chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
凶悪犯罪者バトルロイヤル http://asdlkj43.blog.fc2.com/

凶悪犯罪者100名が都内にて殺し合うオリジナル小説。他二作品を連載。一般記事も書いています。

津島博行
フォロー
住所
栄区
出身
港南区
ブログ村参加

2014/08/13

arrow_drop_down
  • マイペース

    さしあたり書くことがなく自分の思っていることなどを書いていきます。 まず自分の近況ですが仕事と趣味の好サイクルに乗り、そこそこ充実した毎日を過ごせています。暑さも和らいで外に出やすくなり、食べ物もおいしく、新型コロナワクチンの接種も完了しいよいよ行楽盛りとなり気分は高揚しています。 一方で原稿に向かう時間は増える気配がありません。PCに向かっても筆が進まないことが多く、数時間ネットサーフィンをした...

  • 犯罪者名鑑 北九州監禁殺人事件 14

    息子 事件から20年の月日が経ち、ネット上での誹謗中傷に耐えかね、弁明の機会を求めた松永と純子の長男がメディアに登場し、事件や自分の半生のことを語り始めました。 監禁生活中、松永は二人の息子に冷淡に接し、殺された被害者たち同様に食事や排泄の制限を強制し、通電も行っていました。松永は物心がついた息子に、元妻との間に生まれた子供の写真を見せては「こいつは出来が良かったが、お前はダメだ」などとよく言っ...

  • 犯罪者名鑑 北九州監禁殺人事件 13

    一審 逮捕されてから、純子は潔く自分の罪を認め、素直に自供を始めました。当初は相変わらず「松永に迷惑をかけられない」という思いがあったようですが、月日が経つにつれて松永への忠誠心は薄れ、松永に不利になる供述もするようになりました。 恭子も毅然とした態度で法廷に赴き、答えにくい質問にもしっかりと答えて事件の全容を明らかにすることに貢献しました。 ただ一人、松永だけは自らの「無罪」を主張し、見苦しい...

  • 犯罪者名鑑 北九州監禁殺人事件 12

    逃走 緒方一家の「滅失」が完了してからも、松永たちの犯罪生活は変わりませんでした。 新たに既婚女性と知り合った松永は、いつものように結婚生活の悩みを聞き出し、純子を「逃がし屋」として紹介して夫と別居させ、夫から身を隠すために必要だとして金銭を要求する詐欺行為を働いていました。 どういう心境の変化があったのか、松永はこの女性に対しては、通電などの虐待は行いませんでした。数々の悪行を反省したというの...

  • party people 8

    24「これは・・・」 目に染みる異臭で、何が起こったのかを知るのは瞬時だった。 俺と影沼は互いに何も言わず、丸太のベンチに腰掛けた。 シーズンを少し外れた平日のキャンプ場は貸し切り状態で、すぐに通報する者はいない。話す時間は明け方までたっぷりあった。「薬、飲ませたんだな。カレーに混ぜて」 食事を摂った後、急な眠気に襲われてテントに入り、夜更けに起きるまで...

  • 犯罪者名鑑 北九州監禁殺人事件 11

    サイコパスにならないため すべては洗脳された人たちが勝手にやったことで、自分には一切の責任はない。 このような形に持っていくことを、松永は徹底していました。 松永が逮捕された後、地検は女好きの松永の取り調べを優位に進める策として、若く美人の検事を送り込んだのですが、松永はその女検事に対し、「物事を自分では決めず相手に決めさせ、相手にすべて責任を押し付ける」という人生哲学を嬉々として語ったといい...

  • 犯罪者名鑑 北九州監禁殺人事件 10

    二人目 集中的に虐待を受けていた誉が亡くなったことで、松永は次のメインターゲットを静美に移しました。 夫の死、そして繰り返される激痛に、静美は気がふれてしまい、「あ~」「う~」と奇声を発するようになります。食べ物も受け付けなくなり、あとは死を待つだけの状態でした。 松永に静美をどうするか考えろと言われ、純子、理恵子、主也は「静美を殺すしかない」と結論を出します。通電によるショックで昏倒した誉と違...

  • party people 7

    20「この間の林田っちにはたまげたな。前から危ないとは思っていたが、まさかあんなことをするとは」一週間後に迫ったキャンプに備え、ホームセンターに道具を買いに行く車の中で、ステアリングを操りながら紫煙をくゆらす影沼が、苦虫を噛み潰した顔をして言った。 ギャンブル狂の林田はあれから、やめていたパチンコ趣味を再開したことを隠そうともしなくなり、近頃は同じくパ...

  • 無期限更新停止のお知らせ

    コメント数があまりにも少ないという現状を受け、予定していた 犯罪者名鑑 松永太 partypeople の更新を停止させていただきます。 こうした状況でもコメントを書いてくださる常連さんがおり、その方の期待に添えないのは大変心苦しいのですが、では私が書いたものを読んでくれる人はこの世に一人しかいないのかという疑いの中でブログの更新を継続するモチベーションをひねり出すことができません。 繰り返しになりますが...

  • 今後の予定について

    このブログに届くコメントの数が少なくなっています。 年始の挨拶で、記事に届くコメントの数が2つあれば何とかやっていけるという風に書きましたが、これは最低限の数ということで十分な数ではありません。そのコメント2つも前回の記事では達成できませんでした。 過去記事の方でもコメントがあればやる気にはなりますが、年が明けてからというものそれも途絶えてしまいました。 犯罪者名鑑 松永太 partypeople こ...

  • 犯罪者名鑑 北九州監禁殺人事件 7

    金主 清志の遺体を処理した松永は、次に清志の親友の妻だという女性に目を付けます。松永は自分を塾講師だと偽り、清志の協力も得て、既婚者であった女性とデートを重ね、男女の仲となっていきました。 松永は「自分は村上水軍の末裔だ」「東京で兄が医者をやっている」「塾講師の月収は100万円くらいだが、寺で一週間生徒を預かり、集中講義をやればもっと高収入になる」と嘘を重ねました。ラブホテルでも女性に相対性理論の...

  • 犯罪者名鑑 北九州監禁殺人事件 6

    解体 完全犯罪。 予期せず死んでしまった清志を見て初めて思いついたのではなく、おそらく初めからそれを狙って清志を弱らせていった松永は、清志の遺体を、アパートの一室という人工的な空間で細かく刻み、自然に還すことを計画していました。「バラバラにして捨てるしかないが、あんたたちが解体しろ」 松永のこの言葉で、純子と清志の実娘、恭子による清志の解体作業が始まりました。 遺体の腐敗はまず血液から起こるため...

  • 犯罪者名鑑 北九州監禁殺人事件 5

    地獄 アパートで純子、恭子と共同生活を始めた清志は、通電をはじめとする様々な虐待を受けるようになりました。 毎日の食事は白米や食パン、カップ麺など栄養価の低いものに制限され、それをそんきょの姿勢で15分以内に食べろと命令されるなど、理不尽な制約も課されていました。シャワーは冬場でも水しか使わせず、身体を洗うときは亀の子たわしで擦らされ、一着しかない服を洗濯して乾くまでは全裸にさせられていました。ト...

  • 犯罪者名鑑 北九州監禁殺人事件 4

    指名手配 平成4年の8月、詐欺容疑で福岡県警に指名手配された松永は、一度石川県に逃亡した後、7歳で柳川市に引っ越すまで家族で暮らしており、僅かながらも土地勘のあった北九州小倉に潜伏先を選びました。 最大の課題は逃走資金の捻出。指名手配犯という立場になり、贅沢をするためではなく、生活をするための詐欺を始めた松永の犯罪頭脳はますます冴えわたっていきました。 まずターゲットになったのは、ワールド時代の...

  • 2021年 近況とこれから

    今年もこちらの方を更新していくにあたり、少し自分のことを話そうと思います。 昨年に更新を再開した際にもお話しましたが、今現在は小説の執筆に費やす時間は減らし、自分の趣味の時間を増やしています。今年の秋からは、特にアウトドアに精を出していました。 原稿に向かう時間はめっきり減ってしまいましたが、小説の執筆を最優先に考えるというスタイルでは6年以上もやってダメだったのですから、少し視野を広げてみるの...

  • 犯罪者名鑑 北九州監禁殺人事件 3

    稀代のナンパ師 無類の女好きである松永には、ワールド時代には、純子や妻以外にも十人近い愛人がいたようです。 松永はあれほど凶悪な男であるにも関わらず、顔立ちはタレントの中山秀征に似た柔和な感じのイケメンで、背も高く体格も良かったといいます。話術に優れていることは言うまでもなく、また、女を落とす上ではときに必要な強引な性格と、失敗を恐れない、良い意味で「羞恥心」に欠けていたところもありました。...

  • 犯罪者名鑑 北九州監禁殺人事件 2

    悲劇の始まり「ふとしちゃんやけど、覚えとる?高校時代に借りた50円を返したいんやけど」 短大在籍時代の20歳のとき、突然かかってきた一本の電話から、緒方家の悲劇は始まりました。 高校時代には大して会話もなかった松永からの誘いを、純子は当然警戒し断ろうとしましたが、巧みな話術に引き込まれ、結局は会うことを決めてしまいます。 松永という男は手当たり次第に女性に声をかけまくっていた男で、このとき純子に電話...

  • 犯罪者名鑑 北九州監禁殺人事件 1

    緒方純子 緒方純子は昭和37年、福岡県久留米市安武町の豊かな旧家の長女として産まれました。 父親の誉(たかしげ)は民間企業に勤めたあと農協に入り、事件当時は副理事を務めていました。厳格を絵に描いたような性格で、仕事では勤勉。娘二人も厳しくしつけ、純子の妹の理恵子の友達が家に遊びに来たとき、「勉強をしないなら帰れ!」と怒鳴り付けたこともありました。 母親の静美は民間企業に勤め、美人で賢く、夫の誉を...

  • 注意喚起

    先月、先々月と、まともに返答するに値しないコメントが増えてきたように思います。 昔からそういうコメントはあったのですが、いまはコメントの届く絶対数が少ない(更新が少ないので仕方ないのですが)中でそういったコメントが届くので、感じるダメージの量が大きくなっています。 何かご本人の中で、人に自慢したいこと、人に主張したいこと、あるいは私に改善を促そうとする意志があるようなのですが、私が意にそぐわぬコ...

  • party people 5

    14「ごめんなさい。影沼さんにこんな話をしてしまって・・」「いい。いいんだよ、美都ちゃん。泣きたいときには思い切りお泣き。俺なんかでよかったら、いつでも相談に乗るからさ」 ある日の昼休みにラインに戻ってみると、昨日、会社の先輩と喧嘩をしたとかで落ち込んでいる川辺美都が、影沼に愚痴を聞いてもらっているところだった。「なんだ。やけに早く戻ったと思ったら、川辺さんと話してたのか」「ああ、ゴメン青木っち。...

  • party people 4

    11 ココロキレイマンを改心させる活動は順調に進んでいるかのように見えたが、俺にはひとつ、気がかりなことがあった。「あ、あ、あ、青木くん、ひ、ひ、ひ、久しぶりに、僕と・・・」 ある日の昼休み、トイレに寄った影沼を置いて、先に食堂に向かおうとした俺の後ろを、同じラインの作業者である竹山が、金魚のフンのように付いて来た。 竹山――。 かつ...

  • party people 3

    10 藤井や友麻のような奴らに傷つけられた俺に、いつも塩を摺り込んできた奴ら。 ココロキレイマン。 人を嫉まず、憎まず、常に自分のせいだと受け止められる謙虚な心を持ち、愚痴をけしてこぼさない。 人が本来持っている感情を抑え付けるという方法では絶対に幸せになれない貧乏、不細工、無能のくせに、自分を踏みつけていった勝ち組の言うことに共感したフリをし、同じ負け犬の頭...

  • 犯罪者名鑑 市橋達也 8 (2009年11月)

    終わりの始まり 大阪の飯場を出た市橋は、名古屋で眉間を高くする整形手術を受けることを決めました。 美容を目的とした整形手術は健康保険の対象外であり、当時は身分証明書なしでも受けられたようで、実際、福田和子をはじめとする逃亡犯は、整形して人相を手配写真とかけ離れたものとすることで長期間の逃亡を可能としていました。 名古屋で受ける整形手術を最後にしよう・・そう決めていた市橋ですが、しかし、市橋が最後...

  • 犯罪者名鑑 市橋達也 7 (2008年8月~2009年10月)

    最後の沖縄 飯場に戻った市橋は、業者の斡旋を受け、解体現場で夜も昼もなく働きました。 寮から現場までは他の労働者と一緒にボックスカーで移動することが多かったのですが(たまに電車で行くこともあった)、ある日、交番の前を通りがかり、市橋の手配写真が貼ってあるのが目に入ったとき、隣に乗った労働者が「イギリス人事件の犯人、まだ捕まってなかったんだな。もう死んでるよ」と口にしたのを聞いたことがありました(...

  • 犯罪者名鑑 市橋達也 6 (2007年九月~2008年八月)

    飯場 大阪の西成に戻ってきた市橋は、ハローワークの前で人夫を募集している「手配師」を見つけると、行き先も会社名もわからないままバンに乗り込みました。 市橋が連れていかれたのは、暴力団が管理する「飯場」でした。飯場は昔はタコ部屋労働などと言われ、多重債務に陥った人などが、衛生環境の悪い寮に詰め込まれ、労働基準法の無視された危険な現場で働かされる場所でしたが、市橋が働いていた2008年ごろも状況は大...

  • 犯罪者名鑑 市橋達也 5

    福田和子 後半に入る前に、市橋以外に世間で大きな話題となった逃亡犯の紹介していきます。 福田和子は1948年に愛媛県松山市で出生。高校中退後、タイル工の男と同棲を始めますが、そこで悪の道に染まり、18歳のときに国税庁宅に強盗に入って逮捕されます。 福田が収監された松山刑務所では、地元のヤクザが刑務官を買収して様々な不正行為を働いていました。所内を自由に出歩く、飲酒、喫煙、賭博、果ては女子受刑者へ...

  • 犯罪者名鑑 市橋達也 4

    働く 那覇に帰ってきた市橋は、さっそくフリーペーパーの求人誌を捲って職を探し始めましたが、はじめのうちは青森で職探しをしていたとき同様、携帯電話を持っていないという理由で断られる連続でした。 真っ当に生きていてもホームレスやネットカフェ難民に転落してしまうということもありますが、一度どん底まで堕ちた人が自力で這い上がるのは困難を極めます。まず生活保護を申請し、住居と携帯電話を手に入れてから立て...

  • 犯罪者名鑑 市橋達也 3

    四国 岡山で電車を降りた市橋は、電車代をなるべく節約しようと、瀬戸大橋まで線路沿いを歩いていきました。 この頃には警戒心も薄れてきたのか、駐輪場で盗難チェックをする警察官の傍を横切り、「本当に捕まえないといけない人間はここにいるのに、警察はこういうのも仕事なんだな」と、呑気なことを考えていたといいます。 そして瀬戸大橋近くの無人駅で電車に乗った市橋は、瀬戸内海を越え四国の土を踏みました。 市...

  • 犯罪者名鑑 市橋達也 2 (2007年3月~4月)

    fast step JR上野駅で電車を降りた市橋は、顔を変えることを思いたち、コンビニで裁縫道具を買い求めました。鼻に針を刺し、切り分ける前のチャーシューのように糸でグルグル巻きに縛って、小鼻を細くしようとしていたのです。 激痛に耐え手術をし、マスクをして痕を隠した市橋は、ディスカウントショップで野球帽、靴、リュックサック、安売りのスナック菓子を大量に買い、早朝になると、JRの秋葉原駅に入り、また電車に乗...

  • 犯罪者名鑑 市橋達也 1

    エリート一家 市橋達也は1979年、医師の父親と歯科医の母の間に生まれました。 経済的には何不自由ない家庭で育った市橋は、高校時代までは成績優秀で、180㎝の身長を活かしてバスケットボール部や陸上部でも活躍し、クラスでも人気者だったようです。 誰もが羨むような人生を歩むはずだった市橋ですが、高校三年時、医学部を受験して失敗し、初めての挫折を経験。4浪するも医学部には合格できず、結局、千葉大学園芸学部に...

  • 犯罪者名鑑 市橋達也(予定)

    十日以上更新をサボってしまいました。最近勤務体系が変わったのと、ゲームに嵌まりすぎてしまった。 思えば小さいころから色々なゲームをプレイしてきました。ゲームをする時間を活字に触れる時間に充てていたら、とも思いますが、ゲーム自体は子供の小遣いの範囲内でも十分に楽しめる良心的でコスパのいい遊びですし、面白いのだから仕方ない。 ジャンルとしては歴史シミュレーションとRPGが多くなると思います。無難にビ...

  • 親と子

    ある少年がお母さんに「死ね」という言葉を吐いたところ、お母さんが本当に自殺して死んでしまったというヤフーニュースの記事を目にしました。 この少年は多分、誰がどんな言葉をかけても立ち直れないと思う。お母さんは元夫からのDVの被害で鬱状態に陥っていたそうですが、それでも、やはりこんな早まったことはするべきではなかった。思春期の少年が親に「死ね」と口走るなどよくあることで、それでこんな重い十字架を背負...

  • 文量低下。自分が何を書くべきか。

    悔しい。100%自分自身の事情だし、仕方ないことだとしても。 小説家になることだけを考えていた時期から集中力は大きな課題でしたが、近頃はそれが更に落ちている気がする。同じ時間があっても、当時の半分程度しか書けていません。 いまは小説に拘りすぎず自分の人生を総合的に考えています。私が小説家を目指していることを知らない友人もいます。ですが、本当の私の心はあくまで小説にあります。どれだけ人によくされ...

  • 最近の生活

    就職が決まってから一か月が過ぎました。 仕事は失敗もありますが概ね順調にいっています。 正社員で働くということは、ある種洗脳的ではあり、自分を殺さなければならない場面も確かに多い。しかし賃金はハケン時代よりも確実に増えた。以前であれば我慢できなかったことも、仕事の上でのことと割り切れるようになり、自分の中ではうまくやっていけそうな気はしています。 本当なら専門学校を卒業した時点でこうなっているは...

  • 最近みた映画

    最近観たDVDの感想を簡潔に書いていきます。 ハー・マザー 娘を殺害した婿と義理の母親の対話を描いた物語。 まず、重要な証拠である娘のスマホが見つからないまま被告人の死刑が決まることはない。どう考えても警察がもっと真剣に調べて見つけ出すはず。 その後、たかだか4桁のパスワードがいつまでも見つからないというのもおかしな話。1111から9999まで虱潰しに調べてる方法でも2か月もかからないと思う。...

  • 京都アニメーション放火殺人事件

    当ブログでは主に1990年代から2010年代にかけて起きた事件について記事を書いておりましたが、当然ながら世の中ではそれからも多くの事件が起こっています。 このブログを離れている時期に起きた事件で一番衝撃度が高いのは、やはり池袋の母娘死傷事故と京都アニメーションの放火事件でしょうか。 社会的地位では対照的な二人の人物により引き起こされた悲惨な事件ですが、私が何か書くとすれば後者の方になると思いま...

  • 生きている実感

    早いもので今月も半分が過ぎようとしています。 ちょっと気合の入った記事を書きたかったのですが、また日記の形になりそうです。 早いといえば、このブログを開設してから間もなく7年の月日が経とうとしています。振り返れば当時は己の人生に絶望し、小説家になれなければ恨みのある人物に思い知らせて自分も死ぬしかないというところまで追い詰められていましたが、結果的にはいま現在、こうしてまっとうに職に得て生きてい...

  • 職業訓練校 3

    新年あけましておめでとうございます。 今回は職業訓練校編の最後のお話を書いていきます。 第二種電気工事士の資格を取ってからの日々は穏やかなものでした。職業訓練校で行われる授業は広く浅く、授業を受けただけでは資格は取れないことはわかっていましたから、職業訓練が修了するまでの授業はひたすらボーッとしていました。 あまりに酷く見えたのか、教官からも一度注意を受けましたが、馬耳東風でやり過ごし、修了まで...

  • 念のため

    コンプライアンス的な問題を考慮し、以後、コメントの返信は「T,H」で行いたいと思います。よろしくお願いいたします。...

  • 新しい生活

    新しい職場は居心地も良く、仕事も大変ではなさそうで安心しました。 入社の前には近畿地方へ旅行に出かけ、城や寺を巡ってきました。旅行はいい。自分がリセットされるし、見聞を深められる。5月あたりに、今度は北陸地方に出かけたいと思っています。 職業訓練校に通っている期間に生じた自分の中の心境の変化について書こうと思うのですが筆が進まない状況です。 書きたいという気持ちはあるのですが、以前のように焦燥感...

  • 職業訓練校 2

    今年度の第2種電気工事士の試験は6月の初めに筆記試験があり、筆記合格者が7月の終わりの実技試験に進めるという予定でした。 私が4月に訓練校に入るとまず2種の授業があり、筆記、実技の概要を各1週間ほどのカリキュラムで学びました。 概要、と書いたのは、この計2週間ほどの授業を受けただけではまず試験に合格することは不可能だからで、資格を取得するためにはそれからの自己学習が重要となりました。 まずは筆...

  • 職業訓練校 1

    とりあえず就職が決まりました。年内に就業できるのかはわかりませんが、取り合えず安心して年を越せそうです。 給料はけして多くはないですがそれに見合った労働内容。母体は大きな会社なので福利厚生もしっかりしており、年二回の賞与もある。資格取得の支援も充実しており、キャリアアップを図ることもできる。これまで、派遣や警備といった非正規の単純労働で消耗を強いられてきた私には言うことのない条件で働けそうです。...

  • 近況報告

    コンスタントに面接の予定は入っているのでさすがに年内には行先が決まるのではないかと思う。入って続くかという問題もあるが、9月から2社続けて失敗したことによってその辺の見極めもできるようになってきた。 絶対に信じてはいけないのが「正社員登用制度あり」の謳い文句。期間が過ぎれば自動的に正社員に切り替わる制度ならまだしも、条件が曖昧だったり、試験や面接があるならダメ。正社員を餌に人を安くこき使おうとし...

  • オーバー・フェンス

    就職活動継続中、いまだ勤務先も決まらず不安定な状態が続いていますが何とかやっています。 このサイトを運営していた当時は自分が作家になる、作家にならなければ生きてはいけないという前提で人生を考えていましたが、いまは別のことを考えています。 何者かになるのではなく、ただ生きていくだけのことを受け入れる。その中で、できるだけマシに生きようとする。大きな幸せは望まず、小さなことに喜びを見出して生きる。 ...

  • 続、生存報告

    お久しぶりです、多数の温かいコメントありがとうございます。 現在の状況ですが前回、就職したと報告した会社は退社となり、現在は失業保険なしの無職という状態に陥っております。 あまり知り合いとは話したくない状況で、こちらに帰ってくると落ち着きます。 コメントの返信は順次行っていきます、よろしくお願いいたします。...

  • オーバー・フェンス

    執筆に割く時間を減らしてからDVDを観る機会が多くなった。 その中で今の自分の境遇にもっともしっくりした作品。 主演のオダギリジョーが演じるのは40代の元サラリーマン。わけあって今は妻子と離別し、北海道で職業訓練校に通っている。 大人な分、自分を抑えられるし、何となく周りに合わせることもできるけど、本質的には危ういヤツ、ダメなヤツ、自分1stなヤツで、だから森くんに優しいし、聡を見捨てられずに最終的...

  • 生存報告

    久しぶりにこちらの方に書いてみます。 このブログの更新を中止してから1年弱、あれから精神的に荒れた時期もありましたが、現在も何とか、大きな事件の被害者にも加害者にもなることなく、大きな健康上の不安もなく、こちらのブログがキッカケとなって出会った妻と2人で暮らしています。 当時は専業作家という夢に向かい、不退転の決意のもと、一日も休まず執筆活動を続けておりましたが、現在では「何が何でも小説家にな...

  • 外道記 改 22

    22 昼過ぎになって東山のマンションに到着したときには、東山宅の周りに集まる群衆は五十人ほどにまでその数を増し、警官まで訪れる騒ぎとなっていた。平和な田舎の住宅街では、類を見ない大パニックである。「凄い人だかりですね・・・これみんな、東山を見に集まったんですか?」「ああ。なんたってスーパースターだ...

  • 外道記 21

    21 磨き上げられた窓枠から差し込む陽光を反射するフローリング。そこら中に散乱していた衣服は、洗濯してパイプハンガーにかけられ、書籍は書棚に、カテゴリ別に整然と並べられている。シンク周りも嘘のように片付き、ステンレスが光沢を放っている。ガラステーブルの上には、薔薇の花が活けられた花瓶が置いてある。 夢か、幻か。見違えるようにキレイに片づけられた純...

  • 外道記 改 20

    20 労働者階級の人間がもっとも幸せを噛みしめる、金曜の夜――。俺は地蔵山で桑原とともに、折り畳み式の三脚に腰かけ、にんにく大魔人といちごの愛の巣を見つめていた。「アニキ、本当に、にんにく大魔人は現れるんですか?俺、東山先輩を守らないといけないんですけど・・・」「大丈夫だ。きっと現れるよ、奴は」 不満を漏らす桑原は、十八...

  • 外道記 改 19

    19 勤務を終えた俺は、電車に乗って、隣の市に向かった。コンビニで食料品を買い求めてから、事前に予約を取っていたレンタルルームに入り、ある男の到着を待つ。待っている時間中、菓子パンを貪りながら、今日発売の週刊誌に目を通した。――本誌記者が直撃!十八年前の同級生殺害事件の加害者少年、衝撃の現在! 近頃、インターネットの匿名掲示板で密かな話題となっているニ...

  • 外道記 改 18

    18「わあ~。今日もいちごちゃん、可愛い~」 百獣の王、ライオンの臭いが漂う山小屋に、赤の地に紫のラインが入った、中学のジャージ姿をした莉乃が、乾パンやカロリーメイトの入った袋を持って入っていった。「あ!いちごちゃん、おっぱいの時間だったんだぁ~。けんじくんと、たつやくん、おっきくなるといいね~」 莉乃の願い通り、俺の息子は大きくなっていた。俺にさ...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、津島博行さんをフォローしませんか?

ハンドル名
津島博行さん
ブログタイトル
凶悪犯罪者バトルロイヤル
フォロー
凶悪犯罪者バトルロイヤル

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用