生き延びたパレスチナの人たちがガザに戻り、生活を始めた。トランプやネタニヤフが人々からガザを取り上げようとますます下卑た顔でこん棒を振り回している今、それでも、人々は戻り、友達と腕を組み、笑っている。爆撃されないという以外、自由などほぼないのにそれでも、生き残った人々は自分たちの町だったところに戻り、清々しい笑顔で通りを歩いている。2月17日、4日前のガザの様子。茫々たる破壊の中、それでもガザは再び生き始める
日本語教師として中国江西省南昌に滞在した4年間の記録とともに、日本に戻って以降の日中関係を含め、日々
「斎藤氏をまた知事に選んだ兵庫県民は明らかにバカである。どうしようもないバカである。」これは、私が言ったのではない。漫画家の小林よしのり氏の言葉なんである。小林氏は、「テレビは日本人を『一億総白痴化』し、ネット‐SNSは『一億総狂人化』をもたらした」と言う。悲しいけれども、半分は当たっていると思う。斎藤知事の嘘、立花孝志氏の罪、兵庫県民の愚。小林よしのり氏が日本の「一億総狂人化」を憂慮する理由-まぐまぐニュース!「SNS選挙」が脚光を浴び、斎藤元彦氏が再選を果たした先の兵庫知事選について、人気漫画家の小林よしのり氏は、「オールドメディアも酷いが、だからといってニューメディア...まぐまぐニュース!西宮のPR会社(Merche)の代表折田楓さんの選挙直後の発表は、SNSでの「種まき」「育成」「収穫」操作によ...操作された「民意」も、そりゃあ民意だけど…
この春からこっち、兵庫県が騒がし過ぎる。それもこれも全部、斎藤元彦というおかしな野郎のせいだと思っていたがここに至って原因は、日本社会が壊れまくっていることにあると気が付いた。もう、わけわからん事態になっているけど、元々、斎藤問題は①3月、西播磨県民局長(当時)による斎藤知事についての告発(公益通報)②斎藤知事は県民局長の告発を「嘘八百」として、即座の停職3か月という懲戒処分(退職予定だったがそれを許さず)。※これは公益通報者保護義務に違反する、と多くの専門家が指摘。③告発内容の真偽調査のため百条委員会設置。④7月、元県民局長自死。⑤告発内容は県庁職員に対するアンケートにより嘘八百ではないことが明らかに。※この間の選挙ではN党の立花孝志という💩野郎が東京からやってきて、「斎藤さんはパワハラなどしていません...斎藤元知事、今度は公選法違反?!じゃ当選は無効?
スゴイな、兵庫県民、てか自分もその一人ですけど。斎藤元知事が再選とか…。県庁職員の皆さんは、これから働きづらいだろうな…。今朝、早々に近くの小学校に行って投票し、帰り路の幼稚園のフェンスに描かれた子どもたちの絵を見ておお~と嬉しくなったのですが、その喜びは長続きしませんでしたよ。ま、天を仰いで号泣するわけにもいきますまい。二、三日は力が出ないかも知れませんが、どっこい、まだ死んでないから負けてない。「死んでないなら負けてない」(『ゴールデンカムイ』203話より)Youtubeのアークタイムス編集長が、開票現場で中継していますが、斎藤の顔見たくないので、早々に止めました。下は、アークタイムスを観ている人たちの感想の一部です。・こりゃネット言説と陰謀論の末路だな。兵庫県民は哀れというしかない・稲村40%・...斎藤、また知事に・・・
一地方である兵庫県の知事選挙が、これほどまで引っ掻き回されたのは前代未聞だ。日本全国を見てもこういうことはかつてあったのだろうか。嘘、デマが大手を振って通り、それを多くの人々は信じて踊らされている。兵庫県民の一人として、この有様を心から憂える者である。去るアメリカ大統領選でトランプが、「オハイオ州の町では移民がペットの犬を食べている」とデマを流した事があった。多くの人々はそれを信じた。オハイオ州当局には庁舎爆破予告まであった。しかし、その町スプリングフィールドで、ペットが移民に食べられたという被害届は一件もないという。この事件で移民排斥の意識が全アメリカに拡散された。トランプ側の側近が後日、「確かに嘘をついた。だがこれで多くの国民が移民問題を考えるようになったろう」とうそぶいたそうだ。今、兵庫県の選挙戦で...兵庫県知事選、信頼できるのは県職員のアンケート
昨日、3日ぶりに近所の藻川の植物を見に行きました。ソバ、セイタカアワダチソウ、セイバンモロコシなどが花盛りです。下は自然にできたソバの花畑です。近くで見ると花の間に種ができています。種といえば採りたくなる性分の私は、蒔く場所もないというのに家に持って帰りました。どこに蒔くか、来年の春に考えます。兵庫県知事選は意図的な嘘と煽りが大量に拡散され、それに踊らされる人も多いのです。日本もアメリカ並みの様相を呈してきたようです。有力候補の一人、前尼崎市長の稲村さんへの誹謗中傷が増える一方、斎藤前知事の人気はSNS情報をもとにうなぎ上りなのだそうです。それにNHK党の立花まで絡んで、もう、これ以上ないほどク〇まみれな有様。あげくに、昨日の松本人志の裁判取り下げの文言、「もし、傷ついた方がいらっしゃるならば、おわびしま...むしゃくしゃして、つい散歩に
今日のお昼過ぎ、フェイスブックのメッセンジャーでワシントン州シアトル在住の友人に大統領選の経過を聞いたところ、「今テレビをみてます。Trumpが今のところ勝っています。西海岸側はまだ数えてない。」と。彼女と娘さん、そして近所の友達と「どうかトランプになりませんように」と言いながら見ていたそうです。午後2時半、「馬鹿Trumpが勝つみたい、世界じゅうが変わるでしょう。恐ろしい。」「本当にアメリカ人の教ようのないのにあきれる。」「IfTrumpが勝ったらアメリカはover,andNuclearWarが始まると娘は言ってる。」と、母娘で奈落の底で嘆く発信がありました。渡米して約50年経つので、日本語の漢字が出てこなかったり、英語が混じっていたりと、興味深い文になっています(そこじゃなーい)。下はアメリカ現地から...さあ、トランプのアメリカと交渉できるか石破さん
今回の衆議院選挙で人生初めてレベルの積極的選挙活動をしました。(と言ってもただのれいわフレンズですから、どこまでも自分勝手に)終わったら静かな暮らしに戻るだろうと思っていたら、今度は兵庫県知事選が11月17日にあります。斎藤前知事がどの顔で立候補しているのかと腹立たしいのですがその斎藤を助けたいと、N党の立花までがしゃしゃり出て、この選挙をくだらない腐ったものにしています。しかも、世論調査では今のところ斎藤前知事が結構な支持を得ているとか……。どちらを見ても、馬や鹿がはびこっていて気分は落ち込み傾向ですが、いやいや、自分の生活が一番!ということで、最近、いくつかの草を水栽培しています。下はつゆ草、青オリヅルラン、ペペロミアジェイドです。メロンは業務スーパーで安売りしていたので贅沢して買いました。今年初めて...やや静かな暮らしに戻る
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生き延びたパレスチナの人たちがガザに戻り、生活を始めた。トランプやネタニヤフが人々からガザを取り上げようとますます下卑た顔でこん棒を振り回している今、それでも、人々は戻り、友達と腕を組み、笑っている。爆撃されないという以外、自由などほぼないのにそれでも、生き残った人々は自分たちの町だったところに戻り、清々しい笑顔で通りを歩いている。2月17日、4日前のガザの様子。茫々たる破壊の中、それでもガザは再び生き始める
⤴「1918年8月13日岡山市内の『米騒動』。細雨降る中、雨合羽や外套に身を固めた若者などが市中の米倉を次々に襲撃。富豪澤田何某宅に火を放ち、邸は焼失。」「国防」=「軍拡」と単細胞的に決めつけているのはネトウヨだけでしょう。有事で外国との貿易ができなくなった場合に国民が飢えないように食糧自給率を挙げること(今は38%だと)こそが国防の一丁目一番地です。しかし、防衛費がアメリカに言われるままガンガン増額する反面、農水省の予算はピーク時の4兆7000億円の半分2兆4000億円に減っているそうじゃないですか。(先日、れいわ新選組高井崇さんの国会質問に拠る)現在も続く「令和の米騒動」は日本政府の農業切り捨ての結果としか言いようがありません。江藤農水相は「胃が痛くなるほど熟考した」結果、備蓄米21万t放出を決めたそ...有事でもないのに続く米高騰、「国防」はどうなってるんだ
アメリカ・ワシントン州とカナダ・ブリティッシュコロンビア州の境ブレインにあるピース・アーチ。2011年3月末からほぼ1年間、私は日本の教師の仕事を休んでアメリカのシアトルにいました。旧友が住んでいたところに転がり込んだのです。前年2010年の9月11日にはワールドトレードセンターやペンタゴンなどをアルカイダがハイジャックした旅客機3機で突っ込み、1機は墜落するという、アメリカ史上類を見ない事件がありました。アメリカにとっては1812‐15年の米英戦争、1942‐45年の大日本帝国による攻撃以降、外国勢力によってなされた初めての本土攻撃だったのではないでしょうか。(アメリカが他国を攻撃することは数えきれないほどあるのですが)その911(ナインワンワン)の翌年だったためだと思います。私が体験した空港での入国検...「ごめんね(カナダ)」…シアトルのコラムニストのことば
トランプが大統領になり世界中が引っ掻き回されている。これまでのように平身低頭ちぎれるほどアメリカに尻尾を振りまくり、身を投げ出して付き従っていたら、日本は世界でナンバー1の隷属国であるどころか、国家の体も為さなくなるだろう。これから日本はどのような外交・安全保障体制を作っていったらいいか、かつて日本の代表として、国連の代表として紛争中の国に出向き、実際に紛争終結に当たってきた伊勢崎賢治さん(れいわ新選組)がNHKの日曜討論に出席してお話された。伊勢崎さんが話すと、他党の代表はまるで生徒のように見えるのは理論と実績の重みが比べようもないので仕方がない。その中で共産党の山崎拓さんの態度が、本質を聞き取ろうとする真摯さに満ちていたように私は感じた。公明党の代表が演ずる太鼓持ちのお手本には思わず噴き出してしまった...NHK日曜討論の伊勢崎賢治さん(れいわ新選組)の説得力に圧倒され
川の傍を歩くと必ず鳥に出会います。人の前を平気で横切ったり、同程度の距離を保ちつつ前をチョンチョン歩いたり飛んだりして、そうだ、世界には鳥というものも存在するんだったと思い出させるのです。今週はアメリカのトランプが世界市民の神経を逆なでするような発言を繰り返しました。これはもう、まさに(今は亡き安倍さんの真似)世界が団結してアメリカを孤立無援にさせるしかないんじゃないでしょうか。アメリカの友人の娘さんがトランプが大統領選に勝利した時、「Americaisover...」と呟いたのが現実のものとなってきた感があります。トランプのやりたい放題させたら、アメリカどころか世界がオーバーします。今週、兵庫県尼崎市は寒い日が続き、今朝はついに室内温度計が10℃を下回りました。昨年の冬は12℃未満になるとガスファンヒー...今週は寒かった。今日も寒い
「私や妻が関係していたということになれば、まさに私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい。」(2017年安倍晋三首相:当時)「様々な不要になりました紙はそういう事で処理をし、PC上のデータも短期間で自動的に消去されて復元出来ないシステムになってございます」(2017年佐川亘寿理財局長:当時)・・・この醜悪なウソ発言。思い出すだに頭が沸騰しそうになる。大阪豊中市(尼崎の我が家から自転車で10分で豊中市です)で起きた悪名高い森友学園問題。上司に書類改ざんを命じられた近畿財務局職員(当時)赤木俊夫さんの自死を招いた日本の闇事件の典型だ。首相安倍晋三&「私人」安倍昭恵による国家財産私物化を隠蔽した理財局長佐川亘寿を相手に、「夫の無念を晴らす」一念で裁判闘争を続け...赤木雅子さん(森友改ざん犠牲者のお連れ合い)が控訴審判決で勝った!!
冬の河川敷を歩くと写真のような植物の様子がよく見られます。中学校の理科で習った「ロゼット」状態です。夏は茎を空に向かってぴんと張る草も寒さが厳しい冬には地面に張り付いて暖かい春を待つのですね。植物はえらいなあ……ロゼット:まずは、茎をギュッと縮めることで、雪で茎が折れるのを防ぎます。そして、地面に葉っぱをぺったりくっつけて、冷たい風が当たるのを防ぎ、地面からの熱で葉っぱを温めます。葉っぱが放射線状に広がっているのは、葉っぱが重ならないようにして、太陽の光と熱を、すべての葉っぱで受け止めるため。こんな工夫をして、寒さをしのぎながら、コツコツ栄養を蓄え、暖かくなる春、その栄養を使って、グングン大きくなり、花を咲かせます。(岩手県三陸復興公園浄土ヶ浜ビジターセンター便りよりhttps://jodogahama-...植物の冬
19日夕方、元兵庫県議の竹内英明さんの訃報を知り、愕然としました。(正直、三日間脱力状態でした……)竹内さんに対する事実ではない誹謗中傷はSNSで一つに就き百万回以上も再生され、(それが何種類もあるので、何百万回にも及ぶ)竹内さんの家族が電話番をする事務所には罵りの電話が絶えなかったそうです。誰がそういうことをしたかは明らかです。再選された斎藤元彦支持派の人たちが、百条委員会で斎藤氏にパワハラ等の問題で舌鋒鋭く迫った竹内議員を攻撃対象に定め、SNSで顔の見えない集団リンチを展開したのです。その斎藤支持派が主張の根拠?にしたのが立花孝志の言説です。⤵彼は竹内さんが亡くなったよく翌々日にも、「竹内さんはは犯罪を犯していた。私文書偽造。11月24日逮捕情報が入っていた。1月19日逮捕されると聞いて自殺した。自業...民意を誘導し人間を殺す誹謗中傷と、それに踊る愚劣なバカ者ども
⤴アルジャジーラより15日ガザ南部のハン・ユニスで停戦合意を聞き、歓喜に湧く市民。少年が叫んでいるある動画の字幕には、「停戦が私たちの望みだ!」「停戦が望みだ!」とあった。第一から第三までの段階で停戦を完了するそうだが、取り合えず第一段階では、ハマスがイスラエルの人質33人(女性や高齢者など)を解放し、イスラエルは今まで何千人も逮捕拘留、囚人としていたパレスチナ人(子ども含む)数百人を釈放する。イスラエル軍はガザの中心部から撤退する。これを6週間の停戦期間内に履行し、次のステージに進むということだそうだ。イスラエルがこれをきちんと守るか、世界中が監視しとかないと信用ならない。⤴TBSNEWSDIG動画より停戦合意は、イスラエルの後押しをしてハマスと交渉させた自分の手柄だと自慢するバイデン。イスラエルがやり...ガザ、19日から停戦。合意発表後もイスラエルは攻撃
23時にシカゴトリビューンのネット号外がパソコン画面にパッと出たのでXで確認したら、下の動画が飛び込んできました。ガザの子どもたちが喜ぶ様子に涙が溢れます。どうぞぬか喜びになりませんように!!ガザ停戦間近?
2023年春から「川口市クルド人問題」がちょくちょくネットの話題に上っていました。以前私が知っていたクルド人と言えば、2015年、イスラム国(IS)がシリアのクルド人居住区に侵攻したけれど勇猛なクルド民兵組織がそれを撃退した、という話題でした。ISは西側諸国と対立していたので、クルド人の軍事的勝利は日本でも(クルド人すごい!勇猛果敢ですばらしい民族だ)みたいな論調で報じられていた気がします。ところが、2023年春に唐突に勃発した「川口クルド人問題」では、クルド人はいかに無法者で埼玉県川口市で市民に迷惑かけまくっているか、はやく日本から出ていけ、みたいな論調で書かれているのです。私は(あれ?どうなってるのかな?)と思いました。その後イスラエルの冷酷無比なガザ侵攻-ジェノサイドが始まり、私の頭からクルド人も他...「川口市クルド人問題」その1:日本人の国際感覚を思う
——ハン・ガン(韓江)『少年が来る』より——「つまり、人間は根本的に残忍な存在なのですか?私たちはただ、普遍的な経験をしただけなのですか?私たちは気高いのだという錯覚の中で生きているだけで、いつでもどうでもいいもの、虫、獣、膿と粘液の塊に変わることができるのですか?辱められ、壊され、殺されるもの、それが歴史の中で証明された人間の本質なのですか?」ハンガン(韓江)さんは、1970年に韓国の全羅南道光州市で生まれました。1980年5月18日から10日間、戒厳軍が、抗議する学生・市民を何百人も殺害し、拷問し、傷害を負わせて鎮圧した、あの光州です。先月3日の尹錫悦大統領による戒厳令宣命の夜、多くの人びとは戒厳令下の光州大弾圧を想起して、即座に国会に駆けつけました。あの血の歴史を再現させないために。『少年が来る』は...『少年が来る』(ハン・ガン)を読み、パレスチナを思う
昨年12月3日夜に尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が宣命した戒厳令は、その後の野党議員と国民有志の迅速かつ勇敢な行動で翌日に取り下げられ、大統領への弾劾訴追案が可決されるも内乱罪立証は撤回、と複雑に展開しつつ、今も予断を許さない状況が続いている。それにしてもこの間、韓国国民の筋金入りの民主主義と抵抗の精神をまざまざと見せられている。心底敬服するとともに、本当に羨ましいが、その精神は日韓併合から、朴正煕、全斗煥など独裁政権との長きに渡る闘いの中で培われてきたものという。半端じゃないのだ。それに引き換え、日本は戦争で沖縄・ヒロシマ・ナガサキの犠牲があったといえ、戦後は「平和憲法」「戦後民主主義」を苦労せず棚ぼたで得たためにその恩恵を受けていない沖縄県民以外はさっぱり踏ん張りが効かないと言う人もいる。60年代後半...韓国のプロテスト文化にあるユーモア感覚
⤴藻川の川べりに自生する栴檀(センダン)の木。私が今住んでいる園田は尼崎市の北東部に位置し、伊丹市に隣接している所です。1947(昭和22)年に尼崎市に編入されるまでは「園田村」という地名で、江戸時代には譜代大名の飛び地や旗本領、御三卿の領地だったそうです。ここには藻川と猪名川という2つの川が流れていて、それが地域の自然をがっちり支えてくれていますが、八代将軍吉宗治世時の1740年には両河川の堤が切れ、南の尼崎城下まで被害が及んだことや、1938(昭和13年)にも堤防決壊により、農地ばかりでなくできたばかりの阪急園田駅まで浸水する被害があったという記録があります。国や県に何度も治水要請を出したけれど、戦時中は戦いで忙しくてそれどころじゃなく、国が改修工事を最終的に完成させたのは戦後も戦後、1969(昭和4...尼崎市園田の片隅の初春
私は今年も曲がりなりにも自分の家、自分の空間で年越しを迎えることができる。掃除もいつもよりちょっと丁寧にし、息子の来訪が予測されるので、ゆず大根と鶏腿肉のうま煮などを作り、川べりで採った草花を正月のリースや生花にした。暖房をつけなくても室内温度は12℃~13℃にキープされている。今年の1月1日に大地震に襲われた能登は今どうだろう。⤴2024年12月30日ArcTimes尾形聡彦氏撮影の珠洲市大谷地区。尾形氏は7回現地入りしているが、この地区は3月と9か月後の現在がほとんど変わっていないと語る。能登半島の北部、風光明媚な古里観光地だった珠洲市大谷地区の地区長は「いろいろ事情はあるのでしょうが遅すぎると思います」と語る。これはもう、棄民政策のお手本じゃないだろうか。国民を守るためと言って防衛予算は8兆円まで爆...いくら何でも遅すぎる能登復興・一年経ったのにこれか!
「エルサレム」を広辞苑で引くと、パレスチナの中心都市。イスラエル国の首都(国際的には未承認)。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地。1949年ヨルダン・イスラエルによって東西に分割、1967年、イスラエルは東エルサレムを占領し併合を宣言。とあり、イスラエルの日本大使館もエルサレムではなくテルアビブにある。アメリカのトランプ大統領だけが2017年にエルサレム首都承認をして大使館もテルアビブから引っ越ししたので国連総会で非難決議が上がった。下の右図の△は停戦ラインを無視してイスラエルがヨルダン側に入植し、占領している場所だ。「入植」なんて聞こえはマイルドだが、侵略そのものだ。そのエルサレムから8㎞南下するとキリストの生誕地ベツレヘムがある。そこでのキリスト教集会の様子がDemocracyNow!(アメリカの...ベツレヘム発:キリストは未だ瓦礫の中に
昨日は兵庫県で2つのイベントと集会がありました。1つは「兵庫の躍動を止めるな」転じて「兵庫の騒動が止まらない」となっている斎藤知事問題の真相究明を求める県民集会(於神戸)です。集会には主催者発表で1200人以上が集まり、会場に入り切れなくて別の会場を用意したけどそこからも溢れた人たちがたくさんいたそうです。さっきニコニコ動画をちらっと見たのですが、画面上に斎藤支持派のテロップばかりが延々続き、コメント欄もほぼ同様でした。彼らは非常にアクティブ且つ攻撃的です。きっと「正義」の心に燃えているのでしょう。「美味しい嘘(特に下世話なもの)は真実に比べ、百倍速で巷に広がる。その後真実が明らかになっても、人々は容易にそれを受け入れない」とはよく言われますが、実に今の斎藤支持派に当てはまっているなあ、と思います。私はこ...12月22日の兵庫:神戸の真相究明集会&尼崎の食糧支援
今年もクリスマスが近づいてきました。そこで、前もってお願いしたいことがあります。山下達郎の如何なる曲も私に贈らないでください。昨年12月24日に、クリスマスソングがいくつか送られてきた中に何と、山下達郎のが複数件ありました。「何と」と私が愕然としたのは、そもそもがジャニーズ問題での彼の発言です。山下達郎はジャニー喜多川に恩があることや喜多川の類まれなマネージメントの才能などを拠り所に彼を全面的に擁護し、「自分(山下)の姿勢を批判する人々には私の音楽は不要だろう」、つまり、「イヤなら聴くな」と述べたことにあります。私に山下達郎のクリスマスソングを送ってきた人たちは、次のいずれかでしょう。①彼の発言を知らなかった。②あるいは、達郎自身と彼の音楽を切り離して考えた。後者の立場の代表としてカウアンオカモトさんがい...山下達郎のクリスマスソングおことわり
シリアのアサド政権の崩壊による中東情勢の深刻な変化、ハマス、イスラエル軍のガザ駐留を譲歩?韓国ユ・ソンニョル大統領の弾劾採決の行方などなど、ハラハラ時計ならぬハラハラドキドキが収まらない恐怖の世界情勢。・・・・・・・・・こういう時は川に行くのがいい。折しも昨日12日は私たちの読書会(その名も「玄冬会」)の藻川(もがわ)探索日だった。藻川は淀川水系猪名川(いながわ)の分流で兵庫県伊丹市から尼崎市へと流れ、尼崎市戸ノ内近辺で猪名川と再び合流する一級河川だとウィキペディアに書いてあった。ウィキペディアに載るほど有名な川だったのを先ほど初めて知り、(いや~、それほどでも~)と、自分の川でもないのに照れる私であった。↓12月10日、家の近くの藻川で泳ぐカモたち。5、6年前まで園田付近の藻川河川敷は藪が茫々と生い茂り...冬の始まりに
兵庫県をめちゃくちゃにして、今さらどうすんねん!!!周りも笑ってんなよ!もう、言葉が出ない・・・・・・「斎藤さんはパワハラしてました。スイマセン」(立花孝志)って、はあ?
今朝、蛇口から出る水が手に少し温かく、水ぬるむ春が来たんだと思った。この冬、私は例年になく暖房器具を極力使わずに過ごした。昨夏、扇風機以外の器具を使わず暑さを凌ぐ実験をしたので、その続きとして寒さも我慢しようと思ったのだ。例外として、室内に退避させた植物たちのために室温が10℃未満の時だけガスファンヒーターを付け、12℃になったら止めた。そんな日が10日ほどあったと思う。住まいが近畿地方であること、今年が暖冬だったこと、部屋でも外と変わらない装束を纏っていたことなどで夏よりずっと耐え易かった。←寒い日の室内での装い思えば中国に行ったばかりの冬、現地の学生や先生方が部屋でもジャケットを脱がないことにかなり違和感があったが、今冬の室内の私の姿を見たらその中国の人々も呆れただろう。暖気のない部屋は、子どもの頃の...冬の終わりにーカメムシとわたしの越冬
裏金脱税議員は追加納税するか、自首するかどっちか選べ!と、私がぷりぷり怒りながら確定申告の作業をしていると、毎日新聞が「戦後1947年以降、政府の不支持率が初めて80%を超えて、82%に達した」とのこと。支持率は14%ですって(まだそんなに支持者がいるのか!)岸田首相はこうなっても鈍感力炸裂で、まだ政権運営を続ける気でいるんだからスゴイ。自民党に投票していた国民は深く反省してくださいよ。そして、次の選挙では、くれぐれも庶民を大切にする政治家・政治グループに投票してください。下の表は裏金議員の一覧表です。選挙の時、間違ってこの人らの名前書いたらあきませんよ、ホンマに。修正申告した裏金は使途不明、領収書なしということはその他の雑収入に相当するのが当然でしょ。にも拘わらず森山総務会長は、堂々とこう言うのです。「...政権不支持が戦後初めて80%を超えた(毎日新聞)
⤴X(旧ツイッター)のともの@tomonoiseさんからお借りしました。岸田首相という人は、庶民の神経を逆なですることに秀でた才能を持っているようだ。ようするに貴族なんだな。私は戦後の教育を受けて育ったので、日本では国民は貴賎なく平等で、主権は国民一人一人にあり、三権は分立して曲りなりに国民国家を形成している、していなければならないと思ってきた。しかし、今の日本には明文化されていない身分制が存在している。貴族(一部資産家&それに追随する政治家・官僚)と庶民だ。いつのまに貴族が復活したんだろう。私たち庶民は進んで自らをこの身分に位置づけたことはない。「すべての国民は・・・」で始まる日本国憲法の数々の条項は、私たち庶民が、法の下の平等を有し、精神・身体・経済の自由が保障され、生きる権利、教育を受ける権利、働く...納税して自民党を養うの、つくづく嫌だわ
⤴2024年1月15日ガザで生まれた新生児。ガザでは昨年10月以降約2万人の赤ちゃんが生まれたが、死産も多いという。病院にたどり着けず、トイレで出産した女性も。(国境なき医師団のサイトより)UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関:ウンルワ)の職員の一部が、ハマスと繋がりがあったことを理由に、アメリカを始め欧米諸国とそれに追随する日本政府はUNRWAへの拠出金を停止した。この拠出金は、自由な経済活動がままならない「天井のない牢獄」に住むガザの人々にとって、これまでどれほど生きていくのに役立ってきたかは言わずもがなである。イスラエルにとっては、今までこのUNRWAの存在は目の上のタンコブで忌々しくてたまらなかったという。この拠出金停止措置にイスラエルは大喜びしているに違いない。ハマスと繋がっていたとされる...UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)への拠出金停止は不公正で人道に反する
ネットのアプリで今年の確定申告作成に取り掛かった。去年、初めて息子の店の青色申告というものにトライし、アプリのあーせい、こーせいという指示にひたすらつき従ったおかげで何とか期日までに税務署に出すことができた。今年も同様だ。⤵例えば支出はまず一日ごとに日付、項目、内容、取引先、金額を書き込んでいく。更にそれをこんなふうに一覧表にまとめていく。⤵けっこう大変な作業だ。(もし、確定申告をしなかったらどうなるのだろう?スルーする道はないのだろうか)と、善からぬ疑問が頭をもたげた。なぜならば、私は昨今の世間を騒がせている日本の多くの国会議員のセンセー方の態度に少なからず影響を受けたのである。会計簿の収入・支出欄に記載漏れがあり、指摘されても、「何時、誰にもらい、何に使ったのか、ぜ~んぶ不明である」と実に堂々としてい...確定申告スルーしたら刑事罰だよ…じゃあ国会議員にも
そもそも、泉健太立憲民主党代表はこう言っていました。「自民党が、国民生活を停滞させている。」fromnhk.or.jp泉健太立憲民主党代表@izmkenta「自民党が、国民生活を停滞させている。次の衆議院選挙で、立憲民主党に力を与えてください。自民党を上回る議席を獲得し、政権交代を起こし、政治資金規制法の改正で金権政治を終わらせ、教育の無償化や第一子からの児童手当増額で国民生活を豊かに!」(Xより)⤴はあ?じゃあ、京都市長選挙はどーゆーわけで「国民生活を停滞させている自民党」と組んだんですかね?立憲なにがしたいのか、意味不明。衆議院選挙では絶対に立憲民主党には投票しないと固く誓う私です。下の写真、仲良しの顔ぶれがスゴイですね。左→右(前原誠二:教育、福山哲郎:立憲、西田昌司:自民、伊吹文明:自民)⤵右端の...京都市長選の立憲民主党の態度を見て政党不信倍増
弘中惇一郎弁護士、橋下徹名誉棄損訴訟で大石あきこの弁護人を務めた方ですが、息子がさっき、私のブログを読んで電話してきて、「弘中弁護士は一度も勝ったことがないみたいにも読めるけど…」と言ったところで電波が途切れてそのまんまになったのが気になり、念のため買い物に行く前に検索してみました。すると、どうでしょう!この弁護士さん、ロス疑惑の三浦和義氏の無罪、障碍者郵便制度悪用事件の村木厚子氏の無罪等々、数々の無罪を勝ち取ったことで「無罪請負人」と呼ばれる人なんだとか。三浦さん、村木さんの名前は記憶にありますが弁護人が誰だったかまでは知りませんでした。さらにカルロス=ゴーン氏の裁判の弁護人でもあったとのこと。しかし、あの消費者金融「武富士」によるスラップ訴訟を吉村洋文(今の大阪府知事)と一緒に武富士側の訴訟代理人とし...大石あきこ勝訴の弘中惇一郎弁護士の経歴を知ってあんぐり
久しぶりに気分がいいニュースだ。「裁判で真実を明らかにする」とよく言われるが、裁判で真実が明らかになることなど、ほぼほぼない。法廷という箱の中で原告・被告双方の弁護人が言葉による論述ゲームを展開し、勝った弁護士側が勝訴するというのが一般的な裁判だ。さらに、辺野古新基地建設工事差し止め訴訟などは弁護士による弁論を聞くまでもなく、はじめから司法の独立をかなぐり捨てて国側に従う裁判官だったため、沖縄県の人たちの思いと地方自治の独立性は司法によって簡単に踏み潰された。近年はこうした行政の言いなり判決がとても多いので、そのたびに気持ちが暗くなる。今回の橋下徹による名誉棄損訴訟は、行政との対峙ではなかったので原告側・被告側の論述が対等に展開できるものだった。被告の大石あきこ側弁護士、弘中惇一郎氏の論述の見事さが勝訴と...大石あきこ、橋下徹に全面勝訴(やった~!)
2010年から4年間江西省南昌市の大学で日本語関連の仕事をしていた。そこでの同僚の一人に厳先生という中国人の先生がいたが、気の置けない間柄になってからその先生が私に言った言葉がある。今しきりにそれが思い出されるのだ。「私は大学の日本語学科を卒業してまず、日本と貿易をする会社に就職しました。次々に中国に来る日本人会社員は男性ばかりで、その接待は日本語が話せる私が務めました。大学を出て間もない私がその接待で一番苦しかったことは何だと思いますか。それは、日本人の会社員たちが必ず『夜、女を部屋に連れてこい』と要求することでした。私は本当に涙が出るほど嫌でしたが、上司も日本人の言うとおりにしろと言うのでそうせざるを得ませんでした。毎晩酔いつぶれるまでお酒を飲んで気を紛らすしかありませんでした。」松本人志事件では、ま...嬲(なぶ)る男たち:松本人志報道からあれこれ思った
☆1月24日(水):800人が避難していた国連避難所が戦車で砲撃され12人死亡、75人が重症。イスラエルはやっていないと主張。☆1月25日(木):人道支援を受けるために列に並んでいたガザ市民20人がイスラエル軍の爆撃で死亡。https://www.democracynow.org/イスラエルがやっているのは戦争ではなく、ジェノサイド(民族大量虐殺)だ。病院だろうが、避難所だろうが、「ハマスの拠点がある」から正当な攻撃だと主張している。国連施設はさすがにハマスの拠点だとは言えないので「知らない。やっていない」と嘯いている。パレスチナ人の死者はついに25,000人を超えてしまったが、ここにきて一筋の希望とも言える報道があった。南アメリカが、「イスラエルがガザに対して行っているのは国際戦争犯罪のジェノサイドであ...国際司法裁判所イスラエルに「ガザでの虐殺防ぐ措置命令」
11月から室内に入れ、天気のいい日に日光浴させてきた植物たち。今年1月に入って低温日が続き、多肉植物以外は屋内に置きっぱなしにしていました。植物育成ライトがあるから、まあいいかなと思って。水遣りも春~秋と違い、表面が乾いて数日経ってからあげたらいいので私は世話もせず、昨今はただボーッと見ているだけです。しかし、ボーッと見ているうち、あれ?イノモト草の葉のあちこちが球状に丸まっているのを見つけました。その球をブチッと千切って広げてみると、案の定、中で虫がぬくぬくしているではありませんか。冬になれば虫は勝手に死ぬと思ったら大間違いでした。そしてある晩、いつものようにぼんやり葉っぱを見ていたら、ありゃりゃ、カメムシさんまで室内移動していました!カメムシは昨年日本国内で異常発生したそうですね。週刊文春の1月18日...なんだ、植物育成のはずが
東京地検特捜部はあれほど大騒ぎして、立件したのはたったの3人。トカゲの尻尾切りで安倍派幹部5人衆の脱税泥棒は逮捕されないのだそうだ。何それ?初めからこの筋書きだったのかい。国民を馬鹿にするのもたいがいにせい!2023年4月に東京地検特捜部長に就いた伊藤は就任時、報道陣の取材に「正直者が馬鹿を見る社会をなくしたいという気持ちから検事になった。社会に潜む不公平、不公正な犯罪を摘発したい」と語った。(朝日新聞2023年4月10日)この大嘘つき野郎。こうなったら検察審査会=国民の出番だ。それにしても、腹が立つなあ!!生まれた土地は荒れ放題今の世の中右も左も真っ暗闇じゃござんせんか筋の通らぬことばかり右を向いても左を見てもばかと阿呆のからみ合い(鶴田浩二「傷だらけの人生」より)正直者がバカ見る社会
心中穏やかでいられないことのあまりに多い今日この頃、気持ちが鎮まるのが近所の河川敷への散歩のひとときだ。大阪市のすぐ隣の尼崎市園田には藻川と猪名川という二つの川があり、藻川へは我が室から徒歩2分の近さなので朝昼晩、一日何回でも行けるのだがそこまで私も暇ではない。河川敷は舗装されているところも、されてないところもある。⤵枯草が地面を覆い、歩くとフワフワする道。⤵「アボンリーへの道」と勝手に名付けている。⤵可愛いセンダンの実をみつけた。⤵勝手に生えて成長した雑木がミニ林を形成して風情がある。セイタカアワダチソウがまるで羊の子どもが固まったように見える。カラスノエンドウとホトケノザ、1月中旬でもう花が咲いている。靴箱の上を飾るオギ、セイバンモロコシ、野ゲイトウにセンダンも加えた。1月の植物たち
「マヌケでアホな上にシミッタレ、薄情。岸田文雄さん、キミは総理のうつわじゃないよ」X(旧ツイッター)でこの憤激の呟きを見て、どういうことかと元記事のSmartFlashを読んでみた。岸田首相、地震の被災者に「最大20万円貸します」であふれる憤激「こんなひどい政府聞いたことない」 SmartFLASH/スマフラ[光文社週刊誌](smart-flash.jp)もともと、庶民の苦しい生活に無関心、冷淡な首相だと知ってはいたが、「最大たったの20万円」しかも給付じゃなくて「貸します」には脱力した。緊急かつ一時的に生計の維持が困難になった人に生活費を貸し付ける「緊急小口資金」の対象に被災者被災者をも含めるというものだ。これ、一回限りで、毎月20万円ではない。もちろんこれもないよりはましだろう。しかし、メインの金銭援...岸田内閣スゴイ!「被災者に20万円貸します、エヘン」
能登では輪島など孤立集落がいまだに把握もされないまま、まるで姥捨て山状態のようだという。災害救助は初動が非常に重要で、48時間経つと生命の危険が一気に増すのに、阪神淡路大震災、311東日本大震災、熊本地震等、数々の地震災害経験を蓄積している日本が、今回、どうしようもなくポンコツだ。阪神淡路では第10師団が宿営地も設置せず、2~3日寝ないで救助活動した結果、多くの命が救われた。その教訓を得て、311でも菅直人首相が5万人の自衛隊員を早急に現地に派遣した。今回の能登地震への派遣は熊本地震よりはるか少ない。↑東京新聞自衛隊派遣、なぜ小出し?熊本地震時の5分の1対応できない救助要請たくさんあったのに…首相の説明は:東京新聞TOKYOWeb(tokyo-np.co.jp)道路が寸断されて通れないから、復旧を見ながら...ポンコツ総理、どこも行かないのに服だけ作業服
日本で暮らしているとネットで嫌でも目に飛び込んでくるのが他人の善行を揶揄したり、貶めたり、皮肉ったりする言動だ。これを見るたびゲッソリ、クサクサする。新しいところではYOSHIKI(ヨシキ)の今回の能登地震災害復興募金だ。ヨシキが1000万円だか1億円だか(どっちにしても私には無関係な金額)の寄付を公表したら、早速「売名行為だ」と非難する声が上がっているらしい。その声をむりやり善意に解釈して、「善行はしゃしゃり出ずにひっそりと」が日本古来の上品な謙譲の美徳であるから、ヨシキも日本人なら名乗らず、こそこそ寄付すべきだ、と言いたいのか。しかしながら、現代日本は国際社会の波に洗われる中で「謙譲の美徳」を発揮する程度・場面・状況が大きく様変わりしている。「売名行為しやがって。その善意、嘘くさいわ」などと口を歪めて...YOSHIKI、募金おける有名人効果について述べる
年末年始に次々と酷い出来事が日本列島を襲っている。それでなくても戦争で毎日人が亡くなり続けているのに初春を祝う気持ちなどさっぱり湧かず、かろうじて傍の川をたどり、枯れた野ゲイトウを摘んできて飾ったのみ。ガザは疫病が蔓延し始めているという。パレスチナ人を皆殺しにするつもりのイスラエルは攻撃を止めない。小寒の能登は寒さが骨身に染みるだろう。救援物資を運ぶ道路は通行できるようになっただろうか。ま、とにもかくにも義捐金だ。東京新聞の望月衣塑子記者が「募金詐欺に気を付けて」と言っていたので、ガザは「国境なき医師団」一択にしているが、能登地震は直接自治体にするがよかろうと石川県を検索したら「義捐金は故郷納税で」とあり、しかも今、石川県は災害との戦いで忙しいから代理で茨城県境町がやってくれるという(茨城県にそんな町があ...これでもかとばかりの大事件が次々と
日本語の「明けましておめでとう」には「忘年」と「リスタート=再出発」の意味があるというが、忘れられないし、忘れたらだめなことが過去に積み重なって存在し、それが歴史を作っている。そんな過去を振り返る正月にしようかと思うもつかの間、今度は地震だ。近所に住む息子が散歩がてら味噌雑煮(餅抜き)を食べに来てぺちゃくちゃしゃべって帰った後、2024年1月1日午後4時過ぎ、船が揺れている感覚が到来。気分だけでなく、台所にぶら下げてあるコーヒーカップがカチャカチャ鳴るので、地震だと分かった。室内に干した洗濯物やら、植木のパキラ・クワズイモの葉やらも揺れている。私が地震が怖くなったのは阪神淡路大震災からで、これだけ揺れたら部屋にいない方がいいと判断し、マンションの外に出た。意外に、近所の人が一人出ているだけで、「地震ですね...1月1日地震あり
今は12月31日午後9時14分、さっきようやく帳簿付けがひと段落しましたよ。大掃除とかやってる余裕はなかったので全部、明日、明日(笑)。なぜこうなったか言い訳しますと、10月から11月にかけてのイスラエルによるガザ侵攻の所為です。私はあまりの猛攻撃に自分が戦争に出くわした気がして茫然自失し、落ち込んでしまいました。息子の店の会計を預かっているにも拘らず11月の記帳は真っ白け。(これ、息子には内緒ね)年末でどうしても締めなければならず、一週間ほど前から、あれもこれもの帳尻合わせを始めたのですが時を同じくして息子の引っ越し、さらにはボロ屋の修理まで重なり、ブログに寄せるあれこれの想いは来年にまとめ書きすることにしました。それにしても、今年は日本でも世界でも、とんでもないことが次々に起こりましたね。私が第一に揚...しまった、もう年の瀬……」
故翁長知事は選挙で当選した夜、連れ合いの樹子さんに「国も裁判所も沖縄の言うことに耳を貸さない。今は、県民が抗う姿、必死に闘って政府に押しつぶされる姿をみんなにみてもらうしかない」と話したと言う。そして本当に亡くなる日まで命を削って抗い続けた。2023年12月20日、沖縄の民意をねじ伏せる代執行訴訟判決。辺野古基地建設変更要件を受け入れず、対話と民意を何よりも優先すべしとする沖縄県知事の主張は国の主張を全面的に支持する裁判所によって却下された。国は代執行の権利を得て、いよいよあのマヨネーズ状の軟弱地盤の工事に取り掛かることとなった。当初の予算2300億円を遥か上回り、その額は9300億円に達して、これからさらに膨れ上がる見込みだという。幾千年もの時をかけてはぐぐまれてきた大浦湾の海の命も埋め立てられる。下の...辺野古基地建設、国が代執行