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ほわみ・わーるど
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2014/10/05

ほわみ・わーるどさんの人気ランキング

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  • あの兎小屋

    あの兎小屋

    父である清がその家を建てたのは、もしくは建て替えたのは昭和30年代の初めだったと思う。場所は東京郊外の、尾野崎という名字の人が多い地区であった。立て替えているあいだ、伊津子は父に連れられてその家に来た。その家にはグミもあったしタワラグミもあった。父がとってくれたタワラグミは少し苦かった。父の建てた家は当時としてはモダンなものであったろう。平屋ではあったが、玄関は西に向いていて洋風の外開きであった。子どもは伊津子の上に3人もいて、妻のみちよと6人で暮らすというのに、北向きの台所と6畳のリビングに8畳の寝室、6畳の書斎、東と南側には廊下があるという作りであった。書斎に作られた作り付けの本棚には父の蔵書でいっぱいであったが、その部屋には父の机が置かれていたが、父がその机に座っているのは伊津子の記憶にはない。高校...あの兎小屋

  • 最後かもしれない

    最後かもしれない

    この間隣のご主人が自転車を走らせているのを見た。あれはきっと田中さんのご主人だなと、節子は思った。田中さんのご主人はなんか神経質そうで、近寄りがたい。挨拶する間もなく、すぐ通り過ぎて行った。しばらくして、節子が回覧板を持っていくと、田中さんの奥さんは今ご主人は入院して一か月になるけど、難病で余命一か月だと言われているという・・・奥さんは61才くらいだし、ご主人はきっと69才くらいだ。入院前日まで働いていたという。具合が悪くなったとき、「タクシーは使わない。コロナだったら運転手さんに迷惑がかかる」と言って、自転車で行ったという。私が見たのはその時?田中さんのご主人は医師の見立て通り、ちょうど一か月で死んだと、良美さんは言う。死んだことを告知せず、身内だけで葬式もすませたと良美さんはつづけた。庭の植木がのびてきた。...最後かもしれない

  • 求めよさらば与えられん

    求めよさらば与えられん

    珠美は思わずほくそ笑んだ。行き遅れた珠美には若白髪まで出てきてしまっている。とうとう私にもモテ期が来たのかしら。昨日といい今朝といい、好ましく思える二人の男の人からメールやらラインやら来るではないの。まぁ同時に二人から一緒になろうなんて言われたらどうしよう・・・深層意識の研究でもして、どちらを選ぶべきかなんて迷わなくてはならないか・・・こう舞い上がったときには、冷静にならなくてはならぬ。そうだった、昨年そうそう珠美はある難局に立ち向かい、ヘルプを求めてあの二人にメールを送っていたのだ。突然頼られたふたりは当惑しつつも、珠美を心配してくれたのだった。自分のまいた種だったのか。こうして珠美は冷静になっていく。私には劇的な短編小説は書けない。でも苦しいときにはまた誰かに頼ってみようかなと、珠美は思うのであった。【投稿...求めよさらば与えられん

  • 意識の研究

    意識の研究

    記憶というものはどうもいい加減のものらしい。あの時、ああだったでしょと言われると、そんなことは覚えていないのに、そうだったかと思ってしまう。卒業式のとき、ばったりおふくろ連れの俺とあったでしょ、といわれても愛には記憶がないのだ。でも卒業式の日にたしかに啓に会って、何人かでどこかへ行き、愛は啓に今までずっと好きであったことを、告白したんだ。啓はそんなこと思ってもなかったと言って、取り合ってはくれなかった。衝撃的だったことだけは覚えている。でも意識の中では、啓を好きであることは好きなのだけれど、現実性を帯びてなかった。なんというのだろう、想像できないのだ。たとえ現実になったとしても、世間知らずで、個性を持たない愛があの頃の希望や野心いっぱいの啓と暮らしても、神経を患うだけだったろうと思う。好きだ好きだと思っていても...意識の研究

  • 恋は終わった

    恋は終わった

    トイレは近いし、しわはよったし、歩きも遅くなったし、スタイルは悪くなったし、歳も歳だし、もう恋は終わりだなとたぬ子は思う。女は灰になるまで恋ができるといった人がいるというが、人によるのかな。周りにいる同世代の女友だちを思い浮かべてみる。青田さんは美人でそつがない人だけど、もう男には興味なさそうだし、緑川さんは私趣味悪いのよ~なんて言いつつも、だれだれさんとライン友だちになったとか言って浮かれている。白井さんは忙しくて、へこたれていた時、同僚男性に優しい言葉かけられて、どっと緊張が解けて感動したとか言ってた。決めた!これからは愛で行こう。恋する時期は私には終わったけど、愛なら無限大だ。隣人愛や、人類愛、だれかれ愛したって問題なしだ。あの人もこの人も愛している。いろんな動物をかわいいと思うように、もう愛はどこにでも...恋は終わった

  • ポポロンの猫

    ポポロンの猫

    ポポロンからメールが来た。久しぶりだった。5年ぶり?いやおととしの10月くらいにもらったのを思い出した。ポポロンは都会の暮らしをやめて、故郷に帰っている。故郷には友人がいっぱいいるし、何やかややりたいことがいっぱいあるらしい。けっこう妄想好きだから、北の国で世界征服の夢でも見ているのかもしれない。ポポロンは何だろう。不思議な人だ。優しいような、それでいて批判的な人で、おもてなしの上手な人だ。私も以前おもてなしを受けたことがあるし、すごく親切にされたことがあるんだけど、あまりにも自然にしてくれたので全部は思い出せない。ポポロンは今も青春してるんだよね。いつまでも魅力的な人だ。縁あって猫のミー太郎と暮らしているという。人懐こい雌猫だという。薪ストーブの前で膝の上に乗ったミー太郎の写真を送ってきてくれた。なんかカレン...ポポロンの猫

  • 牧子

    牧子

    隆子の入れられた部屋には、ほかに3人の女がいた。隆子の前に陣取る老婆は、90才ぐらいで、顔は細くいかにもばあさん顔で、あったことはないが写真で見る、夫のばあさんの顔そっくりである。隣は60代の人あしらいのうまそうな女性で、スナックのママさんでもしてるのかと思ったら、やはり蕎麦屋のおかみさんだったとかいう。斜め前の女性は80代くらいの老婆で、アナウンサーのようなよく通る声で話す人で、この中では一番とっつきにくそうだと思った。仮に牧子と呼ぼう。牧子は声量や雰囲気で80才くらいかのように見えたが、実は90才過ぎていると隣のママさんが教えてくれた。牧子さんは普段一人暮らしなせいか、おしゃべりが好きなようで、話し出すといくらでも話題はつきない。世界征服の話だって、発酵人間の噂だってしそうだ。「私ね、初恋の人とは結婚できな...牧子

  • 牧子

    牧子

    隆子の入れられた部屋には、ほかに3人の女がいた。隆子の前に陣取る老婆は、90才ぐらいで、顔は細くいかにもばあさん顔で、あったことはないが写真で見る、夫のばあさんの顔そっくりである。隣は60代の人あしらいのうまそうな女性で、スナックのママさんでもしてるのかと思ったら、やはり蕎麦屋のおかみさんだったとかいう。斜め前の女性は80代くらいの老婆で、アナウンサーのようなよく通る声で話す人で、この中では一番とっつきにくそうだと思った。仮に牧子と呼ぼう。牧子は声量や雰囲気で80才くらいかのように見えたが、実は90才過ぎていると隣のママさんが教えてくれた。牧子さんは普段一人暮らしなせいか、おしゃべりが好きなようで、話し出すといくらでも話題はつきない。世界征服の話だって、発酵人間の噂だってしそうだ。「私ね、初恋の人とは結婚できな...牧子

  • プルプル地獄

    プルプル地獄

    俺はずいぶんと悪いことをしたもんだ。ゲンゴウ爺さんちの畑の瓜ををおいしそうなとこみんな食べてしまったし、うるせい子供を見つけると、ひねり石投げてやったし庄屋の娘のお腹が大きいとき、ふざけて坂道で押しちまったら、お腹の子が産まれちまって、そのまま死んじまって、庄屋の娘もおおあざ作った。村の中の嫌われ者で、最後は冬の晩にゲンダイ酒屋の新しい酒盗んで酔いつぶれて、夜の道に寝転んで、その後おっちんじゃったさ。それからはご想像の通り、地獄行きだわね。地獄っていうのはひどいところやな。地獄の門のところには、おっそろしい顔の閻魔様がいるし、俺みたい奴は根性が悪いからって、血の池地獄やら、釜茹で地獄、針地獄、肥溜め地獄とつぎつぎ押し込まれ、最後にやってきたのがこのプルプル地獄だわね。プルプル地獄ってとこはまわりがプルプルしたも...プルプル地獄

  • 恋、それともストーカー

    恋、それともストーカー

    カフェの窓際のテーブルの上のスマホがプルプルなる。もしかして、とルルは思う。もしかしてトニーからの電話かもしれない。いやきっとお父さんが私の帰りが遅いのを心配してかけてきているにちがいない。父は20歳の娘がまだ小学生であるかのように心配なのだ。元号だって令和に変わったというのに、昭和生まれの父の頭を新しいものに変えることはできない。トニーが好きだ。トニーに「また会いたいな」とこの間ラインしたら、「いつでも、会えるよ。そのうち連絡するよ」って返ってきた。トニーはいつでもそうだ。誰に対しても優しく、そつのない男だ。イケメンではないのに、女の子を引き付けてしまう。勝ち目のない試合に臨むボクサーの様に、首を捻り、スマホを手に取った。これからどうしよう。トニーの住む現代的なデザインのマンションの周りを歩いて、歩いて歩きま...恋、それともストーカー

  • めぐり湯

    めぐり湯

    「道子、めぐり湯に水を汲みに行こう」老いたとはいえ達者な母が言う。「隆文とおいで」と母はもう歩き出している。めぐり湯は実家から川沿いに10分ほど歩いたところにあるらしい。そこで湧き出た水は不老長寿の水だという。兄を呼んで水を入れるタンクをもって、車で出る。なぜか歩いて先に出た母には行き会えない。めぐり湯でタンクに水を汲みこんで、母を待つ。母は寄り道でもしているのであろうか。めぐり湯の施設には芝生の生えた庭と、ウォータースライドがあり、子どもたちがはしゃいでいたりする。「お兄ちゃん、お母さんをもっと大事にしてよ」とかなんとか母と同居する兄に言っている。しばらく待っても母が来ないので、家に戻ると母はやっぱりいないのである。母はもう死んでから七年になる。また夢を見ていた。めぐり湯

  • その後

    その後

    こんなはずではなかったと友美は思う。友美は58歳にして、理想の男性誠一郎と出会った。その頃誠一郎は74歳ではあるが、まだ都内まで通う会社員であった。誠一郎の声はバリトンで、知性があふれた大学教授のような風貌である。誠一郎は数年前妻に先立たれ、独立した子どもとは離れ、ひとりで郊外の一軒家に暮らしていた。誠一郎にとって妻に先立たれた味気ない暮らしの中で、音楽愛好会で出会った友美という美しい女性に運命的なものを感じていた。なぜなら誠一郎の弟は知己(ともみ)という名の弟がいてその弟も数年前この世を去っていたからである。弟の知己が自分のために送ってくれた配偶者なのに違いないと思われた。誠一郎は友美を音楽会などに誘い、一緒になってくれと懇願した。友美はうれしかった。友美には同い年の圭太という夫と33歳の真奈美という娘がいた...その後

  • うつな店員

    うつな店員

    バイトを見つけた。コンビニのバイトだ。初心者なのでまず4時間でいいと店長に言われた。客商売は自信がないけど、あれやこれや考えるのはもうやめた。高校生が雑誌の前でたたずんで、ケラケラ笑っている。何か嫌だな。俺のことを笑っているのか。おばさんがさっきから売り場をうろうろ歩いている。ありゃなんだ?万引きか?うろうろするなんてふつうではないぞ。そんなこと考えてたら、おばさんこっちへ向かってきた。クオカード3枚出してこれ使えるかと聞いてきた。使えますよと言って、機械に読ませたら、なんだ全部使用済みの奴だ。だからおばさんは嫌なんだよ。何か加齢臭するしなーやっと4時間過ぎて、次のシフトのご婦人がやってきた。化粧があついなー殺人事件の被害者みたいだ。オーデコロンきついぞ。加齢臭隠しているのか―俺もくさいのかなーさっきの客は不機...うつな店員

  • ふつうではない

    ふつうではない

    「りんごとミカンどっちが好き?」8歳年上の兄の輝夫が幼き頃のミチに聞く。「あのね、バナナ」すごいのが生まれたなと輝夫は思ったそうだ。⚘あれからきっと60年くらいたった。息子のタロウが一緒にクリニックへ行ってほしいと言ってきた。ミチはなぜもっと楽しいところに誘ってくれないのか恨めしく思う。⚘クリニックの医師は院長だというけど、ミチはラクダに似ていると思った。その顔でタロウの幼児期のエピソードを聞きながら、「不器用さが発達障害の特徴でもあるのですよ」という。ミチには自分の不器用さを受け継いだタロウのこの無能さが、なぜ発達障害というレッテルを貼られようとしているのが解せない。ただ息子は苦しんでいるのは確かだ。息子が発達障害ならこの私だってそうなのだろう。ふつうではなく生まれ、育つということはややもすれば苦しみを伴うも...ふつうではない

  • もうすぐ始まる

    もうすぐ始まる

    恋かもうすぐ始まるのかいやもう遅すぎる私は時を失っていた☆やっぱり今でも好きといいたいでも駄目だ。何年たっても人間というものは変わらないのだ君は恋の相手ではないと言われそうあのさ、あなたが死ぬとき結局君が好きだったって言ってほしい母が死ぬ前に私が一番だと言ってくれたように(超短編小説会同タイトル参加作品)もうすぐ始まる

  • うまくいかない

    うまくいかない

    彼の魅力はあの眼かな、と美弥子は思う。美弥子が話しかけると真剣な目をして美弥子を見てくる。物静かだ。質問には素直に答えているという感じで好感がもてる・・・娘のミドリが付き合っている人にあってほしいと言ってきたのはつい最近。大宮でまず食事をしようと言ってきた。彼の職業がお坊さんだと言ったのは前の晩である。「え、この前聞いたとき、一人で会社やっている人とか言ってたじゃない」娘は幼少時からなんか問題になりそうなときは、うそをつく。坊さんと結婚した人をふたり知っているが一人は離婚した。ミドリもうまくいくのはフィフティフィフティかなと美弥子は思ってしまう。★「お掃除はできるんでしょうね」この間ミドリが彼の家に行ったとき(住まいは庫裏というらしい)、お料理を母親から教わったことがないとミドリが言った時、相手の母親から言われ...うまくいかない

  • みっつの涙

    みっつの涙

    由美は大介と展覧会に行った。恋人と絵を観に行くのははじめて。その画家はフランスの画家で、風景画で有名な人だ。ノートルダム寺院の絵の前で由美は立ち止まる。寺院のステンドグラスがきれいだ。由美はひきつけられた。観ているとなぜか涙がこぼれた。絵を見て泣けてきたのははじめてだ。感動したのだろうか。それとも大介に手を引かれて観ることがうれしいからか。由美にはわからなかった。◆由美の結婚が決まったので由美は父母と一緒にクワガタが出そうな温泉宿に行った。母と一緒にお風呂に入り、母が由美の背中を流してくれた。母は由美の背中を優しく洗いながら、「この背中は私のものだよ」と言った。由美は心の中で「この背中はもうあなたのものじゃない」と思っていたので驚いた。老いはじめた母は泣いていたのかもしれない。◆大介は独身最後の夜、一人で飲んで...みっつの涙

  • やばい夢

    やばい夢

    シリウスが作ってくれたパスタにはクワガタがトッピングされていた。私は切り株のテーブルの前で、これはどうやって食べればいいのだろうと考える。シリウスは当たり前のように「おいしいよ」という。私はシリウスの胸の中に飛び込んでこここそが私の大好きなところ。私は薬指の指輪を外して月に向かって投げる。指輪は宇宙に向かって小さくなっていく。きれい。今夜はほんと月がきれい。この森の中にいれるのならもう何にもいらない。(超短編小説会祭り参加作品)やばい夢

  • 月がきれいだ

    月がきれいだ

    帰り道を月が照らしている。凛とした弓張り月だ。家まであともうすこし。私の帰る場所。友との語らいがどんなに楽しくとも時間が来れば、じゃあねと言って家路を急ぐ。今日は楽しかったかな、いやそうでもなかったか。何だかわからない想いをかかえて帰るべきところへもどる。月は静かに私を照らす。月はいつもきれいだ。(超短編小説会11月同タイトル参加作品)月がきれいだ

  • ボタン

    ボタン

    夕方いっしょに帰るカナさんに「ねぇボタン付けってする?」って聞いてみた。「うんするよ。でも最近ボタンのついたものはあまり着ないんだ」カナさんは目が悪い。全盲で光も感じられないはずだ。カナさんは立派だな。何でも一人でするし、仕事も努力して上を目指す人だ。頑固かと思いきや、人懐こくて聞き上手・・・だからカナさんとおしゃべりしながら帰るのは楽しい。今朝食卓の上に見慣れぬボタンが置いてあった。学生ボタンをおしゃれにしたような金属製の丸っこいボタン。「おふくろ、つけといて」と息子の太一が言う。太一の一張羅のカーディガンのものだった。休みの日に裁縫箱とボタンと、針と糸とそれに糸とおし。近視、乱視、老眼の身としては、糸とおしなくては、針仕事はできない。とれてしまったボタン付けはめんどくさい。カーディガンのほかにも夏用のパジャ...ボタン

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