今日の御言葉 20190131 出エジプト33:18~20「主の栄光」
1月31日(木)現在のテーマ「イスラエルの罪と契約の更新」今日のテーマ「主の栄光」■聖書出エジプト33:18~20(19)■聖句主は言われた。「わたしはあなたの前にすべてのわたしの善い賜物を通らせ、あなたの前に主という名を宣言する。わたしは恵もうとする者を恵み、憐れもうとする者を憐れむ」。(19)■解説モーセのとりなしによって主は臨在の同行を約束してくださいました。その確証として「栄光を示してください」とモーセは願います(18)。20節で「顔を見ることはできない」とあるように、ここでモーセが求めたのは臨在以上の神の姿というものでした。それに対する答えが今日の聖句です。「わたしの善い賜物」とは「神の本質のすべて」をあらわし、後半の「恵もうとする者を恵み、‥‥‥」は神の全能性を現しています。「主という名を宣言する」...今日の御言葉20190131出エジプト33:18~20「主の栄光」
今日の御言葉 20190130 出エジプト33:12~17「モーセのとりなし③」
1月30日(水)現在のテーマ「イスラエルの罪と契約の更新」今日のテーマ「モーセのとりなし③」■聖書出エジプト33:12~17(16ab)■聖句「一体何によって、わたしとあなたの民に御好意を示してくださることが分かるでしょうか。あなたがわたしたちと共に行ってくださることによってではありませんか」。(16ab)■解説モーセは、自分の命をかけた2回目のとりなし(32章)によって、民を全面的な破滅、さばきから救い出すことができました。しかし神の臨在の同行は拒絶されたままでした(3)。シナイの荒野で民を導き、約束の地に入るためには神の臨在は不可欠のものです。モーセは「先立って進む使い」(2)がまだ遣わされていないこと、好意を与えると約束された主の召命(12)、そしてイスラエルが主の民であること(13)を訴え、主ご自身の同...今日の御言葉20190130出エジプト33:12~17「モーセのとりなし③」
今日の御言葉 20190129 出エジプト33:7~11「モーセの幕屋」
1月29日(火)現在のテーマ「イスラエルの罪と契約の更新」今日のテーマ「モーセの幕屋」■聖書出エジプト33:7~11(9,11a)■聖句「モーセが幕屋に入ると、雲の柱が降りて来て幕屋の入り口に立ち、主はモーセと語られた。‥‥‥主は人がその友と語られるように、顔と顔とを合わせてモーセと語られた」。(9,11a)■解説モーセは民の宿営の外に天幕(テント)を張り、「臨在の幕屋」と名付けます(7)。25章で神は幕屋の建設を命じておられますが、これはそこに至るまでの仮の幕屋で、モーセの個人的な幕屋といった色彩があります。そこでモーセは神との深い交わりの時を持ったのです。もちろん神と顔と顔とを合わせて語り合うことなどできないのですが(20)、それほど親しい交わりがなされていたということです。「あなたが祈るときは、奥まった自...今日の御言葉20190129出エジプト33:7~11「モーセの幕屋」
今日の御言葉 20190128 出エジプト33:1~6「あなたと上ることはしない」
1月28日(月)現在のテーマ「イスラエルの罪と契約の更新」今日のテーマ「あなたと上ることはしない」■聖書出エジプト33:1~6(3ab)■聖句「あなたは乳と蜜の流れる土地に上りなさい。しかし、わたしはあなたの間にあって上ることはしない」。(3ab)■解説イスラエルの民が犯した罪は大きなものでした。モーセの命がけの祈りによって、最悪の結果は免れました。主なる神は思い直して、アブラハムに与えると約束した「乳と蜜の流れる土地に上りなさい」とお命じになります。しかし、今日の聖句の後半は、イスラエルにとって「悪い知らせ」(4)でした。これまで昼は雲の柱、夜は火の柱をもって民を導き、幕屋が完成したなら「わたしは彼らの中に住む」(25:8)と約束された主が、「あなたと上ることはしない」と、彼らと共にあることを拒否されたのです...今日の御言葉20190128出エジプト33:1~6「あなたと上ることはしない」
今日の御言葉 20190127(日曜版)詩編41:1~14「アーメン」
1月27日(日)現在のテーマ「詩編第一巻」今日のテーマ「アーメン」■聖書詩編41:1~14(14)■聖句「主をたたえよ、イスラエルの神を/世々とこしえに。アーメン、アーメン」。(14)■解説詩編41は第一巻の結びの詩編です。詩編1がヘブライ語のアシュレイ(「いかに幸いなことか」)で始まったように詩編41もアシュレイで始まっています。詩編1は神を愛する人への祝福であり、詩編41(前半)は人を愛する者への祝福の歌となっています。聖句として選んだのは第一巻の結びの句です。「アーメン」の意味は「その通りです」、「そうありますように」で、礼拝におけるイスラエル人の神の祝福、恵み、宣言に対する応答の言葉とされています。そこには、語られたことに対する服従、信仰、そして覚悟が込められています。■祈り主の恵みと祝福に感謝を込めて...今日の御言葉20190127(日曜版)詩編41:1~14「アーメン」
今日の御言葉 20190126 出エジプト32:25~35「モーセのとりなし②」
1月26日(土)現在のテーマ「イスラエルの罪と契約の更新」今日のテーマ「モーセのとりなし②」■聖書出エジプト32:25~35(32)■聖句「今、もしもあなたが彼らの罪をお赦しくださるのであれば……。もし、それがかなわなければ、どうかこのわたしをあなたが書き記された書の中から消し去ってください」。(32)■解説下山したモーセは「民が勝手なふるまいをしたこと」(25)、その罪のあまりにも大きなことを知り、首謀者を裁きます。翌日、再び主のもとに上り、モーセは2度目のとりなしの祈りをするのですが、それが今日の聖句です。「書き記された書」とは「命の書」のことで、新しい都(神の国)に入れるのは、この書に名を記されたものであると黙示録21章27節にあります。モーセは自分の命だけではなく、神が約束される永遠の命のさえも投げ出し...今日の御言葉20190126出エジプト32:25~35「モーセのとりなし②」
今日の御言葉 20190125 出エジプト32:15~24「アロンの言い訳」
1月25日(金)現在のテーマ「イスラエルの罪と契約の更新」今日のテーマ「アロンの言い訳」■聖書出エジプト32:15~24(22~23)■聖句アロンは言った。「わたしの主よ、どうか怒らないでください。この民が悪いことはあなたもご存じです。彼らはわたしに、‥‥‥」。(22~23)■解説モーセは山を下ると、「二枚の掟の板」(15)と「金の子牛」の像を砕いて怒りをあらわにします。そして、留守を任せたアロンに詰め寄ります(21)。それに対するアロンの答えが今日の聖句です。「悪いのは民であって、わたしは彼らの求めに応じただけです」と、アロンは自分の失敗を謝罪することもなく、罪を民に転嫁しています。アダムとエバが蛇にだまされた時のことを思い出します(創3:12,13)。アロンはまさしくアダムとエバの子孫であるということです。...今日の御言葉20190125出エジプト32:15~24「アロンの言い訳」
今日の御言葉 20190124 出エジプト32:7~14「モーセのとりなし①」
1月24日(木)現在のテーマ「イスラエルの罪と契約の更新」今日のテーマ「モーセのとりなし①」■聖書出エジプト32:7~14(12b)■聖句「どうか、燃える怒りをやめ、御自分の民にくだす災いを思い直してください」。(12b)■解説イスラエルの民の醜い姿に対して、モーセの最も美しい姿を見ます。「かたくなな民」(9)の姿は出エジプト以来繰り返されていました。それにもかかわらずアドナイ(主)は民をここまで導いてきたのです。しかし、偶像を造り祭り上げている民の姿に主の怒りが燃えたのです。主はモーセに言われます。「彼らを滅ぼし尽くし、あなたを大いなる民とする」(10)。アブラハムに対して言われたのと同じ言葉であり(創12:2)、新しい選民としての選びでした。ここでモーセは、自分の栄光や名誉を求めず、民を見捨てるようなことも...今日の御言葉20190124出エジプト32:7~14「モーセのとりなし①」
今日の御言葉 20190123 出エジプト32:1~6「金の子牛」
今日からテーマは「イスラエルの罪と契約の更新」となります。1月23日(水)現在のテーマ「イスラエルの罪と契約の更新」今日のテーマ「金の子牛」■聖書出エジプト32:1~6(1)■聖句モーセが山からなかなか下りて来ないのを見て、民がアロンのもとに集まって来て、「さあ、我々に先立って進む神々を造ってください。エジプトの国から我々を導き上った人、あのモーセがどうなってしまったのか分からないからです」。(1)■解説今日の拝読箇所はイスラエルの最初の背信行為の記録です。再びシナイ山に登ったモーセがなかなか戻ってこないことで民に不安が広がります。人は今まで頼ってきた指導者がいなくなると動揺し、間違った方向へと走りやすい傾向があります。ヨシュアの死後、あるいはサムエルの晩年などの例が聖書にもあります。今日の聖句は、出エジプトを...今日の御言葉20190123出エジプト32:1~6「金の子牛」
今日の御言葉 20190122 出エジプト31:12~18「安息日について」
1月22日(火)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「安息日について」■聖書出エジプト31:12~18(13bc)■聖句「あなたたちは、わたしの安息日を守らねばならない。それは、代々にわたってわたしとあなたたちとの間のしるしであり、わたしがあなたたちを聖別する主であることを知るためのものである」。(13bc)■解説聖所に関する指示の最後に、安息日について繰り返されています(20:8~11参)。安息日は、創造主を賛美し、礼拝する日です(20:10~11)。また、救い主である神を覚え、礼拝する日です(申5:15)。安息日を守ることは聖別された民としての「しるし」(13)です。また、安息日の礼拝を通して、私たちは「主を知る」(13)のです。今日の拝読箇所に「安息日を守りなさい」という言葉が3度繰り返され...今日の御言葉20190122出エジプト31:12~18「安息日について」
今日の御言葉 20190121 出エジプト31:1~10「技術者の任命」
1月21日(月)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「技術者の任命」■聖書出エジプト31:1~10(2~5)■聖句「見よ、わたしはユダ族のフルの孫、ウリの子ベツァルエルを名指しで呼び、彼に神の霊を満たし、‥‥‥すべての工芸をさせる」。(2~5)■解説精巧な設計図を与え、材料の指示が終わったところで、神は提示したマスター・プランに従ってそれを設計し、加工細工し、職人を監督することができる人を選定されます。ベツァルエルは芸術家であり、建築に秀でた力をもっていたのだと思います。しかし、それだけで神聖な幕屋の建設、祭儀道具の一式を作れるものではありません。主は「神の霊を満たし、知恵と英知と知識をもたせ」ことに当たらせます。非凡な技術・才能と共に、真に神に仕える謙虚な心を持つ人、それがベツァルエルであったの...今日の御言葉20190121出エジプト31:1~10「技術者の任命」
今日の御言葉 20190120(日曜版)詩編40:1~18「語り伝える」
1月20日(日)現在のテーマ「詩編第一巻」今日のテーマ「語り伝える」■聖書詩編40:1~18(6)■聖句「わたしの神、主よ/あなたは多くの不思議な業を成し遂げられます。あなたに並ぶものはありません。わたしたちに対する数知れない御計らいを/わたしは語り伝えて行きます」。(6)■解説今日の詩編40:7-9は、新約ヘブライ書10:5-7に、イエスが語られた言葉として引用されています。また後半(14-18)は、詩編70と同じものです(後半の解説は詩編70でいたします)。今日注目したいのは「語り伝える」ということです。10節には「良い知らせを伝え」、「唇を閉じません」、11節には「真実と救いを語り」、「隠さずに語り」とあります。詩人が黙っていることができないのは、神が成し遂げられた不思議な業、恵みの御業(11)で、しかも...今日の御言葉20190120(日曜版)詩編40:1~18「語り伝える」
今日の御言葉 20190119 出エジプト30:34~38「香」
1月19日(土)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「香」■聖書出エジプト30:34~38(35~36)■聖句「香を作りなさい。‥‥‥純粋な、聖なる香を作る。その一部を細かく砕いて粉末にし、粉末の一部を、臨在の幕屋の中の掟の箱の前に置く。わたしはそこであなたに会う」。(35~36)■解説今日の拝読箇所には香壇でたく香の調合の仕方が指示されています。複数の「香料」を混ぜ合わせて作られる「香」は、香壇でたかれ、その時立ち上る煙は、神に受け入れられる祈りを象徴しています。詩篇には「わたしの祈りを御前に立ち昇る香りとし‥‥‥お受けください」(141:2)とあり、黙示録には「香の煙は、天使の手から、聖なる者たちの祈りと共に神の御前へ立ち上った」(8:4)とあります。「細かく砕いて」、すなわち砕かれた心をもっ...今日の御言葉20190119出エジプト30:34~38「香」
今日の御言葉 20190118 出エジプト30:22~33「聖別の油」
1月18日(金)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「聖別の油」■聖書出エジプト30:22~33(30)■聖句「アロンとその子らにこの油を注いで、彼らを聖別し、祭司としてわたしに仕えさせなさい」。(30)■解説昨日の「水」に続いて、聖霊の象徴とされる「油」が今日のテーマです。同じように霊的、内的に捉える必要があります。「聖なる油」は香料とオリーブ油を混ぜて作られ、祭司の聖別にだけ用いるように規定されています。しかし、復活されたイエスは「聖霊を受けなさい」(ヨハネ20:22)と、信じる者に聖霊の油が注がれることを約束されました。パウロは「キリストに固く結び付け、わたしたちに油を注いでくださったのは、神です」(2コリ1:21)と語り、ヨハネは「あなたがたは聖なる方から油を注がれているので、皆、真理を知...今日の御言葉20190118出エジプト30:22~33「聖別の油」
日々の御言葉 20190117 出エジプト30:17~21「清めの水」
1月17日(木)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「清めの水」■聖書出エジプト30:17~21(19)■聖句「アロンとその子らは、その水で手足を洗い清める」。(19)■解説今日の拝読箇所には「水」による清めの儀式が記されています。「水」は聖霊を象徴しており、儀式的、外面的にだけ捉えるのではなく、霊的、内面的に捉える必要があります。エゼキエル書には「わたしが清い水をお前たちの上に振りかけるとき、お前たちは清められる」(36:25)とあり、イエスはニコデモに「だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない」(ヨハネ3:5)と言われ、ヨハネ7章には「わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、生きた水が川となって流れ出るようになる。イエスは、御自分を信じる人々が受けようとしている"...日々の御言葉20190117出エジプト30:17~21「清めの水」
今日の御言葉 20190116 出エジプト30:11~16「補則②人口調査」
1月16日(水)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「補則②人口調査」■聖書出エジプト30:11~16(12)■聖句「あなたがイスラエルの人々の人口を調査して、彼らを登録させるとき、登録に際して、各自は命の代償を主に支払わねばならない」。(12)■解説「人口調査」は一般に税金を課すために行われるもので、ここでは「臨在の幕屋」を維持することが目的の「献納物」(13)となっています。また、「命の代償」(12)とも呼ばれています。それは、命を保ってくださる神への感謝の意味からです。この規定に従ってモーセはイスラエルの全部族の人口調査を行っています(民1章,26章)。ダビデはこの規定を無視して人口調査を行ったために災いが下りました(Ⅱサム24章)。納税については、イエスが「皇帝のものは皇帝に、神のものは神...今日の御言葉20190116出エジプト30:11~16「補則②人口調査」
今日の御言葉 20190115 出エジプト30:1~10「補則①香をたく祭壇」
1月15日(火)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「補則①香をたく祭壇」■聖書出エジプト30:1~10(7~8)■聖句「アロンはその祭壇で香草の香をたく。すなわち、毎朝ともし火を整えるとき、また夕暮れに、ともし火をともすときに、香をたき、代々にわたって主の御前に香りの献げ物を絶やさぬようにする」。(7~8)■解説29章の最後で「聖所と祭司に関する規定」の結語が述べられました。30章はその補則(追加規定)です。しかし、その一つ一つに大切な意味があります。今日はその中の最初「香をたく祭壇」についてです。それは44.5cm四方、高さ89cmの「香壇」で、至聖所の前(隔ての垂れ幕の前)に置きます。タルムード(口伝律法)では「金の香壇」と呼んでいます。今日の聖句で、毎朝夕、香がたかれること、それを絶やして...今日の御言葉20190115出エジプト30:1~10「補則①香をたく祭壇」
今日の御言葉 20190114 出エジプト29:38~46「結語」
1月14日(月)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「結語」■聖書出エジプト29:38~46(45~46)■聖句「また、わたしはイスラエルの人々のただ中に宿り、彼らの神となる。彼らは、わたしが彼らの神、主であることを、すなわち彼らのただ中に宿るために、わたしが彼らをエジプトの国から導き出したものであることを知る。わたしは彼らの神、主である」。(45~46)■解説祭司の聖別規定の後、「日ごとの献げ物」についての規定が記され(29:38~42)、「聖所と祭司に関する規定」の結語となります。規定どおりに聖所が建てられ、祭司が任職されることで、まず神は「わたしはその場所で、あなたたちと会い、あなたに語りかける」(42)と約束されます。そして今日の聖句「結語」となります。何と慰めと力に満ちた御言葉ではないで...今日の御言葉20190114出エジプト29:38~46「結語」
今日の御言葉 20190113(日曜版)詩編39:1~14「詩編39②御もとに身を寄せる者」
1月13日(日)現在のテーマ「詩編第一巻」今日のテーマ「詩編39②御もとに身を寄せる者」■聖書詩編39:1~14(13c)■聖句「わたしは御もとに身を寄せる者/先祖と同じ宿り人」。(13c)■解説詩編39の2回目です。全体的に「ヨブ記」や「コヘレト」とよく似た印象を与える詩編ですが、1/6(日)の8節と共に、今日の聖句に選んだ13節に詩人の信仰があらわされています。新改訳と口語訳では「身を寄せる者」は「旅人」と、「宿り人」は「寄留の者」(新改)、「寄留者」(口)と訳しています。これらは先祖であるイスラエル民族の姿であり、アブラハムの人生と信仰につながるもので、地上での旅路のすべてを主にゆだねる信仰者の姿が表明されています。ヘブライ書11章には、アブラハムをはじめとし、主に身を寄せながら旅人のように生涯を歩むんだ...今日の御言葉20190113(日曜版)詩編39:1~14「詩編39②御もとに身を寄せる者」
今日の御言葉 20190112 出エジプト29:1~37「祭司聖別の儀式」
1月12日(土)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「祭司聖別の儀式」■聖書出エジプト29:1~37(10)■聖句「まず、雄牛を臨在の幕屋の前に引いて来る。アロンとその子らは手を雄牛の頭に置く」。(10)■解説29章は祭司を聖別(任職)する儀式、①「贖罪のための献げ物」(14)、②「焼き尽くす献げ物」(18)、③「和解の献げ物」(28)について記されています。①は罪の贖い、②はすべてを主にゆだねる献身、③は神との交わりをあらわしています。今日の聖句を含む①「贖罪のための献げ物」には、他の2つの儀式と大きく異なる点が2つあります。一つは「手を置く(按手)」です。これは所有者から手を置かれたものへの「移行」をあらわし、ここでは祭司の罪の雄牛への移行となっています。これ以外にも祝福の移行(創48:14)...今日の御言葉20190112出エジプト29:1~37「祭司聖別の儀式」
今日の御言葉 20190111 出エジプト28:1~43「油を注いで」
1月11日(金)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「油を注いで」■聖書出エジプト28:1~43(41)■聖句「これらの衣服を兄弟アロンとその子らに着せ、彼らに油を注いで祭司の職に就かせ、彼らを聖別してわたしに仕えさせなさい」。(41)■解説28章は祭司の装束についての規定です。「祭服」から始まり「額当て」まで5つの項目が挙げられています。定められたもののすべてを身に付け、油を注いで聖別し、その職に就かせたことが今日の聖句で分かります。こうしていけにえを捧げ、律法を教えることを主な務めとする祭司の働きが始まります。その他に王、預言者も油を注がれることによって任命され、祭司と合わせて旧約における三大聖職と呼ばれています。また、メシアは「油を注がれた者」という意味で、救い主をあらわし、旧約の三大聖職の...今日の御言葉20190111出エジプト28:1~43「油を注いで」
今日の御言葉 20190110 出エジプト27:1~21「常夜灯」
1月10日(木)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「常夜灯」■聖書出エジプト27:1~21(21a)■聖句「常夜灯は臨在の幕屋にある掟の箱を隔てる垂れ幕の手前に置き、アロンとその子らが、主の御前に、夕暮れから夜明けまで守る」。(21a)■解説27章では犠牲を捧げるための「祭壇」、幕屋を囲む「庭」についての指示に続いて、「常夜灯」について語られています。「七枝の燭台(メノラ)」の火は一度に全部を絶やしてはならず、昼夜ともし続ける必要がありました。そのために祭司は夜通し油を継ぎ足していたのです。今日の聖句からサムエルのことを思い出します。「まだ神のともし火は消えておらず、サムエルは神の箱が安置された主の神殿に寝ていた」(サム上3:3)。サムエルは「常夜灯」の火が消えないように守っていたのです。私たち...今日の御言葉20190110出エジプト27:1~21「常夜灯」
今日の御言葉 20190109 出エジプト26:1~37「至聖所の垂れ幕」
1月9日(水)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「至聖所の垂れ幕」」■聖書出エジプト26:1~37(33)■聖句「その垂れ幕は留め金の下に掛け、その垂れ幕の奥に掟の箱を置く。この垂れ幕はあなたたちに対して聖所と至聖所とを分けるものとなる」。(33)■解説26章は幕屋の内部についての指示です。今日の聖句は聖所と至聖所を分ける垂れ幕についての御言葉です。「掟の箱(契約の箱)」が置かれる至聖所には、大祭司が年に一度、大贖罪の日の儀式を行うためにだけ入ることが許されています。しかし、キリストが十字架の上で死なれた時、この垂れ幕は上から下まで真二つ裂けたと記されています(マタイ27:51)。このことは、神と人間とを隔てていた垂れ幕が、キリストの贖罪によって取り払われ、神に恐れることなく近づく道が開かれたこ...今日の御言葉20190109出エジプト26:1~37「至聖所の垂れ幕」
今日の御言葉 20190108 出エジプト25:10~40「燭台」
1月8日(火)現在のテーマ「聖所と祭司に関する規定」今日のテーマ「燭台」■聖書出エジプト25:10~40(37)■聖句「次に、七個のともし火皿を作り、それを上に載せて光が前方に届くようにする」。(37)■解説今日の拝読箇所には神の臨在のしるしである「契約の箱」、神への供え物を置く「机」、神殿を照らす「燭台」について述べられています。聖句として取り上げたのは「燭台(メノラ)」です。この七枝の燭台はユダヤ人の信仰と希望の象徴で、マカベア時代の貨幣に刻まれたものがエルサレムで発見されており、しばしば会堂や墳墓などにも刻まれ、現在のイスラエル共和国の国章も七枝の燭台です。金の燭台は主なる神の臨在(ゼカ4:2,11)、教会(黙1:12~13,20,2:1,5)、忠実な証人(黙11:4)の象徴とされています。また、燭台の上...今日の御言葉20190108出エジプト25:10~40「燭台」
今日の御言葉 20190107 出エジプト25:1~9「幕屋建設の指示」
今日から出エジプト記に戻ります。テーマは「聖所と祭司に関する規定」です。1月7日(月)現在のテーマ「聖所と祭司に関する指示」今日のテーマ「幕屋建設の指示」■聖書出エジプト25:1~9(8)■聖句「わたしのための聖なる所を彼らに造らせなさい。わたしは彼らの中に住むであろう」。(8)■解説24章の最後は「モーセは‥‥山に登った。モーセは四十日四十夜山にいた」で、25章から31章までは山でモーセが神より受けた指示について記されています。その最初は「幕屋」についてです。幕屋とは、簡単に言えば移動式の神殿のことで、「聖なる所(聖所)」、「天幕」とも呼ばれます。幕屋建設の第一の目的は、今日の聖句にあるように、そこに神が住まわれるためです。そこは神との出会いの場であり、聖なる礼拝の場です。やがて「幕屋」は「神殿」へと発展しま...今日の御言葉20190107出エジプト25:1~9「幕屋建設の指示」
今日の御言葉 20190106(日曜版)詩編39:1~14「①何に望みをかけたら」
1月6日(日)現在のテーマ「詩編第一巻」今日のテーマ「詩編39①何に望みをかけたら」■聖書詩編39:1~14(8)■聖句「主よ、それなら/何に望みをかけたらよいのでしょう。わたしはあなたを待ち望みます」。(8)■解説詩編39を2回に分けて学びます。詩編39は全体的に、人生のはかなさ(5)、空しさ(6)といったもので満ちています。その中で、今日の聖句8節の「主を待ち望む信仰」の告白が、天に向かって走る一筋の光のようです。新改訳では8節を「主よ。今、私は何を待ち望みましょう。私の望み、それはあなたです」(新改訳では7節)と、もっと強く、はっきりと人生の目的と目標が主にあることを示しています。私たちは何に望みをかけて生きるのでしょうか。「陰のように移ろうもの」(7)にでしょうか。それとも「イスラエルの岩なる神」(イザ...今日の御言葉20190106(日曜版)詩編39:1~14「①何に望みをかけたら」
今日の御言葉 20190105 ヨハネ11:28~44「イエスは涙を流された」
1月5日(土)現在のテーマ「今年の御名」今日のテーマ「イエスは涙を流された」■聖書ヨハネ11:28~44(33,35)■聖句「イエスは、彼女が泣き、一緒に来たユダヤ人たちも泣いているのを見て、心に憤りを覚え、興奮して‥‥‥。イエスは涙を流された」。(33,35)■解説11章の中でイエスは度々「心に憤りを覚え、興奮して」(34,38)とあります。また、ラザロの死を前に「涙をながされた」(35)とあります。この憤り、興奮、涙は、一人ラザロの死を悼んでのものではありません。パウロが「滅ぼされるべき最後の敵」(1コリ15:26参)と呼んでいる、死に対する憤りであり、その死に支配されている人間の悲惨に対する涙でした。この最後の敵を滅ぼすことが神の子イエスがこの世にお出でになられた目的でした。創世記3章には次のようにありま...今日の御言葉20190105ヨハネ11:28~44「イエスは涙を流された」
今日の御言葉 20190104 ヨハネ11:1~27「ラザロの復活」
今日からテーマは「今年の御名」です。1月4日(金)現在のテーマ「今年の御名」今日のテーマ「ラザロの復活」■聖書ヨハネ11:1~27(25-26)■聖句イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。このことを信じるか」。(25-26)■解説今年の御名は「我は復活なり、命なり」です。言うまでもなく死んだラザロを復活させるために、主イエスが啓示された御名です。イエスが残されたしるしと啓示された御名を通して、私たちはイエスをどのように信じればよいのでしょうか。恩師の言葉を紹介します。「(マルタよ)あなたが終わりの日に期待しているよみがえり、それはわたし自身のうちにある‥‥。わたしこそよみがえりであり命である。‥‥終わりの日...今日の御言葉20190104ヨハネ11:1~27「ラザロの復活」
今日の御言葉 20190103 詩編126:5~6「詩編126③」
1月3日(木)現在のテーマ「今年の標語」今日のテーマ「詩編126③」■聖書詩編126:5~6(5)■聖句「涙と共に種を蒔く人は/喜びの歌と共に刈り入れる」。(5)■解説今年の標語が含まれている5節から6節は、解放の時を信じて主の業に励む人の姿が描かれています。それは「辛い現実の中で涙を流しながらも、刈り入れの時、喜びの時、解放の時を信じ、人々の心に種(御言葉)を蒔く人」の姿です。「涙と共に」とありますから、泣いてもよいということです。自分の弱さに直面している時、現実の厳しさの中で、歯を食いしばってがんばれとは言われません。戦いに敗れた時、「ダビデも彼と共にいた兵士も、声をあげて泣き、ついには泣く力もなくなった」とあります(1サム30:4)。しかし、ダビデは「エファド(祭服)」を持ってこさせ、祈りを捧げたとありま...今日の御言葉20190103詩編126:5~6「詩編126③」
今日の御言葉 20190102 詩編126:3~4「詩編126②」
1月2日(水)現在のテーマ「今年の標語」今日のテーマ「詩編126②」■聖書詩編126:3~4(4)■聖句「主よ、ネゲブに川の流れを導くかのように/わたしたちの捕われ人を連れ帰ってください」。(4)■解説3節から4節は、バビロンからの解放を信じ、神の奇跡を待ち望む人の信仰の祈りです。「主よ、ネゲブに川の流れを導くかのように」という言葉がヒントで、神の介入を願う信仰の言葉となっています。「ネゲブ」はイスラエルの南部に広がる砂漠地帯のことです。皆さんは「ワジ」という言葉をご存知でしょうか。砂漠地帯にある涸れた川のことで、雨季の、しかも豪雨の時にだけ水が流れる川のことです。「主がネゲブに川の流れを起こされるように、突然、神の奇跡が起こって、この苦境から、私たちを救ってください(解放してください)」という信仰の祈りです。...今日の御言葉20190102詩編126:3~4「詩編126②」
今日の御言葉 20190101 詩編126:1~2「詩編126①」
新年、おめでとうございます。今年も「日々の御言葉」をよろしくお願いいたします。1月1日(火)現在のテーマ「今年の標語」今日のテーマ「詩編126①」■聖書詩編126:1~2(1)■聖句「主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて/わたしたちは夢を見ている人のようになった」。(1)■解説今年の標語は「涙と共に種を蒔く」です。この標語が記されている詩編126はバビロンによる捕囚を背景に、そこからの解放を願うユダヤ人の祈りの姿勢について描かれております。「バビロン捕囚」とは、紀元前6世紀頃、バビロンの王ネブカドネザルがユダ王国(南王国)の首都エルサレムを攻略する前後に行なわれたバビロンへの強制移住のことです。バビロンからの解放は、紀元前538年、ペルシャの王キュロスによって実現します。バビロンはエジプトと並んで、偶像に...今日の御言葉20190101詩編126:1~2「詩編126①」
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