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愛すべき子どもたち https://blog.goo.ne.jp/sanai3200

笑いあり涙あり、児童養護施設「さんあい」での出来事や社会的養護の必要な子どもたちと職員の声を代弁でき

愛すべき子どもたち
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2014/09/25

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  • 送り出し

    年度末には数名の児童がさんあいを卒園/退所をしていきます。今日はさんあいで十余年を過ごしたS君とのお別れの日。エントランスに集まり、みんなで送り出します。高校を卒業し、就職先も決めて卒園していくS君の姿に、年下の子たちは頼もしさを感じ、長くいる職員は成長を感じて感慨ひとしおです。職員からのプレゼント。これまでの成長の姿をアルバムにまとめたものを渡しました。引っ越しの荷物を車に積んで、職員が新しい住まいへと送ります。その後ろを皆で見送ります。人生、これからが本番。様々なチャレンジがあると思いますが、背後にいつも自分の事を思い、祈っている仲間がいることを忘れないでほしいと願います。そしてまた何かあったら戻って来て良いからね、と言って送り出しました。送り出し

  • 卒園、卒業、そして旅立ち

    厨房では職員が会食の準備に余念がありません。高校生の男の子2名も応援でお手伝い。そう、今日はさんあいの「卒園・卒業を祝う会」です。そして会が始まりました。一人一人の名前が呼ばれて、この3月に卒園、卒業を迎える年長、小6、中3、高3の児童が入場。一人一人が、今年良かったこと、思い出をみんなの前で発表します。そしてさんあいからから退所をする子どもたちにも、みんなの前でスピーチをしてもらいます。長くても短くても生活を共にした時間の中にはたくさんの思い出があります。うれしい、楽しい思い出ばかりではなかったとしても、お互いが成長するために必要な大切な時間です。そして会食のはじまり。朝から職員と高校生が準備した料理がテーブルに並びます。クリスマス会の時のような出し物はありませんが、卒園・卒業生たちの今までをふりかえる...卒園、卒業、そして旅立ち

  • ネットでつながる善意の輪

    さんあいではコロナ禍以前から各居室にパソコンを設置、子どもたちがそれぞれネットを利用できる環境を整えています。施設で過ごすうちに正しいIT機器の使い方、インターネット上に広がる人や情報との上手な関係の作り方を学んで社会に出ていってほしい、と思うからです。最近の子どもたちはそのパソコンをYouTubeやTiktokの視聴、生活上での調べものやアイドル情報の収集、イラストの作成といった作業まで幅広く使っていますが、耐用年数を過ぎて新しいものが必要な時期になってきました。そんな時に実業家の西村博之(ひろゆき)さまが村長を務める「ペンギン村」というインターネットサイトで児童養護施設にパソコンを無償で贈呈する企画がありました。さんあいも応募したところ、4台を寄贈いただけることになりました。そしてなんとこの寄贈にあた...ネットでつながる善意の輪

  • ホワイトデー

    13日の夕方、普段は使われていない事務棟の厨房の灯りがついていて、何やら良い香りがしてきます。覗いてみると、男の子たちが職員と共に作業をしていました。そう、明日は3月14日、ホワイト・バレンタイン・デー。男の子たちが女の子たち(や職員)にありがとうの気持ちを表わそうと奮闘していたのです。みんな真剣に作業をしています。気がつけば夕飯が始まる時間ですが、最後までやりきりました。オーブンからも良い香りがしてきました。きちんと包装してできあがり。バレンタインデーは西洋起源ですが、このホワイトデーは日本発祥だとか。どのような方法でも、他者に感謝や敬愛の気持ちを表わすのは良いことです。子どもたち一人一人に思いやりの心が広がることを願います。ホワイトデー

  • 雪の翌日

    朝のさんあいの中庭には昨日の雪がしっかり積もっていました。泊まっていた職員、朝、出勤してきた職員で玄関や車両の上の雪をどかせて、子どもたちもみな無事に登園、登校をすることができました。日中は冷たい雨が降ったので子どもたちが学校から帰って来た時にはずいぶんと溶けてしまっていましたが、それでも宿題が終わった小学生、さっそく雪をかき集めて雪だるまづくりに励んでいました。だるま三兄弟だそうです(本人も入れると四兄弟?!)雪の翌日

  • 雪やコンコン

    「今年の冬は関東平野では雪はおろか雨も降らないね」と話していたら、3月になって早々、積雪になりました。子どもたちが植えた花、芽を出した水仙の上にも雪が積もり始めました。冷たい雪が降っても、寒さに震えることなく過ごせることは決して当たり前ではないことを、他国の状況を知るにつけ思います。冷たい風が吹いても、雪が降っても暖かい家があって安心なのは動物たちも一緒です。朝方、つぼみが開いているのに気が付いた地域小規模施設の前のネコヤナギ。雪に驚いて、またつぼみを固くしてしまったようです。明日は登校時間を遅らせる旨の連絡が学校からも来ました。朝、真っ白な銀世界に歓声をあげる子どもたちの顔が思い浮かぶ一方、職員の通勤に影響がないよう、食材が滞りなく調達できるよう、祈ってしまいます。雪やコンコン

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