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時蠅は矢を好む http://komattaze.blog.fc2.com/

旅の思い出、音楽、母親の認知症、自分の鬱病の他、日々の由無し事を書き綴った、50過ぎのオヤジの戯言

始めたばかりのブログです。50を過ぎても不惑には至らず、惑いまくるオヤジのタワゴト。何でもありのジャンルレス。初めて読まれる方は、先ずは「旅の記憶」からどうぞ。

トキバエ
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2014/04/08

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  • 老父と暮らす(その30) : やはり父は自閉症スペクトラムなのではないかと思う瞬間

    父は掃除が嫌いらしい。恐らくだが、僕がこの家に来る以前に、父が最後に自分の部屋に掃除機を掛けたのは、数年前……いや、ひょっとすると、父がこの家に引越して来てからの10年、一度も掃除機を掛けたことがないかもしれない。僕がこの家に来て以降は、僕がうるさく言うと父は嫌々ながら掃除機を掛けるのだが、父の部屋からの掃除機の音は、いつも数分で終わってしまう。何年も掃除機を掛けなかった部屋の掃除が数分で終わる訳はな...

  • 老人と暮らす(その28) : 終わり良ければ……

    この年末で父との同居を始めてから一年になる。母とはまた随分と異なる「人生の終局のパターン」を見ながら、色々と考えさせられる一年だった。最近の父を見ていて「幸せって何だろう?」と考えることがある。現在、実生活において、父は何の困難も不足も抱えていない。しかし、父が過ぎて行く毎日を幸せに過ごしているのかどうかはまた別問題だ。何をしている時に幸せを感じるかは人それぞれだろう。何度も書いているように父には...

  • 時が止まった部屋 遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし 小島美羽

    「時が止まった部屋 遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし 小島美羽(原書房刊)」、という本を読んだ。色々と考えさせられる興味深い本だった。※青字 ↑ をクリックすると原書房のサイトへ飛びます。この本の作者小島美羽さんは、孤独死・事故死など、室内で亡くなった人間の部屋の特殊清掃や遺品整理の仕事をされている若い女性だ。この本では、彼女が仕事を通して見た、様々な孤独死の現場やその背後の物語がミニチュ...

  • もらって困るお歳暮

    父のかつての職場の方で、いまだにお歳暮を贈って下さる義理堅い方がいらして、毎年、この時期になるとスモークサーモンが届く。スモークサーモン……頂いても持て余し気味になる食材だ。……我が家の場合は。あくまで僕の勝手なイメージだが、スモークサーモンというと、「パーティーで出て来る食材」というイメージがある。日本の家庭の食事、白飯や味噌汁と組み合わせるのには、なかなか難しい食材ではないだろうか? 醤油、味噌、...

  • 不幸な事件

    44歳の引きこもりの息子を殺害した元農林水産省の事務次官熊沢英昭被告に、懲役8年の刑が求刑された。「殺人」は、古今東西、どのような価値観の元においても、「絶対的な罪」であり、特殊なケース(正当防衛など)を除くと、どのような状況下においても、決して許されえない行いの一つだと思う(あ、死刑は議論の分かれるところですが……)。また、今回の事件の被害者の特殊な生活形態(引き込もり)や行動を引き合いに出して、被...

  • 百舌の早贄

    数日前、庭の木を見て回っていたら、家の横に生えているシマトネリコの2mほどの高さにある枝に何かがぶら下っているのを発見した。「?」と思って顔を近づけて見ると、それは干からびたムカデの死骸だった。ムカデがこんな場所まで独りで登って来てその場で息絶えたとは考えにくい。「ひょっとすると!?」と思ってネットで調べてみたら、やはりそれは「百舌の早贄(もずのはやにえ)」だった。昆虫・爬虫類・両生類などを捕らえて...

  • 我々に出来ることとは何か?

    前回のブログでも詳細した医師中村哲さんの追悼番組が昨晩放送されていた。番組では、医師である中村さんがアフガニスタンの砂漠地帯に用水路を造ろうと思い立った経緯や、実際に、地元の農民らの手伝いを受けて用水路を完成させる様子を紹介していた。細菌すら存在しないような不毛の砂漠が、中村さんたちの造った用水路のおかげで肥沃な緑野へと変わって行く様子は、僕の少ないボキャブラリーでは「感動的」としか表現できない。...

  • 中村哲医師の追悼番組が放送されます

    前回のブログで紹介した中村哲医師の追悼番組が、Eテレで明日23:00から放送されます。2016年に放送された「武器ではなく、命の水を」の再放送です。←クリックすると番組を紹介するNHKのHPに飛びます。この文章を読まれた方、何かの縁だと思って、是非ご覧になってみて下さい。...

  • やるせないニュース

    ネパールで5日ほどかけてプーンヒルという山までトレッキングをした時の話。山の中のとある宿に泊まった時、宿の主人が僕に二人の日本人男性のフルネームを言って、「オマエはこの二人を知っているか?」と尋ねて来た。もう、忘れてしまったが、僕の全く知らない名前だった。一人はタカハシナントカさんだったと思う。「誰ですか? それは」と宿の主人に訊くと。「二人は、この村に電気を引いてくれたんだ」と主人は答えた。ネパ...

  • 老人と暮らす(その28) : 昔取った杵柄(きねづか)

    先日、紅葉を見に行った時、香嵐渓は紅葉見物客で混雑していて、紅葉スポット近くの中心部には車が停められなかったため、少し離れた場所に車を停めることになった。「ここから歩いて紅葉を見て戻って来ると、そこそこの距離を歩くことになるなぁ……」と思ったので、車に乗せてあった杖(庭の木の枝を切ったもの)を父に渡した。すると、父は「杖があると歩きやすい」と言って、その「そこそこの距離(地図で見たら2キロ半くらい?...

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