動物の飼育小屋「ぶどうのき」に新しい仲間が加わりました。ハムスターです。アニマルクラブの子どもたちが話し合って、飼育をすることになりました。名前は「もっちー」です。ヨロシクね!新しい仲間
年度末には数名の児童がさんあいを卒園/退所をしていきます。今日はさんあいで十余年を過ごしたS君とのお別れの日。エントランスに集まり、みんなで送り出します。高校を卒業し、就職先も決めて卒園していくS君の姿に、年下の子たちは頼もしさを感じ、長くいる職員は成長を感じて感慨ひとしおです。職員からのプレゼント。これまでの成長の姿をアルバムにまとめたものを渡しました。引っ越しの荷物を車に積んで、職員が新しい住まいへと送ります。その後ろを皆で見送ります。人生、これからが本番。様々なチャレンジがあると思いますが、背後にいつも自分の事を思い、祈っている仲間がいることを忘れないでほしいと願います。そしてまた何かあったら戻って来て良いからね、と言って送り出しました。送り出し
厨房では職員が会食の準備に余念がありません。高校生の男の子2名も応援でお手伝い。そう、今日はさんあいの「卒園・卒業を祝う会」です。そして会が始まりました。一人一人の名前が呼ばれて、この3月に卒園、卒業を迎える年長、小6、中3、高3の児童が入場。一人一人が、今年良かったこと、思い出をみんなの前で発表します。そしてさんあいからから退所をする子どもたちにも、みんなの前でスピーチをしてもらいます。長くても短くても生活を共にした時間の中にはたくさんの思い出があります。うれしい、楽しい思い出ばかりではなかったとしても、お互いが成長するために必要な大切な時間です。そして会食のはじまり。朝から職員と高校生が準備した料理がテーブルに並びます。クリスマス会の時のような出し物はありませんが、卒園・卒業生たちの今までをふりかえる...卒園、卒業、そして旅立ち
さんあいではコロナ禍以前から各居室にパソコンを設置、子どもたちがそれぞれネットを利用できる環境を整えています。施設で過ごすうちに正しいIT機器の使い方、インターネット上に広がる人や情報との上手な関係の作り方を学んで社会に出ていってほしい、と思うからです。最近の子どもたちはそのパソコンをYouTubeやTiktokの視聴、生活上での調べものやアイドル情報の収集、イラストの作成といった作業まで幅広く使っていますが、耐用年数を過ぎて新しいものが必要な時期になってきました。そんな時に実業家の西村博之(ひろゆき)さまが村長を務める「ペンギン村」というインターネットサイトで児童養護施設にパソコンを無償で贈呈する企画がありました。さんあいも応募したところ、4台を寄贈いただけることになりました。そしてなんとこの寄贈にあた...ネットでつながる善意の輪
13日の夕方、普段は使われていない事務棟の厨房の灯りがついていて、何やら良い香りがしてきます。覗いてみると、男の子たちが職員と共に作業をしていました。そう、明日は3月14日、ホワイト・バレンタイン・デー。男の子たちが女の子たち(や職員)にありがとうの気持ちを表わそうと奮闘していたのです。みんな真剣に作業をしています。気がつけば夕飯が始まる時間ですが、最後までやりきりました。オーブンからも良い香りがしてきました。きちんと包装してできあがり。バレンタインデーは西洋起源ですが、このホワイトデーは日本発祥だとか。どのような方法でも、他者に感謝や敬愛の気持ちを表わすのは良いことです。子どもたち一人一人に思いやりの心が広がることを願います。ホワイトデー
朝のさんあいの中庭には昨日の雪がしっかり積もっていました。泊まっていた職員、朝、出勤してきた職員で玄関や車両の上の雪をどかせて、子どもたちもみな無事に登園、登校をすることができました。日中は冷たい雨が降ったので子どもたちが学校から帰って来た時にはずいぶんと溶けてしまっていましたが、それでも宿題が終わった小学生、さっそく雪をかき集めて雪だるまづくりに励んでいました。だるま三兄弟だそうです(本人も入れると四兄弟?!)雪の翌日
「今年の冬は関東平野では雪はおろか雨も降らないね」と話していたら、3月になって早々、積雪になりました。子どもたちが植えた花、芽を出した水仙の上にも雪が積もり始めました。冷たい雪が降っても、寒さに震えることなく過ごせることは決して当たり前ではないことを、他国の状況を知るにつけ思います。冷たい風が吹いても、雪が降っても暖かい家があって安心なのは動物たちも一緒です。朝方、つぼみが開いているのに気が付いた地域小規模施設の前のネコヤナギ。雪に驚いて、またつぼみを固くしてしまったようです。明日は登校時間を遅らせる旨の連絡が学校からも来ました。朝、真っ白な銀世界に歓声をあげる子どもたちの顔が思い浮かぶ一方、職員の通勤に影響がないよう、食材が滞りなく調達できるよう、祈ってしまいます。雪やコンコン
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動物の飼育小屋「ぶどうのき」に新しい仲間が加わりました。ハムスターです。アニマルクラブの子どもたちが話し合って、飼育をすることになりました。名前は「もっちー」です。ヨロシクね!新しい仲間
児童養護施設さんあい及び自立援助ホーム三愛子ひつじ寮を運営する社会福祉法人三愛学園では、今年度の中途採用および2026年4月から共に働く職員を募集しています。ご興味のある方は、以下にご連絡ください。見学も随時受け付けております。○電話:048-585-0605さんあい人事担当(髙瀨/松本)まで。○以下のホームページの「お問い合わせ」メールフォームもご利用ください。https://san-ai-jidouyougo.org/access/#mail法人の養育目標は、「思いやりのある子」です。「思いやりのある子」に育ってもらうには、「思いやりのある職員」の存在が必要です。以下に示される「思いやりのある職員4か条」は、法人の求める職員像であり採用や育成の基準となります。「思いやりのある職員4か条」●子どもを思い...職員募集中!!
夕飯が済み、夜のとばりが下りる頃、中高生たちが三々五々、交流ホールに集まってきました。そう、今日は中高生学習会です。定期試験を前にして、お部屋には幼児や小学生がいて落ち着かない、集中できないという中高生を応援するべく、職員の中の学習支援タスクチームが勉強会を開催しました。子どもたちは皆、それぞれの課題を持って自分で取り組むのが基本ですが、質問が出た時のために職員はパソコンも用意して、待機します。職員の中には教員免許を持っている者もいます。でもすべての教科、分野に対応できるわけではありません。大切なのは、集まって学習会をすることで、同じタイミングで試験と向き合う仲間たちがいること、それを応援している職員がいることを感じられることです。みんな頑張れ~!!中高生学習会
梅雨に入り雨が続いたと思ったら、今度は一気に真夏の日差しがやってきました。今年、開所した地域小規模児童養護施設は敷地が広く、たくさんの庭木もあるので、草刈りや庭木の剪定が大変だろうと想像していたのですが、案の定、葉や枝が一気に伸び始めました。庭木には毛虫もついて、子どもたちを脅かす存在にもなり始めたので、熱中症にならないよう、朝の早い時間に職員総出で草刈りと枝の剪定を行いました。ただ職員だけでは埒が明かないなぁと頭を悩ましていたところ、強力な助っ人が現われました。ご近所の吉田造園さんが、ボランティアでケヤキなど大きな木の枝を落としてくださいました。ありがとうございました。留まるところがなさそうな暑い夏の始まりですが、熱中症にはくれぐれも気を付けて、お仕事を続けてください。夏草や・・・
関東地方も梅雨入りしました。まだ6月なのに連日猛暑だったので、雨が降ってほっと一息ではありますが、子どもたちの安心、安全を脅かすゲリラ豪雨だけは勘弁してほしいと心から願います。雨が降って嬉しいのは人間だけではありません。さんあいの敷地の片隅にあるアジサイたちもかわいい花びらを広げて喜びを表現しています。朝、そんな花たちを摘んで、子どもたちは保育園に登園しました。そう、今日は花の日です。商業ベースでは8月7日が「ハナ」の日なのだそうですが、さんあいの子どもたちが通う保育園では、アメリカのプロテスタント教会の行事にちなんで6月の第2日曜日に近い日に、子どもたちが花を持ち寄って、近隣のお世話になっている方々に届けます。アジサイの花を見ていると、野の花でさえも神様は用いて、人の心を和ませてくれるものだと思います。梅雨入り
子どもたちの祈りが通じたのか、前日の大雨が嘘のように晴れた6月1日の創立記念日。昨年以上のお客様を迎えて大盛況となりました。理事長挨拶。今年は創立49周年、そして来年は50周年。半世紀、さんあいを支えてくださった方々への感謝の言葉が述べられました。創立者である名誉園長からのご挨拶。この地に撒かれた一粒の麦が今日まで育ち大きくなったことに感慨もひとしおです。子どもたちから各部屋の出展内容の紹介。「みんな来てね~」売り上げの一部は、能登半島地震、タイの児童養護施設、そしてさんあい卒園児のアフターケアに使われることも紹介されました。そしてアトラクションのはじまり、始まり。キッズダンスは、チームごとに衣装も踊りもきらびやかです。櫛挽鳴子会による太鼓の響きが祭りの気分を盛り上げます。それぞれのお部屋の出店ではゲーム...大盛況!さんあい祭り
「フレ~、フレ~!」中庭に子どもたちの声が響きます。以前は運動会と云えば秋の行事でしたが、最近は諸行事との兼ね合いなども考慮してか、春に実施する学校も多いようです。さんあいの小学生達が通う学校でも同様で、この週末に運動会が実施されました。子どもたちの遊びも学校の延長で応援合戦です。そして本番。職員は手分けをして担当児童の応援に駆け付けます。同室の子どもでも紅組、白組と同じ組になるとは限らないので、職員も両方の応援をしなければなりません。実力を発揮できた子、できなかった子、実力以上の力が出た子と様々ですが、協議に参加をしてがんばる姿をみると、それだけで十分。みんなにメダルでもあげたい気分になります。フレ~、フレ~!!
今日は今年度初めてのアニマルクラブの話し合いがありました。いつもこの時期にやるのは、新たに部員になりたい子や部を卒業する子に少し時間を与えてから決させるためです。なので今日の話し合いでは、新たに部員になった子の紹介、年間目標、年間活動計画、班分け等が議題でした。子どもたちは、時々ふざける子もいましたが基本真剣に意見を出していました。そして最後は多数決で決めてゆきました。新たな活動としては、ハムスターを飼うことが決まりました。このハスムターは一人の子が飼い主になり、他の子は必要に応じてその子をサポートするというやり方です。初めて取りくみですが、これが成功すれば他の子にも広げてゆきたいと考えています。このように子どもと動物の1対1のセラピー効果にもチャレンジして行きたいと思います。今年度は36名中14名がクラ...アニマルクラブの話し合い
日本国憲法第22条には「職業選択の自由」が謳われていますが、現代、子どもたちには自ら選んで様々な職業に挑戦をする権利があります。施設で暮らす子どもたちも、好きなモノ/コトを見つけて挑戦をしてほしい、職員もその応援をしたいと思っているのですが、なかなか具体的な仕事のイメージが持てない子が多いのも事実です。そこで重要となるのが実際に仕事をしている人と会うこと、その人をロールモデルとすることです。先日は、そのロールモデルの一人、現在、警察に勤務をして白バイに乗っている卒園生が同僚を伴い来園してくれました。実際に白バイに乗ったり、直接話をする機会を得た子どもたちは大喜び。また連れてきてくれた同僚は女性でした。女性だから、〇〇だから、と以前は挑戦することを阻む社会の偏見も多くありましたが、それを乗り越えてきた先輩と...職業選択
こどもの日は、子どもたちは前日に楽しいイベントに参加したので、ゆっくりと休みを過ごしていました。日が傾きかけた午後、庭で楽しそうに遊ぶ小学生たちの声に誘われるように外に出てみると、庭の隅で何かを必死に探す子たちがいました。何をしているのか聞くと「宝さがし」をしているのだといいます。「宝さがし」とは昭和の遊びだと思っていましたが、さんあいの子たちは間ではブームが復活しているようです。勿論ここの子たちも現代っ子なのでネットやゲームで時間を過ごすことが多いです。でもここの子たちはいつも一緒なので、みんなで楽しむ遊びをするのも好きなようです。誰が教えたわけでもないのですが、隠す側と探す側の2つのグループに分かれ早く全部宝を探したチームが勝ちです。今回の宝はおもちゃのシャベルだそうです。彼らが真剣に遊ぶ姿を見ながら...こどもの日の遊び
連休の中日、青空の下、一般社団法人JSF様が昼食の提供、カットとネイル体験を企画してくださいました。主宰の國府田様からのご挨拶。「未来ある、こども達に笑顔を」との思いを持って集まった職業人。様々な会社の協賛も募って活動をしているとのことです。子どもたちにと文房具や玩具のプレゼントも用意してくださいました。そして焼きそばや焼き鳥のいいにおいがしてきました。お待ちかねの昼食時間です。普段は街中のお店で働いておられるプロの方々が、子どもたちのために腕を振るってくださいます。2回、3回とお替りをする子が何人もいました。お昼を食べ終わったところで、午後からはカットとネイル体験。JSFのメンバーの中で普段プロとして働いておられる方たちが、その技を子どもたちのために無料で提供してくださいました。明日の子どもの日を前に、...JSF交流イベント
ぶどうの木で事件発生です!ポニーちゃんが無抵抗なのを良いことにカラスが侵入、たいせつな餌を突いていることが発覚しました。ポニーちゃんがトイレのために出入りする穴を使って入り込んだのです。しっかりと足跡ならぬ、糞の後が証拠です。犯人は逃走中。余裕綽々です。いつもみんなで注意をしていたのですが、夜陰に乗じて侵入することもあるようで、何か良い対策はないか、頭を悩ませています。カラス襲来
今年は3月に寒い日が続いたこともあり、4月の入園、入学式の時期まで桜の花を楽しむことができました。そんな春に入園、入学をする子どもたちのために今年も「入園・入学を祝う会」を行いました。会場となる交流ホールの入り口で入場を待つ新入園、入学をする子どもたち。いつもの仲間たちですが、制服やおめかしをすると非日常感が高まって、ふだんの生活の場ではなかなか見られない良い顔が見られます。みんなの拍手の中、入場。名前を呼ばれると「はい!」と大きな声、手も上げて入ってくる子もいます。あれ、手と足が一緒に出ているよ?!みんなの前に整列して、順番に今年の抱負を述べてもらいます。そして会食。子どもたちの要望も踏まえたメニューです。いきなりデザートから食べ始める子もいますが、大好きなものがあることは良いことです。最後は新任職員の...入園・入学を祝う会
今週は各地の学校で入学式が行われますが、ぶどうの木にもインコ7羽が新しい仲間として加わることになりました。聞きつけたアニマルクラブのメンバーたちがぶどうの木に集まって中をのぞき込んでいます。ぶどうの木の奥の部屋を鳥小屋に改造。アクリル板越しに、中の様子を見ることもできますインコといえばセキセイインコが有名ですが、このアフリカ原産の新入生たちはコザクラインコと呼ばれる種類。人にもなつきやすいと言われています。子どもたちとも早く慣れて欲しいなと思います。ぶどうの木の新入生
暖かくなってきたのでみんなで畑にジャガイモの種イモを植えました。六月芋(ロクガツイモ)とも呼ばれるジャガイモは、この時期に植え付けると6月~7月にかけて収穫できます。ジャガイモを畝に沿って埋めて、その上から肥料をかけて・・・夏には大きくたくさんのジャガイモが収穫できるはずです。「お芋を植えると、たくさんのお芋ができるの?」「早く大きくならないかな」「ポテトフライ食べたいな」・・・みんなで収穫を楽しみに待ちます。ジャガイモの植え付け
年度末には数名の児童がさんあいを卒園/退所をしていきます。今日はさんあいで十余年を過ごしたS君とのお別れの日。エントランスに集まり、みんなで送り出します。高校を卒業し、就職先も決めて卒園していくS君の姿に、年下の子たちは頼もしさを感じ、長くいる職員は成長を感じて感慨ひとしおです。職員からのプレゼント。これまでの成長の姿をアルバムにまとめたものを渡しました。引っ越しの荷物を車に積んで、職員が新しい住まいへと送ります。その後ろを皆で見送ります。人生、これからが本番。様々なチャレンジがあると思いますが、背後にいつも自分の事を思い、祈っている仲間がいることを忘れないでほしいと願います。そしてまた何かあったら戻って来て良いからね、と言って送り出しました。送り出し
厨房では職員が会食の準備に余念がありません。高校生の男の子2名も応援でお手伝い。そう、今日はさんあいの「卒園・卒業を祝う会」です。そして会が始まりました。一人一人の名前が呼ばれて、この3月に卒園、卒業を迎える年長、小6、中3、高3の児童が入場。一人一人が、今年良かったこと、思い出をみんなの前で発表します。そしてさんあいからから退所をする子どもたちにも、みんなの前でスピーチをしてもらいます。長くても短くても生活を共にした時間の中にはたくさんの思い出があります。うれしい、楽しい思い出ばかりではなかったとしても、お互いが成長するために必要な大切な時間です。そして会食のはじまり。朝から職員と高校生が準備した料理がテーブルに並びます。クリスマス会の時のような出し物はありませんが、卒園・卒業生たちの今までをふりかえる...卒園、卒業、そして旅立ち
さんあいではコロナ禍以前から各居室にパソコンを設置、子どもたちがそれぞれネットを利用できる環境を整えています。施設で過ごすうちに正しいIT機器の使い方、インターネット上に広がる人や情報との上手な関係の作り方を学んで社会に出ていってほしい、と思うからです。最近の子どもたちはそのパソコンをYouTubeやTiktokの視聴、生活上での調べものやアイドル情報の収集、イラストの作成といった作業まで幅広く使っていますが、耐用年数を過ぎて新しいものが必要な時期になってきました。そんな時に実業家の西村博之(ひろゆき)さまが村長を務める「ペンギン村」というインターネットサイトで児童養護施設にパソコンを無償で贈呈する企画がありました。さんあいも応募したところ、4台を寄贈いただけることになりました。そしてなんとこの寄贈にあた...ネットでつながる善意の輪
13日の夕方、普段は使われていない事務棟の厨房の灯りがついていて、何やら良い香りがしてきます。覗いてみると、男の子たちが職員と共に作業をしていました。そう、明日は3月14日、ホワイト・バレンタイン・デー。男の子たちが女の子たち(や職員)にありがとうの気持ちを表わそうと奮闘していたのです。みんな真剣に作業をしています。気がつけば夕飯が始まる時間ですが、最後までやりきりました。オーブンからも良い香りがしてきました。きちんと包装してできあがり。バレンタインデーは西洋起源ですが、このホワイトデーは日本発祥だとか。どのような方法でも、他者に感謝や敬愛の気持ちを表わすのは良いことです。子どもたち一人一人に思いやりの心が広がることを願います。ホワイトデー
朝のさんあいの中庭には昨日の雪がしっかり積もっていました。泊まっていた職員、朝、出勤してきた職員で玄関や車両の上の雪をどかせて、子どもたちもみな無事に登園、登校をすることができました。日中は冷たい雨が降ったので子どもたちが学校から帰って来た時にはずいぶんと溶けてしまっていましたが、それでも宿題が終わった小学生、さっそく雪をかき集めて雪だるまづくりに励んでいました。だるま三兄弟だそうです(本人も入れると四兄弟?!)雪の翌日
「スタバはないけれど砂場はあるよ」とは某県知事のジョークですが、さんあいにもついに砂場ができました。園庭脇に設けたラビット・ランですが、夏場の暑さが続く中、ウサギたちには環境が過酷すぎで使うことができませんでした。動物小屋ぶどうの木の環境が整備されたので、ラビットランを子どもたちが遊べる砂場にしました。もちろん熱中症予防のために日よけのテントや扇風機などできる限りの対策をとっています。さっそく子どもたちが集まってきて、何やら作品作りが始まりました。貝がらが並んで、まさに海辺の様です。女の子たちはスイーツづくりに余念がありません。「誕生日は?」「8月〇日!」・・・もうすぐ夏休み。誕生日も待ち遠しいですね。園庭砂場
7月に入りました。渋沢栄一の肖像画が入った新札発行で熱気を帯びる(?)深谷市ですが、気温も上昇。今日も熱中症アラートが発令されました。外遊びができないので、子ども達も子ども達なりに部屋での過ごし方を工夫をしています。その一つが折り紙。昨今はインターネット上に複雑な折り紙の作り方の動画がアップされており、それを見ながらなかなかの大作ができています。お部屋の中では、いま折り紙がブームです。どんどん作るので、ストックをしていた折り紙があっという間になくなってしまいます。読者の皆様、お手元に使わない折り紙があれば、ご寄付ください。ウルトラマンのように暑さとの戦いはまだまだ続きます。折り紙ブーム
さんあいの職員にとってお誕生日会の準備は大きな仕事の一つです。通常は、食事のメニューと材料は栄養士さんが準備しますが、お誕生会は子ども本人が好きなメニューをリクエストして職員が買い物から調理まで行うからです。この日は、Mくんの誕生会です。基本ホーム職員の担当職員全員で役割を決めながら準備します。食事は子どもたちの健康を維持しマナーを学ぶだけでなく、子どもと職員の関係を構築する上で大切な時です。手作りにこだわり時間と愛情をかけて用意する職員の姿を子どもたちはしっかりと記憶に留めます。なるべく作り立てを食べてもらいたいので、夕方は料理で大忙しです。今日の主役のMくんのリクエストは、ベタですが、から揚げ、ポテト、ピザでした。ワカメおにぎりはシンプルですが、パーティー感を演出しますね!今日の主役Mくん、プレセント...お誕生会の準備
熊谷の最高気温は今日も30度を超えました。顔を真っ赤にして子どもたちが学校から帰ってきます。「ねぇ、みてみて」と帰って来た子どもが指さす先にはスイカの実。男の子のある部屋では部屋の前の空いたスペースを使って食用野菜を植えています。いわゆるキッチン・ガーデンです。子ども達はさんあいの畑でもジャガイモやサツマイモ、キュウリや大根などを植え付け、収穫をしますが、キッチン・ガーデンだとまさに目の前で野菜が成長するさまを見ることができます。そしてそれを収穫して、食卓で味わう、最高の食育体験ともいえます。まだ収穫にはしばらくかかりそうですが、「食べごろになって鳥たちにつつかれないように、大事に育てようね」とお部屋の職員が話しかけていました。よく見ると、ブロック塀を越境をして隣の部屋の敷地にも実がなっています。これは「...熱中症アラート発令
6月もまだ半ばですが夏日を記録するようになりました。その日差しをたっぷり受けて、周辺の畑でもトウモロコシがたわわに実っています。そして、さっそく畑から直送でとれたてのトウモロコシをご寄付いただきました。今年の初ものです。子ども達にも手伝ってもらって、各部屋に配布。おやつに、夕食の添え物に子ども達を喜ばせてくれるでしょう。誰だ?おひげにして遊んでいるのは!でも味わうだけではなく、目で見て、さわって、そして遊ぶことも自然の恵みですよね。今年の初もの
楽しいさんあいまつりの後、今年も卒園生と退職した職員の同窓会を開催しました。「おかえりなさい!」理事長の挨拶。さんあいまつりに参加し、引き続いてこの集まりにも参加してくれたことへの感謝と歓迎の言葉で開会です。参加人数は昨年ほどではありませんでしたが、その分、落ち着いた雰囲気の中で会が進められます。この春に卒園して、就職をした卒園生は、仕事の休みがもらえたと参加してくれました。その奮闘ぶりには、職員たちも驚くことしきりです。さんあいの創設者、名誉園長の周りには一緒に勤めていた退職職員の輪。昔話は尽きません。そして今年も全員でのビンゴ大会。昨年も参加してくれた卒園生。なかなか当たりが出なかったことを思い出して捲土重来を誓うも、今年もなかなか「ビンゴ!」にならず苦戦しました。そして、ようやく当たった豪華景品(?...おかえりなさい、さんあいへ
創立記念のさんあいまつり、今年は前線や台風が来ていたため天気予報とにらめっこで準備を進めてきました。感謝なことに午前中は天候が守られて、中庭を使っての開会式、イベントもほぼ予定通り行うことができました。オープニングはキッズダンス。雨雲を吹き飛ばす熱演です。理事長からのごあいさつ。日ごろ、地域の皆様から支えられて三愛学園の活動が続けられている事への感謝が伝えられました。また様々な催し物の売り上げについては、その中から施設退所児童のアフターケア、ウクライナの避難民、タイの児童養護施設の支援に用いられることも説明されました。厨房がフル回転で来場された方々の食欲に応えます。子ども達はそれぞれの部屋でアトラクションを準備をしています。魅力的な景品も部屋ごとに用意されています。寄付をいただいた新鮮な野菜。子ひつじ寮の...さんあいまつり
6月2日(日)の10時半より創立記念祭(さんあい祭り)が行われます。昨年はコロナ禍明けで、沢山の方々においでいただきました。今年も沢山の方々をお迎えできるよう数か月前から準備を進めています。さんあい周辺に駐車場も確保いたしましたので、どうそおいで下さい。今年も焼きそば、フランクフルト、カレーライス、焼き鳥、キュウリの一本漬け、綿菓子、かき氷、ポップコーン(無料)等、美味しいのも沢山すべて超格安です。コーヒーセット1個ではありません、全部で100円です。未使用鍋、お皿セット等、すべて100円古着は、子供服3枚100円、大人は2枚で100円です。お野菜は農家さんからの寄付で、新鮮さを保つために明日午後に採りに行きます。当日は沢山のボランティアさんに手伝ってもらいます。(写真は昨年のもの)さんあい祭りの準備
昨日は、子どもたちが通う本郷小学校の運動会でした。子どもたちは元気いっぱいに体を動かしました。徒競走で1位でだった子、最下位だった子、チーム対抗やリレーで勝った子、負けた子、自慢する子、ガッカリする子、こどもたちの様々な心模様を青空と運動場が包み込みます。でも平和の中に体を動かせることは、大きな恵みに他ありません。低学年生の「玉入れ」単純ですが観客の家族たちは結構盛り上がります。これも定番の綱引きです。いいねー、田舎の小学校は。昔ながらの徒競走もあり順番をつけます。走るのが苦手な子たちも、ボール運びゲームという活躍の場があります。今日は、運動会の代休。そんな日の昼食は、「さんあいレストラン」が開店です。頑張った子どもたちのために、みんに人気のあるメニューで慰労します。栄養士と事務所職員手作りのおにぎり、チ...小学校運動会と振替休日
台湾の児童養護施設関係者の研修で来日した林さん、李さんが1泊2日でさんあいを訪問、子ども達や職員と交流のときを持ちました。お二人とも施設の責任ある立場の方です。居室での夕食。子ども達と食卓を囲み、職員の美味しい料理を味わっていただきました。お二人とも日本語はもちろん英語も話されません。通訳もなしでどうやって交流するの?と思いきや、ここでも文明の利器、スマホの翻訳アプリを使用して、子ども達とも流ちょう(?!)にコミュニケーションができます。「ドラえもん知ってる?」・・・『ドラえもん、あります』、「ねぇ、ねぇ、クレヨンしんちゃんはたいわんにあるの?」・・・『のはらしんのすけ、のことですね』誰かが「ほんやくコンニャクみたい!」と言いましたが、確かにあの頃の未来が少し現実になったような気がします。翌日は職員会議で...台湾からのお客様
朝晩は冷え込んでいても、日中はじりじりと強い日差しで、もう夏かと思わせるような日が続きます。熱中症アラートについても新しい指針が出て、子どもたちとどうやってこの夏を乗り切るか、職員たちも思案を始めました。このような気温の変化を乗り切るため、子ども達自身も服装で調節をすることを覚えて欲しいと、今月のトイレ新聞は服装がテーマです。では、皆さんにもクイズです・・・・正解は・・・・畑のジャガイモも花を咲かせています。寒暖差
アニマルクラブの1年のサイクルは5月から始まります。4月から入所した児童が新しい生活に慣れてから参加の希望を募るからです。今年は一人が入部しました。新しい子が加わって皆で今年度どんな活動をするか話し合いました。一番希望が多かったのは犬とのお泊り会でした。また新しい動物を飼うとしたら何が良いか、ということについてみんなの意見を聞きました。様々な動物の希望が出ましたが、小さい子がお世話できないほどの大型動物や手軽に購入できないものは除外しました。時々ふざける子もいましたが、みんな真面目に話し合の時をもちました。やはり犬とのお泊り会は一番人気のイベントでした。当番の班に分かれての話し合いの時もありました。トトはさんあいにきて4年目です。幸せそうですねー!アニマルクラブ話し合い
長かったコロナ禍もすっかり過去のこととなった今年のゴールデンウイーク。そこここでイベントが行われ入場規制もありません。施設の子どもたちの安近短でお休みを楽しんでいます。少しと運動すると汗をかく程度の穏やかな日、特にお出かけに行かなかった子どもたちは、中庭で太陽を浴びながらゆっくり過ごしました。何気ない穏やかな一日です。でもこれらの穏やかな日々が子どもたちの心の成長にとって大切な時間なのです。中庭で談笑したり、好きな小石を拾ったり、こどもたちの時間はゆっくり過ぎてゆきます。トトとポニー、そしてフレミッシュ・ジャイアントのマメもまったり過ごしています。中庭の花壇の花も誰の視線も気にすることなくまったりと咲いている感じがします。いいねー、ゴールデン・ウイーク!ゴールデン・ウイークの一日
昨年、さんあい祭りでストリートバスケットボールの楽しさを披露してくださった松村貴幸さまが、さんあいの子ども達のためにバスケットボール教室を開催、指導してくださいました。今回は体育館を貸し切って2面のコートで小学生から高校生まで参加して盛大に行いました。いつも笑顔の松村さん。まずはウォームアップ、基本のパスから。首筋に置いたボールが背中を伝って落ちる前に後ろ手でつかむゲーム。反射神経の速さを競います。小学生には少しネットの位置を下げて、バスケットボールのだいご味、シュートの練習です。基本を練習したら、小学生同士、中高生同士に分かれて、いよいよゲーム。みんな真剣です。4月中ですが初夏を思わせる暑さの中、コートにも熱気があふれました。中高生は大人チームとも一戦を交えみごと勝利!バスケットボールの楽しさを教えてく...バスケットボール教室
新年は1月1日からですが、学校や会社などの会計年度は国や地域によって様々。アメリカは10月から、オーストラリアやニュージーランドは7月からが新年度です。ちなみにイギリスやインドは日本のように4月から新年度を始めるそうです。さて、新年度になったさんあいでは、今年も新しく保育園や学校に入園・入学をする子どもたちのことを覚えて、全児童、職員と共に祝う時を持ちました。まずは新入園・入学をする子どもたちの紹介。皆の前で目標や楽しみにしていることを語ってもらいます。そして会食の始まりです。部屋ごとのテーブルでは、「おめでとう!」「乾杯」の声が交わされます。お腹が満たされたら、クイズ大会。さんあいにまつわるトリビアです。知っているようで知らないテーマも。簡単なものもあれば、これは・・・?という質問も。恒例の新任職員によ...入園・入学を祝う会
小学生のグループワーク「ぎょうざコンテスト」、実は3月に予定していたのですが、インフルエンザの蔓延で延期になっていたものを春休みを利用して実施することができました。3チームに分かれてそれぞれオリジナルの餃子を作ります。看板からもやる気が感じられます。グループでそれぞれ、材料は何で作るか、どうしたらみんなが美味しいと喜んでくれるかを考えました。こちらはスイーツ風(?!)です。できあがった「作品」を、中高生や幼児さんを招いて試食してもらいます。しっかり食べておなかもいっぱい。そして投票です。ぎょうさコンテスト
この春休みも市内のヘアーサロン「バランス」の神尾さんが店員さん4名を伴ってカット・ボランティアに来てくださいました。「卒園・卒業を祝う会」の飾り付けが残るホールで、みなさん手際よく子どもたちの髪を整えていってくださいます。毎回、お世話になっている子どもたちに加えて、新たに入所してきて初めてカット・ボランティアのお世話になる「ニュー・フェイス」もいます。「よろしくね」「どんな髪型が良いのかな?」ボランティアに来てくださったスタイリストの方の中には初めてさんあいにボランティアに来て下さった2名のニュー・フェイスもいらっしゃいました。神尾さんは、その新人の方たちにも適宜、指導をしながら進めていきます。子どもたちにとっては、リフレッシュして新しい年度、新入学・入園を迎えられるとともに、真摯に対応して下さる大人の姿...ニュー・フェイス
3月、春休みが始まるタイミングで、今年も園としての「卒園・卒業を祝う会」を行いました。各部屋ごとにテーブルに座っての楽しい会食の始まりです。そして卒園をした子、卒業をした子、それから退所をする子どもたちにみんなの前で”ひとこと”スピーチをしてもらいます。退所する子は、これまでの園での生活をふりかえり、目に涙をためながら思いを語ってくれました。続いて退職をすることになった職員からの子ども達、職員へのあいさつ。家族ではないけれど、家族のようなつながりの中で別れは辛いものです。最後はこの4月から新たにさんあいに職員として加わって下さる方たちの紹介。紹介をされた新任職員も、子どもたちも、これからどんな生活が始まるのか、ワクワク、ドキドキです。今年度、全員がそろうのはこれで最後。全員で記念撮影をしました。皆が元気で...卒園・卒業を祝う会
施設では、子どもたち一人ひとりの個別の時間をいかに確保するかが大きな課題です。しかも職員が対応できる範囲で子どもたちに公平に時間を割くには工夫が必要です。公平という意味では、子どもたちは年に1度、自分の行きたいところへ職員と外出できる機会があります。その日は自分の好きな場所で職員を独り占めできます。電車が大好きなCくんは、さいたま市の鉄道博物館を外出の場所に選びました。展示されていた新幹線の座席に座ってご満悦のCくん。館内に展示されているものですが、初めて踏み切りを渡りました。お昼は新幹線弁当です、外見よし味よしで、これもご満悦のCくんでした。でも職員を1日独占できたことが何よりもうれしかったと思います。個別外出
春は、別れと出会いの季節です。さんあいでも退所する児童や入所する児童が集中するのが春です。いつでもそうですが退所する児童の心は複雑です。勿論家族と暮らすことになればその喜びと期待で小さな心は一杯になります。しかし共に生活をしたみんなとの最後のお別れの時となると、悲しい気持ちがにじみ出てきます。悲しさが喜び以上にならないよう心をコントロールするためなのか、あるいは泣き顔をみんなに見られたくないのか、退所する児童は最後まで下を向いたままでした。玄関ホールは、見送る子どもたちと職員で一杯でした。職員からのお別れの言葉にも、下を向いたままうなずいていました。そんな光景をみてか、見送る児童も神妙な雰囲気になり、シクシク泣き出す子もいました。元気でねー、6月のさんあい祭りには遊びに来てねー!お別れの時