一冊でつかむ古代史と豪族(河出書房新社)日本の歴史の中でも、古代史というのは文献が少なく、あったとしても古いため、なかなか興味を持ちにくい時代である。「古代史」というキーワードだけであれば、この本を手に取ることがなかったが、「豪族」というキーワードに惹かれて購入した。中学生のころから成長が止まっている私の古代史脳では、豪族というのは、なんとなく、平安時代の貴族の前座的な立ち位置で、地方の有力者で武装...
職業はIT関係です。 趣味は海外旅行(21カ国制覇)、読書、資格取得です。
海外旅行はアジア・ヨーロッパなど歴史があるところが好きで、国内は機会があればどこにでも行きたいです。資格は情報処理試験完全制覇を目指しています。読書は乱読気味ですが折角生を受けたのだから知識を広げたいです。
今年も今日一日で終わりである。今年がどんな年だったかということは、すでに昨日のブログで書いたので記事を通して1年を振り返ってみたい。旅行記事ばかり振り返らないように、できるだけ、違うカテゴリの記事から選択した。1月26日 就活生向けホームページ用のインタビューを受けた(情報システム)自社のホームページの就活生向けのページで、私が参加していたプロジェクトが紹介されることになり、当時のプロジェクトメンバで座...
今年の元旦に今年の目標を発表したが年末になったので、100点満点で評価してみたいと思う。今年の目標をおさらいすると次の4つだった。1.AribaのSAP認定資格を2個以上取得する2.体重を90kg以下にし12/31まで維持している3.日本100名城、続・日本100名城の完全制覇4.ChatGPT相手に英語で普通に会話できるようにする今年は、仕事では特に大きなプロジェクトとかもなかったので、結構楽ができるかと思っていたのだが、4月に放任主義上...
7つの習慣 人格主義の回復(キングベアー出版)11月にこの7つの習慣をベースにした会社の研修があった。研修の受講だけで済ますのはもったいないので、この7つの習慣について、中田敦彦のYoutube大学で内容を聞いてから、さらにこの本も読んだ。研修を受けた後には、第3の習慣である「最優先事項を優先する」ことについて再認識をすることができた。この本は、タイトルにある「7つの習慣」に目が行きがちだが、大事なのはむしろ序...
一昨日の夕方(12/26)にイカゲームのシーズン2が公開された。このイカゲームは、家族の中では、私と次女がファンなので公開日早々に次女は横浜の自宅で、私は大阪の実家で別々に視聴しながら、昨日には、全7話イッキ見した。他のニュースのレビュー記事では、最初のイカゲームほどではないという記事をいくつか見たが、私は2は2でなかなか面白かった。前作は、デスゲーム中心であったが、今回は運営側と捜索側にもウェイトが置かれ...
10年前にベルリンに行ったとき、別の場所を観光していたため行くことができなかった博物館島に、今回は最初に行ってきた。この博物館島は1830年にプロイセン王国が「芸術と科学」に関する地域としたことから始まり、それ以後も博物館が建設され、第三帝国期には、各美術館を結ぶ回廊が設置された。そんな博物館島は、1999年に世界遺産登録された。博物館島にある博物館は6つあるが、そのうち旧博物館、新博物館と、旧国立美術館の3...
母が首と鎖骨を骨折して入院したということで、24日は急いで大阪に帰った。近所の病院では、首を骨折した患者を入院させておく施設がないということで、25日の昨日、大学病院に転院となるため、有給休暇をとった。10時過ぎに、退院手続きを済ませた後、母が病室からベッドで寝たまま病院の入り口まで運ばれた。入院にかかった金は約1万2千円だった。痛々しくてちょっと涙が出てくる。私も救急車に乗った。子供の時に救急車に乗った...
先週の金曜日に、母が転倒したという話をした。土曜日の朝に、もうちょっと大阪にいようかという話をしたところ、母曰く、自分は大丈夫であり、私がいると落ち着かないから帰ってほしいと言っていたので大丈夫かなと思い、そのまま大阪を発った。ただ、やはり母のことが気になったので、日曜日の朝に電話をしたところ何回ならしても電話に出なかった。本来なら、ここでかなり心配するのだが、先週の帰省でドアホンが壊れ、修理して...
あっという間に人は死ぬから(KADOKAWA)先月、会社の研修があり、「7つの習慣」のうちの第3の習慣である「最優先事項を決める」について学んだ。時間は有限なので、物事について優先度と重要度を決めて、「優先度が高く重要度が低い」仕事の時間を無くす(断る)か短くして、「優先度が低く重要度が高い」仕事に目を向けるべきであるということを学び、それを職場に持ち帰って実践しましょうという内容だったので、この本を読んだ...
100%ムックシリーズ 独ソ戦大全(晋遊舎)動いた軍人の数では、太平洋戦線の2919万人を遥かにしのぐ。5350万人とされる独ソ戦について、当時の状況や戦線、武器などについて解説されている。私は、戦争や歴史には一定の興味があるものの、独ソ戦には今まで焦点を当ててこなかった。ただ、最近のロシアとウクライナの戦争のニュースを聞いていて、独ソ線の舞台だったハリコフ(ハルキウ)の名前があがり、独ソ戦では、どんな戦い...
この2週間、母の様子を見に大阪の実家に帰っていた。最終日にアクシデントがあり、少し心配ではあるが、まあ大丈夫だろうということで、在来線を使って横浜の自宅に帰るのだが、途中どこかに寄り道ということで、関ケ原の古戦場に寄って帰ることにした大阪駅で長浜行きの快速があったので乗っていくことにした。新快速到着。青春18きっぷ期間中であるが、ルールが変わったため混雑は撤廃された。米原近くまで来て佐和山城を通り過...
この2週間、81歳の母の様子を見るために大阪の実家に帰っていた。母も元気を取り戻したみたいで、安心して帰れるかなと思いながら、実家で部屋にこもりながらテレワークをしていると、玄関のほうで母と女性が騒がしく会話していた。その時ちょうど会議中だったので、「また、友達と会話しているのか、うるさいなー」と思いながら引き続き会議をしていると、ちょっと様子がおかしく、女性が私の部屋の扉を開けて、母の様子がおかし...
地図でスッと頭に入るインド(昭文社)地図にスッと入るシリーズで、中国と一緒にインドも並んでいたので購入した。このシリーズのいいところは、観光ガイドブックのように観光スポットの解説だけというわけでもなく、かといって、地理の教科書のような無味乾燥なものでもなく、その国の魅力を伝えてくれるようになっている。インドの政治やカースト制度、気候のような地理の勉強的な話から、インド出身の有名人や俳優、インド映画...
先週の土曜日に近所にある「がんこ寿司 平野郷屋敷」に行ってきた。この店に最初に来たのは、私が高校生の時で、叔父(母の弟)が海運業の社長をやっており、当時バブル景気ということもあり、羽振りがよかったこともあり、叔父が近所に遊びに来た時にこの店でごちそうしてもらった。その後、時が一挙に30年以上が過ぎ、去年、昼ご飯でこの店を利用したが、このときの費用は千円台だった。先週土曜日、SAPの資格の勉強をしていたら...
SAPのAriba Procurement認定試験3回目受験記(合格)
先週の日曜日の早朝SAPのAriba Procurement試験を受験し、3度目にしてようやく合格した。試験の合格正答率が63%に対し、私の正答率が64%とギリギリの合格である。過去2回とも、Integrationが苦手で正答率は低かったのだが、今回もあまり変わらなかった。Administrationをはじめ8つのうち4つのTopicで合格点を大きく上回ったのだが、今年から入った「クリーンコア」の問題の対策をがまったくできておらず、3問中3問とも不正解で0%と...
先週、和歌山地方裁判所で、紀州のドンファンの元妻に対して無罪判決が下った。起訴状によると、起訴状によると、2018年5月、元妻がドンファンに対し何らかの方法で致死量の覚醒剤を摂取させ死亡させたという。一方で元妻は一貫して無罪を主張。先週12日に判決公判が行われ、元妻に無罪が言い渡された。なんでも「覚醒剤が氷砂糖であった可能性を否定できない。ドンファンが自分で致死量の覚醒剤を服用したのではないか」とのこと...
大河ドラマで描かれる時代をChatGPTに聞いてみると以下の答えが返ってきた。時代主な範囲本数代表作古代奈良時代以前0該当なし平安時代794年 - 1185年6「平清盛」(2012年)、「炎立つ」(1993年)、「光る君へ」(2024年)鎌倉時代1185年 - 1333年7「鎌倉殿の13人」(2022年)、「北条時宗」(2001年)、「草燃える」(1979年)南北朝・室町時代1336年 - 1573年5「花の乱」(1994年)、「太平記」(1991年)戦国時代1467年 - 1590...
チェコの首都プラハは、「黄金の街」「百塔の街」「魔法の都」などと、形容される美しい街である。今回の旅行でプラハには朝から夕方まで滞在したのだが、途中、クトナホラというプラハから1時間半ほど離れた場所に行ってしまったため、プラハの滞在時間は2時間ほどしかなかった。それほど大きな街でもないので、早歩き気味に観光することにした。クトナ・ホラから列車でプラハに戻り、プラハのマサリコヴォ駅に到着。モデルのよう...
ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」という本を読もうと思ったのだが、昔の活字本を読むのはしんどいので、何か動画があれば、そっちを見たほうが早いかと思い、Amazonプライムで2,500円したが購入した。映画は、アウシュビッツ収容所をテーマにしているところは書籍と共通しているが、内容は全く違っていた。1956年のフランスの映画で、アウシュビッツでユダヤ人の大虐殺から、まだ十数年しか経っていない映画だった。映画自体...
大阪に帰省すると、滞在中に温泉や温浴施設に一度は行っている。今回の帰省では、滋賀県の琵琶湖の北にある雄琴温泉に行ってきた。雄琴というと、50代の私のような人間にとっては、日本を代表するソープ街の一つとして有名なので、一緒に来てくれたブレイク氏に提案したとき「そんなとこ行けへんで!」と言われてしまったが、事情を説明して誤解を解いた。そんなこんなで、おごと温泉駅に到着。駅名がひらがなになっている。雄琴は...
クトナー・ホラの聖バルボラ教会のある歴史地区とセドレツの聖母マリア大聖堂
クトナー・ホラというと、現在では、チェコの骸骨礼拝堂であるセドレツ礼拝堂で有名である。クトナー・ホラでは、その昔銀が産出され、14~15世紀にはヨーロッパで産出される銀の3分の1を占めており、チェコの前身であるボヘミア王国では、首都プラハに次いで重要な土地だったという。クトナー・ホラ主要鉄道駅という駅名の駅で降りる。プラハから1時間半。まずは、セドレツ礼拝堂を目指す。セドレツ礼拝堂について、別の記事を見...
日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治(KADOKAWA)私は、Youtubeで政治や経済、国際関係の番組をよく見る。すると、たまにこの本の著者の豊島晋作氏のテレ東Bizがリコメンドされることがある。見てみると、造詣が深く、軽快な語り口でいつも感心させられる。その番組で、この本が紹介されていたので購入した。この本では、人類の最大の敵は、飢饉と疫病と戦争であり、このうち飢饉と疫病については克服してきたが、戦争...
近年、東京や大阪も再開発で街の景観も変わってきているが、名古屋はそれ以上に成長しているように感じる。2027年に予定されているリニア中央新幹線の開業に伴い、ますますの発展が期待される。政治関連では、無神経な党首の問題発言といった逆風の中でも、河村氏の減税日本の市政が評価された結果、後任の候補が市長に当選するなど、なかなかうまくいっているようだ。アカデミックな話で言うと、豊田工業大学なんかは、1993年の学...
この土曜日から大阪に帰省している。前回大阪に帰ってきたのは7/20~8/3で、4か月ぶりになる。母は要介護1の状態で、会話しても直前の会話を忘れてもう一回同じことを言ったりはするが、週に1度訪問看護師が来て、別の日にデイケアセンターに行っており、しばらく目を離しても大丈夫だと判断した。長女が来年高校受験ということも、実家に帰らなかった理由の1つである。4か月たって実家に帰ってみると、私が居室に使っているかつて...
今年の冬から、青春18きっぷのサービス内容が変わった。今までは、春、夏、冬の学生が長期休みに入る期間のうちの任意の日5日分を使え、かつ、別の人が使えるという仕様だった。これが、連続した3日または5日の間に1人が使わなければならない仕様に変わるため、利用者は激減するだろう。私も、今回は青春18きっぷを買わず、乗車券だけで帰省することにした。従来の青春18きっぷの1日分2,410円から一気に3.5倍の8,580円。ちなみに他...
昨日は、先月の研修の代休を取り、朝はゆっくりした後、10時頃からジムに行ったり、眼鏡を作りに眼鏡屋に行ったりしていると夕方になっていた。土曜日から2週間大阪に帰るので、娘2人を連れて映画を観に行った。「モアナと伝説の海2」である。18:50からの回ということで、子供や高校生が多かったが、席は半分ぐらい埋まっていた感じだった。舞台が、ポリネシアのどこかの島という設定なので、登場人物の肌が褐色であることに違和感...
ポーランドの第2の都市はクラクフで、ポーランド王国が形成された11世紀から1596年にワルシャワに遷都されるまでの間、首都だった都市である。ワルシャワが東京なら、クラクフは京都にあたる都市だろうか。ワルシャワは第二次世界大戦で街はボロボロになったが、クラクフのほうは被害をうけず、昔の街並みが現存している。この地方へ来たのは、アウシュビッツ=ビルケナウ博物館が目的だったが夕方、まだ日が明るかったので、クラ...
去年、新潟の知り合いに「ル・レクチエ」がおいしいという話を聞いた。ル・レクチエとは、フランスの洋ナシの一種で、数ある洋ナシの中でも病気に弱く栽培が難しいことや、追熟期間が40日前後必要で広い保管場所も必要なため、フランスでもほとんど生産されていないらしい。日本では主に新潟県で生産されているらしく、とろけるような触感と20度を超える高い糖度、芳醇な香りは素晴らしく世界でも認められているという。知り合いの...
今日から、中国の短期滞在においてビザが免除された。4年半ぶりだそうである。私は、中国共産党は嫌いであるが、中国の人々は別に嫌いではないので、反日教育をそのまま信じる思考停止をした人間でなければ、普通の一般的な人々は逆に親しみやすいとさえ思っている。(独裁政党と思考停止人間の構図は百田新党とその熱狂的信者と同じ)ここのところの、中国での無差別殺傷事件や凶悪事件の報道と、中国が発表する人口10万人当たり...
朝の4時前に、実家に住む81歳の母からから電話があった。(母も私も早起きなので、これは異常なことではない)私は、その日はスマホと離れて眠っていたので気づかなかった。起きて居間に行き、スマホの着信履歴があったので慌てて、電話をかけてみると、「あんたどこ行ってるん?」と行ってきた。何のことかよくわからず、「何寝ぼけとんねん?」と聞き返すと、「あんた帰ってくる言ったやん」と言ってきた。確かに、私は電話がか...
今と未来がわかる色彩心理(ナツメ社)色は、物体から反射される光の波長を、人の感覚器官が色として認識するというのは、以前読んだ本で理解していたが、この本を読んで、自然科学的にも、心理学的にも色に対する理解が深まった。・色には以下の3つの属性がある。 ・色相:色み。赤、黄、緑、青、紫といった種類 ・明度:色の明るさ ・彩度:鮮やかさ。純色か白や黒が混ざっているか。・色を眼が認識するしくみとして、網膜上...
アウシュビッツ=ビルケナウ博物館1(アウシュビッツ収容所編)からの続きです。アウシュビッツ収容所を出て、中谷さんに代金を払う。中谷さんへの質問できるチャンスなのだが、事前に調べていた以上のことが喉から出てこない。ただ、こういう時の質問は自分の質問で時間を奪うより、いい質問する人に譲った方が、自分にとってプラスになることが多い。そんなこんなで、ビルケナウ収容所行きのシャトルバスが到着した。3km先のビル...
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一冊でつかむ古代史と豪族(河出書房新社)日本の歴史の中でも、古代史というのは文献が少なく、あったとしても古いため、なかなか興味を持ちにくい時代である。「古代史」というキーワードだけであれば、この本を手に取ることがなかったが、「豪族」というキーワードに惹かれて購入した。中学生のころから成長が止まっている私の古代史脳では、豪族というのは、なんとなく、平安時代の貴族の前座的な立ち位置で、地方の有力者で武装...
私は、このブログ上で、日本100名城、続・日本100名城の訪問記を書いている。これらの城は、日本城郭協会という団体が選んだ城だが、ヨーロッパにも同団体が選んだ100の城がある。その名を「ヨーロッパ100名城」という。ヨーロッパ100名城訪問は、2024年から始めている。2024年以前にも、既に訪問済みのヨーロッパ100名城もあるのだが、1回リセットして、2024年から始めることにする。1番目の訪問はフィンランドのヘルシンキにある...
久しぶりに、日本100名城、続・日本100名城の話をしたい。私は日本100名城を制覇したが、続・日本100名城についてはスタンプは100個台帳に押したものの、制覇はできていない。私が定義する制覇の基準は以下のとおりである ・天守閣がある場合は天守閣を制覇 ・天守閣がなければ本丸を制覇 ・本丸がなければ本丸御殿を制覇 ・本丸御殿もなければその城の中心とされていた場所(山城の山頂など) ・上記の場所が全部なければ碑...
NHKの朝ドラで「あんぱん」というドラマが放送されている。このドラマは「アンパンマン」の作者やなせたかしの妻をヒロインとする物語である。このドラマは、最初の頃、ヒロインの人生がトントン拍子に進み、また強いキャラだったということ、主題歌とドラマのミスマッチもあり、あまり好きにはなれなかった。ただ、最近の回では、柳井崇(やなせたかしをモデルにした人物)が戦争のため中国に派兵されてる状況が描かれており、興...
今年の3月に中国の武漢に行ってきて、中国旅行が面白ものだと再認識した。しかも、円安のこの時代において、他の外国よりも、旅費やホテル代、滞在費も安く、費用的には国内旅行と同じ感覚で行ける。歴史好きの私としては、中国にはいっぱい魅力が詰まっており、行きたいところはたくさんあるが、今回は興味を示してくれたブレイク氏も誘って中国に行くことにした。ただ、行くところは、北京や上海のようなところではなく、西安と...
コーヒーの科学(講談社)私はコーヒーが好きだが、飲み物の一種として飲んでいるだけで、あまり詳しいわけではない。コーヒー用語で、ドリップとかサイフォンとか、遠赤焙煎といったなんとなく豆からコーヒーを抽出するときに使われる用語だとか、アラビカ豆とか、ブルーマウンテンとか、キリマンジャロといった種類を知っている程度である。この本を読めば、コーヒーというものがどういうものなのか?植物としてのコーヒーノキが...
私が通っているジムのうち、川崎のジムでは自販機がキャッシュレス対応しているのに対し、大阪のジムの自販機は現金のみ対応である。しかも、その大阪のジムの自販機は、新札や新500円玉にすら未対応。2021年に登場した新500円玉は、すでに12.6億枚が発行されており、旧500円玉と合わせた流通量(46億枚)のうち27%を占める。これだけ普及しているにもかかわらず、対応していない機械を見ると、「本当に商売をやる気があるのか?」...
日本人が知らない漁業の大問題(新潮社)メディアは、「マグロやウナギのような魚に対して日本の食を守れ」と報じるが、実は日本が世界のウナギの漁場を荒らしていることに目を向けていない。そんな些細な問題より、漁業従事者の収入が低く、若い担い手がいないことのほうが大問題で、今後、日本で漁業自体ができなくなることに危機感を持ち、日本の漁業を存続するためにはどうすればいいかということが書かれた本である。かれこれ...
昨日は、午前中長女の授業参観があったが、午後から中途半端に時間が余ったので、長女と次女を連れて川崎のチネチッタに「リロ&スティッチ」を観に行った。15:35の回で、私たちにも家族連れが多く、8割ぐらい客が入っていて、結構満員だった。さて、私は、リロ&スティッチについて、絵のタッチが苦手だったのでちゃんと見たことがなかったので、初見で観ることができた。映画の舞台はハワイということで、登場人物も自然で、人種...
2025年6月の帰省は1週間であった。母の退院と老人ホームの手続き、万博訪問を予定通りにこなし、予定外では、実家のマンションの売却見積やら、京都やら、国宝展やら忙しい日々を過ごした。もう少し大阪に居たかったのだが、土曜日に子供の参観があり、来週は出社するような行事もあったので、短期間で帰ってきた。前回、大阪帰省時の高速バスのレポートをしたので、今回は帰り便のレポートをしてみたい。バスの出発は21:15分なの...
6月の大阪実家帰省の目的は、母の退院と老人ホームへの入居対応なのだが、基本的に母親は私の立ち合いなしに実家に戻ることはないので、空き家同然となる。月に1度ぐらいは老人ホームに顔を見せに帰ってきて、マンションの郵便物とか、水道などの定期点検対応などもしようと思っているし、1人にもなれる実家を当分は手放す気はないのだが、仮に売ったらどのぐらいの価格になるだろうか知っておく必要もあるかなということで、毎回...
今週の月曜日の6月9日、有給休暇を取って、ブレイク氏と万博に行ってきた。というのも、ブレイク氏が会社でタダ券をもらったとのことで、お誘いをいただいたのである。万博のチケットは、平日6,000円ぐらいするのに、ありがたい限りである。今回は、東口ゲートから入るので地下鉄で夢洲駅で降りる。携帯の通信量不足にならないように、キャリア各社の車載基地局が停まっている。関西地方の2025年の梅雨入りは「6月9日頃」とされて...
日本保守党との死闘ー自由社会の敵(ワック)「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」で有名な、人作家百田尚樹氏を党首とする日本保守党。百田氏を表面的に見た場合、面白い大阪のおっちゃんという感じで、親近感もわいてくる。ただ、その性格はというと陰湿でねちっこく、自分が一番目立たないと気が済まないという性格である。また、デマが非常に多く、人に対して悪口ばかり言っており、安倍首相が暗殺された際にも、まだ、死亡診断...
世界最強の米国株で始める株の教科書(フォレスト出版)私の最近の金融資産は、トランプ関税騒動からの暴落により、含み損が出ている。なので、最近は投資系のYoutubeはあまり見ていないのだが、たまに暴騰や暴落があった時に見るのは、この本の著者のPAN氏のYoutubeである。昨今、「ほったらかし投資」がもてはやされており、S&P500に投資しておけば安泰であるという風潮がある。PAN氏はこれがずっと続くとは限らないという視...
大阪の電車に乗っていると、大阪市立美術館の国宝展の中吊りの広告があり、2か月前から気にはなっていたのだが、もうあと1週間ということで昨日は、天王寺にある大阪市立美術館に行ってきた。天王寺公園方面に向かう。天王寺公園到着。さりげなく醍醐も写す。日曜日の天王寺公園、めちゃくちゃ混んでいる。よく考えたら、醍醐前から歩けばこのようにすいていたのだが。大阪市立美術館到着。私は、大学受験が終わった春休みぐらい(3...
母の老人施設の入居のため大阪に戻ってきているのだが、1週間大阪にいるので、ついでに実家のマンションの売却見積りも並行してやっている。今年から御朱印集めをしているので、週末はデフォルトでどこかに出かけることにしており、今回は4か月ぶりぐらいに京都に行ってきた。JRの京都線で京都駅に到着。中央口で降りたほうが京都に来たと感じがするので中央口で降りた。京都駅前の風景。古都の景観に合わない京都タワーも今となっ...
私の自宅は横浜にあるが、親の介護で毎月のように実家のある大阪に帰っている。横浜から大阪間で新幹線を使うと、片道13,540円もかかるので、毎月往復で27,080円もかかってしまい、家計の負担にもなる。そんなお金は無いので、いつも使っているのがVIPライナーという深夜の高速バスで、川崎ーなんば間を安い時には3,000円台になるが、今年はだいたいは4~5,000円、往復1万円以内で帰っている。(物価の影響もあり、去年よりも千円ぐ...
図解知識ゼロからの現代農業入門(家の光協会)ちょっと前に「最新農業の動向と仕組みがよ~くわかる本」を読んだが、知識がない私にとって、読むのがしんどかった。もう少し簡単な本をということで、知識ゼロからでも読めるというこの本を読むことにした。確かに知識ゼロでも読める本である。農業とは?から始まり、農業を成立させるのに欠かせないのは、太陽光、土地、労働力であると、考えたら当たり前の話だが、このように要素...
今年になり、京都の金閣寺と、千利休のふるさと堺の利晶の杜で、茶の湯体験をしてきた。長女も、高校で茶道部に入ったらしく、妻に茶道の道具をそろえてもらい学校に持って行っていた。そんな茶の湯であるが、自分でも体験したく、お茶の道具を衝動買いしてしまって、先週金曜日に届いたので、早速お茶を入れてみることにした。Amazonで購入した茶道セット。本格的な茶碗で4,980円なり。こちらは「さかい利晶の杜」で購入した、堺...
現代民俗学入門(創元社)本屋でこの本が並んでおり、絵が可愛かったので立ち読みし、書いていることが面白かったので購入した。この表紙は特別カバー版らしく、Amazonには通常カバー版しか売られていないようである。さて、民俗学についてであるが、博物館に行くと、歴史的な展示とは別に民俗に関する展示が独立してあり、日本の昔ながらの風習とか、その地方独特の風習について学ぶことができる。この本にはそういったことも書か...
このブログであまり話していなかったが、うちの次女は自閉スペクトラム症(ASDのこと)で、かつ、幼少期の頃から勉強が苦手で学習障害の兆候もあるのではないかと、小学校に入るときは支援学級に入っていた。1~2年生のときはずっと支援学級で授業を受けていたのだが、3年生あたりから交流級という、障碍者が健常者の行く普通のクラスに出る取り組みに参加するようになり、5年生のときには籍は支援学級においているものの全授業交...
都知事選の告示日6/20に、選挙掲示板に貼るポスターでM時開脚した女性の胸と局部が候補者の顔になったエロポスターが話題になった。告示日から1夜あけた昨日、出社日だったので、会社付近のポスターがどんな感じか出社の際に見ることにした。こんな感じ。もちろんエロポスターは貼られていなかったし、テレビで報道していたような、左2列、右2列、下段をジャックしたNHK党のポスターは貼られてはいなかった。ポスター貼りは、候補...
ビッグデータ分析のシステムと開発がしっかりわかる教科書(技術評論社)私は主にSAP関連の仕事をしているが、最近は別の仕事もしており、関係する部署との打合せの中で「データレイク」というキーワードを聞いた。なんじゃそれ?ほのぼのレイクか?とか思ったのだが、調べてみると、ユーザが利用するデータ、例えばEXCELデータはもちろんのこと、画像や音声、動画などを貯めておくデータストレージということで、その部署というか私...
続・日本100名城、96番目の訪問は長崎県五島市にある福江城である。江戸時代、五島列島全域を福江藩が治めており、その藩主が五島氏であった。離島ということもあり、財政難のため築城ができなかったのだが、幕末になり、異国船の監視や海上防衛に備える目的で築城が許された。城は1863年と日本で最も新しく完成した城であったが、そのたった9年後の1872年に明治時代に廃城となる。福江城には、長崎や佐世保からフェリーを使って福...
9月に行くアウシュビッツ収容所が、どれだけひどい施設だったのかを知るために、ホロコーストに関する映画を色々みている。はじめて見る映画なのだが、実はこの映画には思い出がある。2009年、私がタイでプロマネをしていたプロジェクトがうまくいっておらず、グダグダになっているときに、別のプロマネと交代し、私の任務はというと日本に戻って、タイの工場の親会社の日本人マネージャーと日本からタイを支援することであった。...
私は、物心ついた時には歯の色が汚く、鶏が先か卵が先かの話なのだが、歯を磨くのが嫌いで、毎日歯を磨くということはなく、口の中が気持ち悪いなと思ったときにしか磨かず、3か月に1回の歯の健診を受けて歯石をとればいいかぐらいの認識だった。5月の末ごろに、3か月に1回の歯の健診に行ったときに、歯科衛生士の方から、甘いもの好きの典型的な歯の状態になっているということを告げられ、その理由を淡々と説明してくれた。歯と...
日本100名城、96番目の訪問は長崎県平戸市にある平戸城である。平戸城は、このあたりを支配していた松浦党の棟梁である松浦鎮信により1599年に築城を開始したが、松浦氏が豊臣政権での地位が確立されていたこともあり、徳川家康からの嫌疑を恐れた鎮信が1600年に城の一部を破却し、さらに1613年には火災により大半が破却したが江戸幕府の嫌疑の目をそらすため再建せず、居館を平戸港を挟んだ対面にある松浦史料博物館のある場所に...
昨日は、パシフィコ横浜で行われた「全公立展」に行ってきた。全公立展というのは、神奈川県下の公立高校の魅力を紹介するため、パシフィコ横浜で各高校のブースに行ってパンフレットをもらったり、先生や生徒さんの話を聞く催しである。本当は、妻と長女で行く予定だったのだが、今週後半から学期末試験ということで、定期試験近くの土曜日とか日曜日には、長女を連れて図書館の勉強に付き合っていることもあり、代わりに私が付き...
教養としての半導体(日本実業出版社)私はS&P500投資をやっているので、S&P500に直接影響するNASDAQのNVIDIAと、間接的に影響する台湾証券取引所のTSMCの決算ぐらいは気にしているのだが、もう少し詳細を見てみると、NASDAQのマイクロンやアプライドマテリアルズ、オランダのASMLなどの決算も、結構S&P500の指数に影響していることがあることがわかり、これらの株も気にしている。よく、半導体、半導体と言われるが、...
会社に出勤しているときには毎日使っているのに、乗り換えにしか使っていない京急蒲田駅。左翼のご活動のおかげで全国的に有名になった京急蒲タコハイ駅で前の日曜日に、蒲田餃子の「歓迎」という店の餃子を食べた。蒲タコハイ駅ではもう一つ「你好」という餃子屋の餃子も出していたのだが食べられなかったので、会社出勤日の昨日、会社帰りに寄ってみることにした。京急蒲タコハイ駅のイベントは終わったが、6/16まで蒲タコハイ祭...
9月に行くヨーロッパ旅行の予習のため、ナチス・ドイツによるユダヤ人への迫害に関する映画をどんどん見ている。ユダヤ人への迫害については、昭和の頃は結構「アンネの日記」に関する番組がテレビで放送されたりして、物語の顛末とかは把握していた。最近、中3の長女にアンネ・フランクって知っているかと聞いたところ、知らないという返事が返ってきた。確かに、ググっても最近アンネ・フランクの番組が放送されたのが、2009年と...
日本100名城、95番目の訪問は佐賀県唐津市にある名護屋城である。「なごや」というと、愛知県にあるあの名古屋を思い出す人がほとんどだと思うのだが、中学校の歴史の教科書の安土桃山らへんを見ると「名護屋」という地名があり、それが九州の北の方に表示されており、「なんじゃこりゃ」と思った人もいるのではないだろうか。日本人の一般的な認識はこの程度だと思うのだが、お城ファンの間では、結構大規模な城ということで知ら...
日曜日に京急蒲タコハイ駅から帰ってきて、次女と近所のスーパーに行きちょっと、月曜日の仕事をしようかなと思っていたところ、Windowsのパソコンのウィジェットに「関心領域」という単語がリコメンドされていた。そういえば、最近よく聞くワードだなと思いググってみると、ナチスのホロコーストをテーマにした映画で、触れ込みを見る限りでは、これは今の自分にとって一番見なければいけない映画なのでは?と思い、仕事はもう月...
私は週に2回会社に出社しており、京急線を利用している。品川駅でJRに乗り換えるのだが、5月ぐらいに「京急蒲タコハイ駅」と青い服を着た田中みな実がタコハイのグラスを持った看板がでかでかと飾られており、いつも品川駅を利用するときは、嫌でも目に入ってくるので、ふーんと思いながら、ちょっとうっとおしいかなと思いながら見ていた。この看板、私は実際には見なかったのだが、京急蒲田駅に行けば、駅の入口に通常なら「京急...
昨日は、長女が修学旅行ということと、妻も家にいるので、久しぶりに、1人で日帰り旅をしてきた。今回来たのは、立川である。立川はうちからは南武線1本で来れるので、電車に乗り、本を読みながらちょっとうたた寝してたら着く感じであるミス・ビドール号と少年をモチーフにしたモニュメント。1931年(昭和6年)に赤い機体のビドール号が立川に降り立った時に、空へのあこがれを抱いた少年の像。日本の首都空港というと、羽田と成田...
9月に行くポーランドの旅行の予習ということで、戦争中のナチス・ドイツのユダヤ人迫害に関する映画を見るためNETFLIXを検索すると、この映画が一番最初に出てきたので金曜日の夜長見ることにした。2時間29分ある映画だが、最初から最後まで集中してみることができた。・物語の最初、ユダヤ人が差別をされ始めるところ・差別がどんどん酷くなりドイツ兵に適当に選ばれた人たちが銃殺され るシーン。転がっている遺体が老若男女問...
9月のヨーロッパ旅行、最後に行く国がイギリスである。イギリスには16年前に妻とロンドンとカンタベリーに行った。この際、ロンドンの主要な観光地は周ったので、今回はヨーロッパ100名城訪問が主目的となる。ロンドンに行くのは、今回は飛行機を使ってアムステルダムのスキポール空港8:45発で、ロンドン ルートン空港に9:00着となる。15分で着くわけではなく、時差があるので1時間15分のフライト時間となる。ロンドン近郊には、ヨ...
SAP担当者として活躍するための ERP入門(秀和システム)私がSAPに携わって5年以上経過する。SAPに携わるまでは、業務システムについてはスクラッチ開発が多かったがSAPになって考え方を変えなければならなかったのは、決して、操作性や、利便性については深く追求せず、できるだけSAPの標準機能を使うFit to Standardの考え方である。とはいっても、どうしてもアドオンをしなければならない部分は出てくるのだが。この本では、SAPの...
ロケットの科学 改訂版(SBクリエイティブ)最近、船、飛行機、潜水艦といった乗り物に関する、科学的、工学的な本を読み漁っているが、ロケットについての本が図書館であったので借りて読んでみることにした。読みたかったのは、ロケットが飛ぶ仕組みについてで、以下のことが紹介されていた。・ロケットが宇宙空間を飛び出すために必要な第1宇宙速度(28,440km/h)と、 さらに、地球の引力の及ばない範囲まで飛び出すために必要な...
退職代行サービスというのは数年前からあったが、また最近、話題となっている。会社に対し自分の意思を告げられないから、こういったサービスに変わりに退職の意思を伝えてもらうという話である。なんでも、2万円程度で代わりをやってくれるのだとか。何本か動画を見てみたが、退職代行を使う理由はという問いに①辞めたいが行ったら上司に怒られるし言う勇気がないから②総務や人事の連絡先 連絡方法のアナウンスがなくどのように退...