野散 のさん野を開く鍵 贈与のカオスモス散種 混沌ー宇宙 想像的・歴史的なもののジャンルなき収蔵庫
井波律子さん逝くあるときある日『世界古典文学全集三国志』三巻がなかなか完結せず、どうしてだろうと調べてみたら、翻訳は京都大学の高橋和巳さんが中心に担当していて、故人となったため、翻訳担当も代わり、今鷹真・小南一郎・井波律子さんが参加して完成に至ったようだ。『三国志』(中国正史)の翻訳全訳完成には取り組みから数十年の歳月がかかってしまったが、待ちくたびれて読み終わることなく鬼籍に入られた人もいたことだろう。中国正史の主な日本語訳が終わる前に、世界すべてがフェイク・ニュースのようで、日本史そのものの崩壊すらある実感を伴ってきている気配。このような時代にあっては、井波律子さんのようなエピキュリアン的態度こそ、根底的かつリアルな認識態度であるのではないか。▲朝日新聞2020年5月19日訃報・2020年5月23日(土)天...井波律子さん逝く
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