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  • 地域の貯金

    高齢者の介護をしている世帯の半数以上が高齢者が高齢者を介護する「老老介護」。認知症どうしの「認認介護」も増えています。なので、元気なうちに地域コミュニティーに参加しようだとか、健康のために体操やウォーキングをしましょうと行政は進めます。でもこれを他人事のように感じている人が多くいらっしゃるように感じます。シートベルトの取り締まりで警察官に怒っている場面に似ています。警察官は、あなたの命を守ろうとして逆になぜ怒鳴られなければならないのか。健康診断や地域活動への参加は、遠くで暮らす家族の負担を減らすだけでなく、ご自身の生活の質に関わる話です。子育ても高齢者の問題も、地域からの孤立が大きな事件の鍵になっている一方、詐欺やストーカー事件がある度に個人情報の問題がクローズアップされます。田舎暮らしではほとんど問題にならな...地域の貯金

  • 「みっともない」という伝統

    世の中から虐待を無くしたい。切なる思い。昆虫や動物の世界では種が生き残るために原則あり得ない行動。高齢者の場合、同居の養護者や施設の介護職の件数が多い。仕事や子育て、プライベートでのストレスは、日常の振る舞いとは別人のように人を攻撃的にさせる。悲しみは弱い方へ流れる。事件を起こした方が悪い。でも社会が、心と体に悲鳴を上げさせているのであれば、悲劇を減らす方法があるのではないか。アジアには介護施設が必要のない地域がまだある。昔の日本のように。大学時代に衝撃を受けたリースマンの「何のための豊かさ」と「孤独な群衆」を思い出す。経済発展が著しいアジア諸国にも介護虐待が増えてくるのか。それより日本は豊かさの向こう側を語り始めることができるだろうか。「もったいない」「おもてなし」の次は「みっともない」という伝統指向が、日本...「みっともない」という伝統

  • 愛のない税金

    団塊の世代が75歳以上となる2025年。それ以降も医療と介護の連携は、高齢者の生活の質の維持にとって重要なものです。消費税増収分を活用した地域医療介護総合確保基金が各都道府県に設置され、市町村計画と連動する手はずとなっています。しかし現実には日常生活の圏域にそれぞれの地域をケアする会議がありますが、そのパワーと内容は、理想の計画の作成と問題点の指摘に終始を繰り返すだけになる傾向があります。限られた専門職とボランティアの連携は、地域を愛する心でつながれています。その心をつなぐための税金の集め方と使い方は、地域を愛する者が愛情を注ぎこんで行われなければならない。給料が確実に振り込まれる公務員や政治家、愛のない振り込み先になり下がってはならない。愛のない税金

  • 現代の楢山節考

    私は所沢の未利用の農地に、ユニットハウスの外壁を飯能の木材を使ってログハウス風に仕上げた介護ハウスを作りたいとずっと思っている。もちろん医療施設が近くにある場所に。超高齢化社会もいつか終わる。数千万もかけた鉄筋コンクリートの施設は無用になる日も来るので、国も介護施設整備の補助金は削らざるを得ない。高齢の親を施設にいれたら家族は安心かもしれない。ご本人も家族に迷惑をかけたくないからとそれを望むかもしれない。現代の楢山節考(ならやまぶしこう)は現実にあると思います。なんか経済に福祉が負けている気がする。私のイメージするキャンプ場のようなサービス付き高齢者向け住宅には、少しでも明るい暮らしが溢れていてほしい。収穫祭もやりますよ。規制を破るのは政治家の仕事ですよね。現代の楢山節考

  • 涙も出せない

    宗教に財産を全部譲ったことを咎められ、息子が面倒をみてくれないと嘆く一人暮らしのご高齢の女性。おそらく生活保護を受けて暮らしている。幸せなのかは本人次第。また、詐欺にあってそんな暮らしになったご高齢の方もいる。自分で選んでそういう生活になったわけではない。やり直す気力もない。今の私はケアマネの仲介でお弁当を運ぶことしかできない。また来るね、元気でねと声掛けするのが精いっぱい。末期がんの父が深夜に病院で息を引き取った時、宿直の看護師さんは泣いてくれた。死んだ父を夜の病院の暗い廊下の奥の部屋へ一人でストレッチャーを押していき、そして父の体を拭いてくれた。医療・介護従事者の方は泣いてなんていられないだろうに。全てに感情移入していたら、自分の身も削られていくから。みんな泣きたいけど泣かずに頑張っているこの国。もっと増え...涙も出せない

  • しあわせの村

    神戸の「しあわせの村」に行ったことのある方いらっしゃいます?私は15年くらい前に一度。神戸三宮から車でわずか25分の場所にある緑溢れる205ヘクタールの広大な敷地。そこには高齢者・障がい者の自立を援助する福祉施設。そしてそのご家族が一緒に楽しめるキャンプやレクリエーション、宿泊・温泉施設などがあります。印象的だったのは、ゲートがあること。そのおかげで広大な敷地内は認知症の方も自由に散歩ができる。隔離は自由を奪うと決めつけていた私の概念は変わりました。徘徊するから、と家や施設から出れなくなったいる方よりよっぽど自由なのかなと。神戸のこの施設はスポーツができるのですが、いつか所沢市・三好町には農業生活が出来るしあわせの村を作りたいという夢が産まれた。いつか、日本の元風景残る武蔵野に、東京の介護が必要な方々に最期のし...しあわせの村

  • 権利を主張する前に義務を

    一人っ子と一人っ子が結婚すれば、一つの実家が空き家になる。介護費用の総費用は10兆円を超えてさらに増加する傾向です。また10年以上取引のない休眠預金は民間の公益活動に使われる休眠預金等活用法が施行されました。これらを考えると、持ち家があるご高齢者は面倒をみない娘や息子に相続で譲るぐらいなら、介護費用を不動産担保型生活資金(リバースモーゲージ)として頑張っている民間介護施設に使って頂けないのか。介護従事者の給与も低いので、ここが地域の知恵の出し所と言いたい。もっと、頑張れ社会福祉協議会!窓口だけつくるだけで仕事をやっていると思うな!と言いたいけど実際は社教もたいへんなんですよね。教育や納税は義務、そして扶養も義務。権利を主張する前に義務を

  • 愛情の連鎖

    高齢の親の生活を支えず相続の時だけ顔を出してくる。色々な事情があると思いますが、介護保険が充実すればするほど、そんな気配が忍び寄ってくる。問題を感じます。自分の判断能力があるうちに自らが選んだ代理人に、介護や財産管理に関する事務について代理権を与える契約を任意後見人制度といいます。その制度が進むのも少し寂しい気持ちになります。ゴミポイ捨てや飲酒運転でも、罰を厳しくするだけでなく文化という心のルールが1人1人に浸透しなくてはなくならないですよね。育児や介護の放棄も罰を重くするだけでは悲しい国になる。親を介護する姿は、自分が介護される姿。暴力が連鎖するように、愛や情も連鎖します。核家族化の進む長寿社会の幸せは、地域のみんなで考えなければ、見えないものなのかもしれません。愛情の連鎖

  • 晩年を積極的に!

    『70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本』、『認知症の親と「成年後見人」』を出版している私の所沢市立東中学時代の同級生、長峰英太郎氏。長寿社会の裏側を知ることは、行政としても積極的対応にシフトしないといけないと思います。申請されてからではなく、事前に相談して頂くことは行政経費削減にも、地域で暮らし老いていく安心にもつながるはずです。この政策判断はやはり地方政治の仕事。「安心」は、地域ブランド。晩年を積極的に!

  • 地域のチームワーク

    「高齢者の4割が認知症になる。自分もいつか認知症になる。(在宅医療カレッジより)」のです。埼玉県西部地区(所沢、狭山、入間、飯能、日高)の老人ホームなどに通う方々の病院等以外の在宅医療等の必要量は、訪問診療分も含めて平成25年では、4,350人/日だったのに対し、平成37年には8,938人/日と推計されています。あと10年はハード面、むしろ制度や地域の心の整備が本当に急務です。地区内連携、地域間連携が阻害要因にはなっていないか?他職種・他地域とのチームワーク。この埼玉西部・所沢地域が県内でもトップにあってほしいというのは、地方政治家の当然の思い。地域のチームワーク

  • 人生の最期

    孤独死とは何か。独居高齢者が亡くなり、発見がしばらく遅れること?ずっと孤独で生きていてもすぐに発見されたら孤独死ではないのか?孫や家族、馴染みの友人に囲まれて晩年を過ごすことは、どれほど幸せなのだろうか?テレビで見かける島や山で元気で暮らしているおばあちゃんは、特別なのかな?地域で暮らして死んでいく。当たり前のようですごく大変なこと。PTAとか自治会という地縁、おそらくこういう会社や趣味だけでない関係ってすごく大事なんだと思う。人生の最期

  • 在宅で最後を迎える。

    在宅で死ぬ。人生の最後を受容する。私の友人が企画したセミナーにて最も印象に残った言葉です。24時間対応の在宅総合診療を展開されている医療法人社団悠翔会の佐々木淳理事長のお話しです。出版されている「在宅医療カレッジ」はお薦めの本です。学生時代、健康とは幸せとは何か。哲学や医療社会学に迷い込んでいた頃の伝統的な健康医療モデル。でも今はICFモデル。高齢のがん患者の方の終末期の人生の質も変わりつつあるとのこと。心の居場所、社会の中での居場所づくり。賃金や教育などを含め、環境と個人の関係の中にウェルネスはある。政治家もお医者さんに負けてられない。在宅で最後を迎える。

  • 福祉と経済

    親孝行は人生の夢であり、徳であると強く信じられていた昭和が、平成の終わりとともにさらに消えていく。藻谷浩介さんが、著書「デフレの正体」の中で「経済は、現役世代の増減による人口の波に影響される」と述べていた。在宅の医療・介護を余儀なくさせる超高齢化の波はまだまだ続く。福祉と経済の関係は、これから日本史上最大の難関を迎えようとしています。法や制度だけでなく、文化や精神をみんなで語り継ぎ、今の日本で「安心して子供を産み育て、充実した人生を送り、安心して老いていくことができる地域を創る」ことが、私の16年前からのキャッチフレーズ。地域の福祉と経済。お任せ頂きたい。福祉と経済

  • 生活の中の小さい花

    約4年前に選挙に落ちてから、父が他界した後も母が営んでいた弁当屋を手伝っていました。今は、母には休んでもらっていますが、高齢者向けの見守り型配食サービスを続けています。そのおかげで介護の実際の現実を毎日知ることができました。献身的に寝たきりの夫を施設に入れず自宅で介護する奥様。昔のご主人は、すごく優しくしてくれていたのだそうです。最近、ご主人が亡くなられました。幸せに逝ってくれたと思うと話されていました。また、一年以上もお弁当を運んでいるのに、今でもどちら様ですか?と私に尋ねる高齢単身住まいの女性。それでも、度々、息子さんや娘さんが部屋を掃除しにきています。この国の今の時代の幸せの花、どこかで毎日咲いています。この花をもっとたくさん植えたいですよね。写真は、所沢市議会松本議員と東所沢駅前にて。生活の中の小さい花

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