昨日、4月17日の夜の11時過ぎ・・・。ベッドで横になって本を読んでいると、枕元に置いた携帯が『キュワキュワキュワ』と、なんとも恐ろしげな音をたてました。そう、緊急地震速報です。あわてて飛び起き、いつも持ち歩いているバッグに懐中電灯と飲み物のペットボトル
元警察官の司法書士が,相続,遺言,債務整理などの業務や,日々の生活を綴ったブログ
警察官から紆余曲折の後,個人事務所を開業 おかしいと思ったことや知っていただきたいことを中心に書いています。
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昨日、4月17日の夜の11時過ぎ・・・。ベッドで横になって本を読んでいると、枕元に置いた携帯が『キュワキュワキュワ』と、なんとも恐ろしげな音をたてました。そう、緊急地震速報です。あわてて飛び起き、いつも持ち歩いているバッグに懐中電灯と飲み物のペットボトル
県外の実家の相続登記で、登記に必要な戸籍などの取得も依頼を受けました。依頼者は何年か前に本籍地をこちらに移してありましたが、被相続人である父親は実家を離れたことがないので、本籍地は多分実家の所在地ではないかとのことです。そのため、依頼者の戸籍から父親の戸
第2の定年を迎えたAさん・・・。のんびりした生活を始めた矢先に、見知らぬ人から1通の封筒が届きました。「何だろう?」と思いながら開封して中の書面を読んだところ、Aさんの母親が死亡して、母親名義の不動産について遺産分割協議をしたいと書かれていました(差出人
先週末、車で事務所に戻る途中で、コンビニに寄りました。道の向こう側には桜の木が並んでいて、花びらが風に舞っています。「今年もきれいやな・・・」なんて思いながら店の出入口に歩いて行くと、出入口近くの駐車スペースに、赤いこじんまりとしたバイクが止まっています
相続登記の義務化がスタートして、最初の相続登記の相談・・・相談者は70代後半の方で、未登記の不動産は20年以上前に死亡した父の名義で、相続人は、ほかに上二人の兄弟ということです。“どうすれば?” という求めに応じて、相続登記に必要な書類などを説明しました
今日は4月1日、新年度の始まりです。で、これに合わせたのかどうかはわかりませんが、女性の再婚と嫡出推定に関する改正が施行されます。これまで、婚姻から200日を経過した後、また、離婚から300日以内に生まれた子は、「夫の子と推定する」とされていました。これ
A子さんから離婚の相談・・・事情をお聞きするなかで、“ 自宅はご主人名義で、ご主人が借主の住宅ローンを返済中。A子さんはその連帯保証人 ” ということが出てきました。よくあるケースだと思いますが、なかなか厄介な状況です。そして、自宅と住宅ローンについて、現時
80代のAさんから遺言の相談を受けたときのことです。ひと通り説明が終わり、私が「あと、何か聞きたいことがあれば?」と言ったところ、Aさんが「そう言えば、土地を国に貰ってもらえるようになったんでしょう? むかーーし買うた山ん中の土地があるとですよ」と言われま
時々、契約関係から発生したトラブルについて相談を受けることがあります。先日も、「契約解除後の一定期間について利用料の支払いを求められている」という相談を受けました。このような相談を受けたときに最初にお聞きするのは、「契約書はありますか?」ということです。
昨年の夏の終わりに依頼を受けた自己破産の申立て・・・。依頼者は自営業の方なので、管轄の福岡地方裁判所では「管財事件」とするという運用がされています。そこで問題となるのが、「管財費用の予納」です。つまり、管財事件の場合には、申立書を提出して「管財事件とする
2月29日に、『あわや!! ~もらい事故の恐怖』という高齢者の運転について書きましたが、その後の出来事です。そのとき私は、片側一車線のほぼまっすぐな道を運転していました。いつもは車が多い道路ですが、たまたま私が流れの先頭で、後ろには少し離れて白い普通車が
不動産の所有者の氏名が変わった場合、氏名変更の登記が必要です。ただ、氏名が変わるのは、一般的には婚姻と離婚、養子縁組と離縁で、それ例外は家庭裁判所の審判ですから、住所変更の登記に比べると数は少ないと思います。先日、久しぶりに氏名変更の登記の依頼を受けまし
先日、不動産の住所変更登記の依頼を受けました。不動産登記では所有者の住所氏名が登記されていますが、登記された住所から引っ越したとか、結婚で氏が変わったという場合には、住所や氏名を変更する登記が必要です。ただ、これまで住所や氏名を変更する登記が必要な場合で
30年位前に亡くなった父親の相続登記の相談を受けました。不動産は相談者の実家の土地・建物で、登記情報で登記の状況を確認したところ、父親が実家の土地・建物を購入した際に登記された信販会社と保険会社の抵当権が登記されています。相談者にこの登記の状況を説明した
数日前に郊外の本屋に立ち寄りました。ここは広い駐車場があって、店舗と平行に前後に2台の駐車スペースがずらーっと何列も設けられています。そして2台の車が接する側に車止めが設置されています。私が空いた区画に左からバックで駐車しようと、そこを過ぎて右にハンドル
先日、離婚の相談を受けている時のことです。親権、養育費、財産分与とひと通り説明をして、「他に聞きたいことは・・・」と言ったところ、相談者から「夫の年金の半分がもらえると聞いたんですが?」と聞かれました。ははぁ・・・、年金分割ですね。これはあえて説明しなか
後期高齢者医療保険と介護保険の両方を利用し、8月から翌年7月までの1年間の自己負担額の世帯合計が高額となった場合、基準額を超えた額が還付される制度がありますが、この申請書が毎年2月中旬に届きます。今年も、昨年と同様に、私が後見業務で担当している3名の方に
いくつかの銀行と証券会社の相続手続の依頼を受けています。ネット銀行と私が依頼を受けたことのある証券会社では、相続手続はどこか1カ所で集中して受け付けているようで、このようなところでは、まず電話やネットでの手続の申込みから始まります。今回の某証券会社での手
2月13日の日本経済新聞電子版に、「成年後見人の一時利用可能に、法制審に諮問 現在は終身」という見出しの記事が掲載されていました。現在、成年後見制度(成年後見、保佐、補助)を利用すると、本人が死亡するか、判断能力を回復するまで利用をやめることはできません
前回、遺言書作成後に、遺言書に記載した相続人の氏名が変わった場合に作成し直す必要があるか、という記事を書きましたが、今回は遺言書つながりで、何年か前に経験した『誤記のある遺言書』についての話です・・・。この遺言書というのが、遺言者が自分で書かれた自筆証書
昭和50年代の終わりに死亡した父親名義の不動産の相続登記の依頼・・・不動産の登記情報を確認したところ、昭和50年代の初めに登記された抵当権の登記があり、債務者はこの依頼の被相続人である父親で、抵当権者は保険会社のA社となっています。父親への所有権移転登記
古くからの住宅街にお住まいのAさん・・・自宅の敷地にお隣のBさんの土地が食い込んだような状態になっているそうで、Bさんからは5年以上前にその部分を「やるよ」と言われたそうですが、どの様な手続きをするのかがわからず、「そのうちに」と思っていたところ、最近B
知り合いのAさんからの相談・・・AさんにはBさんという遠縁にあたる人がいるそうですが、Bさんは4軒長屋の端の一軒を買われたそうで、その買った家を取り壊して、そこに新しく家を建てるつもりだそうです。新しい家の設計図も出来上がり、もうすぐ家の解体に取り掛かる
Aさんから依頼を受けた、父親のBさんに対する成年後見の申立て・・・Bさんは認知症で、昼間はデイサービスとヘルパー、夜間はAさんの助けを借りて所有する自宅で一人暮らしをされていますが、年金だけでは生活が成り立たないため、金銭面でもAさんが助けているそうです
もう4年前のことですが、Aさんから債務整理の相談を受けました。その時、Aさんは生活保護を受給し始めたばかりで、それまで生活費として借り入れた債務の返済ができないという内容でした。このような状況では債務を返済できるはずはないため、法テラスを利用して自己破産
はい、やってしまいました。久しぶりの「補正」です。「補正」というのは、法務局に提出した登記申請書やその添付書類に不備や不足があるために、登記官からその是正を指示されることです。これは司法書士として恥ずかしいことですが、今後の戒めとして、今日は、この話です
3月下旬・・・。福岡では桜が満開となり、司法書士は今月中の不動産登記の申請に気を揉む時期となりました。なぜなら、不動産登記には固定資産評価額に一定の税率をかけて登録免許税を計算して納付するものがあり、令和4年度の評価は今月いっぱいまでしか使用することがで
自分で書いた遺言書(自筆証書遺言書)を法務局で保管してくれる「自筆証書遺言書保管制度」を利用したいという相談がありました。自筆証書遺言書は、遺言が効力を生じた後、つまり遺言者が死亡した後、家庭裁判所で『検認』という手続が必要なため、この手続が終わるまで遺
40代のAさん・・・Aさん宅に隣接する兄のBさんの土地を借りて、そこに倉庫を建てているそうですが、父親の相続をきっかけにしてBさんとの関係がこじれてしまい、Bさんから「今後、一切付き合わない」として、土地をすぐに返すように言われたが、どうしたらいいのか・
ついこの間、新年を迎えたと思ったら、もう3月の中旬・・・昨日は1時間くらい車を走らせて郊外に出かけたのですが、もうそこまで春が来ているようで、エアコンを入れる日もそう遠くないようです。で、田んぼの脇に車を止めて依頼者のお宅に歩いていると、道端に大きな桜の
先週、快晴の日の10時頃のことです。私が保佐人をしているAさんの担当ケアマネージャーから電話がありました。Aさんは自宅で独り暮らしをされていて、今頃はデイサービスのはずです。「何事?」と思いながら電話に出ると、「Aさんがいません」というケアマネの声が聞こ
自筆証書、つまり遺言者が自分で作成された遺言書は、遺言者が死亡した後、家庭裁判所で『検認』という手続きが必要で、『検認』を受けていない自筆証書による遺言書では、相続手続きができません。この『検認』は、検認の日(期日)における遺言書の形状の確認手続きと考え
高齢のAさん・・・二人の子供がいるそうですが、いろいろな事情があって、そのうちの一人と40年以上音信不通だそうです。現在はもう一人の子の助けを借りながら自宅で独り暮らしをされていますが、これから先、自分の判断能力がなくなったり、死亡した場合に、音信不通の
Aさんから、「父親が10年くらい前に亡くなり、実家の相続登記をしていない」という電話がありました。それで、まずAさんの手元にある書類を見せていただいて、不足している書類や今後の流れを説明することになりました。後日、Aさんにお会いして話をうかがったところ、
60代のAさんからの相談・・・Aさんは3人兄弟ですが、5位前に父親から公正証書遺言書を見せられたそうです。内容は、『自宅は妻に相続させる、〇〇銀行の預金はAに相続させる』というものでした。その時、〇〇銀行の通帳には数百万円の残高があったそうですが、最近、
3人兄弟の末っ子のAさん・・・半年前にすぐ上のBさんが亡くなり、Bさんには配偶者も子供もいないため、一番上のCさんとともに、Bさんの相続人になりました。最近、これからBさんの法事をどうするかと言う話になったときに、Cさんから、“ これからBの法事は自分がや
「友達にお金を貸したが、返してくれない・・・」今までに何件か受けたことのある相談で、先日もこの相談を受けました。で、私が受けたこの相談に共通しているのが、『貸付に関する書面がない』ということです。「友達なのに借用書を書いてくれというのは、信頼していないと
平成の初めにA、B、C の3人の兄弟で相続した土地・・・その後、甲がAを相続し、乙がBを相続しました。そして、何年か前に C が死亡しましたが、C は生涯独身で子供もいなかったため、甲と乙が C の代襲相続人となりました。つまり、その土地は甲と乙、そして C の
先月ご主人が亡くなられた方から、今後の手続きについて聞きたいという電話がありました。日時を調整して、ご自宅をお訪ねしました。最初に相続関係や相続財産をお聞きした後、遺言書の有無を確認すると、亡くなる数日前に遺言書を書かれたそうです。ならば、今後の手続きは
先日、法テラスの電話相談の担当でした。この相談は予約制で、法テラスの事務所で相談予定の一覧表をみると、そのうちの1件が「消費者金融から勝手に〇千円が振り込まれて、〇万円を返すように 言われている」と書いてありました。誤振込の事案? そういえば、少し前に給