〈驚く!〉の漢字「驚」はその部首「馬」も上に乗る「敬」も画数が多く、総画は22もあってオドロくけれど、その態を表すことにおいては平仮名で〈びっくり!〉の方が驚き加減が強い気がする。〈がっくり〉〈ぱっくり〉等々小さい「っ」、つまり促音の跳ねる感じのせいだろう。・・・などと思ったのは家人がギックリ腰になって、それを耳から脳に送ることを繰り返すうちゲシュタルト崩壊なんだか〈ぎっくり〉って日本語として落ち着かないよな〜と。頭を振って一度リセット。ほかにも「っ+促音」を思い浮かべてみたら⋯⋯〈ゆっくり〉〈こっくり〉には跳ね感はないのだった。あ、でも!リズムをかえる機能はあるな。ぎっくり腰。医学的には「急性腰痛」。独国では「魔女の一撃」なる異称。スペルは「Hexenschuβ」で、片仮名読みは「ヘクセンシュウス」。な...っくり!