「コメは買ったことがない…」との失言で辞任を余儀なくされた江藤拓前農林水産大臣。その後任として今回任命された小泉進次郎氏が打ち出したコメ価格引き下げ政策が、国民の支持を集めているようです。特に評価されているのはそのスピード感。小泉新大臣は就任後、間髪を置かず政府備蓄米の放出方法に大きな変更を加えることを発表。これまでのJA(農協)を中心とした大手集荷業者に競争入札で売り渡す方式をやめ、イオンやドンキ、アイリスオーヤマなどの(消費者に身近な)大手小売業者に直接、随意契約で(さっさと)引き渡しを始めています。掲げたのは、現在5キロ当たり4000円を超えている精米の販売価格を、わずか2週間で半額近くまで引き下げるという目標。もしもこの目標が達成され、本当に6月上旬に5キロ2000円台の備蓄米が大手スーパーの店頭...#2837米価高騰の悪玉は農協か?