往生院金堂跡・ご歴代尊位並びに中世戦乱犠牲者御供養
朝から往生院金堂跡へ、ご供養に赴いた。五輪塔の破片と思わしき石群を住職にも確認してもらい、加工の跡、断片等から間違いなく五輪塔の一部であるとして、幾つかを現在の歴代供養塔のところにお祀りして、今後供養していくことになった。一帯を掘れば、おそらくもっと断片も出てくるであろうが、大阪府史跡指定地、埋蔵文化財包蔵地であることから、勝手に掘ることは当然にできない。(地権者には、露出してある瓦、石等は資料として提供を頂ける許可を頂いている。)やはり、この五輪塔は、安助上人をはじめとした歴代尊位の供養塔であった可能性が高く、このことを(中興五代目・浄興和尚から)教えて頂いたのだと思われるのである。そして、このあたりは、金堂裏における墓域として、中世戦乱犠牲者方の埋葬、供養もされてあった場所だと考えられるのである。前回...往生院金堂跡・ご歴代尊位並びに中世戦乱犠牲者御供養
2024/01/30 14:11