・ボトル』の中で「リースリングは甘い」と思っている人に飲んで欲しいワインだと紹介されていたので、飲んでみた。このワインが作られているアルザスはフランスとドイツの国境にあり、ドイツの支配下にあった時期もある。占領下では多くのワイナリーでドイツ軍による収奪が行われ、その後フランス軍が進攻した際も際にも軍人によるワインがぶ飲みがあったそうな。また、あるワイナリーでは親子3代で言語が異なるというエピソードも。ワインを通じてヨーロッパの歴史にも少し興味が湧いてきています。飲んでみた感想としてはすごく美味しく、「そのとおりでした、ごめんなさい」という感じになりました。ミネラル感のあるすっきりとした白ワインが好きな自分は、ブドウ品種としてはピノ・グリやシ...TrimbachRieslingアルザスリースリング2017F.E.トリンバック
少し前だけど、「生活クラブ」さんの会報誌『生活と自治』(1月号)で加工部の仕事を取材していただきました。こども議会の提案がきっかけとなって開発した「ブリナゲット」を大きく扱ってくれました。このときは加工部の仕事のメインが「学校給食」、そして「海の宝」シリーズをはじめとする特産品開発でした。学校給食の仕事は、新鮮な魚を使うことを第一にしているので魚の水揚げにかなり左右されます。これは定置網の中でイカに噛まれたサバ。商品にならないので買わせてもらって、学校給食用の切り身に加工しました。手間だけど、獲られた魚が無駄にならず、最大限幸せにつながっていて欲しいのです。学校給食の栄養士さんが非常に柔軟に考えてくれるので、現状に細かく対応できています。今年は新たに「カワハギのみそ汁」が給食に登場しました。「海士産イワシのフラ...コロナ禍における水産加工のあり方は地元消費シフト
回を重ねるごとに、日本ワイン以外の濃度が高まってくるこの企画。もはやただの飲み食いの記録。今後は1本ずつ紹介することにして、これまでに溜まっている2020年2月ごろから3月ごろの細かい印象はどっかになくしてしまったワインや日本酒たちのお気に入り度だけを記録しておこう。PangolinShiraz2018(SouthAfrica)★境港のスーパー「まるごう」に寄るといつも買って帰るワイン。安くて旨い。ココ・ファーム・ワイナリー月を待つ2018★綺麗なワインだったな。パリュシノンレ・パンセ・ド・パリュ2014★フランスで飲んだシノンを思い出しながら。ジューステンベルグシュナン・ブラン2019★★遊穂『ゆうほのしろ』純米おりがらみ生原酒★★★いつ飲んでも間違いが無いです。冬の定番。十旭日創業百五十周年記念生酛純米吟醸...第6回日本ワイン探求
先週から久しぶりに定置網漁が再開された。体長10㎝前後の小さなイサキが出荷できない魚の中に入っていたので、何か美味しく食べる方法は無いかととりあえず50尾を救出。以前もう少し大きなサイズで試してみたことがある醤油干しを作った。福井県小浜の漁師さんに教えてもらった作り方で、醤油にドボンと1時間つけて干す。割れちゃったやつを試食。ちょっと焼きすぎた・・・けどいい照り、いい香り。時期も梅雨に近くなると脂がのってさらにうまくなるはず。このサイズでも朝ごはんには一人一匹でちょうどいいサイズだった。炊き立てご飯にアツアツの汁、そして焼き魚は最高の組み合わせだ。さらに、食べ方を調べていて得た情報「小さなイサキの刺身が旨い」を調査。寿司ネタサイズなら半身で1カンくらいなので、とにかく手間はかかる。実際に食べてみた結論は、「めち...イサキの幼魚「うりぼう」の美味しい食べ方
「便利なもの」が「残念なもの」に変わる瞬間がある。こちらは4~5年愛用している「ノー〇〇ェイス」のジャケット。防水・軽量・ロゴマークが見えないシンプルなデザインで気に入っていたのに、防水機能を担保するポリウレタン加工が経年劣化してくるんですよね。これは従来より安価に防水機能を手に入れた代償でもあるんでしょうが、消費者はそのことを織り込んで買っていないという部分にギャップがあるわけです。こちらはおフランスの「T-〇〇L」の調理器具。焦げ付かないし、「取っ手が取れる」のが売りなわけです。便利で満足していたのですが、使い続けていると塗装がはがれて残念なことになるわけです。メーカーはカスタマーサービスとして修理を用意しておらず、ダメになったから新しいものを買う、という選択肢を選んでしまいそうな場面です。再塗装をしてくれ...まだまだ使えるのに修理ができないのが嫌だ
ついに島根県内でも新型コロナウイルスの感染が確認されました(4月9日)。長男の入学式が無事終わったところで、ほっとしたのもつかの間。その日の夜にニュースで報道され、翌朝初登校になるはずがいきなり休校になってしまいました。息子は朝起きるのが苦手だったので、入学を機に父と一緒に起きて準備をすることにしていました。初登校の朝は6時10分に起きて洗顔、体操、着替えと順調にこなし、ソワソワ、ウキウキした様子。私は一足先に家に出たのですが、近所の子たちとの通学はとても嬉しかったでしょう。ところが仕事中たまたま小学校の近くを通りがかった時、ぞろぞろと子供たちが家に帰っていくところに遭遇。変だなーと思いましたが、すぐに「休校になったんだな」と思い至りました。楽しみにしていた学校、前夜も朝も確認した給食のメニュー。なにより、寂し...ついに休校
真鯛の卵巣で明太子的なやつを作ってみた。明太子の原料となるスケソウダラの卵巣と比べると10倍くらいでかいがまあいいか。血管に楊枝で穴をあけて塩水に漬け血抜きをし、特製ダレに漬けて数日おいた。さらに、生食するので寄生虫対策で冷凍。明太子サイズに切り分けたのがこちら。おおっ、断面は無着色明太子みたい。食べてみると、味は明太子なんだけど卵の粒が小さいためか食感が物足りない。総合的には、手間をかけてつくるものではないな、と思ってしまった。ならば弁当のおかずに焼きたらこ風だ。こちらはなかなか良い。子供たちも焼きたらこ風おにぎりをバクバク食べていたので美味しかったのでしょう、無事食べきりました。実は、サワラの卵巣でも試してみたことあるけどこちらは小さすぎて×。卵巣の活用法を引き続き探りたい。真鯛の卵巣で明太子的なやつ
そのまま食べたくなるようなイワガキを60個剥きました。海士の海の幸を手軽に持ち帰ることができるように開発した「海の宝」に新商品を作りたくて、試作を始めました。まずは剥き身にして冷凍。イワガキはマガキに比べて大きいのですが、加熱後に水分が出て縮むので対策として片栗粉をまぶしたものもテストしてみます。3種類の味付けで、原料を4種類の下処理で用意して12パターンを試します。早く届かないかなー。今年は新型コロナウィルスの影響でイワガキの出荷が落ち込んでいます。こんな時だからこそ、今できることをコツコツと。海士町のグルメ缶詰「海の宝」新商品開発
春になると毎週のように何かしらが旬を迎えて忙しい。狩猟採集生活のスタートは1月後半のフキノトウから。天ぷら、フキ味噌が定番。2月に入るとアカモク。3月初めからイワガキがはじまり、ワカメは葉と茎とメカブそれぞれに楽しめる。3月下旬ころタラの芽を採りに行き、これも天ぷら。毎年立派なフキを上司から貰うのもこの季節。伽羅ぶきと炒め物に。もう若くないので、夜も温かくなってくる3月終わり頃になってようやくメバル釣りに行く。昔は12月ごろからずーっと4月ごろまで行ってたな。4月に入ると以前教えてもらった場所にトガリアミガサタケとみられるキノコを採りに行く。これが濃厚な旨味でたまらないのですよ。ニンニクとバターで炒めて、赤ワインといただきました。近くに生えてたこいつは正体不明で図鑑を見たけどやっぱりわからん。怖いのでもちろんス...たぶんトガリアミガサタケ
第五回は2020年1月ごろの開催。まずは最近気になるニュージーランドから。隣の島に住んでた友達夫婦が、奥さん側の実家があるニュージーランドに引っ越すと聞いて遊びに行く気満々になってます。昨年はラグビーも熱かったし、次はNZだな。SherwoodStratumPinotNoir2018(NZ)うーん、新世界のピノ・ノワールというイメージそのまんま。SherwoodStratumPinotGris2017(NZ)★おんなじワイナリーだけどエチケットの感じが違うのはヴィンテージの違いかな。こちらの方が好み。奥野田葡萄酒醸造(山梨)ラ・フロレットスミレ・ルージュキュヴェ・エルバージュ2017★これは初挑戦のワイナリー。思いのほか個性的で奥行きがあり、良かった。ここは要再調査。ココ・ファーム・ワイナリー(栃木)農民ロッソ...第五回日本ワイン探求
ずっと使ってきた寿司桶がさすがにアレな感じになってきたので修理をお願いした話。こちらが我が家の寿司桶(before)。タガが外れ、スキマが開き、水がこぼれる。実は祖父が亡くなった時にもらってきた形見の品。特別いい品物ではなさそうだけど、思い出の品なので直してもらえるところをネットで探してみた。木曽檜で有名な長野にある志水木材産業さんにメールで写真を送り、見積依頼をおくるとすぐに返事があり修理可能とのこと。新品を購入すれば3千円ちょっとのところ、修理だと7千円くらいかかってしまうそうだがこの寿司桶は大切に使おうと思ってお願いすることにした。実物を送って待つこと約1か月。ついに修理が終わったとの連絡が入り、寿司桶が家に届いた。おおおおおーーーーーー!美しい!タガがはまり、スキマは無くなり、ため息がこぼれる。ちらし寿...寿司桶・飯台の修理(志水木材さん)
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