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2014/11/03

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  • もっと古いよローライフレックス・スタンダードの巻

    昨日、カメラ店の店長様から世の中連休だと知らされました。へぇ、そうなんだぁ。私には関係ないですけど・・。で、前作のオートマットが昭和12年でしたが、もっと古いのがありました。スタンダードですが昭和7年です。さすがに本気で使う方はいらっしゃいませんよね。昭和7年(1932)は複葉の九〇式艦上戦闘機の時代ですよ。この時代のレンズは大概このように曇っていますが、意外にコーティングが無かったりして清掃で改善する場合もあります。ビューレンズは各玉が曇っていますので清掃をします。テイクレンズは前玉がねじ込み式で分解できます。意外に悪くはありません。その他、シャッターのメンテナンスをしておきます。ミラーは使用できない状態でしたので製作して交換しました。その他、内部の清掃とスクリーンの清掃をしました。フードの起倒用バネの...もっと古いよローライフレックス・スタンダードの巻

  • 大古機のローライオートマットⅡの巻

    ローライの二眼レフを整備していると古い機種もやってきます。これはローライフレックスオートマットⅡですが、このシリーズは1937(昭和12年)から発売されたとものの本に書かれていました。いくら何でも大東亜戦争開戦前の志那事変の年ですよ。本気で使う方がいらっしゃるのかしら?シボ革はオリジナルのようでピカピカ光っています。底部のアルミ製三脚座は酸化が進んでいて四脚も陥没しています。レリーズカバーがついているのでⅡ型ということでしょうか?ビューレンズにはバヨネットはありません。状態はシャッター不動、セルフ不動、レンズ汚れ、ファインダー内こってり汚れなど年代相応です。これを直すのかぁ・・さすがにフードの内面塗装はかなり錆びています。フードカバーの前面中央がへこんでいますので修正をしておきます。リンケージのガイド用ネ...大古機のローライオートマットⅡの巻

  • ローライフレックス2.8Fのメンテナンスの巻

    基本的に二眼レフはUPしませんが、しばらく作業が続きそうですのでUP間隔が開くと思います。ローライフレックスの象徴的なモデル2.8Fを作業していますので簡単にUPします。さすがに完成形の貫禄で迫力がありますね。裏蓋の四つ脚がギッタンバッコンになっていますが、原因はおそらく合わない三脚座に強引に締め付けたために中央部分が盛り上がってしまったもの。ではないかと思います。↗に隙間が空いてしまいます。これを修正していきます。次の不良個所は露出計が作動しないこと。メーター単体をテスターで調べると生きています。では、セレンを分離して調べます。起電力の良否は分かりませんが、起電はしています。では、回路を点検して修理していきます。感度は低めですが作動はするようになりました。次の問題は巻き上げが完全に異常の状態に重いです。...ローライフレックス2.8Fのメンテナンスの巻

  • ミノルタrepoのメンテナンスの巻

    ミノルタのレポのメンテナンスをします。過去にメンテナンスを受けていて、モルトも貼り替えられていますがモルトが厚くて裏蓋が開かない状態ですので完全に清掃の上交換します。また、裏蓋の蝶番部分の劣化したモルトが悪さをして塗装を変質させ鉄材を激しく腐食させていたものをナイフのようなもので削り取った形跡があります。「なるべくきれいにして」とのご希望ですので補修塗装をすることにします。但し、シボ革が貼ってあるので焼付塗装は出来ないので通常塗料で塗ります。補修塗装も素材の研磨、マスキング、塗装と工程がありますので意外に工数が掛かります。本体はモルトの交換をしています。レポのシボ革の糊はあまり良くありません。裏蓋は殆どはがれかかっています。補修接着をしておきます。セレンは不良のものが多いですが、この個体の場合は元気です。...ミノルタrepoのメンテナンスの巻

  • DD13のメンテナンスの巻

    DD13ですが走行が少し重い感じもあるのでギヤボックスのメンテナンスをしておきます。モーターとギヤボックスをジョインとしているゴムチューブが硬化して滑りが出ているのでシリコンチューブに交換をしておきます。ギヤボックスのカバーを外します。車軸に繊維が絡みついているので洗浄をします。意外に内部はきれいでギヤや軸の摩耗も軽微です。洗浄をして新しいグリスを詰めておきます。逆側の台車も同じようにメンテナンスをしておきます。組立を終了して作動テストと調整をしていきます。古い設計のモデルのため、現代のモデルのようにフライホイールなども装備していませんのでスムーズな発進というわけには行きませんが、走りだせば安定した走行を見せました。次回の運転会ではヤードの貨車入れ替え作業をします。トミーのリペイント(tomys800.s...DD13のメンテナンスの巻

  • 溶剤だめよローライ35Bの巻

    通常のメンテナンスなのでUP予定はなかったローライ35Bですが、厄介なことになっていたので画像少なめですが書きますね。ドイツ製の個体で外観は良いのですがレンズにカビが多く、それもかなり古いカビです。観察すると各レンズ面にカビがあることが分かります。沈胴本体からシャッターユニットを分離します。かなりホコリの混入があってスプリングにも錆が出ています。この後、シャッターを分解してレンズを清掃しましたが画像がありません。ファインダーの汚れも目立ちます。フレーム枠を分離してレンズを清掃します。巻き上げレバーアテが欠落していましたので取り付けておきます。清掃をしたシャッターユニットを本体に取り付けて無限調整をします。ピントリングを清掃して取り付けようとしましたが・・あれ、距離の文字が消えていて樹脂も溶けています。これ...溶剤だめよローライ35Bの巻

  • 分解歴あり2台のPEN-Fの巻

    2台のPEN-Fが来ましたけど、どちらも分解歴があると分かるネジ頭の痛みが目立ちます。特にこの#2632XXはアンダーカバーのネジが両方ともコンパクト系PENのトップカバー横に使われているような頭が盛り上がった化粧ネジです。レリーズボタンが固着してシャッターが切れません。トップ面に目立つ打痕があって修正ご希望ですが、鋭角の硬いものが当たったようですので修正は難しいです。当たった部分は材料が陥没していますので修正は出来ません。目立たなくする程度です。PEN-Fはとにかく古いので各部の潤滑はカラカラの状態が普通です。本体を洗浄後モルト貼りや洗浄した巻き上げ系部品を組み立てて行きます。分解歴あり2台のPEN-Fの巻

  • リターンミラー割れのPEN-FTの巻

    このPEN-FT#3468XXは付属の42mm狙いで仕入れたような個体。42mmフードもきれいですが、34万台としては巻き上げがゴリゴリなどあまりコンデションは良くないです。特に問題はリターンミラーにクラックが入っていることです。FT(V)はリターンミラーの剥離は持病ですが、このようにクラックが入るのは珍しいです。この状態でも撮影は問題なく出来ますが、前端のカケ部分には接着剤の付着が少ない部分ですから剥離をすると貴重なスクリーンを傷つけてしまう危険があります。商品にもなり難いので新品と交換することにします。リターンミラーを分離しました。割れたミラーを外していきます。ミラーホルダーに新品のミラーを接着しました。その他ミラーユニットのオーバーホールとプリズムの清掃をしておきます。では、リターンミラーから組み立...リターンミラー割れのPEN-FTの巻

  • 初期生産のPEN-FVの巻

    温暖化の影響でしょうか、近年の春は「麗らかな」という天気が少なくなって雨や強風が多い気候になっていますね。しかし、やっと桜も咲いてお花見シーズン真っ盛りというところでしょうか。うちの奥さんも娘と井の頭公園に出掛けましたが私は残ってカメラ修理です。PEN-FVは変更前のユニットが使われている個体が多いですが、この#1101XXもすべての仕様がPEN-FTで言っても12万台付近の初期生産機になります。PEN-FVの発売は1967年2月とのことですが、この個体は1967年5月の生産ですから製造開始から4か月目ですね。セルフタイマーユニットも当然「ジッジッジッ」と巻き上がる初期型が使われています。FTの中期まではボトムキャップは文字通りアルミのキャップ(以後はシール)でしたが、接着が剥離しているケースがあります。...初期生産のPEN-FVの巻

  • 続いてPEN-Wの巻

    PEN-W#1136XX(1965年1月製)が続きますので簡単にUPします。こちらの個体もまずまずの外観。距離リングのアルマイト剥離が惜しい。ファインダーも汚れていますので恐らく未分解機でしょう。何度かシャッターを切っていると・・止まりますね。分解洗浄の上組み立てます。一見見えずらいシャッター羽根の赤さびは清掃しておきます。本体は洗浄をしてスプロケット軸とスプール軸を組み込みます。ファインダーはすでに前面ガラスと対物レンズ(2枚)を分離清掃の上、再接着しました。対物レンズの接着は工場の作業者によって異なっており、画像のように表面に点付けをしてある個体は比較的簡単にレンズを分離出来ますが、この個体の場合はレンズの側面に接着剤を塗布して差し込まれていたのでレンズの分離が非常に困難でした。メーカーとしては再分解...続いてPEN-Wの巻

  • ローライコードⅤbの巻

    普段はあまり二眼レフはUPしませんが、作業はしています。このローライコードⅤbはローライコードの最終型ということで完成された良さを感じます。特にこの個体はシンクロ接点がXのみですから70年代の生産と見えて使用感の少ないきれいな個体です。あまり使用されずに保管されていた印象です。よって、シャッター不調、レンズ・ミラー曇りとチャージレバーの動きが非常に重いなどの不調があります。フードの取り外しが容易でピントガラス(樹脂)の交換も簡単なので清掃作業も楽です。ミラーは曇ってはいますが、さすがにローライのミラーは清掃できれいになります。チャージレバーの作動が重いのは構造的な問題です。この個体はリング部分の摩耗は殆どないのに抵抗が大きい。清掃と軽く潤滑をします。個体によって,全く無給油なのに軽く動く個体もあって個体差...ローライコードⅤbの巻

  • 塗装がきれいPEN-Wの巻

    その前にUP予定のないミノルタ・ミニフレックスという二眼レフをやっておりました。かなり古いカメラでしょうか。ミラーは劣化していましたので作り替えました。その他、フードを留める特殊なネジが片方欠落していてフードが正常に開けないので旋盤で製作しました。で、カメラ店様から外観の塗装がきれいなPEN-W#1044XX(1964年11月製)です。「塗装はオリジナルか?」とのご質問ですがオリジナルです。あまり使用されていなかった個体ですので書くこともないと思いますので簡単にUPします。では、本体を洗浄して組み立てて行きます。このシャッターは珍しく正常に作動していたのです。ネジの緩み止め(白)も開けられた形跡はないと見たのですが、使用されるバネに細工がしてありましたので、手が入っているかも知れません。未分解では正常に作...塗装がきれいPEN-Wの巻

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