chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
「世の中、ちょっとやぶにらみ」
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2014/10/09

arrow_drop_down
  • 「二年ぶりの」

    やはり何年たっても、遠い過去になっても、生活をかけて丁々発止互いを主張し認め合い、同士でありながらライバルでもあった元職場の仲間。いわゆる同じ釜の飯を食った仲間の集い「岩国工場定年退職者の会」。3年や5年を共にしただけではなく、色んな労苦も乗り越えて定年まで勤めたという共通点を持つ者同士。大きなホテルの一室に、今回は会員170人のうち、73人が参加して料理を囲み、お酒を酌み交わす。言いようのないいい気分にさせられる。昨年出席できなかった分を取り戻す勢いで臨んだが、なんのなんの1回の欠席など誰も意に介しちゃいない。差しつ差されつ、昔話に苦労話に花が咲く。この会のメンバーの一人が所属するアマチュアバンドが特別出演という賑わいもあって、一段と盛り上がりの進行に、仲間と共にはしゃいだ。あっという間の2時間であった...「二年ぶりの」

  • 「遠足前夜の気分を」

    明日は2年ぶりの「岩国工場定年退職者の会」総会に出席する。昨年もこの会はもちろん催されたが、私自身が前立腺がん除去手術明けの養生期間であったため、止む無く欠席した。あれから1年。泌尿器科の関連は全て無罪放免を言い渡されたこの身。明日は大手を振って出席である。明日の会を担当する事務局から、今日も電話で「明日は9時から総会の議事について打ち合わせを行いますので・・・」という最終確認が入った。別に深い審議事項があるわけでもない、シャンシャン総会であるが、一応人事入れ替えや、年間会計報告・監査報告などの議事がある。長いこと務めさせてもらった会社である。定年退職から23年が過ぎた今なお、お声がかかるのはありがたいことである。議長ともなれば服装も一応気になる。「ネクタイ要るかな」と確認したら「いや、来賓含めた皆さんノ...「遠足前夜の気分を」

  • 「健康診断」

    このところ、自覚症状があったりなかったり、色んな形で病気と診断されて、手術入院を含む大病もあったりして、いわゆる通常の健康診断を受けてこなかった。受ける必要がなかった。「1年に1回健康診査を受診しましょう」と、山口県後期高齢者医療広域連合から、健診受診票が贈られてくる。高齢者ゆえの早めのチェックで重症化を防ごう、健康保険料の無駄遣いを防ごうという狙いで、健康診断のお勧めが届けられる。かつて現役の頃、工場で働く従業員、協力会合わせて1800人の健康診断結果を、労働基準監督署に報告提出する業務を受け持った経験から、働く人の健康診断が如何に大切であるかをイヤというほど味合わされた。同時に、ただ一人漏れなく完璧に健康診断を受けさせるよう、各職場と連携する難しさも味わってきた。もっとも、通常に働いている元気な若者だ...「健康診断」

  • 「やっぱり、故郷の」

    義兄から預かっていた故郷の梅園。義兄の逝去に伴って、返上した。枝打ちや剪定、下草狩りなど梅園の守をしないまま梅の実の季節を迎えた。足もとは背丈ほどの雑草や低木で、梅の木に近寄るためには相応の作業が必要になる。こういった農作業は、1年サボると普段の3倍くらいの労力が要る。毎年、毎年、繰り返し季節に合わせて手入れをしておかないと、生り物など収穫は期待できない。それがなんと、道路から5mも下になる梅の木に、上から見ても、目に十分入る赤い梅の実がたわわに。何ともこのままほったらかしにするには忍びない。一昨年まではちゃんと手入れして、50kg60kgの収穫があったのだ。道路から見える部分だけでももぎ取って何かに使おう、ということになり、長い梯子を使って直接がけ下に下りて、一部分だけをもぎ取ってきた。そんな無謀なやり...「やっぱり、故郷の」

  • 「あれから1カ月」

    『50、60花ならつぼみ、70、80働き盛り、90でお迎え来たならば、100まで待てと追い返せ』こんな生意気な宣言を取り上げ、地区社協の執行部から退いたあの日から、丸1カ月が過ぎた。16年という長い地域活動の習性で、いつも何かの予定や活動計画に追われるのが日常だったことを思うと、なんかしら随分気持ち的にゆとりというか、だらだらしていて、ほんまにこれでええんじゃろうか、などと自分で自分の優柔さを疑っている。特に5月6月は、1年間の基本計画や活動の細分化などに全神経を集中する月間である。そんな過去に追いかけられる夢をみることは?今のところ卒業して間がないので、どうかするとそのまんま仲間が家にやって来そうな感じで、夢にまで出て来ないのは有難い。ま、一つ卒業したらまた新しいサークルに引き込まれて、適当に忙しく、忙...「あれから1カ月」

  • 「訃報」

    また一人、甥っ子という若い命が、がんに奪われた。はじめの一人は、今年の正月が明けて間もないころ、今は亡き兄の大切な長男を、56歳の若さで見送った。若くして膠原病という厄介な病魔に取りつかれてしまった。原因らしき原因が分からないまま、徐々に体力を奪われていった。ただ、がんの急激な進行とは少し違って、若さゆえの体力が、ある程度寿命を延ばしてくれた。それでも昨年暮れころから一気に、あちこちむしばまれた、享年56歳は早すぎる若すぎる。そして昨日、上から二番目の姉の、こちらも大事な長男が、発症からわずか4年という短い歳月で、急激に進行した悪性骨肉腫に勝てないまま、67歳の短い生涯を閉じた。膝の裏に何かしら違和感を感じ始めた時点で、広島の大きな病院でがん検診を受けた。初期治療で万全を期したはずであったのに、転移が収ま...「訃報」

  • 「失言の功名

    我が国の備蓄米とは、いったいどのくらいの量が倉庫に眠っているのだろうか。そんな3年4年も前から貯め込まれた、古米と呼ばれるお米が、流通に乗ってやっと、米価高騰に喘ぐ国民の前に姿を現した。しかもそのお値段たるや、5kg2000円前後。4500円を下らないブランド米の半額以下で、飛ぶように消費者の手に渡っている。食料品の基本である米価の安値安定は、多くの人に笑顔を呼び戻した。そもそも今回の備蓄米放出など一連の政府の施策の向こう側には「私は米を買ったことはありません、支援者が持ってきてくれる」という、アホじゃないのと思わせたあの大臣のあの発言が発端である。即刻大臣の首のすげ替えによって、政府が大きく動き、30万トンとも40万トンともいえる備蓄米が、庶民の手の届く価格で放出された。もしあの大臣のあの失言がなかった...「失言の功名

  • 「色々なロック」

    色んな意味を込めて百合の花6月9日、勝手な語呂合わせで名付けた「ロック」。色んなことが世界で起きている。何から取り上げようか。いずれも、「何やってんだろうね~」「もうちょっと常識人らしい対応がなかったの?」。少しのお怒りと嘆きが交錯する。怒っても嘆いてもどうにも止まらないのが季節の雨「梅雨」。九州・中国・近畿地方で梅雨入り宣言発表。そのとたんに九州南部では、線状降水帯発生で大雨警戒が叫ばれている。これから約1カ月、日本全国各地で荒れ狂う雨と闘う日々となる。天気予報を見逃さないこと、水害を甘く見ないこと、耳を澄ませることなどが尊い命を守ることになる。ひとり一人が気を付けたいものだ。アメリカでは、一人の独裁者の考え方によって移民政策が見直された。挙句は、退去を命じられた行き場のない多くの移民が蜂起して、軍隊と...「色々なロック」

  • 「海の幸、山の幸」

    今が旬、紋甲イカ掘りたて、ハートのじゃがいも朝食後の新聞に目を通しているとき電話が鳴った。一緒に地域活動を頑張ってきた地元の漁師さんから「紋甲イカが上がったので持っていきましょう」という、3年ぶりの嬉しい話。この季節、瀬戸内海沿岸に産卵場所を求めてやってくる紋甲イカ。それを狙って、太鼓状に拵えた丸い網の中心部に、産卵用の木の枝を仕込んでおく。丸い網に一旦入り込んだらもう外には出られない仕掛け。今日の明け方から網を引き揚げたら以外に入っていたという。明日は漁協市場も休みなので新鮮なうちにどうぞ。まさに旬の味、海の幸を破格の値段で、満喫させてもらった。一方、2月に植えたジャガイモが実り切って、葉っぱが枯れ始めた。今度は山の幸の収穫である。こちらも、昨年、一昨年とは違う大豊作。我ながらまんざら捨てたもんではない...「海の幸、山の幸」

  • 「閑話休題」

    少し早いかなと思いつつ、あまりにもいいお天気に誘われて、錦帯橋そばの吉香公園の菖蒲を見に行った。水田のような泥田を掘り起こしたり、小さな苗を植え付けたり、早くから多くの作業する姿を見て来ただけに、季節が来たらいち早く菖蒲花見に行くつもりでいた。思った通り、菖蒲の見ごろには少し早かった。それでも種類によっては咲き乱れて、我が世の春を謳う花もある。金曜日とあって訪れる人もまばら。そんな中でもすれ違う観光客の言葉は明らかに日本語ではない人が多い。有難いことだ。観光地は賑わってこそ値打ちである。今は大半がつぼみであるが、1週間、10日するうちには満開となる。改めてもう一度覗いてみよう。「閑話休題」

  • 「間もなく・・・(笑)」

    間もなく今年初のかぼちゃが。今日は二十四節季の一つ「芒種」。穀物、特にお米のタネを蒔く季節の意味をもっているのだが。季節の先取りが著しい現代では、稲の種まきはとっくに終わり、もはや田植えの真っ盛りを迎えている。我が家には田んぼはないので、お米の出来栄えや収量に一喜一憂することはない。が、畑の夏野菜の出来栄えには神経を尖らせる。弦は猛烈な勢いで伸びていて、雌花の数も多いのだがなかなか留まらない。ようやく一個、間違いなくお口に入りそうな期待している。モミ蒔き、田植えを順調に終え、台風なども乗り越えて実りの秋を迎えたら、次に気になるのが新米の値段である。古米、古古米、古古古米が、備蓄倉庫から放出されて、異常な高値で庶民生活を脅かした米価。ここにきてようやく政府の腰を入れた対応で、古いコメなら安く買える。取り敢え...「間もなく・・・(笑)」

  • 「花も実もある来年を信じて」

    来年に備えて早くも剪定、丸坊主にされた梅の若木市街地から約35km走った山間にあるカミさんの実家。そのすぐそばにある小さな梅林では、私たちの手で枝打ちや下草狩りなど手入れをしたお陰もあって、毎年大量の青梅の収穫があった。その量は平均して50kg前後。青梅を必要とする人にお裾分けする青梅外交で、梅の実がブルーベリーに化けたり、洋菓子に化けたりした。その上、我が家の梅干し・梅ジャム・梅ジュースなど自家製保存食にしてもなお「梅の実にうなされる」と愚痴るカミさんだった。そんな実家も、高齢化、過疎化など時代の流れで、住む人もなく古びた住居だけが残されている。そうなると私たちが梅林の守をする必要もなくなった。こちらも寄る年波で、往復2時間かけて汗びっしょりの色んな作業や梅ちぎりもだんだん辛くなっていた。正直なところ「...「花も実もある来年を信じて」

  • 「宇野千代が主人公に」

    生い茂る青紅葉に囲まれる宇野千代生家嬉しいことに、岩国市が生んだ女流作家の粋、宇野千代さんをモデルにした連続小説がNHKの朝ドラになることが決まった。そのニュースに市行政はじめ各団体が大変喜んでいる。来年秋のオンエアーで、タイトルは「ブラッサム」という。この意味や由来はまだ定かではないが、兎に角、こんな片田舎出身の作家をモデルにしたドラマが生まれるとは。何はともあれ喜ばしい出来事ではある。かつて、宇野千代ファンが運営する「宇野千代顕彰会」の一員として、会の発展を陰で支えたと自負するこの身にとっても嬉しいことではある。「錦帯橋も日本一、桜も日本一、そんな故郷を持つ私は日本一の果報者ですよ」と笑って、故郷岩国をこよなく愛した晩年の宇野千代さん。女流作家を目指して奮闘する東京での生活は、文豪や著名な画家との交流...「宇野千代が主人公に」

  • 「水無月ついたち」

    一本のつぼみを残して満開のアマリリス水無月ついたちは、倅夫婦の二人目の女の子、私たちにとって最後の孫ちゃんの誕生日である。小学校2年生8歳になる。お誕生祝は自分ちではなく、どうしても岩国のばあちゃんちでやりたいということで、倅夫婦も根負けして急遽里帰りして来た。彼女の本心は、爺ちゃんの手を引っ張って大型文具店に行き、あれこれ欲しい小物を「誕生祝として買って欲しかった」のである。もちろん婆ちゃんには、自分の好みの食べ物をいっぱい作ってもらいたい。お祝いのバースデーケーキは、お母さんが婆ちゃんと相談しながら作ってくれる。なんとまあ周到な計算に基づいた、誕生日のタイムスケジュールが出来上がっていたようだ。ところが間の悪いことに、ジジ・ババはたまたまこの日は「ちょっとお出かけ」が予定されていた。爺ちゃんと一緒の買...「水無月ついたち」

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、「世の中、ちょっとやぶにらみ」さんをフォローしませんか?

ハンドル名
「世の中、ちょっとやぶにらみ」さん
ブログタイトル
「世の中、ちょっとやぶにらみ」
フォロー
「世の中、ちょっとやぶにらみ」

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用