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  • ファンファーレ考(マーラーの交響曲第5番冒頭を中心に)

      みなさまはファンファーレと聞いて、どのような場面での音楽を連想されるだろう。オリンピックや高校野球などの各種スポーツ大会や記念式典での開幕を告げる音楽を思い出す方もいるだろうし、クラシック音楽の中で奏でられるいろいろなファンファーレを連想される方も多

  • ディーリアス:フロリダ組曲解説

    ディーリアス:組曲《フロリダ》 フロリダ。スペイン語で「花の饗宴」を意味するアメリカ最南端のこの土地に、ディーリアスが故郷のイギリスからやってきたのは1884年、彼が22歳の時だった。父親の命令で、イギリスから農場経営の勉強でフロリダにやってきたディーリアスで

  • 芦屋交響楽団第90回定期演奏会

    芦屋交響楽団第90回定期演奏会2018年11月4日(日)■ 会場:ザ・シンフォニーホール■ 指揮:松尾 葉子■ 曲目:  コダーイ : ハンガリー民謡「孔雀」による変奏曲  バルトーク : 舞踏組曲  ラフマニノフ : 交響曲第3番 イ短調 作品44  データをみると約4年振り

  • レコード芸術のピアニスト特集への憤慨。。

    レコード芸術の11月号の読者投稿欄で、レコード芸術のバックナンバーのピアニスランキングでアシュケナージのランクがかなり下だったのを憤慨されている記事を読んで、同じ事を思っている人もいるものだと我が意を得たりという気持ちで一杯になった。最近は、指揮者としての

  • ピカルディーの三度・・・上手な交響曲の終わり方

    いきなりですが、皆さまは「ピカルディーの三度」という音楽用語をご存じでしょうか?失礼ながら、音楽理論を専門に勉強している人以外はこの言葉をご存じの方は少ないのではないでしょうか。何を隠そう私もこの言葉を知ったのはごく最近の事です。ウィキペディア(インターネ

  • 関西グスタフ・マーラー交響楽団第6回演奏会

    知り合いが出演した演奏会。チケットを頂いたので、京都まで。ロームシアターは、30年以上前、京都会館だった頃、ヤマカズ&京都大学交響楽団の演奏会に行った事があります。改装して、なかなか斬新なホールに生まれ変わってました。どの席からも舞台が見やすいですしね。演

  • トミタ逝去

    すでに皆様が投稿されているようにトミタさんが亡くなられました。一言だけ。実は、私、「展覧会の絵」という作品を初めて聴いたのが、トミタさんのシンセサイザー版でした。中学生の頃でした。で、その後、私に何が起こったかと言うと、有名なラヴェル編曲のオーケストラ版

  • 選曲(プログラミング)の楽しさと難しさ

    私は、去年まで10数年間、あるアマオケのメンバーで、選曲委員長をやっておりました。その中で  選曲(プログラミング)について感じた事を皆様にお伝えしたいと思います。 演奏会プログラムは、さながらシェフが腕をふるって出す料理のメニューのようなものだと思います。料

  • 上岡敏之&新日本フィル 大阪公演(2016年3月18日)

    上岡敏之さん指揮の新日本フィルの演奏会に行ってきました。(大阪、ザ・シンフォニーホール)期待して臨んだ演奏会でした。シューベルトの1番もマーラーの巨人も、自分がオーケストラで演奏した曲なので、よく知っているはずでしたがいろんな意味で予想を裏切られた演奏会

  • 上岡敏之指揮読売日本交響楽団の第九(大阪)

    今日、上岡さん指揮の読売日本交響楽団の第九演奏会に行ってきました。(大阪:ザ・シンフォニーホール)。私の感想。「息継ぎが出来ないベートーヴェンの音楽」という上岡さんの言葉通り、殆ど「ため」のない音楽。普通の指揮者なら、ここで思いっきり見得を切るところをそ

  • 無駄ではなかった指揮の真似事

      今年のお盆休み、郷里の町(和歌山市)で小学校時代の同窓会が有りました。人によっては、実に約40年振りの再会です。懐かしい話に花が咲く中で、「そういえば、お前、いつも棒振ってたなあ」とみんなが口を揃えて言うのです。そうです。小学校6年生の頃、毎日のようにレコ

  • レスギンカ~偶然の重なり

    こういうこともあるんですね。先日、お彼岸のお参りのために和歌山市内を車で走行中、NHK-FMで実に面白いクラシック音楽番組を放送してました。世界のオーケストラめぐりみたいな番組で、途中からの参加。音楽評論家の満津岡さんと指揮者の高関健先生が面白い話を繰り広げて

  • 「ローマの松」と「日本の松」(レスピーギの《ローマの松》に寄せて)

     ローマにも日本同様、いやそれ以上に沢山の松が有ります。ただ、日本に生えている松とは随分とその姿に違いがあります。下の写真をご覧頂くとおわかりの通り、ローマの松は、幹が随分上まですっと伸びていて、枝がまるで傘のようになっています。そして、本日演奏するレス

  • 音楽と風景

    前から思っていることですが、音楽を聴くことは、電車やバスに乗って目的地まで風景を眺めながら向かうのに似ていると思います。目的地までの車窓からは、山々や川、畑や学校、町といったいろいろなものが見えます。美しい風景や、奇観と言った目に留まりやすいものは一度見

  • ブラームスの4番がとりもつ不思議な縁

    私が、ブラームスの交響曲第4番を初めて演奏会で聴いたのは確か大学2年生の初冬だったと思います。当時、私は岡山で学生生活を送っており、大学のオーケストラ部に所属しておりました。当時は、2,3人が集まると、「おい、●●へ行かへんか?」「おう、行こう」となれば、

  • クラシックソムリエ検定の結果が来ました

    クラシックソムリエ検定のシルバークラスというのを受検した。結果は、1000点満点で690点。得点分布図から計算すると、333人中の37位っぽい。最高得点は、940点。合格ラインがあって800点以上。ということは、333人中、たった一人しか合格しなかったことになる。今までの経験

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