トランプサイズの手製本を作っている装丁家の、忘れ得ぬ本、出会った人々、作品のエピソードなどを語る。
豆本 ミニチュアブック 手製本
この本は、少女時代に作っていた「夢の莟ノオト」が開花したものです。 はじめに詩と古典のことばが降りてきて、そこから物語がうまれ、大好きな本の形を借りて、宝石のような小さな本が誕生しました。 仕事として多くの装丁に関わり、商品としての本作りを経験して、小さな本が、大きな本の単なるミニチュアではなく、綿密なレイアウトで作られるべきものと思いました。 手書きで作ったはじめての本から、その芯にあるのは、典雅で普遍的な古語のしらべであり、詩のリズムでした。 本の内容としてのテキストや絵は、あらゆる流行には無縁で、むしろ花翳にひっそりと咲いているようなものばかりを選んできました。 現代はかつてなかったよう…
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