昨日、4月17日の夜の11時過ぎ・・・。ベッドで横になって本を読んでいると、枕元に置いた携帯が『キュワキュワキュワ』と、なんとも恐ろしげな音をたてました。そう、緊急地震速報です。あわてて飛び起き、いつも持ち歩いているバッグに懐中電灯と飲み物のペットボトル
元警察官の司法書士が,相続,遺言,債務整理などの業務や,日々の生活を綴ったブログ
警察官から紆余曲折の後,個人事務所を開業 おかしいと思ったことや知っていただきたいことを中心に書いています。
昨日、4月17日の夜の11時過ぎ・・・。ベッドで横になって本を読んでいると、枕元に置いた携帯が『キュワキュワキュワ』と、なんとも恐ろしげな音をたてました。そう、緊急地震速報です。あわてて飛び起き、いつも持ち歩いているバッグに懐中電灯と飲み物のペットボトル
県外の実家の相続登記で、登記に必要な戸籍などの取得も依頼を受けました。依頼者は何年か前に本籍地をこちらに移してありましたが、被相続人である父親は実家を離れたことがないので、本籍地は多分実家の所在地ではないかとのことです。そのため、依頼者の戸籍から父親の戸
第2の定年を迎えたAさん・・・。のんびりした生活を始めた矢先に、見知らぬ人から1通の封筒が届きました。「何だろう?」と思いながら開封して中の書面を読んだところ、Aさんの母親が死亡して、母親名義の不動産について遺産分割協議をしたいと書かれていました(差出人
先週末、車で事務所に戻る途中で、コンビニに寄りました。道の向こう側には桜の木が並んでいて、花びらが風に舞っています。「今年もきれいやな・・・」なんて思いながら店の出入口に歩いて行くと、出入口近くの駐車スペースに、赤いこじんまりとしたバイクが止まっています
相続登記の義務化がスタートして、最初の相続登記の相談・・・相談者は70代後半の方で、未登記の不動産は20年以上前に死亡した父の名義で、相続人は、ほかに上二人の兄弟ということです。“どうすれば?” という求めに応じて、相続登記に必要な書類などを説明しました
今日は4月1日、新年度の始まりです。で、これに合わせたのかどうかはわかりませんが、女性の再婚と嫡出推定に関する改正が施行されます。これまで、婚姻から200日を経過した後、また、離婚から300日以内に生まれた子は、「夫の子と推定する」とされていました。これ
A子さんから離婚の相談・・・事情をお聞きするなかで、“ 自宅はご主人名義で、ご主人が借主の住宅ローンを返済中。A子さんはその連帯保証人 ” ということが出てきました。よくあるケースだと思いますが、なかなか厄介な状況です。そして、自宅と住宅ローンについて、現時
80代のAさんから遺言の相談を受けたときのことです。ひと通り説明が終わり、私が「あと、何か聞きたいことがあれば?」と言ったところ、Aさんが「そう言えば、土地を国に貰ってもらえるようになったんでしょう? むかーーし買うた山ん中の土地があるとですよ」と言われま
時々、契約関係から発生したトラブルについて相談を受けることがあります。先日も、「契約解除後の一定期間について利用料の支払いを求められている」という相談を受けました。このような相談を受けたときに最初にお聞きするのは、「契約書はありますか?」ということです。
昨年の夏の終わりに依頼を受けた自己破産の申立て・・・。依頼者は自営業の方なので、管轄の福岡地方裁判所では「管財事件」とするという運用がされています。そこで問題となるのが、「管財費用の予納」です。つまり、管財事件の場合には、申立書を提出して「管財事件とする
2月29日に、『あわや!! ~もらい事故の恐怖』という高齢者の運転について書きましたが、その後の出来事です。そのとき私は、片側一車線のほぼまっすぐな道を運転していました。いつもは車が多い道路ですが、たまたま私が流れの先頭で、後ろには少し離れて白い普通車が
不動産の所有者の氏名が変わった場合、氏名変更の登記が必要です。ただ、氏名が変わるのは、一般的には婚姻と離婚、養子縁組と離縁で、それ例外は家庭裁判所の審判ですから、住所変更の登記に比べると数は少ないと思います。先日、久しぶりに氏名変更の登記の依頼を受けまし
先日、不動産の住所変更登記の依頼を受けました。不動産登記では所有者の住所氏名が登記されていますが、登記された住所から引っ越したとか、結婚で氏が変わったという場合には、住所や氏名を変更する登記が必要です。ただ、これまで住所や氏名を変更する登記が必要な場合で
30年位前に亡くなった父親の相続登記の相談を受けました。不動産は相談者の実家の土地・建物で、登記情報で登記の状況を確認したところ、父親が実家の土地・建物を購入した際に登記された信販会社と保険会社の抵当権が登記されています。相談者にこの登記の状況を説明した
数日前に郊外の本屋に立ち寄りました。ここは広い駐車場があって、店舗と平行に前後に2台の駐車スペースがずらーっと何列も設けられています。そして2台の車が接する側に車止めが設置されています。私が空いた区画に左からバックで駐車しようと、そこを過ぎて右にハンドル
先日、離婚の相談を受けている時のことです。親権、養育費、財産分与とひと通り説明をして、「他に聞きたいことは・・・」と言ったところ、相談者から「夫の年金の半分がもらえると聞いたんですが?」と聞かれました。ははぁ・・・、年金分割ですね。これはあえて説明しなか
後期高齢者医療保険と介護保険の両方を利用し、8月から翌年7月までの1年間の自己負担額の世帯合計が高額となった場合、基準額を超えた額が還付される制度がありますが、この申請書が毎年2月中旬に届きます。今年も、昨年と同様に、私が後見業務で担当している3名の方に
いくつかの銀行と証券会社の相続手続の依頼を受けています。ネット銀行と私が依頼を受けたことのある証券会社では、相続手続はどこか1カ所で集中して受け付けているようで、このようなところでは、まず電話やネットでの手続の申込みから始まります。今回の某証券会社での手
2月13日の日本経済新聞電子版に、「成年後見人の一時利用可能に、法制審に諮問 現在は終身」という見出しの記事が掲載されていました。現在、成年後見制度(成年後見、保佐、補助)を利用すると、本人が死亡するか、判断能力を回復するまで利用をやめることはできません
前回、遺言書作成後に、遺言書に記載した相続人の氏名が変わった場合に作成し直す必要があるか、という記事を書きましたが、今回は遺言書つながりで、何年か前に経験した『誤記のある遺言書』についての話です・・・。この遺言書というのが、遺言者が自分で書かれた自筆証書
以前、遺言書を作成された方から、“ 子供(遺言書に記載した方)の名前が変わったが、遺言書は作り直す必要があるのか?” という問合せがありました。自分で作成する遺言書には遺言者の氏名は必要的記載事項で、さらに住所も記載するのが一般的です。また、遺言の内容や親
父親が死亡したAさん・・・。様々な事情があって父親とは疎遠だったそうで、残された相続財産はわずかの預金と200万円ほどの借金だけで、他に借金がある可能性もあるため、相続放棄をしたいということでした。そこで、お会いする際に、父親の通帳と借金の資料を持参して
ある依頼を受けると、同じような依頼を続けて受けることがあります。あまり続くと、「今月は〇〇月間?」なんて思ったりしています。で、1月下旬、NHK受信料の相談を受けたのですが、それから続けて2件、同じ相談を受けました。なんで?1件は電話だけで終わり、あとの
自営業者のAさんから、自己破産の申立ての依頼を受けました。破産事件の場合、本来、債権調査や申立人の財産の調査、そして財産の換価と債権者への配当などを行うために「破産管財人」が選任されます。そのため、申立人は、申立て後直ちに当面の破産管財人の報酬を予納しな
先日、家庭裁判所に対する自筆証書遺言書の検認の申立てについて説明しました。その中で「申立の費用が800円」という説明をしたところ、「結構安いんですね」と言われました。調停や審判、そして訴訟という裁判手続を利用する場合、裁判所に納める手続そのものの費用は、
20年以上前に死亡した祖父の相続人(厳密には代襲相続人です)のAさん・・・。祖父名義の土地とその上の建物の相続登記が終わっていない、とのことです。そして、この建物というのが築70年以上で、おまけに長年空家であったためにかなり老朽化していて、倒壊する恐れが
これは以前も書いた気がする話ですが・・・知り合いから、職場の同僚から聞いたと言って電話がありました。なんでも、その同僚(Aさん)の叔父さんが亡くなって、叔父さんには子供がいないためにAさんも相続人で、遠方の家庭裁判所から遺言書の検認期日の通知が来たそうで
知り合いのケアマネさんと話しているときのことです。そのケアマネさんが少し前から担当している高齢の方のことについて聞かれました。自宅で倒れて判断能力のない状態になってしまい、子供さんが手続きをして現在は施設に入所されていますが、施設費などは子供さんが支払っ
父親が亡くなったAさんから、相続に関する手続の質問というか相談というか・・・相続人は他に母親がいて、父親の財産は生命保険と銀行預金とのことです。Aさんは、まず保険会社に連絡をして死亡保険金を受け取り、次に銀行で相続手続をしようとしたところ、1枚の用紙を渡
昨年の12月に相続登記の相談を受けていました。相談者によれば、相続人があと二人いて、そのうちの一人が正月過ぎの3連休に帰省するので、その時に遺産の分割について話し合うとのことでしたので、相談者には相続手続きに必要な戸籍や遺産分割協議について説明をしていま
今年最初のブログです。いつもなら新年の挨拶から始めるところですが・・・、どうなっているんですかね?世の中というか? 日本というか?元日に能登半島で大地震が発生したかと思うと、2日には羽田空港で航空機の衝突事故が発生し、3日には北九州の魚町銀天街の一角の鳥
気がつけば、もう12月28日・・・。今日が年内最後の営業というところが多いのではないでしょうか?当事務所でも・・・と続くところでしょうが、なにせ個人事務所の労働環境、もう少し、年内の仕事が続きそうです。このブログをお読みの皆さんは、今年はどんな年でしたか
昨日のNHKのニュースで放送されていたのですが・・・亡くなった人に相続人がいない場合、その人が残した財産の清算のために相続財産清算人という人が選任されます。そして、相続財産清算人が清算手続を行い、残った財産は最終的に国庫に帰属することになっていますが、国
先日、是非とも出席したい研修会がありました。早めに事務所を出て、JRで博多駅ビルにある会場に向かいました。そして、列車が博多駅に着いて改札を出た途端、どこかで見ていたかのようにマナーモードにしている形態が振動しました。「だれ?」と思いながら携帯の画面を見
ごくまれに、過払い金返還請求の依頼を受けることがあります。この依頼を受けたときは、まず、消費者金融会社などの相手方から依頼者との取引履歴を取り寄せて、貸出と返済の記録を再計算用のソフトに入力します。再計算用のソフトの利息は利息制限法が定める制限利率になっ
1年前に弟さんが亡くなったというAさん・・・。弟さんには子供がいないため、その奥さんとAさんが相続人となり、Aさんは「(弟さんの)嫁さんに自分はいらんと言って相続を放棄した」そうですが、数日前に、ある会社から弟さんの借金の返済について話をしたいという内容
先週の土曜日、私が大学時代に何かの気の迷い(?)で入ってしまった落研の忘年会でした。大学生活は名古屋で送ったのですが、落研の同級生が福岡に私を含めて3人いて、佐賀に先輩が1人いらっしゃいます。これまで忘年会なんてやってなかったのですが、11月中旬に佐賀の
ある日の夕方、ネットで仕事で使う本を探していました。あるサイトでは在庫切れでしたが、ア〇〇ンには在庫があったので、そのまま注文することにしました。入力を進めて行くと、配達方法がデフォルトで「お急ぎ便」が選択されていて、これなら明日届くとなっています。しか
70代後半と思われる方から、「貸したお金を返してくれない」という相談を受けました。貸した相手は近くの知り合いで、合計3回、80万円を貸したということです。個人間のお金の貸し借りでは「借用証書」などの書面がないことが多いのですが、今回は相手が署名・捺印した書面
土地とその上の建物の相続登記の依頼を受けました。今回の物件は古くからの建物が密集しているところにある一戸建てで、その地域は住居表示が実施されています。相続人が取得された「名寄帳の写し」には、土地 A市B三丁目1242番1建物 A市B三丁目1242番地1
仕事で戸籍や戸籍の附票、そして住民票を請求することがあります。請求先が近くの自治体であれば直接窓口で請求しますが、遠方であれば郵送で請求することになるので、この場合は手数料分の郵便小為替を同封する必要があります。戸籍の手数料は「地方公共団体の手数料の標準
10年ほど前に父親が亡くなったというAさん・・・。父親名義のままになっている実家の相談を受けました。Aさんによれば・・・、母親は早くに亡くなっていて、相続人は他に兄弟のBさんがいます。そして、父親が亡くなって独身のBさんは実家に住み始めたため、Aさんは2
司法書士という仕事柄、不動産の売買(決済)に立ち会うことがありますが、不動産の所有者が売却しようと思っても、それが売却できるかどうかは、タイミングというか、偶然の産物だと感じています。先日、私の出身地である嘉麻市の不動産の決済に、嘉麻市まで行ってきました
6月8日に、自宅で独り暮らしをされている高齢のAさんに施設の玄関で入所を拒否され(『大どんでん返し・・・ ~後見業務』)、続いて10月12日に、そのAさんがまた施設入所の意思を示されたという話を書きましたが(『今度こそ施設入所?! ~後見業務』)、その続
突然ですが、皆さんは文章を書くことは得意ですか?文章と言っても、フォーマットがあって単に単語を入れ替えるだけのようなものから、自分の考えを相手に伝えるために一から作成するようなものまでいろんな種類のものがありますが、ここで言っているのは後者の文章です。自
何年も前から読んでみようと思っていた本がありました。(出版された年を確認したら、2016年でした)海外のベストセラーの日本語版で、上巻・下巻あわせて約600ページで、4千円少々という代物です。最初に見かけたときに「おっ!」と思ったのですが、その時は荷物が多かった
3年前に父親が亡くなったというAさん・・・。父親名義の実家の相続登記をしていないそうで、来年4月の相続登記の義務化の前に相続登記をしたい、という電話がありました。その電話で簡単にお聞きしたところによると、相続人は母親とAさんら3人の子供で、実家には母親が
地元の春日市と北側の福岡市との境目辺りに、地元で「開かずの踏切」といわれている踏切があります。この踏切は車両基地が併設されている駅のすぐ北側にあって、駅では車両の連結や切り離し、さらには特急や快速の追い越しがあるので、ここで引っかかると、かなり待たされる
先週の金曜日に地元の社会福祉協議会主催の「市民福祉講座」で、『成年後見制度のきほんの “ キ ” 』というテーマで話をさせてもらいました。最初に話をいただいたのが今年の梅雨頃で、8月にテーマを含めて正式な依頼を受けました。社協の担当者の方によれば、日頃の活動
高齢のAさんからの相談・・・Aさんには、BさんとCさんという二人の子供がいらっしゃいますが、Bさんからは散々迷惑をかけられて、ここ10年位は顔も合わせていないそうで、Bさんには自分の財産を渡したくないと思っているそうです。で、友人と相続の話題になったとき
Aさんから、「母の遺産分割について相談したい」という電話・・・後日、Aさんにお会いして詳しいお話を聞きました。Aさんの母親は半年前に亡くなり、相続人は他に兄弟のBさんとCさんで、遺産は2つの金融機関の預貯金ということです。協議の状況を伺うと、もともと母親
今週の初めのことです。福岡市の天神に行ったのですが、約束まで少し時間があったので、いつものように大型書店に入りました。新刊のコーナーを見て回っているとそろそろいい時間になったので、最後に六法のコーナーを見ていくことにしました(購入は次の機会の予定)。2階
14日の土曜日は太宰府市での相談会の担当でした。この相談会は、司法書士会の南支部の主催で毎月第二土曜日に実施されています。(詳しいことは市の広報誌をご覧ください)ここでの相談会はパーテーションで目隠しをした2つのブースを設置していますが、新型コロナ以降、
4か月程前の6月8日に、後見業務で、“ 施設入所をそこの玄関で本人が拒否した ” という話しを書きました。その主人公である高齢のAさん・・・。結局、親族の関与がない自宅での独り暮らしに戻ったわけですが、認知症の症状は少しずつ進んでいるようで、「エアコンのリモ
この三連休、いかがお過ごしでしたか?福岡では、小雨交じりであまり天候には恵まれませんでした。そんな連休中のある日、実家に立ち寄りました。玄関を入ろうとすると、玄関前に長さが5,6センチ、幅が1センチ位で、銀色の物が落ちているのに気づきました。まるで右手の
先日、相続人全員が揃うということで、遺産分割協議書の署名と押印で依頼者のお宅に行きました。これまで何度かこの依頼者のお宅に行っていますが、その時はそこの駐車場に車を止めていましたが、今回は相続人がいらっしゃるということで、私は近くのコインパーキングに車を
今朝はいつもより早く目が覚めたので、コーヒーを飲みながら寝ぼけまなこでネットで新聞を閲覧していたところ、読売新聞のトップページの記事の見出しで一気に目が覚めました。その目が覚めた見出しというのが、『手書きが義務の「自筆証書遺言」パソコンで作成可能に…』で
声の様子から70過ぎと思われる方から電話がありました。同居している息子さんに借金があって何とかしてやりたいと言われました。このブログでも書いたと思いますが、家族からの債務整理の相談、たまに受けることがあります。ただ、本人が何とかしようと思わない限り、成人
皆さんの趣味って何ですか?私はただただ、本を読むことです。歴史小説や、ミステリー、ノンフィクションを中心に、手当たり次第に読んでいますが、ただ、最近はこらえ性がなくなったのか、途中で挫折する本が増えています。還暦を過ぎて、少しでも時間があればすぐに本を開
父親が死亡したAさん相続人は自分と兄のBさんの二人ということですが、Bさんはいろいろな事情があって20年位前から音信不通で、わかっていることは離婚されているということだけです。そのため、先ずBさんを探すために戸籍を追いかけて、現在の戸籍と附票(住所が記載
ある日の午後、事務所にかかってきた電話・・・受話器を取ると、「シハライトクソクについて聞きたいんですが」と言われました。支払督促・・・一般的には聞きなれない言葉かもしれませんが、ある種類の債権(金銭の支払いを求める債権など)について、簡易裁判所の裁判所書
久しぶりに任意後見の相談を受けました。相談者は80代のお母さんと50代の娘さん・・・。娘さんによれば、お母さんが友達と高齢者向けの何かのセミナーに行かれたそうで、そこで “ これからは信託か任意後見が必要 ” という話があったとのことで、それからお母さんが「
知り合いに贈り物を考えていましたが、これがなかなか難しい・・・。相手の好みもあるし贈る私の好みもあります。そして、飾ることを優先するかそれとも使うことを優先するか、などなど・・・。その結果、思いついたのが小石原焼・・・福岡の伝統工芸品の一つで、『飛び鉋』
新しく取得した登記情報に、5,6年前に登記した相続登記が記載されていないという昨日の記事の続きです。結論は、表題にも書いたように私が使っている業務用ソフトの誤作動でした。大山鳴動して鼠一匹・・・、ホント、なんで?って感じです。申請書作成の流れを簡単に説明
友人から抵当権の抹消登記の依頼を受けました。今回抹消する抵当権が登記されている不動産は、5,6年前に、私が、父親からその友人の名義に相続登記をしています。銀行から渡された抹消関係の書類は郵送するということで、9月1日の金曜日の夕方遅くにその書類を受け取り
先日、依頼を受けて、家庭裁判所に調停の申立書を作成して提出しました。民事訴訟や調停を申し立てるときは、裁判所からの郵便物を受け取る場所と受取人を書面で届け出るようになっています。(前者を送達場所、後者を送達受取人といいます)今回の依頼者は仕事で不在がちの
「父が亡くなったので、家の名義変更を・・・」という電話で、Aさん、Bさん2人のご兄弟とお会いしました。相続人は他に母親がいて、相続財産は父名義の一軒家だけで、この家はAさんが相続するということです。であれば、3人の相続人の遺産分割協議で・・・ということに
ガソリンが高いですね。私の車は小型のレギュラーガソリンの車で、比較的燃費はいいと思うのですが、給油するたびに「また上がった」と思っています。ただ、決まったスタンドで入れているわけではないので、その時選んだスタンドが高かったということもあるかもしれませんが
今、普段の生活や仕事の上で、携帯電話(以下「携帯」)が手放せなくなっていますよね。30数年前に携帯が出現したときは、厚めの辞書のような携帯を肩からぶら下げて歩いている人を時々見かけましたが、今はシャツの胸ポケットに収まる大きさと厚さになって、ほとんどの人
遺産分割の調停申立の依頼・・・相続人間で話をしたそうですが、それぞれが言いたいことを言って話がまとまりそうにないため、調停の申立を考えたというです。そこで、申立の一件書類を作成するために事情を聞いたのですが、依頼者も他の相続人に言いたいことが山ほどあるよ
数年前に協議離婚をしたAさんからの相談・・・離婚の際に、当事者の協議で小学生の子供の親権者は元の奥さんで、養育費は月〇万円と決めて、養育費をきちんと支払ってきたそうです。しかし、最近になってAさんは子供がいる人と再婚を考えるようになり、再婚後の生活を考え
台風6号が通過したと思ったら、台風7号が東海から近畿地方を直撃しそうですね。それもお盆に・・・。お盆休みを利用して帰省や旅行を予定されている方は、台風7号の進路が気が気じゃないと思います。で、当事務所のお盆期間の予定ですが、11日の山の日から15日までお
沖縄に甚大な被害をもたらした台風6号・・・西の中国方面に向かうと思いきや、東に向きを変えて奄美大島の南東に進み、これから九州の西側を北上するという予報が出ています。この台風は特に風が強いようで、停電や断水が発生したほか、家の屋根が飛ばされたり、車がひっく
「女性もすぐに再婚できるんですよね?」離婚について相談を受けていたA子さんからの質問・・・現在、民法によって、女性だけ離婚後100日間は再婚できないという制限があります。これを再婚禁止期間とか、待婚期間と言っています。もともとこの期間は300日と定められ
3年位前まででしょうか、私、ぬか漬けをやっていました。あの無印で売っている “ 発酵ぬかどこ ” を買ってきて、2年位やっていました。無印のぬかどこは週に1回手入れをすればよかったので、手軽にできるものでした。しかし、やっているうちに野菜の水分が出てきてしま
今日の話は、書くかどうかさんざん悩んだのですが、後見業務を行っている方や親族の世話をしている方の参考になるのではないかと思い、書くことにしました。話の主人公はこのブログで6月8日に取り上げたAさん・・・高齢で自宅で独り暮らしで、施設入所を承諾されたものの
今、話題(?)になっている〇ッグモーター・・・実は・・・、5,6年前になりますが、事務所から10分くらいのところにある店舗を修理と車検で2回、利用したことがあります。もともと、25年ぐらい前に知り合いからディーラーを紹介してもらって新車を購入して以来、ず
某日の土地の決済・・・。仲介業者の方によれば、偶然にも売主さんと買主さんはもともと面識があって、現金決済のためその業者さんの事務所が決済場所とのことでした。そのため、売主と買主に面識がなく、売買代金の支払いに金融機関の融資を利用するため、金融機関が決済場
私が事務所として借りているワンルームマンション・・・ここで夏になると、どこからともなく現れるのが「コバエ」です。数はそんなに多くないのですが、気がつけば1匹か2匹、壁にとまっています。どこから来るんでしょうか?あっ、もう何年も前に、一度「G」も出ましたが、
半年前に父親が亡くなったAさん・・・最近、父親に借金があったことがわかったので、相続放棄をしたいということです。事の経緯を尋ねると、3週間ほど前に債権回収会社から亡くなった父親宛に「債権の譲渡を受けたので〇万円を支払うように」という催告書が届いて、借金が
最近、毎年のように繰り返されるようになった大雨とそれに伴う災害・・・福岡では先週から雨が続いていましたが、今朝、朝倉市と東峰村に「大雨特別警報」がでました。この地域は平成29年にも土砂災害に見舞われて、やっと復旧工事が終わりそうなところまで来ていましたが
もう1か月前になりましたが、6月1日に「URの買戻特約の抹消」についての記事を書きました。その記事は、『4月1日から10年を経過した買戻特約は所有者だけで抹消できるようになったが、URが実費だけで抹消するという制度はなくなったの?』というもので、結論は、4月
父親の相続で相続放棄を考えているという、Aさん兄弟・・・理由は、父親が共有している利用価値のない土地(傾斜地)があるため、その負担を自分の子供たちに引き継ぎたくないから、と言われました。問題の共有地は、もともとAさんの祖父の所有で、40年位前の祖父の相続で
最近、父親が亡くなったAさん・・・。母親は早くに亡くなっていて、子供はAさんのほかにBさんがいましたが、Bさんは結婚をして子供(Cさん)が生まれてすぐの20年以上前に亡くなっているそうです。そして、Aさんと父親はCさんを最後に見たのが葬儀の席で、それから
最近、父親が亡くなったというAさん・・・市役所で父親の死亡にともなう様々な届出をしていると、固定資産税の滞納があることがわかったそうです。父親名義の不動産は自宅の土地建物だけのはずで、父親の通帳からは固定資産税が引き落とされていて、生前に別の不動産や滞納
先日、公正証書遺言の作成でした。今回の遺言者は外出することが困難なため、公証人に自宅まで出張していただくことになりました。公証人とは近くの駅で待ち合わせていたので、その前に自宅に立ち寄って、本人、親族、証人の方に作成の流れを簡単に説明して、最後に「ご本人
Aさんから、「遺産分割の話し合いに同席してください」という電話がありました。その相続というのが3年位前にAさんの父が死亡したことによるもので、相続人は母とA・B2人の子供です。今年の春にAさんから「Bが勝手なことを言って、話がまとまらない」という相談を最
Aさんから依頼を受けた相続登記・・・複数の相続人間の遺産分割協議がまとまらず、他の相続人が弁護士に依頼されたそうで、その弁護士がリードして話がまとまったそうです。相続財産には複数の不動産があって、それぞれ別の相続人が取得することになったため、他の相続人が
6月9日(金)の早朝、私が後見業務で担当している方がお亡くなりになりました。この方は親族がいないために、市長の申立てによって成年後見が開始し、開始と同時に私が成年後見人に就任したので、6年以上担当していました。思い返してみると、この方は施設への入所や変更
高齢の男性で、自宅で独り暮らしのAさん・・・。少し離れたところに親族がいらっしゃいますが、複雑な経緯があって親族の協力が得られないため、市長申立てによって私が後見業務を担当することになりました。この申立ての理由の一つに「施設入所」がありました。そこで、就
5月15日に、後見業務で担当している方の利用明細書の送付先を変更したくて某大企業(A社)に連絡をいれたが、A社から約束した連絡をもらえないという記事を書きました。で、前回の記事の最後の電話で、A社から送られて来た「変更請求書」にはどこを変更したいのかだけ
抵当権の抹消の依頼を受けて登記簿(今は登記情報が正確な表現ですが)を確認したところ、土地と建物の両方に「買戻特約」の登記が残っていました。この「買戻特約」とは、不動産の売買契約と同時にされる契約で、一定の期間内に、売買代金と契約費用を支払えば、売主が不動
県外にある父親名義の実家(土地・建物)の相続登記の依頼・・・相続関係をお聞きした後、依頼者がお持ちだった登記事項証明書と固定資産税の納税通知書の課税明細書を確認しました。登記事項証明書によると、土地・建物とも昭和50年代に「相続」によってお父さんが取得さ
後見業務で担当している80代の男性のAさん・・・自宅で独り暮らしをされて来ましたが、ケアマネや主治医など関与している方の意見を聞いたうえで、自宅での生活は限界だと判断しました。できれば自宅近くでと思い、距離を最優先に受け入れてくれる施設を探して、やっと、
自宅マンションの抵当権の抹消についての問合せ・・・。手続の流れについて説明すると、「いつまでに・・・」と聞かれました。抵当権の抹消に期限はないので、そのようにと答えると、どこか安心されたような感じで、「主人が入院しているので」と言われました。「あー、所有
80代のAさん・・・最近、自分の『終活』を真剣に考えるようになったそうです。Aさんは生涯独身で子供がいないため、何人かの兄弟が相続人になりますが、自分の財産はすべて、すぐ上のBさん一人に相続してほしいため、この内容で遺言書を書こうと思ったそうですが、Bさ
後見業務で担当している方に某大企業(A社)への支払いがあるのですが、利用明細書の送付先を私に変更してもらおうと考えました。それでA社の ” お客様センター ” に電話をかけたのですが、これがつながるまでが大変・・・。(大企業あるあるです)まー、全国から電話を
ある火曜日の夕方遅く、「すぐに公正証書遺言を作りたい」という電話がありました。「すぐに?!」という言葉に驚いて聞き返すと、「今度の土曜日まで」と言われました。なんでも、急に今度の土曜日に子供が全員帰って来ることになったので、そこで自分の遺言を説明して、後
先日、遺産分割協議書と委任状に署名・押印をいただく段階で、新たな相続不動産が見つかったという話しを書きました。この見つかった不動産というのが20坪足らずの山林と雑種地の持分で、登記情報と地図で確認したところ山林を区画(分筆)して分譲されたようで、雑種地の
最近、遺言書による相続登記が増えているように感じます。また、それに合わせてと言いますか、遺言書に関する相談も増えています。遺産をめぐって相続人間で争いが起こる恐れがあるかどうかにかかわらず、「この財産は誰が引き継いでほしい」という思いがおありであれば、ぜ
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昨日、4月17日の夜の11時過ぎ・・・。ベッドで横になって本を読んでいると、枕元に置いた携帯が『キュワキュワキュワ』と、なんとも恐ろしげな音をたてました。そう、緊急地震速報です。あわてて飛び起き、いつも持ち歩いているバッグに懐中電灯と飲み物のペットボトル
県外の実家の相続登記で、登記に必要な戸籍などの取得も依頼を受けました。依頼者は何年か前に本籍地をこちらに移してありましたが、被相続人である父親は実家を離れたことがないので、本籍地は多分実家の所在地ではないかとのことです。そのため、依頼者の戸籍から父親の戸
第2の定年を迎えたAさん・・・。のんびりした生活を始めた矢先に、見知らぬ人から1通の封筒が届きました。「何だろう?」と思いながら開封して中の書面を読んだところ、Aさんの母親が死亡して、母親名義の不動産について遺産分割協議をしたいと書かれていました(差出人
先週末、車で事務所に戻る途中で、コンビニに寄りました。道の向こう側には桜の木が並んでいて、花びらが風に舞っています。「今年もきれいやな・・・」なんて思いながら店の出入口に歩いて行くと、出入口近くの駐車スペースに、赤いこじんまりとしたバイクが止まっています
相続登記の義務化がスタートして、最初の相続登記の相談・・・相談者は70代後半の方で、未登記の不動産は20年以上前に死亡した父の名義で、相続人は、ほかに上二人の兄弟ということです。“どうすれば?” という求めに応じて、相続登記に必要な書類などを説明しました
今日は4月1日、新年度の始まりです。で、これに合わせたのかどうかはわかりませんが、女性の再婚と嫡出推定に関する改正が施行されます。これまで、婚姻から200日を経過した後、また、離婚から300日以内に生まれた子は、「夫の子と推定する」とされていました。これ
A子さんから離婚の相談・・・事情をお聞きするなかで、“ 自宅はご主人名義で、ご主人が借主の住宅ローンを返済中。A子さんはその連帯保証人 ” ということが出てきました。よくあるケースだと思いますが、なかなか厄介な状況です。そして、自宅と住宅ローンについて、現時
80代のAさんから遺言の相談を受けたときのことです。ひと通り説明が終わり、私が「あと、何か聞きたいことがあれば?」と言ったところ、Aさんが「そう言えば、土地を国に貰ってもらえるようになったんでしょう? むかーーし買うた山ん中の土地があるとですよ」と言われま
時々、契約関係から発生したトラブルについて相談を受けることがあります。先日も、「契約解除後の一定期間について利用料の支払いを求められている」という相談を受けました。このような相談を受けたときに最初にお聞きするのは、「契約書はありますか?」ということです。
昨年の夏の終わりに依頼を受けた自己破産の申立て・・・。依頼者は自営業の方なので、管轄の福岡地方裁判所では「管財事件」とするという運用がされています。そこで問題となるのが、「管財費用の予納」です。つまり、管財事件の場合には、申立書を提出して「管財事件とする
2月29日に、『あわや!! ~もらい事故の恐怖』という高齢者の運転について書きましたが、その後の出来事です。そのとき私は、片側一車線のほぼまっすぐな道を運転していました。いつもは車が多い道路ですが、たまたま私が流れの先頭で、後ろには少し離れて白い普通車が
不動産の所有者の氏名が変わった場合、氏名変更の登記が必要です。ただ、氏名が変わるのは、一般的には婚姻と離婚、養子縁組と離縁で、それ例外は家庭裁判所の審判ですから、住所変更の登記に比べると数は少ないと思います。先日、久しぶりに氏名変更の登記の依頼を受けまし
先日、不動産の住所変更登記の依頼を受けました。不動産登記では所有者の住所氏名が登記されていますが、登記された住所から引っ越したとか、結婚で氏が変わったという場合には、住所や氏名を変更する登記が必要です。ただ、これまで住所や氏名を変更する登記が必要な場合で
30年位前に亡くなった父親の相続登記の相談を受けました。不動産は相談者の実家の土地・建物で、登記情報で登記の状況を確認したところ、父親が実家の土地・建物を購入した際に登記された信販会社と保険会社の抵当権が登記されています。相談者にこの登記の状況を説明した
数日前に郊外の本屋に立ち寄りました。ここは広い駐車場があって、店舗と平行に前後に2台の駐車スペースがずらーっと何列も設けられています。そして2台の車が接する側に車止めが設置されています。私が空いた区画に左からバックで駐車しようと、そこを過ぎて右にハンドル
先日、離婚の相談を受けている時のことです。親権、養育費、財産分与とひと通り説明をして、「他に聞きたいことは・・・」と言ったところ、相談者から「夫の年金の半分がもらえると聞いたんですが?」と聞かれました。ははぁ・・・、年金分割ですね。これはあえて説明しなか
後期高齢者医療保険と介護保険の両方を利用し、8月から翌年7月までの1年間の自己負担額の世帯合計が高額となった場合、基準額を超えた額が還付される制度がありますが、この申請書が毎年2月中旬に届きます。今年も、昨年と同様に、私が後見業務で担当している3名の方に
いくつかの銀行と証券会社の相続手続の依頼を受けています。ネット銀行と私が依頼を受けたことのある証券会社では、相続手続はどこか1カ所で集中して受け付けているようで、このようなところでは、まず電話やネットでの手続の申込みから始まります。今回の某証券会社での手
2月13日の日本経済新聞電子版に、「成年後見人の一時利用可能に、法制審に諮問 現在は終身」という見出しの記事が掲載されていました。現在、成年後見制度(成年後見、保佐、補助)を利用すると、本人が死亡するか、判断能力を回復するまで利用をやめることはできません
前回、遺言書作成後に、遺言書に記載した相続人の氏名が変わった場合に作成し直す必要があるか、という記事を書きましたが、今回は遺言書つながりで、何年か前に経験した『誤記のある遺言書』についての話です・・・。この遺言書というのが、遺言者が自分で書かれた自筆証書
昭和50年代の終わりに死亡した父親名義の不動産の相続登記の依頼・・・不動産の登記情報を確認したところ、昭和50年代の初めに登記された抵当権の登記があり、債務者はこの依頼の被相続人である父親で、抵当権者は保険会社のA社となっています。父親への所有権移転登記
古くからの住宅街にお住まいのAさん・・・自宅の敷地にお隣のBさんの土地が食い込んだような状態になっているそうで、Bさんからは5年以上前にその部分を「やるよ」と言われたそうですが、どの様な手続きをするのかがわからず、「そのうちに」と思っていたところ、最近B
知り合いのAさんからの相談・・・AさんにはBさんという遠縁にあたる人がいるそうですが、Bさんは4軒長屋の端の一軒を買われたそうで、その買った家を取り壊して、そこに新しく家を建てるつもりだそうです。新しい家の設計図も出来上がり、もうすぐ家の解体に取り掛かる
Aさんから依頼を受けた、父親のBさんに対する成年後見の申立て・・・Bさんは認知症で、昼間はデイサービスとヘルパー、夜間はAさんの助けを借りて所有する自宅で一人暮らしをされていますが、年金だけでは生活が成り立たないため、金銭面でもAさんが助けているそうです
もう4年前のことですが、Aさんから債務整理の相談を受けました。その時、Aさんは生活保護を受給し始めたばかりで、それまで生活費として借り入れた債務の返済ができないという内容でした。このような状況では債務を返済できるはずはないため、法テラスを利用して自己破産
はい、やってしまいました。久しぶりの「補正」です。「補正」というのは、法務局に提出した登記申請書やその添付書類に不備や不足があるために、登記官からその是正を指示されることです。これは司法書士として恥ずかしいことですが、今後の戒めとして、今日は、この話です
3月下旬・・・。福岡では桜が満開となり、司法書士は今月中の不動産登記の申請に気を揉む時期となりました。なぜなら、不動産登記には固定資産評価額に一定の税率をかけて登録免許税を計算して納付するものがあり、令和4年度の評価は今月いっぱいまでしか使用することがで
自分で書いた遺言書(自筆証書遺言書)を法務局で保管してくれる「自筆証書遺言書保管制度」を利用したいという相談がありました。自筆証書遺言書は、遺言が効力を生じた後、つまり遺言者が死亡した後、家庭裁判所で『検認』という手続が必要なため、この手続が終わるまで遺
40代のAさん・・・Aさん宅に隣接する兄のBさんの土地を借りて、そこに倉庫を建てているそうですが、父親の相続をきっかけにしてBさんとの関係がこじれてしまい、Bさんから「今後、一切付き合わない」として、土地をすぐに返すように言われたが、どうしたらいいのか・
ついこの間、新年を迎えたと思ったら、もう3月の中旬・・・昨日は1時間くらい車を走らせて郊外に出かけたのですが、もうそこまで春が来ているようで、エアコンを入れる日もそう遠くないようです。で、田んぼの脇に車を止めて依頼者のお宅に歩いていると、道端に大きな桜の
先週、快晴の日の10時頃のことです。私が保佐人をしているAさんの担当ケアマネージャーから電話がありました。Aさんは自宅で独り暮らしをされていて、今頃はデイサービスのはずです。「何事?」と思いながら電話に出ると、「Aさんがいません」というケアマネの声が聞こ
自筆証書、つまり遺言者が自分で作成された遺言書は、遺言者が死亡した後、家庭裁判所で『検認』という手続きが必要で、『検認』を受けていない自筆証書による遺言書では、相続手続きができません。この『検認』は、検認の日(期日)における遺言書の形状の確認手続きと考え
高齢のAさん・・・二人の子供がいるそうですが、いろいろな事情があって、そのうちの一人と40年以上音信不通だそうです。現在はもう一人の子の助けを借りながら自宅で独り暮らしをされていますが、これから先、自分の判断能力がなくなったり、死亡した場合に、音信不通の
Aさんから、「父親が10年くらい前に亡くなり、実家の相続登記をしていない」という電話がありました。それで、まずAさんの手元にある書類を見せていただいて、不足している書類や今後の流れを説明することになりました。後日、Aさんにお会いして話をうかがったところ、
60代のAさんからの相談・・・Aさんは3人兄弟ですが、5位前に父親から公正証書遺言書を見せられたそうです。内容は、『自宅は妻に相続させる、〇〇銀行の預金はAに相続させる』というものでした。その時、〇〇銀行の通帳には数百万円の残高があったそうですが、最近、
3人兄弟の末っ子のAさん・・・半年前にすぐ上のBさんが亡くなり、Bさんには配偶者も子供もいないため、一番上のCさんとともに、Bさんの相続人になりました。最近、これからBさんの法事をどうするかと言う話になったときに、Cさんから、“ これからBの法事は自分がや
「友達にお金を貸したが、返してくれない・・・」今までに何件か受けたことのある相談で、先日もこの相談を受けました。で、私が受けたこの相談に共通しているのが、『貸付に関する書面がない』ということです。「友達なのに借用書を書いてくれというのは、信頼していないと
平成の初めにA、B、C の3人の兄弟で相続した土地・・・その後、甲がAを相続し、乙がBを相続しました。そして、何年か前に C が死亡しましたが、C は生涯独身で子供もいなかったため、甲と乙が C の代襲相続人となりました。つまり、その土地は甲と乙、そして C の
先月ご主人が亡くなられた方から、今後の手続きについて聞きたいという電話がありました。日時を調整して、ご自宅をお訪ねしました。最初に相続関係や相続財産をお聞きした後、遺言書の有無を確認すると、亡くなる数日前に遺言書を書かれたそうです。ならば、今後の手続きは
先日、法テラスの電話相談の担当でした。この相談は予約制で、法テラスの事務所で相談予定の一覧表をみると、そのうちの1件が「消費者金融から勝手に〇千円が振り込まれて、〇万円を返すように 言われている」と書いてありました。誤振込の事案? そういえば、少し前に給