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2014/10/06

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  • S.S.ラージャマウリ監督『RRR』(無発声応援上映)

    2023/1/28衝動的にチケットを購入して上演直前に到着。本編には間に合ったものの、とても凝っていたらしい会場ディスプレイを見ることができず。あとでSNSを見ると、うちわを作ったり、ナートゥのあのポーズ決めたり、みんな楽しそうだった。うらやましい。応援上映は、いい掛け声が入ると盛り上がるものなんだけど、今回は無発声応援上映。熱いシーンで思い思いに、ペンライトを点灯させたり、タンバリンや鈴を鳴らす。鳴り物もいいけど、釘をばらまくシーンで、鈴を持っている人が「しゃらららーん」と優しい音を出していた。自転車に乗る人間としては、あのシーンがRRRのなかで一番嫌いだけど、この応援の寄り添い方は見事だった。ナートゥは一緒に踊りたくなるし、実際に踊ってる人を見たくもなる。発声はダメでも、踊るのはアリなのではないかと客...S.S.ラージャマウリ監督『RRR』(無発声応援上映)

  • ピアース・ベロルツハイマー監督『キラーカブトガニ』

    2023/1/21・放射能で狂暴化したカブトガニが田舎町を襲う話。・生きた化石、二億年目の超進化。・こういうタイプの映画、放射能の扱いが雑。・原発を爆破処理するな。・最初のふんわりしたCGで、この映画をどういう心づもりで見ればいいかわかる。・これはいいかなと思って、はじめてクラフトビール買って飲みながら見た。・カブトガニの動きがほぼルンバ。・主人公は車椅子の青年。演者はディラン・ライリー・スナイダーさん。・表情や足の感じから実際に車椅子が必要な人なのかなと思ったけど、検索してもそういう情報が出てこない。・最初のゲームから、日本文化へのリスペクト強め。思い返してみれば、ポケモン感もある。・登場人物の関係性がしっかりしている。みんないいやつなので安易に死んでほしくない。・ラドゥも結構ひどいこと言っているんだけ...ピアース・ベロルツハイマー監督『キラーカブトガニ』

  • 新海誠監督『すずめの戸締まり』

    2023/1/20・高校生の鈴芽が、閉じ師を名乗る男との出会いと、彼の呪いをとく旅を通じて、自身の失われた過去を取り戻そうとする話。・新海誠監督作品はだいぶ見ているけど、前の『天気の子』がなんか暗かったので出遅れてしまう。・今回は鈴芽がよく動く。義務感に使命感、恋愛感情、動機はいろいろだけど、危険を顧みず、とにかく動く。・現代日本が舞台、普通の身体能力の女子高生を中心に据えて、ここまでアクションができるものなのか。・鈴芽は、いかにも主人公という行動をとるけど、恐怖の感情がマヒしているような危うさもある。・多くの死者が出た大災害を経験しているのに、何度か死ぬのが怖くないと言い切っている。最後のほうの選択もそんな彼女でなきゃ無理だったはず。・序盤はロードムービー調。戸締り活動をしながら、ベタな出会いと別れ。善...新海誠監督『すずめの戸締まり』

  • TAJIRI『プロレス深夜特急: プロレスラーは世界をめぐる旅芸人』

    2023/1/14プロレスラーTAJIRIが、アジア諸国やアメリカでプロレスの指導や試合、滞在時の様子を記録した本。元WWEのスーパースターという経験を活かして、各国でプロレスの指導や試合を行う。実際に深夜特急には乗らないけど、試合よりも移動、宿泊、飲食、練習、プロレスの華やかではない部分に光をあてて、おもしろおかしく書かれている。現地のプロレスラーやスタッフたちの話が、TAJIRI風に翻訳されているところが、ほんとにふざけていて楽しい。意味だけでなく、ノリも伝わってくる。プロレスを指導するときに、さりげなく出てくる目線の話や、リングに上がったら素の自分を見せないという話は、もしかしたら演劇にも通じるところあるかもしれない。彼が周囲から求められるのは、単に「元WWEだから」というわけではないとよくわかる本...TAJIRI『プロレス深夜特急:プロレスラーは世界をめぐる旅芸人』

  • 札幌北斗高校演劇部『イチゴスプーン』

    2023/1/11超能力を持つ茶道部の部員たちが、学校の裏サイトの管理人を追い詰める話…なのかな。茶道部は男子三人。のちに女子が加わる。茶道はしない。各々の地味な超能力を見せ合いながら、下ネタを交えつつ、くだらない会話をする。彼ら3人の掛け合いと舞台美術の良さで、冒頭5分のインパクトが強い。透視能力のある男子のヌルヌルとした動き。話している間、ずっと動いている。荒木飛呂彦作品に出てくるキャラクターっぽい。動きと姿勢だけで結構笑ってしまった。わりと強めの下ネタをねじ込んでいたり、組体操みたいなリアクションしたり、絶対に人を飽きさせまいという強い意志を感じた。舞台美術は、輪郭線が印象的なモノトーン。ちょっとチープさを残す書き割りも話の雰囲気にあっているのでちゃんと成立している。こういう工夫の仕方はおもしろい。...札幌北斗高校演劇部『イチゴスプーン』

  • 井上雄彦監督『THE FIRST SLAM DUNK』(3回目)

    2023/1/2IMAXでも見たくなって三回目。リョータ目線の河田兄がデカい。リョータ周りのサブストーリーが暗いとか、テンポが悪くなるとかネットの評判よくないので、そのへんも注意しながら見る。母はかなりひどいことも言うけど、小学生リョータが転んだときに反射的に体が動いているし、事故の時も裏で手を合わせている。深く傷ついているだけで、ちゃんとリョータにも愛がある。それは彼にも伝わっている。だからこそ、自己憐憫そのものの「謝罪」が書かれた手紙を捨てて、「感謝」の言葉を選べたんだと思う。湘北の切り込み隊長としての彼との役割と、母親のために一歩踏み出そうとするところがシンクロしている。最後の「背伸びた?」は、過去に囚われていた母の心の時間を動かすことに成功したセリフと解釈した。たしかに暗いし身内が事故死する話なん...井上雄彦監督『THEFIRSTSLAMDUNK』(3回目)

  • 玉田真也『そばかす』

    2023/1/3・他者に恋愛感情を持たない女性が、周囲の理解が得られないことに悩みながらも、少しずつ幸せになろうとする話。・世の中、恋愛が前提になっているイベントは多いけど、実際に生活の中で恋愛の優先順位が高い人はそこまで多くない。自分もわりとそんな感じ。・自分の場合は、ただの加齢と人間嫌いだけど、そもそも恋愛感情を抱かないというタイプの人もいる。・アセクシャルやアロマンティックのような言葉もあるそうだけど、作中でははっきりと明言されていない。・観客はそんな人の話だとわかった状態で見るけど、現実だと本人が自覚できるまでかなり時間がかかりそう。・本作は「(not)HIROINmovies」のシリーズの一環として作られていることから、どちらかというと、性的マイノリティが題材というより、恋愛ベースの社会システム...玉田真也『そばかす』

  • 川和⽥恵真監督『マイスモールランド』(2022年)

    2023/1/2・日本で暮らすクルド人家族が、在留資格を失って進退窮まる話。・中心人物はサーリャ。17歳。小学生から日本に滞在していて、日本の学校で学び、日本人の友達もいて、日本の大学に行くだけの学力もあるのに、在留資格を失ったため、進学することができない。・加えて働くと不法労働になってしまう。・家族四人生きていかなければならないが、働くことは許されない。保障もない。なんなんだ、この制度のバグ。・結果、家族を養わなければならない父親は、「不法労働」で、あの悪名高き入管に収容されてしまう。・こういう問題って、日本人の無関心さが招いているものなので、ほぼ全ての日本人に関係のある話。・例えば、誰でもいいけど、身近にいる普通の高校生やその家族が、何も悪いことをしていないのに突然拘束されてしまう状況を想像してみてほ...川和⽥恵真監督『マイスモールランド』(2022年)

  • 井上雄彦監督『THE FIRST SLAM DUNK』(2回目)

    2022/12/31冬休みが始まったからなのか、ほとんど客席が埋まっている。前方の上手端側の席で見る。今回は本来の主人公櫻木花道に注目して見る。脇役にまわってみると、素人なので一人だけ動きがおかしいし、実写映画の中にアニメのキャラが一人いるような異物感。実際、アニメなんだけど、周りがリアルに描けているだけに、不気味さが際立つ。相手チームの目線では怖いと思う。そして、切ない。原作を読んだときも、一回目を見たときも、今回もやっぱり櫻木がかわいそう。話を盛り上げる重要な要素ではあるんだけど、悪化リスクの高いケガを押し殺してプレイを続行させる、そして見ている側が感動してしまうのは、やっぱり悪趣味ではある。映画を終わったあと、若者男子四人組に写真を撮ってもらうように頼まれる。スラムダンク見るために全国の映画館を回っ...井上雄彦監督『THEFIRSTSLAMDUNK』(2回目)

  • 紅白劇合戦2022「年の瀬!即興大合戦」(2022年12月31日19時)

    2022/12/31名古屋を拠点に活動されている役者さん4人が、お題にあわせて45分間の即興演劇をつくる企画。大晦日のイベントにしては演者の負担が大きいし、そもそも即興で45分は長いと思ったけど、そこはさすがの手練れたち。お題は「トイレを我慢する4人」。トイレの順番争いのようなベタな展開になるのはイヤだなと思っていたら、ちゃんと全然違う方向に進んでいた。中内さんのレシーブ力を信じて強引めのパスを出す天野さん、いたたまれないおぐりさんの嘆きぶり。そして、ピラミッド内ピラミッドで着地する構成。ほとんど中だるみなく、きれいに決めてみせた。お見事。せっかくなので、年越しイベントも引き続き視聴。新型コロナに罹患したりしてなかなか残念な年末ではあったけど、こういうイレギュラーな年越しは楽しく、だいぶん中和することがで...紅白劇合戦2022「年の瀬!即興大合戦」(2022年12月31日19時)

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