前回、自律神経失調症の改善法として、 自律訓練法について書きました。 この自律訓練法のメカニズムとよく似た効果があるのが、座禅です。 座禅と聞くと何かたいそうに感じる人が多いかもしれませんが、 別に禅宗のお寺に入門したり道場に通ったりしなくても構いません。 禅の宗教的な要素をひとまず置いておいて、 実践宗教である禅の科学的な側面を 上手く生活に取り入れていけばいいのです。 筆者も20代の頃、毎…
自律神経失調症が、主にストレスや 心因性のものが原因と考えられる場合には、 心療内科の受診が最も有効です。 前回、心療内科の治療は 対症療法に過ぎないと書きましたが、 まずは対症療法を行い、必要とあらば、 心理カウンセリングなどを行っていくのが、 自律神経失調症の改善への最良の道筋です。 心療内科を受診すると、 多くの場合自律訓練法を薦められます。 自律訓練法とは、ドイツの精神科医、 シュ…
自律神経失調症は現代病とも言われています。 不規則な労働時間、ストレスの多い社会環境、 24時間眠ることのない現代都市が抱える社会病ともいえます。 ただし、自律神経失調症は確定的な診断基準などのない、 いわば目に見えない病なので、 何となく体がだるい、疲れが続いている、 めまいや耳鳴りがする、胃腸の調子が今ひとつよくない、 よく眠れない、動悸や息切れがする等々、 このような症状で病院を受診し、…
東洋医学の治療法で心身のバランスを整えることが、 アトピー性皮膚炎の改善にとても効果的であると書きました。 では、東洋医学ではどのような治療法を行うのでしょうか? 西洋医学では、体の悪い部分だけをピンポイントで治療しますが、 東洋医学では人の体全体を治療します。 そして西洋医学との大きな違いは、 患者さんそれぞれの体質に合った治療(鍼灸、ツボ押し)を 行うことができる点です。 例えば、より…
通常私たちが受ける医療は西洋医学です。 ただし、西洋医学では治癒に至らない、 もしくは治療方法に限界があるようなときには、 東洋医学からのアプローチが有効な場合が 少なからずあります。 西洋医学がピンポイントで 病変部の治療を行うとすれば、 東洋医学は人の体を全体として捉え、 そのバランスを整え、 自然に快方に向かうことを補助するために、 鍼灸やツボ押し、漢方薬の服用などを行うものです。 古…
日常生活の乱れを正し、 質の良い睡眠をとることが重要だと書きました。 しかし、アトピー性皮膚炎の患者の場合、 酷い痒みのため十分な睡眠を取れないことも多いため、 負のスパイラルに陥ることも少なくありません。 こんな場合には、免疫反応を抑制し、 症状を改善する効果のあるステロイド剤を 一時的に使用することも考慮しても良いでしょう。 また、痒みが酷い場合には、 抗ヒスタミン剤の使用も有効です。 …
アトピー性皮膚炎は、環境要因を十分注意する必要があります。 日常生活では、皮膚を常に清潔に保つことが重要です。 きちんと入浴し体を洗うことは当たり前のことのようですが、 アトピー性皮膚炎にとってはとても大切なことです。 また、住居内環境も重要で、 出来るだけきれいにホコリや汚れを掃除をすることも必要です。 空気清浄機を使用することも広く勧められています。 また衣服についても、刺激の少ないものを…
アトピー性皮膚炎は 体質的なものが要因だと書きました。 ですから、その体質は 当然遺伝性も考慮に入れなければなりません。 家系的にアレルギー反応を起こしやすい体質は 遺伝することが多いと考えられています。 ただし、すべてのアトピー性皮膚炎が 遺伝的体質によるものとは言えません。 何らかの原因で特発的に起こることもあります。 家系的にも過去の病歴的にも アレルギー性の疾病に無縁だった人でも、…
アトピー性皮膚炎は、 アレルギー性の皮膚炎で、 酷い湿疹と強いかゆみが出て、 小さな子供から成人まで、 どの世代でも罹患する病気です アトピー性皮膚炎に罹患した皮膚は、 乾燥肌になり、 また防衛能力や免疫力が落ちるため、 外的要因など様々な要因に過敏反応を起こし、 酷い炎症と強い痒みを伴うようになります。 患者は、その痒みのため、 社会生活に支障をきたすことも少なくありませ…
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