落馬事故以来荒んだ日々を送る元花形騎手の円谷翔吾は、ある日、娘の願いを聞く。「ルプスデイに勝って」。比類なき強さで障害競馬界の絶対王者の座に君臨するサラブレッド、ルプスデイ。円谷はセンスを見出した馬、キアーロディルーナと困難な戦いに挑む。一方、ルプスデイの主戦騎手の森山翔吾は、再起をかける男の姿を静観する。だが、王者には老いの影が迫っていた。二頭の競走馬とふたりの翔吾。譲れない勝負の行方は!?内容(...
だいたいココで本を読んでいます。暑い日も寒い日も。藤の季節も。...
再断酒をはじめてから一か月。でも油断はしない。開始:2023/3/26断酒34日目...
もしも大切な人がいなかったら、どんな人生を送るのか? 身近な誰かが欠けてしまったパラレルな六つの世界が呼応し合い、眩しく美しい光を放つ。緻密な構成が輝く、著者渾身の意欲作。内容(出版社内容紹介より)後悔。本書は身近な人の死を通して後悔や哀しみを描いた6つ短編集。喪失を自分を責めるコトで埋めるしかない人達の姿がありました。佳作。ここからは一言感想を。『やさしい風の道』なぜ小学校二年生の章也君はむかし両...
日なたを見つけるのが得意です。...
数多くの猫たちと共に暮らし、作家の眼と深い愛情とで彼らを見つめ続けてきた町田康さんだからこそ書けた、五つの猫の物語。作中の愛すべきユニークな猫たちをヒグチユウコさんがイラストに描き起こした、猫を愛するすべての人に贈る珠玉の作品集。内容(出版社内容紹介より)童話や童謡みたい。本書は愛猫家の著者による五つの猫の物語。猫が決して愛玩動物ではない様子がありました。ここからは一言感想を。『諧和会議』食べて直...
最近、この公園でみかける子。友達になりたいな。...
コタツをしまいました。でも、電気タオルは継続です。...
える坊。名残惜しいけれど、いまからコタツしまうよ。...
そろそろコタツをしまわなくちゃ。大変なことになる(笑)...
多くの懐かしい顔に会えた。しかし、みんなは僕に1ミリも優しくなく、オモチャみたいにからかわれ続けた。嬉しかった。開始:2023/3/26断酒25日目...
手が抑え込まれて、父ちゃん動けません。...
ヘニング・マンケル/著 柳沢由実子/訳『北京から来た男(上)(下)』読了
凍てつくような寒さの未明、スウェーデンの小さな谷間の村でその惨劇は起きた。ほぼ全ての村人が惨殺されていたのだ。ほとんど老人ばかりの過疎の村が、なぜ?休暇中のヘルシングボリの女性裁判官ビルギッタは、亡くなった母親が事件の村の出身であったことを知り、ひとり現場に向かう。事件現場に落ちていた近くの中国料理店の赤いリボン、ホテルの防犯ビデオに映っていた謎の人影…。事件はビルギッタを世界の反対側へ、さらに過去...
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安達としまむら、二十二歳。私は今、真っ赤になった安達の右足を掴んで眺めていた。次はどこにキスするのがいいかな。 なんでこんなことになってるんだっけ。夏の暑さで常識が脱水症状を起こしてるのかもしれない。……あ、旅行の計画を立てるはずだったんだ。「ところで、安達は旅行楽しみ?」「ほほふぇ? りょほー?」 小学生、中学生、高校生。夏は毎年違う顔を見せる。こうして同じ人と、同じ時間を、二人で過ごしていたとし...
レンタカー。車を運転するのはおよそ20年ぶり。それでも。WOO WOO WOO だからハイウェイに乗る前にWOO WOO WOO せめて思い出を消しおまけ:BGM: BOOWY / ハイウェイに乗る前に...
勿論、愛していますよ。...
行き場のない母子を守る「のばらのいえ」は、大学のボランティア活動で知り合った志道さんと実奈子さんが、「かわいそうな子どもを救いたい」と理想を掲げ同志となって立ち上げ運営する家。そこに暮らす祐希は、束縛され未来のない現実から高校卒業と同時に逃げ出した。十年後のある日、志道さんが突然迎えに来る。しらゆきちゃん、べにばらちゃんと呼ばれ、幼少のころから一心同体だった紘果を置いてきたことをずっと後悔してきた...
お姉ちゃんが妹さんの頭の匂いをクンクン。わかるぅ~(ギャル風に)僕も君たちの頭の匂い嗅いじゃうもん。で、嗅がれる娘さんは、いつもこんな顔。...
「彼の者の名を『花矢』と言う」季節は、如何にして齎されるのか?その問いに人の子らはこう答える。「四季の代行者」が神々より賜りし権能で春夏秋冬を大地に巡らせるからだと。では朝と夜は?同じく人は告げる。「巫の射手」が空に矢を放ち、その矢が朝と夜の天蓋を切り裂くのだと。内容(出版社内容紹介より)ハリネズミのジレンマ。本書は『春夏秋冬代行者』シリーズの第二弾(春の舞 上、下 夏の舞 上、下 暁の射手)。大和...
今日は断酒から離れた話題が多かった(脱線)。でもそれもまた(語弊を恐れずに言えば)楽しかったし、為になった。開始:2023/3/26断酒16日目...
扠、本日はどのようなご本をご所望でしょうー日露戦争の足音が聞こえる明治三〇年代後半。古今東西の書物が集う書舗に、迷える者達が訪れる。内容(「BOOK」データベースより)知ったことではない。本書は『書楼弔堂』シリーズの第3弾(1,2,3)。従前と同じく、お客の悩みや哀しみや心の矛盾。それは主人が差し出すのは本でも(結局は)解決出来ません。それでも、お客様は本の売買をキッカケに、自分なりの「気づき(≒折り合い)...
あれからも500円硬貨は増えているのだけれど、新しいモノは見たコトも無い。本当にあるの?...
おっきい。...
ちょっと遠い例会場。でも今はがむしゃらに。開始:2023/3/26断酒12日目...
ここですか?...
犯罪都市NYの検視局でキャリアを積んだ法医学者が、神奈川県警と警察医契約を結び、横浜に戻ってきた。すべては死者のためにー。死者と語り、どこまでも真実に執着する警察医である法医学者。多様化する性を取り巻く犯罪に立ち向かうジェンダー班の刑事たち。死に隠れた謎を解き明かす、新たなドラマの幕が上がる!内容紹介(「BOOK」データベースより)いっそ狂えたら。本書は神奈川県警の警察医を中心とした三つの連作短編集。...
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全六章。読む順番で、世界が変わる。すべての始まりは何だったのか。結末はいったいどこにあるのか。あなた自身がつくる720通りの物語。内容紹介(「BOOK」データベースより)スピン(本についているヒモ)だけが不便。本書は章に順番がなく、読者が自由に選ぶ短編集。数々の人物やアイテムが繋がる様子に一喜一憂しました。佳作。ここからは一言感想を。『名のない毒液と花』二人にとって吉岡は良いパートナでした。また江添に...
今日はおめでたい日だ。余計なコトは言うまい。ただ一秒でも長く、彼女と一緒にすごしたい。...
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落馬事故以来荒んだ日々を送る元花形騎手の円谷翔吾は、ある日、娘の願いを聞く。「ルプスデイに勝って」。比類なき強さで障害競馬界の絶対王者の座に君臨するサラブレッド、ルプスデイ。円谷はセンスを見出した馬、キアーロディルーナと困難な戦いに挑む。一方、ルプスデイの主戦騎手の森山翔吾は、再起をかける男の姿を静観する。だが、王者には老いの影が迫っていた。二頭の競走馬とふたりの翔吾。譲れない勝負の行方は!?内容(...
家系ラーメンでライス無料。満腹でお代わりが出来ない。※ お店はコチラ(横浜家系ラーメン壱七家 立川店)...
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「夜を統べる者。その神名はー」世界に安らかな朝と夜を授ける為に三百六十五日空に矢を射る者。神の御業を託された『巫の射手』。大海原に浮かぶ大和と呼ばれる列島の国では、射手はこう呼ばれている。朝を齎す者、『暁の射手』。夜を齎す者、『黄昏の射手』と。黎明二十一年五月、黄昏の射手・巫覡輝矢は囚われていた。目覚めたとき、そこは自分の部屋ではなかった。春夏秋冬の代行者達と同様に神に力を与えられた彼が、なぜ見知...
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群馬県警本部捜査一課の刑事、白澤蕗の前に、数年ぶりに現れた兄・然。小狡くて卑しい然とは縁を切っていたが、200万円を用立ててくれと泣きつかれる。然にとある負い目がある蕗は、追い詰められて署の証拠品保管庫から現金を盗み出す。数日後、元検事の小曾根に金を借り保管庫に戻すが、今度は小曾根から強請られる。借用書を取り返そうと小曾根宅へ侵入した蕗だったが、そこには目を疑う光景があったー元白バイ隊員の著者が挑...
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党員のケイを気まぐれに愛し、いつか熱烈に傾倒し破れ去る有似子。愛とは一体何なのか? 昭和三十九年度芥川賞受賞作【感傷旅行】。著者のやさしさが滲みでている【大阪無宿】等。内容(出版社内容紹介より)世はなべてこともなし。本書は第50回(1963年下半期)芥川賞受賞作。戦後のまだまだ貧しい日本を舞台に、女と男のあれやこれやがありました。ここからは一言感想を。『感傷旅行』この恋?はトラベルとジャーニーの違い。ニ...
最近、目薬が鼻から出る。...
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溶接加工会社勤務の入江悠斗が、何者かに刃物で胸を刺されて死んだ。悠斗は17歳のときに傷害事件を起こしていた。事件を担当する捜査一課の新田はかつての先輩警官・本宮、女性エリート警部・梓、その部下として働く能勢の捜査報告から、別の二件の殺人事件との関連性を疑う。そしてそれぞれの事件の容疑者が「あのホテル」に宿泊することが判明。新田は三度、潜入捜査を開始するー。内容(「BOOK」データベースより)意味がない...
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「ただ普通でありたかった。」中学受験、トー横、起業サークル、悪徳コンサル、闇バイト。「普通」が壊れた時代に漂う「自己本位」への誘惑。誰か教えてください。ぼくはどう生きればよかったのでしょうか。三通の手紙に刻まれた魂の叫びが、現代の精神的堕落をあぶりだす。内容(「BOOK」データベースより)うまくやれよ。本書は「普通」を願いながら転落した死刑囚・川辺優人の物語。格差社会において、枠に、ガチャに “外れた” ...
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不幸なことが続き、大切な人たちを失ってしまった少年は、将来が不安で泣いていました。その様子が心配になった旅人は、未来を見せてくれるというクスノキの女神に会いに行くように勧めました。様々な困難を乗り越え、出会えたクスノキの女神は、少年の願いを聞き未来の姿を見せてくれます。そこで見た未来の姿とは…。内容(「BOOK」データベースより)感謝しよう。本書は大ヒット作『クスノキの女神』の中で登場した絵本を書籍化...
併設の図書館も(が)混んでいました。期日前投票、出足は順調のようです。...
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息子の顔見たさに何かひとつ事を起こせばそのたびにパトカーがやってくる。わたしはこれまで三回パトカーに乗った。そのことが繰り返される。それがわたしの人生になる。わたしはパトカーに乗り慣れた老人になどなりたくないし、そんな母親の姿を息子に見せたくもなかった。そんな母親が自分の産みの母親だと知られるべきではなかった。人生を踏み外した女性の静かな決意。内容(「BOOK」データベースより)鳥が来る。本書はひき逃...
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作家森博嗣さんの日常はまさに“工作する哲学者”。「ミクロ思考」と「マクロ思考」の往復運動から導き出された「人生とは何か」「人間とは何か」が面白い!本書を読めば、あなたの日常は180度変わる!内容(出版社内容紹介より)平和。本書は『森博嗣』によるエッセイ集。著者の作家引退後も変わらない思考と、少しだけ変化した日常がありました。内容はバッサリ略で一言、普通です。勿論、本書にも適度に刺激的で、独特な思考(お...
割りばしを綺麗に割れない。...
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最初の数行でその世界は完璧に提示されるー。絶望のなかに漂うおかしみ、名状しがたい人生への不安とささやかな温もり。全米図書賞候補作となった処女短篇集より、表題作を含む九篇に、訳者による作品解説を付す。内容(「BOOK」データベースより)パートナの不貞。本書はレイモンド・カーヴァーの処女短篇集。分冊されており、本書は後半の9編が収録されています(1,2)その多くに、村上春樹氏が名付ける “情けない男” がありまし...
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騙されて江戸に来た13歳の少女・お末の奉公先「鱗や」は、料理茶屋とは名ばかりの三流店だった。無気力な周囲をよそに、客を喜ばせたい一心で働くお末。名店と呼ばれた昔を取り戻すため、志を同じくする若旦那と奮闘が始まる。粋なもてなしが通人の噂になる頃、店の秘事が明るみに。混乱の中、八年に一度だけ咲く桜が、すべての想いを受け止め花開くー。美味絶佳の人情時代小説。内容(「BOOK」データベースより)受け継ぐ。本書...
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中国の山奥からきた吸血種族バンブーは人間そっくりだが若い姿のまま歳を取らない。マフィアによる一家皆殺しから命を救われた少年は、バンブーとその相棒の3人で暮らし始めるも、人間との同居は彼らの掟では大罪だった。禁断の、だが掛けがえのない日々-。内容(「BOOK」データベースより)許さないで欲しい。本書は人間と吸血種族バンブーの許されない交流を描いた作品。三つの章で三世代を描いており、大河小説的なファンタジ...
たぶん芸術って誰かの人生を食べるコト。今日、僕はバレエダンサーの人生を味わい、彼等に人生を喰われた。...
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数ある猫漫画の中で、「とにかく猫の描写がリアル!」と絶賛される「俺、つしま」がついに書籍化!何気ない猫のしぐさや細かな毛色の表現が抜群の画力で描かれる猫漫画の根底にあるのは、溢れんばかりの猫愛。読み進めていくうちに猫への愛情がふくらんでいきます。内容(出版社内容紹介より)猫飼いあるある。本書は実在の猫「つしま(つーさん)」を中心とした猫漫画(1,2)。野良出身の「つしま」を中心に、ゴーイングマイウェ...
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確立されたスタイルと、全くのオリジナリティをもって、鋭く重く、既成の文学シーンに切り込んだ稀有の作家レイモンド・カーヴァー。確かな才能を明示する、そのデビュー短篇集から十三篇を収録。内容(「BOOK」データベースより)劣等感。本書はレイモンド・カーヴァーの処女短篇集。分冊されており、本書は前半の13編が収録されています(1,2)その多くに、日常に潜む “無いものねだり” がありました。内容はバッサリ略で一言、...
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立ち飲み屋のマドンナ、その正体は悪女だった。人情酒場の闇堕ちミステリー。新橋の老舗酒場の「あじろ」。常連客にも店主にも愛された清廉な美女が殺されてー。職業偽装、パパ活斡旋、深夜の奇行…彼女は嘘をいくつ重ねたのか?内容(「BOOK」データベースより)境界知能。本書は新橋の立ち呑み居酒屋「あじろ」を舞台とした物語。殺されたマドンナの隠された秘密に、意外なモノがありました。内容はバッサリ略で一言、残念です。...
夢でえるに会う。彼女は少し怒っていた。...
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幕末志士がひっそり訪ねる、ほっこり料理の隠れ家。内容(「BOOK」データベースより)料理よりお酒。本書は料理人・サヨの活躍を描いたシリーズ第二弾(1)板前茶屋として再出発したサヨの元に、一癖も二癖もある客人が集いました。ここからは一言感想を。『板前茶屋』麟太郎と同じく、僕もお酒が飲めません。なので、割烹やそれなりのレストランは(お店に申し訳なくて)苦手意識が先立ちます。また<さげ>にもあった様に、ヨー...
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クリスマスイブの夜、新宿区の空きビルで女性の遺体が発見された。五十代と思われる女性の着衣は乱れ、身元は不明。警視庁捜査一課の三ツ矢と戸塚警察署の田所は再びコンビを組み、捜査に当たる。そして、女性の指紋が、千葉県で男性が刺殺された未解決事件の現場で採取された指紋と一致。名前は松波郁子、ホームレスだったことが判明する。二つの不可解な事件は予想外の接点でつながるが!?彼女はなぜ殺されなければならなかった...
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