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  • 岩下悠子『漣の王国』読了

    綾部蓮という青年は、私たちにとって遠い国の王様のような存在だった。神の贈り物と呼ぶべき才能に恵まれ、美貌をもって周囲の人々を傅かせた彼が自殺した時、理由を知る者はいなかった。永遠に時を止めたままの彼を誰もが追い越し忘れ去っていくなか、私たちは思い出す。なぜ青年は自ら命を絶ったのか?人生の一時期に齎される謎と恩寵を忘れ難い余韻とともに描き切った傑作。内容(「BOOK」データベースより)リフレイン。本書は...

  • 日常

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  • 夕木春央『サロメの断頭台』読了

    盗作犯を探し出せ。油絵画家の井口は、元泥棒の蓮野を通訳として連れて、祖父と縁のあったオランダの富豪、ロデウィック氏の元を訪ねた。美術品の収集家でもあるロデウィック氏は翌日、井口のアトリエで彼の絵を見て、「そっくりな作品をアメリカで見た」と気が付いた。未発表の絵を、誰がどうして剽窃したのか?盗作犯を探すうちに、井口の周りで戯曲『サロメ』に擬えたと思われる連続殺人が発生してー。内容(「BOOK」データベー...

  • 日常

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  • 逸木裕『世界の終わりのためのミステリ』読了

    人間の意識を半永久的に持続可能な人工身体にコピーしたヒューマノイド=“カティス”が生まれた近未来。“カティス”の女性・ミチが目覚めると、世界から人類は消失していた。搭載された“安全機構”により自殺はできず、誰もいない世界で孤独な時間を生き続けることに絶望していた彼女は、少年の姿をした“カティス”のアミと出会う。“人類消失の謎”の解決を目指すと語る彼に誘われ、ミチは失われた人間の頃の記憶と永遠に続く時間を生き...

  • コンビニのコーヒー

    セブンイレブンが美味しい。ファミマも美味しい。けれど最近はミニストップが一番美味しい。うっかりベルギーチョコのクロワッサンも食べちゃう。...

  • 日常

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  • 近藤史恵『間の悪いスフレ』読了

    下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは、変人シェフ三舟さんとスーシェフの志村さん、ソムリエールの金子さん、ギャルソンの高築くんの四人。コロナ禍で厳しい状況の飲食店業界、“パ・マル”でも、テイクアウトメニューを考えたり、料理教室を始めたり…。そんななかで、料理教室で起きた気まずい出来事、ひとり分のテイクアウトを買いにくる男子中学生の謎、自身のレストランにスタッフが定着しない理...

  • 日常

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  • 馳星周『フェスタ』読了

    脈々と受け継がれてきたサラブレッドの血統とホースマンたちの熱き想い。北海道浦河町で競走馬の生産牧場を営む三上収、徹の親子は確信していた。毎年パリで開催される世界最高峰のレース「凱旋門賞」の舞台で力を発揮できるのは、ステイゴールドの血統に違いないー。目指すは、日本競馬界の悲願である凱旋門賞制覇。生産者、厩務員、調教師、馬主、ジョッキー…ホースマンたちが一頭のサラブレッドを信じ、その夢を託す。内容(「B...

  • 日常

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  • 逸木裕『風を彩る怪物』読了

    音大受験に失敗した名波陽菜は自信を取り戻すため、姉の住む自然豊かな奥瀬見にきていた。フルートの練習中に出会ったのは、オルガン制作者の芦原幹・朋子親子。同い年の朋子と“パイプオルガン”の音づくりを手伝うことに。だが、次第にオルガンに惹かれた陽菜はこのままフルートを続けるべきか迷ってしまう。中途半端な姿に朋子は苛立ちを募らせ、二人は衝突を繰り返す。そんな中、朋子に思いもよらぬ困難が押し寄せる!絶望に打ち...

  • この言葉は好きではないけれど

    頑張った自分へのご褒美。初めてバレエの観劇に行く。当日を楽しみにストレートチップを磨く。...

  • 日常

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  • 西條奈加『うさぎ玉ほろほろ』読了

    親子三代で営む麹町の小さな菓子舗「南星屋」。日替わりの諸国銘菓を求めて、今日もお客が列をなす。麹町を大火が襲った夜半、店に急を告げに来たのは、菓子に目がなく気のいい渡り中間の鹿蔵だった。それきり店に来なくなった鹿蔵を案ずる一家だったが、ある日、思わぬところから消息が届いて…。内容(「BOOK」データベースより)縁(えん)とは。本書は南星屋シリーズの第三弾(1,2,3)今回はいくつかの別れと、その後の様子があ...

  • 日常

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  • 藤堂志津子『熟れてゆく夏』読了

    ホテルで女主人の到着を待つ若い男女。その背後に潜むエゴイズム、孤独感を澄明な文体で彫琢、愛と性のかかわりをさぐり直木賞に輝く優品。「鳥、とんだ」「三月の兎」を併録。内容(出版社内容紹介より)女を貶めているのは。本書は第100回(1988年下半期)直木賞受賞作。男を自分勝手に利用し、また自己正当化の理由にも使う。そんな女の姿がありました。ここからは一言感想を。『鳥、とんだ』犬のサスケは男のメタファだと感じ...

  • 日常

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  • まさきとしか『あの日、君は何をした』読了

    北関東の前林市で暮らす主婦の水野いづみ。平凡ながら幸せな彼女の生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したことによって、一変する。大樹が深夜に家を抜け出し、自転車に乗っていたのはなぜなのか。十五年後、新宿区で若い女性が殺害され、重要参考人である不倫相手の百井辰彦が行方不明に。無関心な妻の野々子に苛立ちながら、母親の智恵は必死で辰彦を捜し出そうとする。捜査に当たる刑事の三ツ矢は、無...

  • お気軽に

    僕の血管は注射針が通しやすい(らしい)。新人看護師さん、僕を練習台に。お気軽にどうぞ。...

  • 換毛期

    ...

  • 西條奈加『亥子ころころ』読了

    店の主の治兵衛が諸国をめぐり見覚えた菓子を手頃な値で売る「南星屋」。娘と孫の三人で店を繁盛させた治兵衛は、手首を痛めてしまう。納得のいかぬ代物に苛立ちが募る中、店先に雲平という男が行き倒れていた。京から来たわけを訊くと、込み入った事情があるようで…。内容(「BOOK」データベースより)根気強く。本書は南星屋シリーズの第二弾(1,2,3)不運や災難にあって、周囲の力を借りながらも耐え忍ぶ。そんな人々の姿に共感...

  • 日常

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  • 加納朋子『1(ONE)』読了

    大学生の玲奈は、全てを忘れて打ち込めるようなことも、抜きんでて得意なことも、友達さえも持っていないことを寂しく思っていた。そんな折、仔犬を飼い始めたことで憂鬱な日常が一変する。ゼロと名付けた仔犬を溺愛するあまり、ゼロを主人公にした短編を小説投稿サイトにアップしたところ、読者から感想コメントが届く。玲奈はその読者とDMでやり取りするようになるが、同じ頃、玲奈の周りに不審人物が現れるようになり…。短大...

  • 日常

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  • 湊かなえ『人間標本』読了

    蝶の目に映る世界を欲した私は、ある日天啓を受ける。あの美しい少年たちは蝶なのだ。その輝きは標本になっても色あせることはない。五体目の標本が完成した時には大きな達成感を得たが、再び飢餓感が膨れ上がる。今こそ最高傑作を完成させるべきだ。果たしてそれは誰の標本か。-幼い時からその成長を目に焼き付けてきた息子の姿もまた、蝶として私の目に映ったのだった。内容(「BOOK」データベースより)サクリファイス。本書は...

  • 端午の節句

    ガンガンいこうぜ。男の子。...

  • 日常

    ...

  • 沢木耕太郎『敗れざる者たち』読了

    燃え尽きたいと望み続けついに叶わなかったボクサー、栄光の背番号3によって消えた三塁手、夭折した長距離ランナーの「思い」、良血馬達との決戦に臨むサラブレッドー“勝負の世界に何かを賭け、喪っていった者たち”をテーマに書き継がれた6篇。内容(「BOOK」データベースより)光と影。本書は勝負の世界に生きた男たちを描く、6つのスポーツ・ノンフィクション。綺麗事だけではすまない “興行” の世界の中で、魂の輝きと、その...

  • ただいま

    ふうもおかえり。...

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