一冊でつかむ古代史と豪族(河出書房新社)日本の歴史の中でも、古代史というのは文献が少なく、あったとしても古いため、なかなか興味を持ちにくい時代である。「古代史」というキーワードだけであれば、この本を手に取ることがなかったが、「豪族」というキーワードに惹かれて購入した。中学生のころから成長が止まっている私の古代史脳では、豪族というのは、なんとなく、平安時代の貴族の前座的な立ち位置で、地方の有力者で武装...
職業はIT関係です。 趣味は海外旅行(21カ国制覇)、読書、資格取得です。
海外旅行はアジア・ヨーロッパなど歴史があるところが好きで、国内は機会があればどこにでも行きたいです。資格は情報処理試験完全制覇を目指しています。読書は乱読気味ですが折角生を受けたのだから知識を広げたいです。
2024年ヨーロッパ周遊旅行の計画19(通貨、電源プラグ、通信キャリア)
ヨーロッパ周遊旅行まであと2週間である。複数の国を周るので、言語がそれぞれ違うというのはあるが、それ以外にも通貨や、電源プラグ、通信キャリアなどに注意が必要である。通貨については、今回周遊する国のほとんどはユーロが使えるので、ヨーロッパ最初の都市のヘルシンキで200ユーロほど下ろしておいて、クレカ決済できるところは、クレカを使おうと思う。今回行く旅先のうち、ユーロ圏でカード社会なのは、フィンランド、エ...
私は、Youtube漫画のヒューマンバグ大学(以降バグ大)が好きなのだが、兄弟番組の、バベル裁判所やエモル図書館もたまに見る。エモル図書館は、昔のバグ大のように過去の事件をわかりやすく伝えてくれており、今では完全に戦闘ものになってしまったバグ大とは違う魅力がある。そんななか、「堺事件」というキーワードが出てきた。私は、小中学校と堺市で育ったのだが、郷土の歴史では古墳と南蛮貿易ぐらいしか学ばなかったので、...
大人に必要な読解力が正しく身につく本(大和書房)近年、ネットが広まりパソコンの画面から文を読むことが多くなり、かつ、そういった文が洪水のようにあふれているので一文一文、腰を据えて読むということが難しくなっている。私も仕事や日常生活で、文の一部を読み飛ばしたり、書き手の意図と異なる解釈をして失敗することがたまにある。また、最近はSNSが発達して、私よりも短絡的な人々が、書かれている以上のことを脳内でク...
還暦から始まる(講談社)還暦というと、かなり先の話とばかり思っていたが、考えてみるとあと6年半で自分も還暦を迎えることになる。iPS細胞の山中教授と将棋の谷川永世名人の対話ということで読んでみた。対話ということで、自己啓発本にあるような直接的なメッセージはなくまた将棋の話についてはついていけなかったが、老いていく自分との向き合い方、いつまで現役を続けるのかということ、AIという新しい技術についての2人の...
そろそろ、8月も終わろうとしているが、今年の8月を振り返るとXの発言に対する炎上やら、テレビ番組の発言が炎上につながったなど、炎上の多い月だったなと思う。あまり、関心のない人にとっては目にも止まっていないかもしれないので言っておくと、やす子というお笑い芸人(私も先月ぐらいに知った人)が、「やす子オリンピック、生きてるだけで偉いので皆優勝でーす」という書き込みをして、ふわちゃんが「おまえは偉くないので...
広域思考(二見書房)スーツ氏のYoutubeは好きでアナウンサーのようなしゃべり口調の旅行動画を提供してくれている。彼の動画を初めて見たのは、冨士宮駅とか新富士駅といった、駅を巡る動画だった。その動画では、富士宮駅や新富士駅が創価学会と深い関係があった旨の説明をする動画でこれがツボにはまり、見るようになった。普通の旅行系Youtuberが行かないような場所に行き、そこでその土地にまつわる雑学を教えてくれるという...
レトロゲームの記事で、シミュレーションゲームについては光栄のゲームを中心に書いてきたが、光栄だけでなく、システムソフトの天下統一とかも人気だった。そんな中、ウルフ・チームというソフトハウスが欧州戦線に関するシミュレーションゲームを発売した。1990年の話である。このゲームは、ドイツ、アメリカ、イギリス、ソビエトのいずれかの国家を選択し、ヨーロッパの覇権を争うゲームである。エンディングは4国それぞれに用...
今年の目標の1つが、日本100名城、続・日本100名城の制覇である。JALの特典航空券のポイントが24,000ポイントほど残っていたので、ポイント内でいける日を検索すると、10/17(木) の夜便と10/20(日)の夜便が空いていたので予約した。特典航空券なのになぜか、片道610円取られてしまった。まあ、往復1,220円で沖縄に行けるのだから誤差の範囲ではある。沖縄に行くのは9年ぶりである。1人で行くのは寂しいので、レンタカー代とガソリ...
8/14の朝2時からGoogle Pixel 9のイベントがあり見ていたのだが、GoogleGeminiで声を自分の声にしてしゃべらせたり、写真の加工のバリエーションも増えているなど、デモが面白かったので買うことにした。最初、Google Pixel 9 Proを選んで購入ボタンを押した。現在使用しているGoogle 7 Proの6.8inchと異なり、サイズが6.3inchと小さくなってしまっていることは把握済みで購入したはずなのだが、やはり色々考えると今まで通りの大...
今年、映画館で「オッペンハイマー」という映画を観た。その時の映画レビューで、同じノーラン監督の「ダンケルク」と比較されているレビューが多く、当時から気になっていた。この映画を観ようと思ったのは、9月のヨーロッパ旅行で航空券の手配にミスがありキャンセルしたときである。このとき、旅程の変更で陸路も考えたのだが、途中経路のフランスの都市にダンケルクがあったため、そういえばあの映画どんなだっけと、この映画...
世界遺産平泉を堪能したので、半日以上かけて青春18きっぷで自宅に戻ることにした。ちなみに普通電車と快速電車を使った、平泉駅から川崎駅への終電は、13:21になるのだが、観光が予定よりも早く終わったので、その1本前の、平泉12:22発の電車に乗ることにした。平泉駅に入る。平泉の駅名標。待合室に入り涼もうと思ったが、冷房が効いておらず。まあ、単位時間当たりの乗降客数を考えると、冷房はムダか。電車がやってきた。2駅先...
8月は青春18きっぷの季節ということで、横浜に住む私が岩手県にある平泉まで行ってきた。平泉の観光は到着した日の夕方に毛越寺、2日目は午前中に中尊寺金色堂とあと、せっかくなので岩手名物わんこそばを体験してきた。宿泊したのはアイリス悠という旅館。朝食のメニュー。ちなみに、泊っている客は私以外は家族連ればかりだった。8:30から中尊寺金色堂に入れるということ。徒歩30分ぐらいあるので、8時に旅館を出る。チェックア...
大学の頃、PC98のシミュレーションゲームというと、光栄か大戦略かと人気を二分していた。大戦略は、一回当時の友人の米田(実名)にプレイを見せてもらい、私もやってみたのだが、あまりピンとこなかったので興味は持たなかった。また、戦争系のシミュレーションゲームというと、光栄の提督の決断というゲームもあった。これは海軍提督となって、太平洋の島々を押さえてアメリカに勝利するという内容だったのだが、知識のなかった...
昨日から長女が塾の合宿だったのと、青春18きっぷが2回分残っていたこともあり、東北方面にでも出かけようかと計画していた。昨日は台風7号が関東地方に接近し旅行は無理かなと思っていたのだが、運よく関東には上陸せず、計画通り旅行することができた。川崎の八丁畷のジムで1時間ほど汗を流し東海道を北に進み川崎駅に向かう。川崎駅到着。朝5:15。写真には写っていないが構内には2~30人ぐらいいた。5:34に川崎始発の高崎行きが...
やさしくわかるエネルギー地政学(技術評論社)奥山教授のYoutube、アメリカ通信は毎週見ていて、メンバーにもなっている。Youtubeを見たり、地政学の本を読んだりして、地政学には詳しくなったつもりでいたが、そこにエネルギーという考え方が加わったことで、それぞれの国の動きがなぜそうなるのかがよくわかった。この本はエネルギーと地政学の関係だけでなく、大航海時代からのランドパワーとシーパワーの歴史、エネルギーがど...
オランダのアムステルダムからロンドンまでの飛行機について、easyJetというLCCのアプリで予約したという話を数日前にした。実はその前にTrip.comというサイトで航空券を予約していて、これに誤記があり、キャンセルしたくても断られたので本家のサイトで予約したのである。ことの顛末はというと、海外のLCCって予約が面倒臭そうだなと思い、Googleフライトで航空券を検索すると、Trip.comのサイトが出てきたので、ここで予約する...
「その後」の廃城(実業之日本社)日本100名城、続・日本100名城のほとんどに行っているので、この本に記載されている城のほとんどに訪問している。訪問の前後には、その城が築城された背景、その後の歴史について学ぶのだが、この本は明治の廃城令以降について解説されており、初めて知ることが多く面白かった。今では立派に立っている現存天守も散々なありさまである。松本城は天守が傾いていたり、姫路城の屋根には雑草が生えて...
去年の映画で劇場で観たかった映画なのだが、タイミングが合わず見逃してしまった。Amazonプライムのおすすめの一番上に何度も出てきたのと、3連休で時間もあったので観てみた。ありきたりではあったが、まあまあよかったなという感想である。現代人が神風特攻隊が飛び立つ前の1945年にタイムスリップするというのは、昔の民放ドラマでよくあり「零のかなたへ」というお笑い芸人が自動車事故をきっかけにタイムスリップするものや...
今年の夏休みはカレンダー通りなので、8/10~8/12しかなく、中3の長女も塾に行っていることが多いため、遠出とかはせず長女と次女と3人で渋谷で開催されているSHIRYU'S Café 夏浪漫というテーマカフェに行ってきた。ファンの人以外意味不明なイベントであるが、Youtubeのヒューマンバグ大学という番組の中の1つのシリーズである殺し屋のシリーズをテーマにしたカフェで、この暑い夏にかき氷を主に出してくれる。渋谷駅に到着。ヒュ...
2024年ヨーロッパ周遊旅行の計画18(アウシュビッツ収容所のチケット)
いよいよ、来月にヨーロッパ旅行へ行くのだが、今回の旅行の最大の目的はアウシュビッツ収容所の見学である。このアウシュビッツは、ナチス・ドイツという組織やヒトラーという人物の意志により設立されたものであり、彼らが最大の悪であるのは誰もが思うことだろう。ただ、彼らがいなければユダヤ人の大虐殺が起きなかったのかと問われると、「その通りだ!」と言い切ることができないと思う。こういった他の民族への差別感情とい...
9月のヨーロッパ旅行で、ヨーロッパ内の移動手段として、FlixBusとViking Lineについて書いたが、もう一つの移動手段として飛行機も利用する。9/21(土)のアムステルダムからロンドンのフライトを見ると、KLMオランダ航空や、ブリティッシュエアウェイズは25,000円ぐらいでは高すぎるので、LCCのeasyJetを予約した。運賃は14,000円と普通の飛行機より1万円ぐらい安い。LCCなので、機内のサービスは最低限であることを覚悟している。...
2024年ヨーロッパ周遊旅行の計画16(フィンランド-エストニアの高速フェリーViking Line)
ヨーロッパ旅行の2日目は、フィンランドのヘルシンキからエストニアのタリンという街まで、船で移動する。高速艇を使うと2時間で移動できるらしいのだが、普通のフェリーで移動しても2時間半ということなので、フェリーを利用することにした。ヘルシンキータリン間を航行している会社のうち人気があるのはTallink Silja Line(1日7便)Viking Line(1日3便)Eckerö Line(1日3便)の3社であり、時間で分散されているので、ヘルシンキを朝...
「がん」はなぜできるのか(講談社)先日、仕事のシステム調査のとき同期入社の人間と会話する機会があり、仕事の話が終わった後に、世間話をしたところがんにかかっていることを告げられた。甲状腺がんとのことで、手術は半年先になるそうである。そんなに放置していていいのかと聞くと、医者に大丈夫と言われており、命に別状はないようだが、ホルモンをつかさどる器官に影響するので、そのための薬を一生飲み続けなければならず...
JR大和路線を利用していると、たまに「お茶の京都」というラッピングされた電車が走っていることがあり、結構目を引くのだが、この「お茶の京都」というのは、京都南部の山城地域を指す地域ブランドの名称で、日本三大茶の一つとされている宇治茶に関する観光スポットが多く存在している。そんな中の一つ、南山城村にお茶にまつわる道の駅があるというので行ってみた。結構遠くのほうからこの道の駅の案内板があり、気になっていた...
7月末から8/5にかけて、円高+米国株安の影響で17%にも上る暴落を迎え今年得た利益720万円とさらに20万円で、合計740万円の損失が出た。今年も去年に引き続き調子がいいが、資産も膨れすぎておりそろそろやばいかなと思い、6末には一回利確をした。そこまでは、投資行動として自分に◎をあげたいぐらいなのだが、7月に入り、まだドル円もSP500も調子がよかったのと「サマーラリー」という言葉に、ついついわきが甘くなり7/12に再投...
わが投資術 市場は誰に微笑むか(講談社)この本が発売された当初は、投資系Youtuberの間でかなりもてはやされていた本である。というのも、1サラリーマンでありながら、個人資産800億円超で、長者番付1位にもなったことがある人物だからである。本は前半は面白かったが、後半はかなりきつく斜め読みでようやく読み終わったという感じである。この本は、この著者の自伝みたいな中に、著者の投資ノウハウを交えて語られている。最...
先週まで、大阪の実家におり2週間ほど滞在したが、母も特に問題なさそうなので横浜の実家に戻ることにした。一昨日は父の墓参りをしたときに借りたレンタカーで近畿地方をあちこちまわったので、その後あまり無理せず豊橋に宿をとっていたのである。ホテルのバイキング。高校生ぐらいの女子の体育会系のクラブの合宿客がおり7~8時に混むと言われて、レストランオープンと同時に来たのだが、食べている間に続々と人が来た。とっと...
昨日は父の墓参りをした後、すぐにレンタカーを返すのももったいないので、滋賀県や三重県をドライブした。そして、2年前に父が亡くなって火葬を済ませた後、母を一人にするため1人で訪問した多気北畠館にやってきた。前回の訪問時は、青春18きっぷで伊勢奥津駅までやってきて、そこから自転車を借りて多気北畠館までいったのだが、天気があまりよくなかったので、北畠神社で続・100名城スタンプを押して帰ったのである。今回は車...
2024年ヨーロッパ周遊旅行の計画15(FlixBusで席を予約)
ヨーロッパ旅行も来月に迫っており、日本からの往復便とホテルの予約は終わったものの、ヨーロッパ内の移動の予約がまだである。今回、ヨーロッパ内の移動は、flixbusというバス会社を利用予定であり、アプリも落としているのだが、このアプリで予約ができないと、予定が大幅に狂ってしまうので、一番最初に乗るタリンーリガ間の予約をしてみることにした。アプリを開き、FromとToを入れ、出発日を入力する。その日のチケットの一...
私は先月まで、実家のネットワークをJCOMにしていて、毎月2,000円払っていたのだが、結局私が実家に帰った時ぐらいにしか使うことがなかった。今回の帰省で、JCOMは使わず楽天モバイルでテザリングで乗り切ろうということで初日の7/29に試してみた。1日仕事をしてみて、1日に数回程度「ん?」と思うようなことがあったが、まあ使えなくはないかということで、JCOMに解約の電話を入れた。その「ん?」と思うこととは・Microsoft Tea...
昨日は日銀の利上げ発表で私の金融資産が爆死したので、定時で上がって天王寺のアポロシネマに映画を観に行った。インサイドヘッド2である。インサイドヘッド2の公開は8/1であるが、前夜祭を開催するというので、7/31に観ることができたのである。本当は家族で観に行きたかった映画なのだが、長女が友達と行くという話で、妻と次女は別に取り立てて観たいというわけでもなさそうだったので、1人で行ってきたのである。今日公開の映...
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一冊でつかむ古代史と豪族(河出書房新社)日本の歴史の中でも、古代史というのは文献が少なく、あったとしても古いため、なかなか興味を持ちにくい時代である。「古代史」というキーワードだけであれば、この本を手に取ることがなかったが、「豪族」というキーワードに惹かれて購入した。中学生のころから成長が止まっている私の古代史脳では、豪族というのは、なんとなく、平安時代の貴族の前座的な立ち位置で、地方の有力者で武装...
私は、このブログ上で、日本100名城、続・日本100名城の訪問記を書いている。これらの城は、日本城郭協会という団体が選んだ城だが、ヨーロッパにも同団体が選んだ100の城がある。その名を「ヨーロッパ100名城」という。ヨーロッパ100名城訪問は、2024年から始めている。2024年以前にも、既に訪問済みのヨーロッパ100名城もあるのだが、1回リセットして、2024年から始めることにする。1番目の訪問はフィンランドのヘルシンキにある...
久しぶりに、日本100名城、続・日本100名城の話をしたい。私は日本100名城を制覇したが、続・日本100名城についてはスタンプは100個台帳に押したものの、制覇はできていない。私が定義する制覇の基準は以下のとおりである ・天守閣がある場合は天守閣を制覇 ・天守閣がなければ本丸を制覇 ・本丸がなければ本丸御殿を制覇 ・本丸御殿もなければその城の中心とされていた場所(山城の山頂など) ・上記の場所が全部なければ碑...
NHKの朝ドラで「あんぱん」というドラマが放送されている。このドラマは「アンパンマン」の作者やなせたかしの妻をヒロインとする物語である。このドラマは、最初の頃、ヒロインの人生がトントン拍子に進み、また強いキャラだったということ、主題歌とドラマのミスマッチもあり、あまり好きにはなれなかった。ただ、最近の回では、柳井崇(やなせたかしをモデルにした人物)が戦争のため中国に派兵されてる状況が描かれており、興...
今年の3月に中国の武漢に行ってきて、中国旅行が面白ものだと再認識した。しかも、円安のこの時代において、他の外国よりも、旅費やホテル代、滞在費も安く、費用的には国内旅行と同じ感覚で行ける。歴史好きの私としては、中国にはいっぱい魅力が詰まっており、行きたいところはたくさんあるが、今回は興味を示してくれたブレイク氏も誘って中国に行くことにした。ただ、行くところは、北京や上海のようなところではなく、西安と...
コーヒーの科学(講談社)私はコーヒーが好きだが、飲み物の一種として飲んでいるだけで、あまり詳しいわけではない。コーヒー用語で、ドリップとかサイフォンとか、遠赤焙煎といったなんとなく豆からコーヒーを抽出するときに使われる用語だとか、アラビカ豆とか、ブルーマウンテンとか、キリマンジャロといった種類を知っている程度である。この本を読めば、コーヒーというものがどういうものなのか?植物としてのコーヒーノキが...
私が通っているジムのうち、川崎のジムでは自販機がキャッシュレス対応しているのに対し、大阪のジムの自販機は現金のみ対応である。しかも、その大阪のジムの自販機は、新札や新500円玉にすら未対応。2021年に登場した新500円玉は、すでに12.6億枚が発行されており、旧500円玉と合わせた流通量(46億枚)のうち27%を占める。これだけ普及しているにもかかわらず、対応していない機械を見ると、「本当に商売をやる気があるのか?」...
日本人が知らない漁業の大問題(新潮社)メディアは、「マグロやウナギのような魚に対して日本の食を守れ」と報じるが、実は日本が世界のウナギの漁場を荒らしていることに目を向けていない。そんな些細な問題より、漁業従事者の収入が低く、若い担い手がいないことのほうが大問題で、今後、日本で漁業自体ができなくなることに危機感を持ち、日本の漁業を存続するためにはどうすればいいかということが書かれた本である。かれこれ...
昨日は、午前中長女の授業参観があったが、午後から中途半端に時間が余ったので、長女と次女を連れて川崎のチネチッタに「リロ&スティッチ」を観に行った。15:35の回で、私たちにも家族連れが多く、8割ぐらい客が入っていて、結構満員だった。さて、私は、リロ&スティッチについて、絵のタッチが苦手だったのでちゃんと見たことがなかったので、初見で観ることができた。映画の舞台はハワイということで、登場人物も自然で、人種...
2025年6月の帰省は1週間であった。母の退院と老人ホームの手続き、万博訪問を予定通りにこなし、予定外では、実家のマンションの売却見積やら、京都やら、国宝展やら忙しい日々を過ごした。もう少し大阪に居たかったのだが、土曜日に子供の参観があり、来週は出社するような行事もあったので、短期間で帰ってきた。前回、大阪帰省時の高速バスのレポートをしたので、今回は帰り便のレポートをしてみたい。バスの出発は21:15分なの...
6月の大阪実家帰省の目的は、母の退院と老人ホームへの入居対応なのだが、基本的に母親は私の立ち合いなしに実家に戻ることはないので、空き家同然となる。月に1度ぐらいは老人ホームに顔を見せに帰ってきて、マンションの郵便物とか、水道などの定期点検対応などもしようと思っているし、1人にもなれる実家を当分は手放す気はないのだが、仮に売ったらどのぐらいの価格になるだろうか知っておく必要もあるかなということで、毎回...
今週の月曜日の6月9日、有給休暇を取って、ブレイク氏と万博に行ってきた。というのも、ブレイク氏が会社でタダ券をもらったとのことで、お誘いをいただいたのである。万博のチケットは、平日6,000円ぐらいするのに、ありがたい限りである。今回は、東口ゲートから入るので地下鉄で夢洲駅で降りる。携帯の通信量不足にならないように、キャリア各社の車載基地局が停まっている。関西地方の2025年の梅雨入りは「6月9日頃」とされて...
日本保守党との死闘ー自由社会の敵(ワック)「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」で有名な、人作家百田尚樹氏を党首とする日本保守党。百田氏を表面的に見た場合、面白い大阪のおっちゃんという感じで、親近感もわいてくる。ただ、その性格はというと陰湿でねちっこく、自分が一番目立たないと気が済まないという性格である。また、デマが非常に多く、人に対して悪口ばかり言っており、安倍首相が暗殺された際にも、まだ、死亡診断...
世界最強の米国株で始める株の教科書(フォレスト出版)私の最近の金融資産は、トランプ関税騒動からの暴落により、含み損が出ている。なので、最近は投資系のYoutubeはあまり見ていないのだが、たまに暴騰や暴落があった時に見るのは、この本の著者のPAN氏のYoutubeである。昨今、「ほったらかし投資」がもてはやされており、S&P500に投資しておけば安泰であるという風潮がある。PAN氏はこれがずっと続くとは限らないという視...
大阪の電車に乗っていると、大阪市立美術館の国宝展の中吊りの広告があり、2か月前から気にはなっていたのだが、もうあと1週間ということで昨日は、天王寺にある大阪市立美術館に行ってきた。天王寺公園方面に向かう。天王寺公園到着。さりげなく醍醐も写す。日曜日の天王寺公園、めちゃくちゃ混んでいる。よく考えたら、醍醐前から歩けばこのようにすいていたのだが。大阪市立美術館到着。私は、大学受験が終わった春休みぐらい(3...
母の老人施設の入居のため大阪に戻ってきているのだが、1週間大阪にいるので、ついでに実家のマンションの売却見積りも並行してやっている。今年から御朱印集めをしているので、週末はデフォルトでどこかに出かけることにしており、今回は4か月ぶりぐらいに京都に行ってきた。JRの京都線で京都駅に到着。中央口で降りたほうが京都に来たと感じがするので中央口で降りた。京都駅前の風景。古都の景観に合わない京都タワーも今となっ...
私の自宅は横浜にあるが、親の介護で毎月のように実家のある大阪に帰っている。横浜から大阪間で新幹線を使うと、片道13,540円もかかるので、毎月往復で27,080円もかかってしまい、家計の負担にもなる。そんなお金は無いので、いつも使っているのがVIPライナーという深夜の高速バスで、川崎ーなんば間を安い時には3,000円台になるが、今年はだいたいは4~5,000円、往復1万円以内で帰っている。(物価の影響もあり、去年よりも千円ぐ...
図解知識ゼロからの現代農業入門(家の光協会)ちょっと前に「最新農業の動向と仕組みがよ~くわかる本」を読んだが、知識がない私にとって、読むのがしんどかった。もう少し簡単な本をということで、知識ゼロからでも読めるというこの本を読むことにした。確かに知識ゼロでも読める本である。農業とは?から始まり、農業を成立させるのに欠かせないのは、太陽光、土地、労働力であると、考えたら当たり前の話だが、このように要素...
今年になり、京都の金閣寺と、千利休のふるさと堺の利晶の杜で、茶の湯体験をしてきた。長女も、高校で茶道部に入ったらしく、妻に茶道の道具をそろえてもらい学校に持って行っていた。そんな茶の湯であるが、自分でも体験したく、お茶の道具を衝動買いしてしまって、先週金曜日に届いたので、早速お茶を入れてみることにした。Amazonで購入した茶道セット。本格的な茶碗で4,980円なり。こちらは「さかい利晶の杜」で購入した、堺...
現代民俗学入門(創元社)本屋でこの本が並んでおり、絵が可愛かったので立ち読みし、書いていることが面白かったので購入した。この表紙は特別カバー版らしく、Amazonには通常カバー版しか売られていないようである。さて、民俗学についてであるが、博物館に行くと、歴史的な展示とは別に民俗に関する展示が独立してあり、日本の昔ながらの風習とか、その地方独特の風習について学ぶことができる。この本にはそういったことも書か...
このブログであまり話していなかったが、うちの次女は自閉スペクトラム症(ASDのこと)で、かつ、幼少期の頃から勉強が苦手で学習障害の兆候もあるのではないかと、小学校に入るときは支援学級に入っていた。1~2年生のときはずっと支援学級で授業を受けていたのだが、3年生あたりから交流級という、障碍者が健常者の行く普通のクラスに出る取り組みに参加するようになり、5年生のときには籍は支援学級においているものの全授業交...
都知事選の告示日6/20に、選挙掲示板に貼るポスターでM時開脚した女性の胸と局部が候補者の顔になったエロポスターが話題になった。告示日から1夜あけた昨日、出社日だったので、会社付近のポスターがどんな感じか出社の際に見ることにした。こんな感じ。もちろんエロポスターは貼られていなかったし、テレビで報道していたような、左2列、右2列、下段をジャックしたNHK党のポスターは貼られてはいなかった。ポスター貼りは、候補...
ビッグデータ分析のシステムと開発がしっかりわかる教科書(技術評論社)私は主にSAP関連の仕事をしているが、最近は別の仕事もしており、関係する部署との打合せの中で「データレイク」というキーワードを聞いた。なんじゃそれ?ほのぼのレイクか?とか思ったのだが、調べてみると、ユーザが利用するデータ、例えばEXCELデータはもちろんのこと、画像や音声、動画などを貯めておくデータストレージということで、その部署というか私...
続・日本100名城、96番目の訪問は長崎県五島市にある福江城である。江戸時代、五島列島全域を福江藩が治めており、その藩主が五島氏であった。離島ということもあり、財政難のため築城ができなかったのだが、幕末になり、異国船の監視や海上防衛に備える目的で築城が許された。城は1863年と日本で最も新しく完成した城であったが、そのたった9年後の1872年に明治時代に廃城となる。福江城には、長崎や佐世保からフェリーを使って福...
9月に行くアウシュビッツ収容所が、どれだけひどい施設だったのかを知るために、ホロコーストに関する映画を色々みている。はじめて見る映画なのだが、実はこの映画には思い出がある。2009年、私がタイでプロマネをしていたプロジェクトがうまくいっておらず、グダグダになっているときに、別のプロマネと交代し、私の任務はというと日本に戻って、タイの工場の親会社の日本人マネージャーと日本からタイを支援することであった。...
私は、物心ついた時には歯の色が汚く、鶏が先か卵が先かの話なのだが、歯を磨くのが嫌いで、毎日歯を磨くということはなく、口の中が気持ち悪いなと思ったときにしか磨かず、3か月に1回の歯の健診を受けて歯石をとればいいかぐらいの認識だった。5月の末ごろに、3か月に1回の歯の健診に行ったときに、歯科衛生士の方から、甘いもの好きの典型的な歯の状態になっているということを告げられ、その理由を淡々と説明してくれた。歯と...
日本100名城、96番目の訪問は長崎県平戸市にある平戸城である。平戸城は、このあたりを支配していた松浦党の棟梁である松浦鎮信により1599年に築城を開始したが、松浦氏が豊臣政権での地位が確立されていたこともあり、徳川家康からの嫌疑を恐れた鎮信が1600年に城の一部を破却し、さらに1613年には火災により大半が破却したが江戸幕府の嫌疑の目をそらすため再建せず、居館を平戸港を挟んだ対面にある松浦史料博物館のある場所に...
昨日は、パシフィコ横浜で行われた「全公立展」に行ってきた。全公立展というのは、神奈川県下の公立高校の魅力を紹介するため、パシフィコ横浜で各高校のブースに行ってパンフレットをもらったり、先生や生徒さんの話を聞く催しである。本当は、妻と長女で行く予定だったのだが、今週後半から学期末試験ということで、定期試験近くの土曜日とか日曜日には、長女を連れて図書館の勉強に付き合っていることもあり、代わりに私が付き...
教養としての半導体(日本実業出版社)私はS&P500投資をやっているので、S&P500に直接影響するNASDAQのNVIDIAと、間接的に影響する台湾証券取引所のTSMCの決算ぐらいは気にしているのだが、もう少し詳細を見てみると、NASDAQのマイクロンやアプライドマテリアルズ、オランダのASMLなどの決算も、結構S&P500の指数に影響していることがあることがわかり、これらの株も気にしている。よく、半導体、半導体と言われるが、...
会社に出勤しているときには毎日使っているのに、乗り換えにしか使っていない京急蒲田駅。左翼のご活動のおかげで全国的に有名になった京急蒲タコハイ駅で前の日曜日に、蒲田餃子の「歓迎」という店の餃子を食べた。蒲タコハイ駅ではもう一つ「你好」という餃子屋の餃子も出していたのだが食べられなかったので、会社出勤日の昨日、会社帰りに寄ってみることにした。京急蒲タコハイ駅のイベントは終わったが、6/16まで蒲タコハイ祭...
9月に行くヨーロッパ旅行の予習のため、ナチス・ドイツによるユダヤ人への迫害に関する映画をどんどん見ている。ユダヤ人への迫害については、昭和の頃は結構「アンネの日記」に関する番組がテレビで放送されたりして、物語の顛末とかは把握していた。最近、中3の長女にアンネ・フランクって知っているかと聞いたところ、知らないという返事が返ってきた。確かに、ググっても最近アンネ・フランクの番組が放送されたのが、2009年と...
日本100名城、95番目の訪問は佐賀県唐津市にある名護屋城である。「なごや」というと、愛知県にあるあの名古屋を思い出す人がほとんどだと思うのだが、中学校の歴史の教科書の安土桃山らへんを見ると「名護屋」という地名があり、それが九州の北の方に表示されており、「なんじゃこりゃ」と思った人もいるのではないだろうか。日本人の一般的な認識はこの程度だと思うのだが、お城ファンの間では、結構大規模な城ということで知ら...
日曜日に京急蒲タコハイ駅から帰ってきて、次女と近所のスーパーに行きちょっと、月曜日の仕事をしようかなと思っていたところ、Windowsのパソコンのウィジェットに「関心領域」という単語がリコメンドされていた。そういえば、最近よく聞くワードだなと思いググってみると、ナチスのホロコーストをテーマにした映画で、触れ込みを見る限りでは、これは今の自分にとって一番見なければいけない映画なのでは?と思い、仕事はもう月...
私は週に2回会社に出社しており、京急線を利用している。品川駅でJRに乗り換えるのだが、5月ぐらいに「京急蒲タコハイ駅」と青い服を着た田中みな実がタコハイのグラスを持った看板がでかでかと飾られており、いつも品川駅を利用するときは、嫌でも目に入ってくるので、ふーんと思いながら、ちょっとうっとおしいかなと思いながら見ていた。この看板、私は実際には見なかったのだが、京急蒲田駅に行けば、駅の入口に通常なら「京急...
昨日は、長女が修学旅行ということと、妻も家にいるので、久しぶりに、1人で日帰り旅をしてきた。今回来たのは、立川である。立川はうちからは南武線1本で来れるので、電車に乗り、本を読みながらちょっとうたた寝してたら着く感じであるミス・ビドール号と少年をモチーフにしたモニュメント。1931年(昭和6年)に赤い機体のビドール号が立川に降り立った時に、空へのあこがれを抱いた少年の像。日本の首都空港というと、羽田と成田...
9月に行くポーランドの旅行の予習ということで、戦争中のナチス・ドイツのユダヤ人迫害に関する映画を見るためNETFLIXを検索すると、この映画が一番最初に出てきたので金曜日の夜長見ることにした。2時間29分ある映画だが、最初から最後まで集中してみることができた。・物語の最初、ユダヤ人が差別をされ始めるところ・差別がどんどん酷くなりドイツ兵に適当に選ばれた人たちが銃殺され るシーン。転がっている遺体が老若男女問...
9月のヨーロッパ旅行、最後に行く国がイギリスである。イギリスには16年前に妻とロンドンとカンタベリーに行った。この際、ロンドンの主要な観光地は周ったので、今回はヨーロッパ100名城訪問が主目的となる。ロンドンに行くのは、今回は飛行機を使ってアムステルダムのスキポール空港8:45発で、ロンドン ルートン空港に9:00着となる。15分で着くわけではなく、時差があるので1時間15分のフライト時間となる。ロンドン近郊には、ヨ...
SAP担当者として活躍するための ERP入門(秀和システム)私がSAPに携わって5年以上経過する。SAPに携わるまでは、業務システムについてはスクラッチ開発が多かったがSAPになって考え方を変えなければならなかったのは、決して、操作性や、利便性については深く追求せず、できるだけSAPの標準機能を使うFit to Standardの考え方である。とはいっても、どうしてもアドオンをしなければならない部分は出てくるのだが。この本では、SAPの...
ロケットの科学 改訂版(SBクリエイティブ)最近、船、飛行機、潜水艦といった乗り物に関する、科学的、工学的な本を読み漁っているが、ロケットについての本が図書館であったので借りて読んでみることにした。読みたかったのは、ロケットが飛ぶ仕組みについてで、以下のことが紹介されていた。・ロケットが宇宙空間を飛び出すために必要な第1宇宙速度(28,440km/h)と、 さらに、地球の引力の及ばない範囲まで飛び出すために必要な...
退職代行サービスというのは数年前からあったが、また最近、話題となっている。会社に対し自分の意思を告げられないから、こういったサービスに変わりに退職の意思を伝えてもらうという話である。なんでも、2万円程度で代わりをやってくれるのだとか。何本か動画を見てみたが、退職代行を使う理由はという問いに①辞めたいが行ったら上司に怒られるし言う勇気がないから②総務や人事の連絡先 連絡方法のアナウンスがなくどのように退...