芝居「富くじ千両旅」《「劇団荒城」(座長・荒城真吾)〈平成21年11月公演・柏みのりの湯〉》
この劇団の特長は、普段は「月並み」「水準並み」の舞台に終始しているのに、ある時「突如として」(突然、炎のごとく)、珠玉の舞台、国宝級の至芸を描出できる…
芝居「やくざ巡礼」《「剣戟はる駒座・倭組」座長・不動倭・平成25年11月公演・千代田ラドン温泉》
劇団のパンフレットによれば〈2013年9月より一座刷新の為、二座構成に改成した剣戟はる駒座。津川竜を総座長、勝龍治を総裁とし、二座の指導・育成に当たりま…
舞踊ショー・「哀愁列車」《「剣戟はる駒座」座長・津川竜〈平成24年5月公演・西脇健康ランド〉》
大阪からJR宝塚線(7時55分発)で篠山口、福知山線に乗り継いで谷川駅下車(9時44分着)、そこから無料送迎バス(10時09分発)に乗ると、25分で「…
芝居「薄桜記」《「剣戟はる駒座」(座長・津川竜)〈平成21年7月公演・浅草木馬館〉》
案内パンフレットによれば、〈剣戟はる駒座 平成9(1997)年津川竜座長が旗揚げ。劇団名の「剣戟」はお芝居全般を意味し、お芝居をしっかりやっていこう…
芝居「裸の大将放浪記」《「新川劇団」(座長・新川博也)〈平成24年2月公演・浅草木馬館〉》
芝居の外題は「裸の大将放浪記・母の味はおいしいので・・・」。幕が上がると、そこは駅前の大衆食堂。その女主人(峰そのえ)と息子二人に、山下画伯(リーダ…
芝居「裸の大将放浪記」《「新川劇団」(座長・新川博也)〈平成22年10月公演・小岩湯宴ランド〉》
芝居の外題は「裸の大将放浪記・名月赤城山なので・・・」。山下清画伯に扮するのは、リーダー・新川博之 、その所作、表情、口跡は、まさに「雁(之助)もどき…
芝居「原爆の子」《「新川劇団」(座長・新川博也)〈平成22年10月公演・小岩湯宴ランド〉》
芝居の外題は「原爆の子」。開幕直後の舞台背景には、昭和20年8月6日、広島に原爆が投下されたニュース写真が映し出され、登場するのは、血だらけ傷だらけ、…
芝居「暁鴉丹三郎」《「たつみ演劇BOX」(座長・小泉たつみ)平成27年1月公演・浅草木馬館》
劇場の表看板に「葉山京香」の名札があることを確認して入場した。私の目的はただ一つ、彼女の舞台姿を見聞することだからである。前回の見聞は平成25年7月だ…
舞踊ショー・《辰己龍子&葉山京香(「たつみ演劇BOX」平成25年7月公演・浅草木馬館》
本日は「お芝居二本立て」という趣向で、前狂言は時代人情劇「闇の捕縄」。早縄の新太郎と言われた新太郎(座長・小泉たつみ)は、病が高じて盲目の身、今では育…
芝居「三島と弁天」《「たつみ演劇BOX](座長・小泉たつみ)〈平成22年2月公演・大阪鈴成座〉》
満座劇場の「劇団澤宗」(座長・澤村城栄)も見聞したかったが、どうしても紫野京香の舞台姿を「拝見」したかったので、こちらに来てしまった。平日だという…
芝居「竹とんぼ」《「劇団新」(座長・龍新)〈平成25年11月公演・みのりの湯柏健康センター〉》
昼の部、芝居の外題は「竹とんぼ」。幼少の頃、父親に作ってもらった竹とんぼを髪に挿しながら、その父を探し続ける旅人(龍錦・16歳)の物語である。ある茶店…
芝居「三人出世」《「劇団新」(座長・龍千明)〈平成20年9月公演・みのりの湯柏健康センター〉》
芝居の外題は「三人出世」。大衆演劇の定番。河内で育った三人の幼友達が、揃って江戸に赴き、「出世」を争うという話。「三年後に日本橋で会おう」と約束して分…
芝居「村祭り」《「劇団新」(座長・龍千明)〈平成20年9月公演・みのりの湯柏健康センター〉》
夜の部、芝居の外題は「村祭り」。山陰地方のある村の話、毎年、嵐が襲来するたびに村の「大切な橋」が流されてしまう。手抜きの工事が原因ではないかと、江戸幕…
芝居「雪の夜話」《「劇団新」(座長・龍千明)〈平成20年7月公演・小岩湯宴ランド〉》
「劇団紹介」によれば〈プロフィール 劇団新 東京大衆演劇劇場協会所属。昭和61(1986)年10月、龍千明が座長として「劇団炎」を旗揚げし、その後、平成5(…
芝居「昭和の男」《「近江飛龍劇団」(座長・近江飛龍)〈平成22年3月公演・浅草木馬館〉》
夜の部、芝居の外題は「昭和の男」。数年前、私は同じ劇場、同じ劇団で「大阪の人」という芝居を見聞した。たいそう面白く「抱腹絶倒の舞台」であったことは記憶…
芝居「新月桂川」(「近江飛龍劇団」(座長・近江飛龍)〈平成21年5月公演・横浜三吉演芸場〉
この劇団を見聞するのは1年ぶり、今日は「春之介祭り」と銘打った興行で、副座長・近江春之介が「座長」を務める。芝居の外題は「新月桂川」。桂川一家の若い衆…
芝居「紺屋高尾」《「近江飛龍劇団」(座長・近江飛龍)〈平成22年3月公演・浅草木馬館〉》
芝居の外題は「紺屋高尾」。浪曲の名文句「遊女は客に惚れたと言い、客は来もせでまた来ると言う、嘘と嘘との色里で、恥もかまわず身分までよう打ち明けてくんな…
芝居「恋の新橋」《「三河家劇団」座長・三河家桃太郎・平成21年10月公演・大宮健康センター》
昼の部、芝居の外題は「恋の新橋」。新橋の売れっ子芸者(三河家諒)に「助けられた」二人の男、一人は江戸で屈指の大店・伊勢屋の若旦那(美河寛)、もう一人は、…
芝居「マリア観音」《「三河家劇団(座長・三河家桃太郎)〈平成21年8月公演・湯ぱらだいす佐倉〉》
芝居の外題は「マリア観音」、大衆演劇の名作である。配役は、父・阿部豊後守と母・お蔦(元芸妓・蔦吉)二役が座長・三河家桃太郎、その息子・霞の半次郎に三河…
芝居「三下旅鴉」《「三河家劇団」(座長・三河家桃太郎)〈平成21年8月公演・湯ぱらだいす佐倉〉》
今月、この劇団の見聞は5回目である。1回目の時「しばらくは、この劇団の舞台を見続けることになるだろう」と綴ったが、「同じ芝居を何度観ても飽きないのではない…
芝居「兄弟分」《「三河家劇団」(座長・三河家桃太郎)〈平成21年8月公演・湯ぱらだいす佐倉〉》
この劇団の舞台は、昨年、九十九里太陽の里で見聞したが、劇場の雰囲気が騒々しく、芝居、舞踊ショーともに印象に残る特記事項はなかった。今回、劇場の観客数は二…
芝居「質屋の娘」《「劇団朱光」(座長・水葉朱光)〈平成25年12月公演・小岩湯宴ランド〉》
この12月私は、芝居「かげろう笠」「雨の他人舟」「一本刀土俵入り」「へちまの花」「瞼の母」などの舞台を見聞したが、2年前に比べて「大きな変化」は見られ…
芝居「かげろう笠」《「劇団朱光」(座長・水葉朱光)〈平成23年12月公演・小岩湯宴ランド〉》
私はこの劇団の舞台を、今から3年半余り前(平成20年5月)、東京・立川大衆劇場至誠座最終公演)で見聞している。以後も、数回、柏健康センターみのりの湯あ…
芝居「雨の他人舟」《「劇団朱光」(座長・水葉朱光)〈平成23年12月公演・小岩湯宴ランド〉》
芝居の外題は「雨の他人舟」。幕が上がると、そこは金沢の浜(横浜~平塚間)。おりしも雷鳴轟く時化の海を見やりながら、一人の男(水谷研太郎)・が「おせん!おせ…
芝居「お吉物語」《「劇団朱光」(座長・水葉朱光)〈平成23年12月公演・小岩湯宴ランド〉》
芝居の外題は「お吉物語」。配役は、明烏お吉に座長・水葉朱光、船大工鶴松に水谷研太郎、大工棟梁に梅沢洋二朗、総領事ハリスと鶴松の母二役が舞坂錦、下田奉行に…
芝居「闇の大江戸」《「劇団翔龍」(座長・春川ふじお)〈平成26年6月公演・小岩湯宴ランド〉》
初日公演、夜の部芝居の外題は「闇の大江戸」。義賊とうたわれた怪盗小僧(座長・春川ふじお)が、お縄になって島流し、しかし奉行・佐々木某(藤美匠)の温情に…
芝居「三下仁義」《「劇団翔龍」(座長・春川ふじお)〈平成21年8月公演・蟹洗温泉蟹座〉》
芝居の外題は、昼の部「三下談義」、夜の部「幻お銀」。いずれも、大衆演劇には「よくあるお話」で、前者は「仁義間違い」をして斬られてしまった朋輩(藤美匠)…
芝居「娘に」《「劇団翔龍」(座長・春川ふじお)〈平成21年1月公演・川越三光ホテル〉》
芝居の外題は「娘に」。春川ふじお座長「自作自演(主演)」の現代劇、吉幾三作詞・作曲の「娘に・・・」をヒントに、ある夫婦(夫・春川ふじお、妻・大月瑠也)…
芝居「瞼の母」《「劇団翔龍」(座長・春川ふじお)〈平成20年11月公演・小岩湯宴ランド〉》
夜の部、芝居の外題は「瞼の母」。この舞台は、「演劇グラフ」(2008.6)で詳しく紹介されている。それによると、配役は〈番場の忠太郎(春川ふじお)、…
芝居「長崎物語」《「藤間劇団」(座長・藤間智太郎)〈平成23年11月公演・湯ぱらだいす佐倉〉》
相変わらず、この劇場の客席は閑散としている。土曜日の昼だというのに観客数は20人弱・・・。夜の部ともなれば10人以下になることもしばしばだとか。この前な…
相舞踊「お島千太郎」(「藤間智太郎劇団」・平成26年9月公演・島田蓬莱座)
今日はシルバーウィークの2日目、さだめし充実した舞台が展開されるだろうと期待して来場したのだが・・・。芝居の演目は「長崎物語」?、「大人の童話」?、「源…
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