>日経平均先物は一時は500円前後の下げまで行ったが、現時点では240円≒0.64%強の下げとなっている。朝、起きたら、どういうことになっていることやら。と、前稿の終わりに書いたわけだが、その後の展開は、これ以上はないくらいいい展開になった。すなわち、先物はプラテン、26日の日経平均は小幅高で始まった。さらに、その後の日銀金融政策決定会合で、日銀が金融政策の現状維持を決定したわけだが、これが好感され、日経平均...
知られずして忘れられたる相場師・鎌倉雄介が自らの株式投資を相場師生命を賭して公開。
主著=『鎌倉理論で株が見えた』(講談社)、『4勝1敗の株』(徳間書店)、『僕たちはこれで株のプロになった』(徳間書店)
28日は9月末の配当権利落ちだった。落ち分は日経平均の場合、224円程度だったが、252円安で始まった日経平均は、その後697円安まであって、終値は499円=1.54%安。とは言え、ここにきてのNYダウの下落に比べれば、日経平均はむしろ底堅いと言えよう。金利上昇圧力がアメリカに比べ小さいこと等が、こうした動きになっていると思われる。幅広く多くの銘柄が下げた(業種別では鉱業のみがプラス)わけだが、特に主力株は軒並み安で...
27日の相場は小反発となった。前日のアメリカ株の大幅安(NYダウは1.14%安、NQ指数は1.57%安)を受けて、日経平均の場合、292円安で始まったわけだが10時頃から、じりじりと戻し、結局57円=0.18%高の高値引けだった。TOPIXは0.32%高。半導体関連銘柄のほとんどが上げたのが目をひいた。スタンダードは0.57%高。グロースは1.07%高。道場銘柄も値上がりする銘柄の方が多かったのだが、私の場合、AMG(推)2008▼68、久世2049▼15...
27日の相場は大幅反落となった。日経平均、TOPIXとも、前日の上げ分をやや上回る下げとなった。道場銘柄も、久世(推)が2064▼155、クリアルも695▼200と大きく下げた。ただ、それでもAMG(推)が2076△18と4連騰、銀行株も、ほくほくFGが高値更新があって1649.5△29.5と上げるなど、ほとんどの銘柄が上げたので、トータルでは、かなりの下げになったものの、前日の上げ分よりは小さな下げにとどまった。アメリカ株が、ここFRBの利上...
25日の相場は大幅反発となった。日経平均は276円=0.85%高、TOPIXは0.39%高。大型株指数の0.20%高に対し小型株指数は0.81%高と大きく上げた。ソフトバンクG、東エレクが大きく上げたため、日経平均の上昇率は大きくなっているが、主力大型株の動きは総じて鈍かった。影響の大きい銀行株指数が2.62%の大幅安でTOPIXの上昇率は小さくなった。半導体関連銘柄は、円安進行も好感されてか、ほとんどの銘柄が上げた。道場銘柄は好調を...
22日の相場は、前日のアメリカ株が大きく下げた(NYダウ1.08%安、NQ指数1.82%安)を受け、下げた。日経平均は417円安まであって169円=0.52%安、TOPIXは0.30%安だった。ただ、大型株中心の下げで、小型株指数は0.13%高だった。スタンダードは0.27%高、グロースは1.99%高。主力大型株で攻めよ的な読みをされていた専門家が結構多かったように思うが、21日は小型株やや優位、22日は主力株安のなか小型株は逆行高となったわけで...
日経平均先物は、前稿を書いた時点で250円高程度だったわけだが21日の立ち合い開始少し前では80円安前後だった。そして158円安で始まったわけだが、その後はずるずると下げ幅を拡大するばかりで、結局終値は453円=1.37%安だった。金利の上昇など懸念材料がクローズアップされたからか、相場の雲行きがやや怪しくなっているようだ。道場銘柄は、銀行株のほとんどが上げたほか、AMG(推)が大幅高したため、トータルでは軽微な下げ...
8891 AMGホールディングス(東証スタンダード)株価=1937△38(09月15日終値) 出来高=16700株(09月15日) (売買単位=100株)実質予想PER=4.69倍(2025年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)年初来安値=1289円(01.17日)~1958円(09.15日)=年初来高値自信度=A推奨度=A注=株価等は推奨時の数値。2021年11.16日の推奨銘柄で、その時の株価は1030円...
19日の相場は日経平均こそ291円=0.と、かなりの下げになったが、これは東エレク、ソフトバンクGなどの急落のためで、TOPIXは0.08%高、騰落銘柄数も値上がり1079、値下がり704と値上がり銘柄の方がかなり多かった。業種別では、海運、鉄鋼の上げが大きく、銀行、保険もともに2%強の値上がり率だった。半導体関連銘柄はほとんどの銘柄が下げた。スタンダードは0.32%高。グロースは依然弱く、0.36%安で3立会日続落。道場銘柄はほ...
要警戒ながら、強い相場が続いている。当道場では、9.11日以降、立て続けに、合計で10銘柄、推奨したわけだが、そのすべてが16日時点で、推奨時株価を上回り、推奨直後値と比べても、1銘柄(栃木銀行)以外は上回っている。「新四季報銘柄」の第2弾も準備はできているのだが、相場環境もやや不穏でもあり、また10銘柄推奨した後なので、やや手元不如意の方もあろうかと思い、ここでは10銘柄のフォロー的な内容を書き、第2弾は後...
新四季報の発売は15日だが、私は現時点で、大半を読み終えた(ただ整理してどの銘柄を買うか、おすすめするかなどの決定はこれからで、これがまた大変なのである)ので、ここでは新四季報の記事等で多少なりと、読者諸氏に喜んでもらえそうなことを、簡単に書いておこう。建設技研(推)2023年12月期の予想経常利益は、前号と同じ(=四季報)86億円だが来期予想は94億円(前号は23年12月期予想が73億円だったこともあって78億円予...
13日の相場は小幅安となった。規模別で明暗がくっきりと分かれた。大型株指数は0.06%高だったのに対し小型株指数は0.48%安とかなりの値下りだった。銀行業が1.50%高と大幅続伸となりTOPIXが0.05%というわずかなマイナスにとどまるのに貢献した。道場銘柄は、逆風が吹く中、久世(推)、クリアルがそろって大きく下げたため、トータルでも、かなりの下げとなった。クリアルの場合、クラウドファンディングで、新規物件が長らく出...
銀行株の動きがいい。よって銀行株をポートフォリオの中核にしていたり、少なくとも2割以上(金額ベース)にしていた場合、ここにきてのパフォーマンスは抜群に良かったはずである。当道場では8.3日付けで注意喚起、「宝探し」に入ることをお勧めしておいた。9.03日付けでは北洋銀行とほくほくFGの2銘柄を挙げておいた(推奨銘柄にしなかったのが悔やまれる)。その後、銀行株の推奨銘柄を早くと心がけてきたのだが、銀行株はほと...
11日の相場はほぼ横ばいだった。日経平均は139円=0.43%安、TOPIXは0.06%高だった。やや値下がり銘柄の方が多い程度だったわけだが、日経平均は東エレク、信越化学、ファストリなど寄与度大の銘柄の値下がりで下げ、TOPIXは影響の大きな銀行株が軒並み高で値上がり率も4.69%にもなったため小幅高になったわけである。道場銘柄は高安まちまちだったが、久世(推)、北洋銀行、ほくほくFGが大幅高したため、これら銘柄の比率の高...
8日の相場は続落となった。日経平均は384円=1.16%安、TOPIXは1.02%安だった。幅広く売られ、値上がりした業種は証券など3業種にとどまった。8連騰後のため、この続落はむしろ当然とさえ言えよう。2間計で日経平均は634円=1.91%下げた。08日のアメリカ株はNYダウ、NQ指数とも小幅高、日経平均先物も(配当落ちを考慮しない実質で)140円=0.43%高となっている。スタンダードは0.47%安、グロースは0.50%安。道場銘柄もほとん...
07日の相場は9立会日ぶりには下げた。日経平均は250円=0.75%安、TOPIXは0.38%安。いつ下げるかと誰もが思っていたわけで、当然の下げだったわけである。半導体など、外需株に下げる銘柄が多かった。陸運、建設、小売り、保険など、内需株には値上がりするものが多かった、スタンダードは0.06%安、グロースは1.45%安。道場銘柄は、久世(推)が大きく上げた一方、クリアルは奈落の底に転落と、ポートフォリオ次第で明暗が分かれ...
06日の相場は主力大型株中心に上げた。日経平均は204円=0.62%高、TOPIXも0.62%高だった。小型株中心に下げる銘柄も多く、騰落銘柄数は値上がり965、値下がり790と大した差はなかった。スタンダードは0.26%高。グロースは前日久しぶりに上げたのに、この日は0.19%安ともう反落した。道場銘柄は快調に上げ、私の場合、大引け直前までは、年初来高値更新ペースだったのだが、大引けで少し上げ幅を縮小する銘柄が続出、高値更新と...
05日の相場は、小幅続伸となった。日経平均は33000円の大台回復。日経平均、TOPIXとも7立会日連騰となる。スタンダードは0.38%高。グロースは5立会日ぶりに上げたわけだが値上がり率も1.46%と大きかった。道場銘柄も値上がりするものが多かったのだが、久世(推)、クリアルが下げたので、全体の収支はこの2銘柄の比率次第だったと思われる。エンシュウ(推)、新報国マテ(推)、トーヨーカネツ(推)などは上げたが、内外テッ...
04日の相場は大幅続伸となった。日経平均は229円=0.70%高で33000円にあと61円に迫った。TOPIXは01日に続いて連日の年初来高値更新。スタンダードは0.58%高。グロースは0.04%安で4立会日続落となる。道場銘柄はほとんどの銘柄が上げトータルでも年初来高値に迫った。久世(推)は1833△102(スタンダード値上がり率24位)、引け新値である。01日は出来高が急減、心配させてくれたが、この日はその3倍超に急増、後場の最高値引け...
9.01日の相場は幅広く買われ、日経平均、TOPIXとも5立会日連騰となった。TOPIXの0.76%高に対し日経平均は0.26%高にとどまったが、これは寄与度大のファストリ、ソフトバンクG、東エレクがそろって0.5%前後の値下がりとなったことが響いた。スタンダードは0.39%高。グロースは相変わらず弱く0.18%安。道場銘柄は8.30日、31日と弱い動きだったわけだが、ようやく不振脱出となったようで、この日は悪役だったクリアルがようやく反...
31日の相場は、幅広く買われ、日経平均は286円=0.88%高、TOPIXは0.80%高だった。業種別ではここ上げが目立った銀行業と、証券、鉱業の3業種が下げただけだった。スタンダードは0.42%高。グロースは0.12%安と独り蚊帳の外だった。グロースというとNQ指数とか半導体関連などとの連動性が高そうだが、事実は全く違う。ただひたすら、動きが悪く、プライム、スタンダードとも基準値の1000を大きく上回っているのに、グロースは、...
「ブログリーダー」を活用して、鎌倉雄介さんをフォローしませんか?
>日経平均先物は一時は500円前後の下げまで行ったが、現時点では240円≒0.64%強の下げとなっている。朝、起きたら、どういうことになっていることやら。と、前稿の終わりに書いたわけだが、その後の展開は、これ以上はないくらいいい展開になった。すなわち、先物はプラテン、26日の日経平均は小幅高で始まった。さらに、その後の日銀金融政策決定会合で、日銀が金融政策の現状維持を決定したわけだが、これが好感され、日経平均...
5日の相場は。、前日の大幅高を帳消しにする大幅安となった。日経平均は832円=2.16%安、TOPIXは1.74%安。日経平均は前日の908円高より小さい下げ幅だが、プライム全体でみると、前日の上げをかなり上回る下げだったと言っていい。値がり銘柄は234にとどまり、前日の値下り銘柄の402を大きく下回った。また小型株指数は4400.87▼57.83だったが、前日は4458.70△45.48だったから、2日間計では、かなりのマイナスになる。ほとんどの...
24日の相場は大幅高となった。日経平均は908円=2.42%高、TOPIXは1.67%高。「23日は不発だったが、24日は半導体株が復活するような気がする。」と前稿で書いたが、東エレク7.11%高を始め半導体関連銘柄は全面高となり、日経平均を押し上げた。主力大型株中心の上げだったため、中小型株には値下がりする銘柄も多かった。値上がり銘柄1195に対し値下がり銘柄402と大幅高とは思えぬ多さだった。ちなみに4.19日の日経平均1011円安...
23日の相場は龍頭蛇尾ではあったが、続伸となった。日経平均は高寄り後389円高まであったが、41円安まで下げ、終値は114円=0.30%高。TOPIXは0.14%高。銀行業やその周辺業銘柄が上げ、輸送用機器など輸出関連は下げるものが多かった。半導体関連は東エレクや信越化学は反発したがディスコやソシオネクストは下げるなど、高安まちまちだった。スタンダードは0.44%高、グロースは0.05%高。道場銘柄はトータルでみて一時はマイナ...
22日の相場は反発となった。日経平均は370円=1.00%高、TOPIXは1.38%高。半導体関連の、特に値嵩株の下げが大きかったことが、日経平均の上げ幅を小さくし、逆のTOPIXの場合は寄与度大の銀行株の大幅高が、上げ幅を大きくした。スタンダードは0.86%高、グロースは1.68%高。道場銘柄も、半導体関連の岡本工作(推)、内外テック以外はほとんどの銘柄が上げ、トータルでも、かなりのプラスとなった。ドラフト(推)は引け間際に...
19日の相場は暴落となった。日経平均は1011円=2.66%安だった。2.09日以来2ヵ月余ぶりの安値、また下落幅は2021年2.26日=1202円安以来、約3年2ヵ月ぶりの大きさだった。前日のアメリカ株がハイテク株中心に売られたことを受け、半導体関連銘柄の下げが大きかった。その後前場後半になって、イラン国内で複数の爆発があるなど、イスラエルによるイラン攻撃かの憶測も交え中東情勢の緊迫化懸念から売りがかさみ、一時は36733円まで...
18日の相場は反発した。前日のアメリカ株安(特にNQ指数は1.14%の大幅安だった)を受けて、安寄りした日経平均は一時は317円安まであったが、前場後半にプラス圏に浮上、結局118円=0.31%高で終えた。TOPIXは0.54%高。大型株指数が0.39%高にとどまったのに対し、小型株指数は1.21%の大幅高だった。騰落銘柄数も、値上がりは1396(値下がりは224)に達した。道場銘柄向きの展開に恵まれ、道場銘柄はほとんどの銘柄が上げ、トー...
17日の相場は、先物高を受けて高く始まったわけだが、ほぼ寄り天となり、日経平均はすぐに上げ幅を縮小、マイナス圏になった。その後は一進一退を続けたが、13時過ぎからは下げ基調になり、引けにかけ一段安となり、結局安値引けとなり509円=1.32%安。TOPIXは1.26%安。半導体関連銘柄がけん引していたわけだが、終わってみれば同関連も下げて終える銘柄が多かった。東エレクは12時59分には38540△880の高値をつけたが終値はこの...
16日の相場は、全面安で大きく下げた。日経平均は762円=1.94%安、TOPIXは2.04%安だった。小型株指数は2.24%安で大型株指数の2.04%安を上回った。アメリカの3月の小売売上高が市場予想を上回ったことで利下げ開始時期がさらに遠のくのではという見方が強まり長期金利が上昇、ハイテク株の多いNQ指数の大幅安(−1.79%)につながった。イスラエルによるイラン攻撃がどうなるかも重くのしかかり、この日の日本株急落につながった...
15日の相場は、アメリカ株安、先物安を受けて安く始まり703円安まであったわけだが、その後はじりじり戻し引けにかけポンと上げて、日経平均は291円=0.74%安だった。TOPIXは0.23%安。主力大型株中心の下げで、小型株指数は0.01%高だった。スタンダードは0.23%安、グロースは0.78%安だった。イスラエルが即座の反撃には出なかったことで、とりあえず安堵感が広がり、戻して終えたというところだろう。道場銘柄は高安まちまちで...
12日の相場は小幅高だった。日経平均は81円=0.21%高、TOPIXは0.46%高だった。三井不動産1675△121.5など不動産株の上げが目をひいた。スタンダードは0.10%安、グロースは0.44%安だった。道場銘柄は高安まちまちで、やや値上がり銘柄が多かった。内外テック、岡本工作(推)、AMG(推)、九州FGは、そろって高かったから、半導体関連として買われたとみていいのかもしれない。買取王国、マミヤ・オーピー、デリバリーコンサル、...
11日の相場は、終わってみれば小動きだった。日経平均は139円=0.35%安、TOPIXは0.15%高だった。騰落銘柄数では、値下がり銘柄数の方がやや多かったのだが、日経平均は寄与度大のファストリ、ソフトバンクG、東エレク等がかなり下げたため下げ幅が拡大、逆にTOPIXは寄与度大の銀行業が大きく上げるなど金融株が高かったためプラスとなったわけである。金利上昇がこうした動きにつながったとみられる。スタンダードは0.04%安、グ...
10日の相場は日経平均、TOPIXとも0.4%台の値下がりとなった。ただ、主力大型株が売られ、小型株は買われる展開だったため、騰落銘柄数では、値上がり銘柄の方が、やや多かった。スタンダード、グロースは、ともに0.26%高。道場銘柄は、高安まちまちで、トータルでは小幅プラスくらいだった。スカパーJが1048円まであって1031△33で、1000円大台回復。マミヤ・オーピーも1560△14と上げた。FIGは年初来高値更新となる377円まであっ...
09日の相場は大幅続伸となり、日経平均、TOPIXとも1%前後の値上がりとなった。主力株優位の展開だったが、中小型株も、それなりに上げた。道場銘柄も、ようやく、この流れに乗って、大きく上げた。小安くなった銘柄が少しあるだけで、ほとんどの銘柄が大きく戻したり、続伸したりした。半導体関連銘柄の堅調が目立った日だったわけだが、内外テックは3175△145。ここ冴えない動きが続いていた久世(推)、セレンディップ(推)、デ...
08日の相場は大幅反発となった。日経平均は355円=0.91%高、TOPIXは0.95%高。どちらかと言うと主力大型株優位の展開だったが、業種別で値下がりは鉱業と空運だけだったことでも分かるように、幅広く買われた。スタンダードは0.46%高、グロースは0.91%高。道場銘柄は、こうしたまずまずの環境にも関わらず、波に乗れず、高安まちまちだった。岡本工作(推)、久世(推)、買取王国、グリーンズ、プログリット、ニレコなどが上げ...
前稿を書いた後、状況が一変、05日の日経平均は急落して始まり、999円安まであって781円=1.96%安だった。TOPIXは1.08%安。前日のアメリカ市場で、早期の利下げ観測が後退、加えて中東情勢への警戒感が強まり(イスラエルによるイラン大使館爆撃に対しイランが報復を言明)、原油価格も高騰したことが、アメリカ株の、そして日本株の大幅安につながった。大型株中心に下げ、小型株の下げは比較的小さく、このため、騰落銘柄数も...
04日の相場は、大幅高となった。ただ、前稿末尾に>先物がこうも高いと、またぞろ、道場銘柄は逆の動きになるのではの懸念も生まれるが、 とした懸念が現実となり、道場銘柄は、やや値下がりするものが多く、トータルでもマイナスとなってしまった。プライムは値上がり銘柄は61%あったが、スタンダードは同45%、グロースは37%しかなく、日経平均やTOPIXは大幅高とは言え、プライムにしても、全面高には程遠く、スタンダード、...
予測不能な訳の分からない相場が続く。03日もまさにそういう相場だった。日経平均は387円=0.97%の大幅安だったわけだが、騰落銘柄数では、前日の逆で、わずかながらも値上がり銘柄の方が多かった。TOPIXは0.29%の小幅安。ファストリ3.34%安が大きかったが、半導体関連銘柄に安くなるものが多かったこともあって、日経平均は大幅安、銀行株指数が1.16%高したことがTOPIXの下げの小ささにつながった。小型株は比較的小さな値下り...
02日の相場は、日経平均だけはわずかに上げたが、プライム以外も含め、すべてが下げ、惨憺たるものだった。 日経平均 値上り 値下り01日 -566円 287 1331 02日 + 36円 286 1344要するに騰落銘柄数では、01日と02日はほぼ同じと言っていい数字だったのに、日経平均は01日は-566円、02日は+36円と、天と地ほどの差になったのである。 02日の場合、TOPIXもわずか6.77=0.25%の...
先物高を受けて、4.01日の相場は、日経平均の場合、280円近い大幅高で始まり高値では330円高近くまであったわけだが、その後は急落、663円安まであって終値は566円=1.40%安だった。TOPIXは1.71%安。ゴム製品以外の全業種が値下がりしたわけだが、特に、銀行、証券などの金融関連の下げが目立った。期初の需給要因で、こうした大幅安になったようで、格別、売り材料が出たわけではなさそうだ。道場銘柄は、取引開始後、しばらく...
5.01日の相場は大幅高だった。日経平均は267円=0.92%高で29000円台に乗せ連日の年初来高値更新。TOPIXも1.00%高で3.09日につけた年初来高値を更新した。プライム指数は、本年は、ずっとスタンダード指数の後塵を拝してきたわけだが、この日、ついに1069.27△10.59となり1066.65△3.90のスタンダード指数を上回った。道場銘柄は4.28日の鬱憤を晴らすかのように大きく上げた。クリアル(推)は3565△155と猛反発。最近では珍しく即日...
28日の相場は、前日のアメリカ株の大幅高もあって、大きく上げた。日経平均は397円=1.40%高の28856.44円で年初来高値を更新した。TOPIXは1.23%高だったが3.09日につけた年初来高値には14ポイント余届かない。こういう全面高にえてして弱いのが道場銘柄で、今回もほぼ横ばいか小幅高程度にとどまってしまった。27日の大きく上げた反動も響いたと思われる。久世(推)は908△7と続伸。MSOLは3205△105と反発。SPKは1750△26と続伸。...
27日の相場は小幅高となった。日経平均は41円=0.15%高、TOPIXは0.43%高だった。規模別では大型株の上昇率が最大で、プライムの上昇率もスタンダード、グロースを大きく上回った。一見、道場銘柄には不向きの展開に見えるが、実際のところは、この日の道場銘柄は、ほとんどが上げ、クリアル(推)、ペットゴーなどは大きく上げたため、トータルでも大きく上げ、前日の下げ分の大半を取り戻した。まあ道場銘柄は、何と連動すると...
26日の相場は大幅安となった。日経平均は204円=0.71%安、TOPIXは0.89%安。25日、アメリカで地銀のファースト・リパブリック・バンク(FRC)株が経営不安から、一時前日比51%安まで急落したことから、NYダウ、NQ指数とも大きく下げたことが日本株安につながった。道場銘柄もかなりの値下がりになった。クリアル(推)は3330▼160.。明豊エンター(推)225▼4、久世(推)897▼18。またニーズウェル(推)、セック(推)、SPKなども...
24日の相場は小幅高だった。どちらかと言うと小型株中心に買われた。業種別では空運、医薬品、その他製品の上げが大きく、逆に海運が大きく下げ次いで鉄鋼、証券・商品先物の下げが大きかった。半導体関連はほとんどの銘柄が下げた。これを読んでもそうだろうが、どうもまとめにくいとらえどころのない相場だった。道場銘柄は高安まちまちだった。MSOLは3235△125(プライム値上がり率20位)と反発。まんだらけも1467△78(スタンダー...
21日の相場は、日経平均、TOPIXとも、小反落となった。どちらも4.18日まで8立会日連騰した後だけに、ここでもたつくのは当然で、むしろ底堅い動きと言っていいだろう。グロース指数は1.86%の大幅安。道場銘柄は、激しい乱高下の末、終値ではこの日の安値やそれに近い値段で終えるものが多く、結局、トータルでも、かなりの下げになった。クリアル(推)は3725△45まであったのだが、3455▼225の安値引け。これでもグロースの値下が...
20日の相場は小動きだった。日経平均は28657.57△50.81(0.18%高)で、18日につけた年初来高値に1.26円届かなかった。TOPIXは0.03%安。大型株指数が-0.11%だったのに対し、中型株指数は+0.06%、小型株指数は+0.23%と、前日とは逆に小型株優位だった。道場銘柄は、不安定な値動きのものが多く、トータルでも、小幅安で始まった後、かなりのプラスまであったものの、その後はわずかなプラスまで上げ幅を縮小する場面があって...
>19日は日経平均、TOPIXは下げ道場銘柄は上げるという展開を期待を込めて予想するが、果たしてどうなるか。と前稿で書いたわけだが、始まりは期待通りの展開だった。日経平均が小幅安する中、道場銘柄はクリアル(推)が170円高し、ニーズウェル(推)、エルテスなども上げて、トータルでも、かなりのプラスになる場面もあった。しかし、その後、日経平均が下げ幅を拡大する中、クリアルは上げ幅を急縮小、その他銘柄は、大半の銘...
18日の相場は続伸となった。日経平均、TOPIXとも、なんと8立会日連騰となった。日経平均は3.09日につけた年初来高値28623.15を上回る28658.83△144.05だった。道場銘柄は、17日に大幅安となるなど、この流れに乗れていないので、こうまで日経平均が強いのに気づくのが遅れたのは、お恥ずかしい話だ。道場銘柄の場合、3.15日~28日まで9立会日連騰を記録、3.31日に年初来高値をつけている。要するに、このように、両者には連動性があ...
17日の相場は小幅高だった。ただ、スタンダード、グロース市場では、ともに値下がり銘柄の方が多く、特にグロースは6割近くの銘柄が値下がりした。道場銘柄は多くの銘柄が値下がりし、トータルでも、かなりの下げになってしまった。明豊エンター(推)は227▼6と大きく下げた。しっかり調整してから出直れということだろう。経常利益は2023年7月期は会社計画を大きく上回る予想、24年7月期は協栄組のフル寄与もあって、さらに大幅続...
14日の相場は大幅高となった。TOPIXの0.54%高に対し、日経平均は1.20%の大幅高となったわけだが、これはファストリが前日の引け後、2023年8月期業績予想を上方修正したことを好感、8.49%の急騰となったことの寄与が大きい。道場銘柄は、やや値上がり銘柄が多く、トータルでもそれなりのプラスとなった。クリアル(推)は3595△95と反発。マザーズのIPO銘柄の活況も響いてか、こういう銘柄はやや人気離散気味で出来高も細っている...
ミモザを庭に植えようと思い立ってから幾星霜。ついにミモザが我が家にやって来る。などと書いていたら、高校3年生の時にビートルズが初来日した時のことを思い出した。話が見えない方のために書くと、我らの世代の場合(おそらく大半の人は)ビートルズと言うと、反射的に「ビートルズがやって来る」というフレーズが頭に浮かぶのである。>「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」は、ビートルズの作品「A Hard Day's Night」...
13日の相場は小幅高だった。個別の銘柄を見ると、乱高下が激しく、また何が上げ何が下げるのか予測不能の感が強く、この理由を考えていて、一つ、思い至ったことがある。それは、ここ新規上場(IPO)ラッシュのようだが(私は不勉強なので詳しくない)、そうした銘柄の多くが公募価格を大きく上回って始まり、またその後も暴騰しているものも珍しくないようだ。5254Arent、9344アクシスコンサルティングなどである。Arentなどは3.2...
12日の相場はどちらかと言うと主力大型株中心に上げた。前日、上げの目立った半導体関連はやや値下がりするものが多かった。道場銘柄は、高安まちまちだったが、クリアル(推)、久世(推)がともに大幅安となったうえ、明豊エンター(推)も引けにかけて売られ小幅安となったため、私のようにこれら銘柄が主力の場合、かなりのマイナスになった。クリアルは3620▼225。10日、11日と連騰したので反騰軌道に乗ったかと思ったのだが、...
11日の相場は主力大型株中心に上げた。日経平均の上昇率が大きかった(+1.05%)のは、東エレクが3.69%の大幅高したことが大きい。東エレクに限らず、この日は半導体銘柄がほぼ全面高となった。道場銘柄は、前日ほぼ全面高して大きく上げた反動が出たか、下げる銘柄も多く、トータルでも小幅高にとどまった。クリアル(推)は3845△95と連騰となった。セック(推)は3475△175(プライム、値上がり率12位)、ブティックス(推)も3565...
>道場銘柄・私のポートフォリオとも、4.10日以降、大きく反騰に向かうのではないかとみている。(前稿)としたわけだが、10日の相場は、まさにこのとおりになった。日経平均、TOPIXは0.5%前後のプラスにとどまったが、道場銘柄は、これまでの鬱憤を晴らすかのように、軒並み大幅高、トータルでも大幅プラスとなった。10日以降、連騰することを期待したクリアル(推)は3750△170と6立会日ぶりに大幅反発となった。私は10日から華...
07日の相場は、日経平均、TOPIXとも小幅高だった。小型高中心に上げ、騰落銘柄数でも値上がり銘柄数は値下がり銘柄数の2倍弱あった。道場銘柄は高安まちまちだった。明豊エンター(推)は229△3.。れで6立会日連騰となる。とはいえ、どの日も1桁の上げにとどまり、出来高も高水準は保っているものの、そう多い水準ではなく、過熱感は感じられない。いったん調整を挟むかどうか微妙だが、いずれにせよ、今後は大幅高も含め一気に250...
06日の相場は大幅続落となった。小型株も大きく下げたが、それでも小型株指数の下落率は前日の半分強だった。道場銘柄は、この日も下げ、これで3日続落となったが、それでも、曙光が見えてきたかもと思わせる気配もあった。明豊エンター(推)が続伸、エルテス、MSOL、久世(推)などが上げたため、トータルでは軽微なダメージにとどまった。クリアル(推)、ペットゴー、ブティックスは4日続落、メルディア、ニーズウェル(推)...
8927 明豊エンタープライズ(東証スタンダード)株価=207△5(04月03日終値) 出来高=98200株(04月03日) (売買単位=100株)実質予想PER=6.3倍(2024年7月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)年初来安値=182円(01.18日)~207円(03.31日)=年初来高値自信度=A推奨度=A4.03日付けで推奨銘柄にしているので、株価等は4.03日の数字にしてある。4.03日は213円で始ま...
04日の相場は日経平均、TOPIXとも上げたが、これは主力大型株の上げによるもので、騰落銘柄数はほぼ同数、小型株の多くは下げ小型株指数は-0.22%だった。道場銘柄は値下がりするものが多く、それなりのマイナスとなった。3.14日に日経平均は611円安の大幅安となり、道場銘柄も大きく下げた。しかし翌15日以降、道場銘柄は恐ろしいくらいの上げっぷりを示した。すなわち15日~28日まで9立会日連続高。29日こそ小休止・小幅安し...