劇団☆新感線の話題の舞台を映画館で上映する「ゲキ×シネ」の最新作。昨年秋に話題を呼んだ、鎌倉幕府滅亡をモチーフにした架空の日本のアクション時代劇です。 作品情報 2025年日本映画 演出:いのうえひでのり 出演:生田斗真、中村倫也、西野七瀬 上映時間185分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ品川 2025年劇場鑑賞245本
名探偵コナンは特別なファンというわけでもなく、テレビアニメは何本かみたことがある程度で、劇場版は初めてです。熱狂的なファンの友人がいてすすめられて見に行きました。飽きさせない構成で、長年続く人気アニメだけのことはありました。 作品情報 2021年日本映画アニメ 監督:永岡智佳 声の出演:高山みなみ、山崎和佳奈、 小山力也 上映時間:110分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマみなとみら…
ヤンキー漫画の世界をOLで体現したらどうなるかという、バカリズムらしいシュールな世界観を満喫できます。永野芽郁がひたすらおいしい。 作品情報 2021年日本映画 監督:関和亮 出演:永野芽郁、広瀬アリス、 遠藤憲一 上映時間:102分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマみなとみらい 2021年劇場鑑賞76本
最近でまくりの成田凌主演のちょっとひねった青春劇。魅力的な男子グループの友情はいいけれど、終盤はちょっと置いてきぼりにされたかも。 作品情報 2021年日本映画 監督:松居大悟 出演:成田凌、高良健吾、 若葉竜也 上映時間:96分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2021年劇場鑑賞75本
アンソニー・ホプキンスがオスカー受賞も納得の重厚かつミステリアスな作品。年をとるっていうことはとても嫌なことで、鬱になってしまいそうです。 作品情報 2020年イギリス、フランス映画 監督:フロリアン・ゼレール 出演:アンソニー・ホプキンス、オリヴィア・コールマン、 イモージェン・プーツ 上映時間:97分 評価★★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2021年劇場鑑賞74本
割と豪華キャストのご当地映画なんだけど、東京五輪が盛り上がることを想定していたのですが、こういうご時世になるとは。ちょっと可哀そうになっちゃいました。 作品情報 2020年日本映画 監督:大森研一 出演:伊藤淳史、内山理名、 橋爪功 上映時間:112分 評価★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ座間 2021年劇場鑑賞73本 【ストーリー】 焼き物の町愛媛県砥部町で砥部焼の工房を開く高橋竜青(伊…
最近売り出し中の若手、福本莉子主演のお仕事ムービー。ちょっと強引なところもあるけれど、さわやかなテイストがなんともまぶしい。脚本が「明日の光をつかめ」のベテラン、清水有生なんですね。やはり良かった。 作品情報 2020年日本映画 監督:吉田秋生 出演:福本莉子、中河内雅貴、 竹中直人 上映時間:93分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ座間 2021年劇場鑑賞72本
意外やこれが映画初主演となる福士誠治が、女子高生を守って血みどろのアクションを繰り広げるB級作品。シネマ・ジャック&ベティのような下町のミニシアターで、気楽にみるにはうってつけの娯楽作でした。 作品情報 2020年日本映画 監督:阪元裕吾 出演: 福士誠治、芋生悠、山路和弘 上映時間:86分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:シネマ・ジャック&ベティ 2021年劇場鑑賞71本
鹿児島県川内市に伝わる伝統行事の「大綱引き」を舞台にする日韓男女の恋物語。ただ、どちらにウエイトを置くかが難しく、大綱引きの細かい描写に時間をかけた分、恋物語がちょっと舌足らずのような。 作品情報 2020年日本映画 監督:佐々部清 出演: 三浦貴大、知英、西田聖志郎 上映時間:108分 評価★★★(五段階) 観賞場所:ブルク13 2021年劇場鑑賞70本
ある日突然、自分だけが今とそっくりだけど微妙に違う別の世界に行ってしまったらどうなるのか。よくあるテーマですが、フランス映画らしいおしゃれな恋愛ドラマと音楽でたっぷりと楽しめました。 作品情報 2019年フランス、ベルギー映画 監督:ユーゴ・ジェラン 出演:フランソワ・シヴィル、ジョセフィーヌ・ジャピ、バンジャマン・ラヴェルネ 上映時間:118分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎…
ガイ・リッチー監督らしいひねったクライムサスペンス。ドミノ倒しのようにころがる脚本にニヤニヤしてました。 作品情報 2019年イギリス、アメリカ映画 監督:ガイ・リッチー 出演:マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、ヒュー・グラント 上映時間:113分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2021年劇場鑑賞68本
今が旬の若手俳優、女優をずらりと並べた青春群像劇。売れない芸人という設定も含めて、出演者たちの生き生きとした演技が毎回楽しみです。 【ストーリー】 ファミレスでバイトをしている中浜里穂子(有村架純)は、常連客の売れない芸人トリオ「マクベス」の高岩春斗(菅田将暉)、朝吹瞬太(神木隆之介)、美濃輪潤平(仲野太賀)と親しくなり、いつしか熱狂的なマクベスのファンになる。 実は里穂子は春斗とあ…
松坂桃李はこの10年で最も活躍した俳優の一人ですが、その彼の巧さをまじまじと見せつける作品。攻めている脚本もあり、今シーズン一押しの内容です。 【ストーリー】 元アナウンサーの神崎真(松坂桃李)は恩師で帝都大総長の三芳(松重豊)のひきもあり、帝都大の広報に転職した。アナウンサー時代、意味のある発言をすると視聴者からの苦情が殺到するため、毒にも薬にもならない意味のない発言ばかりしていた神崎は…
男女の入れ替わりものというのは、前期も綾瀬はるかと高橋一生の「天国と地獄 サイコな二人」があったばかりですが、本作では、片方がもう死んでしまって元に戻れないからなかなかきつい。原作未読なので、どういう展開になるのか楽しみ。 【ストーリー】 スーパーの店員、桃地のぞむ(松坂桃李)は、クレーマーに絡まれているところを唯月巴(麻生久美子)に助けてもらう。それをきっかけに仲良くなったが、実は巴は…
朝井麻由美さんの同名エッセイを江口のりこ主演のドラマ。多様な生き方が許される現在では、女性が一人で活動しても何ら不思議ではなく、江口の役柄もあわせて恰好いいライフスタイルになっています。 【ストーリー】 出版社の社員、五月女恵(江口のりこ)はきままに一人で行動するソロ活が趣味。ソロ焼肉、ソロリムジンパーティ、挙句の果てはソロラブホテルまで、都会を楽しみにしています。
北川景子のコメディエンヌぶりと永山瑛太の役柄に合わせた肉体改造は見とれてしまいます。芸達者な脇もそろえており、安心してみられる作品です。 【ストーリー】 出版社勤務の水口咲(北川景子)は雪山遭難したところを航空自衛隊救難隊の緒原紘一(永山瑛太)に助けられる。折から長年付き合っていた恋人、青山(高橋光臣)が自分と結婚する気がないことをしり別れたばかりだった咲は紘一にプロポーズ。交際もしてい…
吉岡里帆は今一つ面白い脚本の作品にあたらない感じ。マンガのネタになるために偽装恋愛って、嫌で頭が足りない女にしかみえないのだけど 【ストーリー】 葬儀社社員の久遠あいこ(吉岡里帆)は高校時代の初恋の人、刈部純(白石隼也)の葬儀の最中、純の忘れ形見の小学生、レン(岩田琉聖)の面倒をみるようにいわれる。そこに怪しい男清一郎(鈴木亮平)が現れ思わず突き飛ばしてしまう。 清一郎は純の弟で、正…
玉木宏が警視庁の幹部で派閥争いを利用しながら、警察の不正と父の死の真相を暴こうとするサスペンス。荒唐無稽な話だけど、テレ朝ぽい演出についみてしまいます。 【ストーリー】 警視庁で3つの派閥が激しく争う中、弱小勢力外様派に属する上條漣警視(玉木宏)は上司の千堂刑事部長(椎名桔平)の懐刀として、対抗勢力・東大派の吉永警務部長( 光石研)、薩摩派の権藤警備部長(吉田鋼太郎)の横槍をかわしつつ、…
石原さとみと綾野剛のラブストーリーだけど、単純なものは視聴者に受け入れられないと思ったのかいろいろひねってきました。テンポが今一つ僕と合わず、綾野剛も役を活かして切れていない感じだけど、こういう挑戦は嫌いじゃないです。 【ストーリー】 巨大不動産企業、蓮田トラストが星ヶ浜に一大リゾートを建設することになり、御曹司の蓮田倫太郎(綾野剛)が責任者として、ロンドンから戻ってきた。 一方、海…
川口春奈が今時のインスタキラキラ広報を演じて、仕事に恋に頑張るとこれまた特徴もなくてコロナ禍の今には不似合いなストーリー。途中で脱落するだろうと思いつつ、なんとなくみてます。 【ストーリー】 インテリアメーカーの広報、真柴くるみ(川口春奈)はあこがれの社長、葉山祥吾(向井理)のためにせっせとSNSを更新し、インスタのインフルエンサーになっていた。 ところが、葉山が社内抗争に敗れて追放。…
坂元裕二脚本のラブコメ。小粋な会話劇で大人の恋愛を楽しむ感じですが、「花束みたいな恋をした」同様、なんかおしゃれな別世界で展開されている絵空事みたいで、巧いとは思うけど、今一つのめりこめません。 【ストーリー】 中小の建設会社、しろくまハウジングの社長、大豆田とわ子(松たか子)には3度の離婚歴がある。無くしたパソコンのパスワードを知るため最初の夫、田中八作(松田龍平)に会いにいったことが…
とびきりほっこりおいしいコーヒーをいれる移動コーヒー店のほのぼのストーリーかと思いきや、だんだん、店主の過去の因縁話に比重がおかれてきました。個人的には殺伐とした話はおなか一杯かな。 【ストーリー】 移動コーヒー店「たこ珈琲」の青山一( 中村倫也)は、車で移動しながら、 各地でおいしいこだわりのコーヒーを提供していた。そのコーヒーを飲んで人生が変わった人も。だが、青山には過去の因縁があり… …
竹野内豊が風変わりな裁判官にふんするお仕事ドラマ。ミステリーとしても人情ものとしてもストーリーがしっかりしているし、裁判所が職権を発動できることなどしらなかったので興味深く見ています。 【ストーリー】 東京地裁第3支部第1刑事部(イチケイ)の裁判官入間みちお(竹野内豊)は、元弁護士でスーツは着ない型破りの裁判官。疑問があると裁判官の職権で独自に捜査をはじめ、1件の心理に時間をかけ未決がたま…
佐藤健主演の人気シリーズの最終章ですが、1か月後にThe Beginningがあるという不思議な構成。邦画随一といっていい見ごたえのあるアクションはさすがでした。 作品情報 2020年日本映画 監督:大友啓史 出演:佐藤健、武井咲、新田真剣佑 上映時間:138分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ湘南 2021年劇場鑑賞67本 iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/sqvJ0_SzUsE…
広瀬すずと櫻井翔によるユーモアミステリー。横浜を舞台にした趣はあるけれど、全体的に軽い。まあ、日曜日夜にみるには気楽なほうがいいと思いますが。 【ストーリー】 横浜の私立探偵事務所「ネメシス」の探偵・風真尚希(櫻井翔)は難事件を解決すると有名だったが、実は彼はポンコツ探偵。天才助手の美神アンナ(広瀬すず)が、特殊な推理能力を使って解決し、それを風真にワイヤレスで伝えていたのだ。 事務…
今期のドラマも中盤に差し掛かりました。正直、恋愛ドラマはこのコロナ禍で能天気な気がして食指が動かず、「ドラゴン桜」「イチケイのカラス」「桜の塔」が今のところのお気に入りです。まずはドラゴン桜から紹介していきます。 【ストーリー】 かつて、「バカとブスは東大に行け」とのセリフで、底辺高の龍山高校の落ちこぼれたちを1年で東大に合格させた弁護士の桜木(阿部寛)だが、ある事件から教育業界を去り、…
往年の人気アニメを、動物のキャラクターはアニメ、人間は実写という形で映画化。トムとジェリーよりも、クロエ・グレース・モレッツのお仕事映画という感じです。 作品情報 2021年アメリカ映画 監督:ティム・ストーリー 出演:クロエ・グレース・モレッツ、 マイケル・ペーニャ、コリン・ジョスト 上映時間:101分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ湘南 2021年劇場鑑賞66本
北海道室蘭市に暮らす普通の人々の生活を描いた連作短編集。1本あたりは短いですが7本あるので214分の超大作映画。ただ、同趣旨の作品だと「海炭市叙景」を思い出しましたが、本作は一部白黒だったり、説明が少ないのでわかりにくいエピソードも混ざっており、ちょっとまとまりがつかなかったかも。 作品情報 2020年 日本 映画 監督:坪川拓史 出演:大杉漣、大塚寧々、香川京子 上映時間:214分 評価★★★(五段…
性的児童虐待、児童性愛者の問題はニュースになっていますが、実際はどうなのかまるでしりませんでした。ところが、本作では童顔の女優を使ってSNSを開設したところ、犯罪者がうようよあつまり、生の欲望がむき出しになって、男の僕から見ても気持ち悪かった。まだ子どもたちがこんな危険にさらされていることは驚きで、子を持つ親だったら必見の作品といえましょう。 作品情報 2020年 チェコ 映画ドキュメンタリー 監…
イーサン・ホークがニコラ・テスラを扮する伝記映画。「エジソンズ・ゲーム」という映画も昨年公開されましたが、本作はテスラの晩年までも取り上げており、1943年まで生きていたというのはちょっとびっくり。 作品情報 2020年 アメリカ 映画 監督:マイケル・アルメレイダ 出演:イーサン・ホーク、イヴ・ヒューソン、カイル・マクラクラン 上映時間:103分 評価★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみら…
「ブログリーダー」を活用して、映画好きパパさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
劇団☆新感線の話題の舞台を映画館で上映する「ゲキ×シネ」の最新作。昨年秋に話題を呼んだ、鎌倉幕府滅亡をモチーフにした架空の日本のアクション時代劇です。 作品情報 2025年日本映画 演出:いのうえひでのり 出演:生田斗真、中村倫也、西野七瀬 上映時間185分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ品川 2025年劇場鑑賞245本
アメリカの黒人差別の歴史と音楽の歴史をモチーフにした大傑作のホラー映画。鑑賞後、考察サイトを読めば読むほど奥の深さに感動します。ネタバレあり(といってもあらかた知られていますが)のレビューですので、観たい方は事前情報なしでまず鑑賞を…。 作品情報 2025年アメリカ映画 監督:ライアン・クーグラー 出演:マイケル・B・ジョーダン、マイルズ・ケイトン、ヘイリー・スタインフェルド 上映時間137分 …
ニューヨークの救急隊の過酷な現状をリアルで陰鬱なタッチで描いた社会派映画。アメリカで救急隊員の自殺が社会問題になっているというのもわかります。 作品情報 2023年アメリカ、イギリス映画 監督:ジャン=ステファーヌ・ソヴェール 出演:ショーン・ペン、タイ・シェリダン、キャサリン・ウォーターストン 上映時間125分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2025年劇場鑑賞24…
モノクロの移民映画というと、「ラ・コシーナ 厨房」で観たばかり。本作のほうが登場人物の行動が理解でき、非常に静かなタイプのヒューマンストーリーでした。 作品情報 2023年アメリカ映画 監督:ババク・ジャラリ 出演:アナイタ・ワリ・ザダ、グレッグ・ターキントン、ジェレミー・アレン・ホワイト 上映時間91分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2025年劇場鑑賞242本 …
毒親、貧困の女子大生2人を描いたシスターフッド映画。宗教シーンなど唐突に感じられるところもありますが、抑制されて淡々とした雰囲気がたまらない感じの傑作です。 作品情報 2025年日本映画 監督:井樫彩 出演:南沙良、馬場ふみか、本田望結 上映時間115分 評価:★★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ港北 2025年劇場鑑賞241本
傷ついた一家が、偶然、市民劇団に参加したことで癒されて行く物語。ノースターでちょっとごつごつしている展開ですけど、じんわりくる小品でした。 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:ケリー・オサリヴァン、アレックス・トンプソン 出演:キース・カプファラー、ドリー・デ・レオン、キャサリン・マレン・カプフェラー 上映時間115分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ローソンユナイテッドシネマみなとみら…
日本ではすっかりブームの落ち着いたF1ですが、本作はまさにテンションバク上がりで、レースシーンに血沸き肉踊ります。王道的なストーリーに、ギンギンのBGMそして迫力ある映像と大満足の作品でした。 作品情報 2025年アメリカ映画 監督:ジョセフ・コシンスキー 出演:ブラッド・ピット、ダムソン・イドリス、ケリー・コンドン 上映時間155分 評価:★★★★★(五段階) 観賞場所:ローソンユナイテッドシネマみ…
オーストラリアの鬼才、アダム・エリオット監督が8年がかりで制作したクレイアニメ。一人の女性の数奇な運命をブラックユーモアたっぷりに描いています。 作品情報 2024年オーストラリア映画 監督:アダム・エリオット 声の出演:セーラ・スヌーク、コディ・スミット=マクフィー、マグダ・ズバンスキー 上映時間94分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2025年劇場鑑賞238本
アン・ジュングン(安重根)による伊藤博文暗殺を描いた歴史サスペンス。韓国では大ヒットしたそうですが、僕からすると作品自体は普通という感じでしょうか。 作品情報 2024年韓国映画 監督:ウ・ミンホ 出演:ヒョンビン、パク・ジョンミン、リリー・フランキー 上映時間114分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2025年劇場鑑賞237本
人間の欲望や心の暗部を描いた韓国映画。ラストはハッピーエンドかバッドエンドかは観る人によってことなりそうだけど、ある種のフェチズムの理想かもしれません。 作品情報 2024年韓国映画 監督:キム・デウ 出演:ソン・スンホン、チョ・ヨジョン、パク・ジヒョン 上映時間115分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2025年劇場鑑賞236本
単純な犯罪のはずが思わぬハプニングで二転三転していく様子を、伏線はりまくりの脚本で描いたサスペンス。ちょっとチートな武器もでてくるとはいえ、俳優たちの巧みな演技で最後まで楽しませてくれました。 作品情報 2025年日本映画 監督:堀江慶 出演:三浦りょう太、浅川梨奈、石田明 上映時間114分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2025年劇場鑑賞235本
コロナ禍で学校生活が制限された天文部員たちが、夢や希望をかなえようともがく青春ストーリー。さわやかさに心をうたれますが、ちょっと話を詰め込みすぎた感じも。 作品情報 2025年日本映画 監督:山元環 出演:桜田ひより、水沢林太郎、岡部たかし 上映時間126分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2025年劇場鑑賞234本
ダニー・ボイルが携わる28時間後、28日後に続くシリーズ3部作の3作目。ゾンビ映画というよりは、少年の成長を描いたアドベンチャー映画という印象です。でも、前半の感染者が襲ってくるかの怖さはなかなかのもの。 作品情報 2025年イギリス映画 監督:ダニー・ボイル 出演:アルフィー・ウィリアムズ、ジョディ・カマー、アーロン・テイラー=ジョンソン 上映時間115分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネ…
テレビアニメと違い、原作よりのダークな雰囲気を漂わせる映画「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE」シリーズの第5作。僕は過去作を観ていなかったので、あまりにもダークでホラーな感じにびっくりしました。 作品情報 2025年日本映画アニメ 監督:小池健 声の出演:栗田貫一、大塚明夫、片岡愛之助 上映時間93分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2025年劇場鑑賞232本
序盤はご都合主義のありがちなキラキラ青春映画で、途中退席しようかと思うくらいイライラしましたが、さすがは「ヒロイン失格」などの幸田もも子原作とあり、途中から確変。そつなく作品をまとめました。ただ、僕の鑑賞後、同キャストでドラマ化も発表され、なんのために入場料を払ったのかというがっかり感も。 作品情報 2025年日本映画 監督:松田礼人 出演:畑芽育、大橋和也、木村慧人 上映時間102分 評価:…
人がいっぱい死ぬアニメは苦手ですしテレビシリーズが長いと途中で挫折しまうので、本作や鬼滅の刃の劇場版は自分から観に行く気はないのですが、娘がファンなので一緒に行ってきました。 作品情報 2025年日本映画アニメ 監督:御所園翔太 声の出演:中村悠一、櫻井孝宏、永瀬アンナ 上映時間111分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ湘南 2025年劇場鑑賞230本
2017年にたった一人で7年がかりで制作され、狂気のストップモーションアニメといわれた「JUNK HEAD」の続編。 キモ可愛い独創的なクリーチャーたちに度肝を抜かれつつ、壮大なスケールに唖然とします。一度では理解しきれなかったのでもう一度観に行こうかな。 作品情報 2025年日本映画アニメ 監督:堀貴秀 出演:松岡草子、杉山雄治、三宅敦子 上映時間105分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ …
雰囲気は良いんだけど脚本ががばがばで、最後夢オチかと思ったほど。でも、がばがば過ぎて内心突っ込みながら観られたので、そこそこ楽しめました。 作品情報 2024年韓国映画 監督:イ・ヨソプ 出演:カン・ドンウォン、イ・ムセン、イ・ミスク 上映時間99分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2025年劇場鑑賞228本
元韓国政府の暗殺者が、自らの体験をもとにヒット漫画家になったというシリーズ第2弾。ギャグもあわないし、アクションも緩いし、今年観た韓国映画の中では一番合わなかった。 作品情報 2025年韓国映画 監督:チェ・ウォンソプ 出演:クォン・サンウ、チョン・ジュノ、ファン・ウスレ 上映時間119分 評価:★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマズ港北 2025年劇場鑑賞227本
新しいタイプのタイ映画で次々とヒット作を出している映画会社「GDH 559」の新作。高校生が亡くなった同級生のために映画を作るというなんともエモい作品に、心をうたれます。 作品情報 2023年タイ映画 監督:アッタ・ヘムワディー 出演:アンソニー・ブイサレート、ピシットポン・エークポンピシット、ティティヤー・ジラポーンシン 上映時間130分 評価:★★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ港北 2025年…
ブログにアップするのを忘れてました。上半期のベスト10です。今年も秀作ぞろいでした。例年に比べてハリウッドを含め割と有名どころが上位に入りました。格差、貧困をテーマにした作品や国際情勢のドキュメンタリーが上位に入っているのも今年の特徴です。 ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
1940年、撃沈した敵船の乗組員を救助した潜水艦の実話。イタリアの戦争映画はこれまで観たことがなかったので興味深かった。 作品情報 2023年イタリア、ベルギー映画 監督:エドアルド・デ・アンジェリス 出演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、マッシミリアーノ・ロッシ、シルヴィア・ダミーコ 上映時間121分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ座間 2024年劇場鑑賞249本
韓国の月面着陸を描いたSFスペクタクル大作。韓国人の自国上げはすごいけれど、月でのCGは割とよくできているのに、地上でのイノシシのCGがとてもチャチというアンバランスは笑えました。 作品情報 2023年韓国映画 監督:キム・ヨンファ 出演:ソル・ギョング、ド・ギョンス、キム・ヒエ 上映時間129分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズグランベリーパーク 2024年劇場鑑賞248本
性暴力を扱って話題の作品で、関連シーンは男の僕が観ても吐き気がするほど不愉快でした。さらに、原作からかもしれませんが、男は暴力的、女は被害者と単純な二元論に落とし込んでいるのも不快。一連の騒動も踏まえて、今年ぶっちぎりのワーストです。 作品情報 2024年日本映画 監督:三木康一郎 出演:奈緒、猪狩蒼弥、風間俊介 上映時間116分 評価:★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2024年劇場鑑賞…
若きクリエイターの情熱と挫折を描いているのですが、「ルックバック」と同時期の公開は痛かった。3Gキャラにもはまれず、眠気との戦いでした。 作品情報 2024年日本映画アニメ 監督:ぽぷりか 声の出演:花江夏樹、伊瀬茉莉也、内田雄馬 上映時間68分 評価:★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年劇場鑑賞246本
マイアミの黒人刑事コンビを主人公にした人気シリーズ第4弾。1作目は1995年なんですが、僕はシリーズ初見。ストーリーは突っ込みどころ満載でしたけど、アクションは工夫していて面白かった。 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:アディル・エル・アルビ、ビラル・ファラー 出演:ウィル・スミス、マーティン・ローレンス、ジェイコブ・スキピオ 上映時間115分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ品川プ…
アレクサンダー・ペイン監督作品らしい、1970年の全寮制学校を舞台にした心温まるヒューマンドラマ。まんべんなくよくできた秀才型の作品といえましょう。 作品情報 2023年アメリカ映画 監督:アレクサンダー・ペイン 出演:ポール・ジアマッティ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ 上映時間133分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズシャンテ 2024年劇場鑑賞244本
韓国の名優2人によるホラー。最後まで科学で分析できるのか、それとも超常現象なのかどちらともとれますが、僕は超常現象派でしょうか。今年みたホラーの中ではお気に入りの部類です。 作品情報 2023年韓国映画 監督:ユ・ジェソン 出演:チョン・ユミ、イ・ソンギュン、キム・グムスン 上映時間94分 評価:★★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年劇場鑑賞243本
台湾映画の名作の日本リメイクですが、ラストが記憶と全然違っていて、あらためて台湾版のあらすじをネットで確かめました。オリジナルファンとしては日本版の解釈にはがっかり。主人公たちを高校生でなくて大学生にしたのも大人の事情というやつでしょうか。 作品情報 2024年日本映画 監督:河合勇人 出演:京本大我、古川琴音、横田真悠 上映時間114分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年…
音を立てると襲ってくる宇宙人の恐怖を描いた人気ホラーの第3弾。過去2作の主役だったエミリー・ブラントは登場せず、宇宙人が地球を襲撃した当日のニューヨークのパニックをキャストを一新して描いています。 作品情報 2024年米国映画 監督:マイケル・サルノスキ 出演:ルピタ・ニョンゴ、ジョセフ・クイン、アレックス・ウルフ 上映時間100分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:ブルク13 2024年劇場鑑賞241本…
1999年のタイを舞台に、それまでずっと一緒だった双子の女子中学生が、初恋に落ちたことで大人への階段を上っていく物語。タイの田園風景は異国なのにどこか懐かしく、切なく悶え死にそうなストーリーとともに、僕の心に突き刺さりました。 作品情報 2023年タイ映画 監督:ワンウェーウ・ホンウィワット、ウェーウワン・ホンウィワット 出演:ティティヤー・ジラポーンシン、アンソニー・ブイサレート、スパクソーン・…
韓国の名匠、ホン・サンス監督の新作で、彼の作品で初めて寝ないでみられた。体調を整えて臨んだかいがありました(笑)。 作品情報 2022年韓国映画 監督:ホン・サンス 出演:クォン・ヘヒョ、イ・ヘヨン、ソン・ソンミ 上映時間97分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:シネマジャック&ベティ 2024年劇場鑑賞239本
父親を事故で失った高校生の喪失感と行き場のない怒りを描いたフランス映画。高校生はゲイでベッドシーンも多く、さすがフランスの高校生は進んでいると本筋とは若干ずれたことを思ってみていました。 作品情報 2022年フランス映画 監督:クリストフ・オノレ 出演:ポール・キルシェ、ジュリエット・ビノシュ、ヴァンサン・ラコスト 上映時間122分 評価:★★(五段階) 観賞場所:シネマジャック&ベティ 2024…
チェンソーマンの藤本タツキの短編漫画を、押山清高が監督、脚本、キャラクターデザインを1人で手掛けてアニメ化。創作者にとって非常にエモい作品で世評が高いのがわかるのですけど、特典で配られた漫画と登場人物の苗字が違うのはなぜだろう。 作品情報 2024年日本映画アニメ 監督:押山清高 声の出演:河合優実、吉田美月喜 上映時間58分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2024年劇場鑑…
M・ナイト・シャマランの娘のイシャナ・ナイト・シャマランの監督デビュー作で、父親は制作に回ってます。作風はかなり影響されてると思いました。賛否両論のようですけど、個人的には雰囲気は悪くなかったと思います。ややネタばれの感想を。 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:イシャナ・ナイト・シャマラン 出演:ダコタ・ファニング、オルウェン・フエレ、オリヴァー・フィネガン 上映時間102分 評価:★★★…
環境保護のためテキサスの石油パイプラインを爆破させようとする若者たちを描いたサスペンス。アメリカ映画にしては珍しく、テロリストを主人公にした作品です。配給のネオンは「パラサイト 半地下の家族」「逆転のトライアングル」「落下の解剖学」と小規模ながら尖ったラインナップの会社で、さすがの眼力。 作品情報 2022年アメリカ映画 監督:ダニエル・ゴールドハーバー 出演:アリエラ・ベアラー、サッシャ・…
英国のシンドラーと呼ばれ、669人のユダヤ人の子どもを救った実在のエピソードの映画化。「関心領域」「フィリップ」と違って王道的な描き方でした。 作品情報 2023年イギリス映画 監督:ジェームズ・ホーズ 出演:アンソニー・ホプキンス、ジョニー・フリン、ヘレナ・ボナム・カーター 上映時109分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2024年劇場鑑賞234本
柚月裕子原作の警察ミステリーですが、まさかこういう方向にならないよなというよくあるパターンになってしまったのは残念。配役もちょっとネタばれっぽくなってしまって。 作品情報 2023年日本映画 監督:原廣利 出演:杉咲花、萩原利久、安田顕 上映時119分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2024年劇場鑑賞233本
10世紀のインドを舞台にした豪華絢爛の史劇「PS1 黄金の河」の続編。全編に比べて派手なアクションが少なかったのが残念。史劇だけあって、史実通りに思わぬ人が途中退場するなどインド古代史を知らない分、驚きはありました。 作品情報 2023年インド映画 監督:マニラトナム 出演:ヴィクラム、ジェヤム・ラヴィ、アイシュ…
90歳でベストセラーエッセイを書いた佐藤愛子を、今年90歳の草笛光子が熱演。タイトルとはうらはらに、年をとっても素敵な生き方ができると実感できるユーモア交じりのヒューマンストーリーでした。 作品情報 2024年日本映画 監督:前田哲 出演:草笛光子、唐沢寿明、真矢ミキ 上映時99分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズららぽーと横浜 2024年劇場鑑賞231本