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映画好きパパの鑑賞日記 http://eigazukipapa.seesaa.net/

映画好きのパパが過去に見た作品と最近みた映画の感想を書いていきます。テレビドラマも頑張って書くぞ

映画好きパパ
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2014/01/04

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  • グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告

    ロバート・デ・ニーロほか豪華俳優が出ているホームコメディで、デ・ニーロは体張って頑張っているだけど、あまりにも緩くて間延びした感じ。子供向けにしてもうーん。 作品情報 2020年 アメリカ 映画 監督:ティム・ヒル 出演:ロバート・デ・ニーロ、オークス・フェグリー、ユマ・サーマン 上映時間:94分 評価★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2021年劇場鑑賞62本

  • AVA/エヴァ

    肉体美を誇るジェシカ・チャスティン主演のレディス・アクションだけど、拡散しちゃって今一つ。続編を作りたい気なんでしょうかね 作品情報 2020年 アメリカ 映画 監督:テイト・テイラー 出演:ジェシカ・チャステイン、ジョン・マルコヴィッチ、コリン・ファレル 上映時間:97分 評価★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ品川プリンス 2021年劇場鑑賞61本

  • NOBLESSE -ノブレス

    ノブレスと呼ばれる超人的な能力の持ち主が、学園生活を営みつつ謎の組織「ユニオン」やノブレスの故郷ルケドニアで戦うファンタジーアクション。「ユニオン編」は楽しめたけど、ルケドニアにいってからは日常の学園生活がなくなり、正直、飽きてしまいました。 【ストーリー】 ノブレスと呼ばれ、超人的な能力を持つカディス・エトラマ・デ・ライジェル(声・新垣樽助)は800年ぶりに目覚めて、成り行きから高校生に…

  • ザ・スイッチ

    女子高生と殺人鬼の体と魂が入れ替わるって、日本ではちょっと前にドラマの「天国と地獄」というのがあったばっかりだけど、ヴィンス・ボーンの女子高生走りは面白かった。 作品情報 2020年 アメリカ 映画 監督:クリストファー・ランドン 出演:キャスリン・ニュートン、ヴィンス・ヴォーン、セレスト・オコナー 上映時間:102分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2021年劇場鑑賞60本

  • 21ブリッジ

    急逝したチャドウィック・ボーズマンの最期の主演作。刑事ドラマとしてはオーソドックスだけど、もう少し21ブリッジにクローズアップしてほしかった。 作品情報 2019年 アメリカ 映画 監督:ブライアン・カーク 出演:チャドウィック・ボーズマン、シエナ・ミラー、J・K・シモンズ 上映時間:99分 評価★★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ品川プリンス 2021年劇場鑑賞59本

  • アンモナイトの目覚め

    科学史に残る女性古生物学者メアリー・アニングを、フランシス・リー監督が勝手に同性愛者に仕立てて論議を呼んだ作品。何も実在の人物にすることないのに 作品情報 2019年イギリス 、 オーストラリア、 アメリカ 映画 監督:フランシス・リー 出演:ケイト・ウィンスレット、シアーシャ・ローナン、ジェマ・ジョーンズ 上映時間:118分 評価★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2021年劇場鑑賞58…

  • 14歳の栞

    埼玉県の市立中2年のクラスに50日間カメラが入って、生徒たちの日常を追い続けます。生徒たちも結構、本音を出していて、大人と子供の狭間の年頃の彼ら彼女らに向き合うと、思わず胸がツンときます。今年のベスト候補の1つです。 作品情報 2021年日本映画ドキュメンタリー 監督:竹林亮 上映時間:120分 評価★★★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2021年劇場鑑賞58本

  • 約束の宇宙(そら)

    シングルマザーの宇宙飛行士の苦闘を描いたヒューマンドラマ。欧米でもやはり女性への見えない差別が残っていることや、幼い娘との愛情は心を打つのだけど、クライマックスがちょっと感動させようという気がみえみえで、そこまで静かに紡いできただけにもったいなかった。 作品情報 2019年フランス、ドイツ映画 監督:アリス・ウィンクール 出演:エヴァ・グリーン、マット・ディロン、ゼリー・ブラン=ルメール 上映…

  • 街の上で

    邦画の恋愛映画の旗手、今泉力哉監督の最高傑作。下北沢オールロケで、ちょっとだけ変わった男女の機微をうまくつかんでいます。ああ、こういう生活を送れればなんて幸せなんでしょう。コロナのいまでは夢みたいな感じです。 作品情報 2019年日本映画 監督:今泉力哉 出演:若葉竜也、穂志もえか、成田凌 上映時間:130分 評価★★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 2021年劇場鑑賞56…

  • バイプレーヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら

    テレビ東京のドラマ「バイプレーヤーズ」の劇場版で、登場する俳優がすべて自分の役を演じるのが特徴。テレビシリーズも3作めになってちょっと飽きてきた部分もあり、劇場版もいまいちなところもありますが、大杉漣との思い出を絡めるのは販促でしょう。 作品情報 2021年日本映画 監督:松居大悟 出演:田口トモロヲ、松重豊、光石研 上映時間:100分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2021年劇…

  • トニカクカワイイ

    謎めいた少女と結婚するラブコメ。初回は思い切り、ファンタジーぽく思いきや、次第に若いカップルの日常的な話になっていき、設定がよくのみこめませんでした。 【ストーリー】 高校受験直前の由崎星空(声・榎木淳弥)は大雪の日に出会った少女、月読司(鬼頭明里)に一目ぼれ。ところが司に声をかけようと道路を渡った時にトラックにはねられてしまう。司は命がけで星空を助け、星空は彼女に告白する。 入院した…

  • パーム・スプリングス

    タイムループ物のラブコメ。はっちゃけ具合が今一つで、同じ趣向の「ハッピー・デス・デイ」がお気に入りの僕としては、何度も死んで生き返る場面が物足りなかったかな。 作品情報 2020年アメリカ映画 監督:マックス・バーバコウ 出演:アンディ・サムバーグ、クリスティン・ミリオティ、J・K・シモンズ 上映時間:90分 評価★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2021年劇場鑑賞54本

  • サンドラの小さな家

    DVで家を追い出された母ちゃんが、自分=DIYで家を立てちゃおうという、ある意味すごい話。パワフルぶりにびっくりしました。 作品情報 2020年アイルランド、イギリス映画 監督:フィリダ・ロイド 出演:クレア・ダン、ハリエット・ウォルター、イアン・ロイド・アンダーソン 上映時間:97分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2021年劇場鑑賞53本

  • BLUE/ブルー

    吉田恵輔監督の新作はボクシングがテーマ。「愛しのアイリーン」「ヒメアノ〜ル」と衝撃作が続いていたけど、以前の作風に戻ったようなボクサーの日常を切り取った落ち着いた作品でした。 作品情報 2020年日本映画 監督:吉田恵輔 出演:松山ケンイチ、東出昌大、柄本時生 上映時間:107分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2021年劇場鑑賞51本

  • 砕け散るところを見せてあげる

    青春ミステリーの佳作。ぴしりとはまる脚本の伏線に感心するとともに、配役も見事に決まっていて、堪能できました。 作品情報 2020年日本映画 監督:SABU 出演:中川大志、石井杏奈、堤真一 上映時間:127分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2021年劇場鑑賞50本

  • ゾッキ

    竹中直人、山田孝之、斎藤工の3人の俳優が監督し、ショートエピソードの登場人物がちょっとずつつながるグランドホテル形式の作品。人生には無駄な時間とかあっていいと思うので、こういうオフビートな感じのものもたまにはいいと思いました。 作品情報 2020年日本映画 監督:竹中直人、山田孝之、斎藤工 出演:松田龍平、吉岡里帆、石坂浩二 上映時間:113分 評価★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 202…

  • くま クマ 熊 ベアー

    これも異世界転生もので、ゲームの中に転生したというパターン。クマの着ぐるみでゲーム世界に入り、ひたすらチートするというもの。これは嫌な奴をこらしめたりするので、「神様に拾われた男」よりは変化はあるけれど、主人公チートものは途中であきちゃうんですよね。 【ストーリー】 15歳の少女ユナ(声・河瀬茉希)は、オンラインゲームの「ワールドファンタジーオンライン」にログインしたところ、なぜか、ゲー…

  • 劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班

    2018年に放送されたフジテレビのサスペンスドラマの映画化ですが、低視聴率なのになんで映画にしたのか不思議。とにかく脚本が穴だらけで、途中で退屈してしまいました。 作品情報 2020年日本映画 監督:橋本一 出演:坂口健太郎、北村一輝、吉瀬美智子 上映時間:122分 評価★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ港北 2021年劇場鑑賞48本

  • 神達に拾われた男

    異世界転生もので、少年に転生した主人公がチートな能力とスライム育成で、ぼちぼち冒険していくという、いろんなテンプレをくっつけたような作品。可もなく不可もなくだらだら見るのに適していましたが、見終わったあとの印象は薄いなあ 【ストーリー】 ブラック企業勤務の中年男、竹林竜馬(声・安元洋貴)はあっけなく死んでしまい、3人の神様に拾われて異世界に転生することになる。8歳の少年の体に転生したリョ…

  • ラスト・フル・メジャー

    ベトナム戦争秘話で、出来自体は、まあまあといった程度ですが、実は20世紀の名優、クリストファー・プラマー(実写映画として)とピーター・フォンダの遺作になるんです。ほかにもベテランの名優がずらりと並び、なかなか渋い作品なので★1つおまけしました。 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:トッド・ロビンソン 出演:セバスチャン・スタン、クリストファー・プラマー、ウィリアム・ハート 上映時間:116分 評…

  • ホムンクルス

    綾野剛、成田凌という旬の俳優を使っていて、独特の不気味な世界観はJホラーらしい作品です。共同脚本に「ミスミソウ」の内藤瑛亮もいますし。ただ、ホムンクルスの論理が考えてもよく分からず、いま一つ作品の中にひたれませんでした。 作品情報 2021年日本映画 監督:清水崇 出演:綾野剛、成田凌、岸井ゆきの 上映時間:119分 評価★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 2021年劇場鑑賞46本 …

  • JUNK HEAD

    堀貴秀監督がほとんど一人で7年の歳月をかけて作った長編ストップアニメーション。狂気か天才か、とにかく驚嘆すべき作品でした。 作品情報 2017年日本映画アニメ 監督:堀貴秀 出演:堀貴秀、三宅敦子、杉山雄治 上映時間:99分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:渋谷アップリンク 2021年劇場鑑賞45本

  • 神様になった日(2020年)

    「SHIROBAKO」のP.A.WORKSとkeyの麻枝准が組んだということで、事前の期待は高かったのですが、ふたを開けてみると何をしたいのかよくわからなかった。個別のエピソードは謎の麻雀とかはまったところもあったのですけどね。 【ストーリー】 高校3年生の成神陽太(声・花江夏樹)の前に、自分は神だと名乗る謎の少女佐藤ひな(佐倉綾音)が現れ「30日後に世界は終わる」と告げる。ひなは陽太の両親(新垣樽助、柚木涼…

  • ビバリウム

    すごい不快感が残る不気味なホラー(ほめてます)ですが、監督が社会批判を唱えていたこともあり、いろいろな深読みが海外ではやっているそうです。 作品情報 2019年ベルギー、デンマーク、アイルランド映画 監督:ロルカン・フィネガン 出演:イモージェン・プーツ、ジェシー・アイゼンバーグ、ジョナサン・アリス 上映時間:98分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズシャンテ 2021年劇場鑑賞44本 <…

  • 禍つヴァールハイトーZUERST

    異世界ものとはいえ、自動車で移動するなど近代的なところがあり、軍とゲリラなんていうのは20世紀の社会みたい。原作はソーシャルゲームですが、サービスは3月で終了とのこと。そうなると2期とかないんですかね。 【ストーリー】 魔物の活発化や治安の悪化で帝国内部が大きく動く中、帝国軍人となったレオカディオ(小野友樹)は、初出勤の途中、トラック運転手のイヌマエル(阿部敦)という青年と出会い、木箱の積…

  • リトル・ミス・サンシャイン

    崩壊寸前の家族が、オンボロ車に乗った旅行を通じて大事な絆を取り戻すハートフルムービー「リトル・ミス・サンシャイン」。親殺し子殺し、勝ち組負け組など嫌な時代だった今年見た映画の締めくくりにはふさわしい映画で、どうってことのない話のはずが、最後は目頭が熱くなった。 【ストーリー】 アリゾナ州に住む眼がねを掛けた小学生オリーブ(アビゲイル・ブレスリン)がカリフォルニアで開かれる美少女コンテスト…

  • 鉄コン筋クリート

    松本太洋の人気コミックを映画化した「鉄コン筋クリート」。中盤までワクワクする面白さだったのに、後半は精神世界に入り込んでしまう’サブカル系’となってしまったようで、こういう話はお腹いっぱいという感が強かったので残念だった。 【ストーリー】 どこか昭和の匂いをひきずる宝町。その町にはクロ(声二宮和也)とシロ(蒼井優)という2人の少年がいた。喧嘩が強く、ネコのように自由に町を飛び回る2人は、町…

  • シャーロットのおくりもの

    しゃべる子豚の物語といったら「ベイブ」を思い出すが、それ以上に友情や命の大切さを訴えたのが「シャーロットのおくりもの」。クリスマスはもう過ぎてしまったが、クリスマスにふさわしい心温まる物語でした。 【ストーリー】 どこにでもあるアメリカの田舎町の農家で生まれた豚のウィルバー(声・ドミニク・スコット・ケイ)。産まれたばかりのウィルバーは小さくて、しかも母親のおっぱいは10個なのに、彼は11…

  • 人生は、奇跡の詩

    第二次大戦中のユダヤ人強制収容所に入れられた親子を笑いと涙で描いた「ライフ・イズ・ビューティフル」から10年。イタリアの天才ロベルト・ベニーニが再び帰ってきた。戦争の愚かさと愛の大切さを訴えた「人生は、奇跡の詩」は寓話のように心に刻み込まれた。 【ストーリー】 2003年、イラク戦争直前のイタリア。詩人のアッティリオ(ロベルト・ベニーニ)は、愛するヴィットリア(ニコレッタ・ブラスキ)と結婚…

  • ラッシー

    犬と猫、僕は完全に犬派である。今年は「ベンジー」や「ガーフィールド2」といった犬が活躍する映画が観られてよかったが、「ラッシー」といえば名犬の代表。期待していったが、犬よりもネッシーの登場にびっくりしてしまった。 【ストーリー】 英国ヨークシャーの炭鉱町で両親(ジョン・リンチ、サマンサ・モートン)と暮らす少年ジョー(ジョナサン・メイソン)。彼の一番の親友は賢くて美しいコリー犬のラッシー。毎…

  • Mr.ソクラテス

    韓流映画だと病死する美女との恋愛映画というのが相場だが、韓流ブームのおかげで骨太の作品も入ってきた。特に「Mr.ソクラテス」は登場人物はすべて男性(エキストラには女性もいるが)という痛快アクション映画。笑いありハードボイルドありでお気楽に見られた。 【ストーリー】 町の不良少年、ドンヒョク(キム・レウォン)は、ギャング集団に拉致され、先生(カン・シニル)と名乗る人物から勉強を叩き込まれる。…

  • 大奥

    仲間由紀恵は「トリック」などコメディエンヌとしては人気があるが、シリアスものは駄目というのが定評だった。でも、「功名が辻」でベテラン俳優たちに鍛えられたのか、「大奥」では立派に主役を張っていた。日本でもトップクラスの美人である彼女をみるだけでも一見の価値があった。 【ストーリー】 徳川7代将軍家綱の時代。家綱はわずか5歳だったこともあり、大奥の女達は将軍不在のまま2派に分かれて勢力争いを…

  • こまねこ

    人形を1コマずつ動かして撮影するこま撮りで撮ったアニメ「こまねこ」。もう難しいことは考えず、かわいい動物たちにひたすら心が癒されました。 【ストーリー】 山の上の家に暮らすネコの女の子「こまちゃん」を主人公にした5つの短編集。こまちゃんはみかけがこわい雪男とも ”おともだち” になれると信じています。そんなこまちゃんとひょんなことから出会った内気な少女、いぬ子。対照的な二人は ”ほんとう…

  • 敬愛なるベートーヴェン

    年末になるとあちこちでベートーヴェンの第九が流れる。今年は「バルトの楽園」という邦画もあったが、耳が聞こえないなか、第九を作ったころのベートーヴェンを取り上げた「敬愛なるベートーヴェン」。映画の出来はともかく、12分にも及ぶ第九の演奏シーンは鳥肌がたった。 【ストーリー】 難聴になって気難しくなったベートーヴェン(エド・ハリス)。第九の初演まであと4日に迫っているのに、まだ合唱パートの楽譜…

  • 無花果の顔

    桃井かおりというと、アンニュイでそこはかのないユーモアを持ち、マイペースで常人には理解しにくい女優という印象がある。彼女の初監督作品「無花果の顔」も、まさにそのような作品だった。 【ストーリー】 庭に無花果の木がある門脇家。工務店勤務の父(石倉三郎)、しっかりしているようでどこか浮世離れした母(桃井かおり)、出版社で働く娘(山田花子)、やんちゃな弟(HIROYUKI)。写りの悪いテレビを見ながら…

  • エラゴン 遺志を継ぐもの

    世界各国でベストセラーとなっている壮大なファンタジーを映画化した「エラゴン 遺志を継ぐもの」。ハリーポッターや指輪物語と違って、映画化されるまで原作の存在を知らないが、映画を見る限り、どこかで観た場面が多い印象の薄い作品だった。 【ストーリー】 かつて、アラゲイシア国では人間と竜が共存し、竜に乗った騎士ドラゴンライダーによって国は統治されていた。しかし、邪悪なドラゴンライダー、ガルバトリ…

  • 海でのはなし。

    スピッツの音楽と宮崎あおいが全面的にコラボレーションした「海でのおはなし。」。スピッツも宮崎あおいも特に関心がない僕にとって、上映時間が短いのが救いでした。 【ストーリー】 両親の愛を一身に受け素直に育った少女、楓(宮崎あおい)。父(勝野洋)が浮気しているとの疑惑を持つが、母(鞠谷友子)はとりあわない。楓は大学の非常勤講師を務めている友人の博士(西島秀俊)のところに相談にいく。博士は他人…

  • 犬神家の一族

    70年代の大ヒット映画「犬神家の一族」が監督市川昆、主演石坂浩二そのままに、30年ぶりにリメイクされた。カット割が一緒だったり、オリジナルにかなり忠実で、豪華キャストは面白かったが、なぜ今リメイクするのかの疑問は最後まで残った。 【ストーリー】 終戦直後、信州の製薬王、犬神佐兵衛(仲代達矢)が病死した。遺言書によると莫大な遺産は3人の娘、松子(富司純子)、竹子(松坂慶子)、梅子(万田久子)に…

  • ソウ3

    殺人をゲームに仕立てる天才犯罪者ジグソウに閉じ込められた密室からどうやって抜け出すかを描き、設定の奇抜さと驚愕のラストで人気シリーズとなった「ソウ」シリーズ。3作目では殺され方のグロさが話題を呼んだが、反面、過去2作にあったようなショックは減ってしまった。 【ストーリー】 ジグソウ(トビン・ベル)による犠牲者がまた発見されたが、事件を追ってきた女性刑事ケリー(ダイナ・メイヤー)は、いつも…

  • 王の男

    韓国では「グエムル」に破られるまで歴代1位の動員を誇っていた「王の男」。国内では韓流ブームが去り、あまり下馬評は良くなかったが、どうしてどうして、きっちりこういう映画を作れるところに韓国映画の底力を感じた。日本は芸人だらけだが、芸のために命を捨てられる人がいるのだろうか。 【ストーリー】 16世紀初頭の韓国。田舎の旅芸人一座の花形チャンセン(カム・ウソン)と女形コンギル(イ・ジュンギ)は、土…

  • 上海の伯爵夫人

    「日の名残り」の名匠ジェームズ・アイボリー監督が、英国で活躍する日系作家カズオ・イシグロの脚本を基にした「上海の伯爵夫人」。1930年代の上海を舞台に、さすがは英国映画と思わせるような重厚な作品となった。アイボリーはアメリカ出身だが、英国映画をとらせると本当にうまい。 【ストーリー】 ロシアの亡命貴族ソフィア(ナターシャ・リチャードソン)は伯爵夫人だが、今では落ちぶれてバーの女給をしている…

  • 騙し絵の牙

    大泉洋をあて書きしたという塩田武士の原作を吉田大八監督が映画化。豪華キャストもあるし楽しみに言ったのですが、事前のハードルが高すぎたというのが正直なところ。出版業界以外の人だとぴんとこないかも 作品情報 2020年日本映画 監督:吉田大八 出演:大泉洋、松岡茉優、佐藤浩市 上映時間:113分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ港北 2021年劇場鑑賞43本

  • プラダを着た悪魔

    ファッションにはまるで無頓着な僕だが、ゴージャスな衣装が次々と出てくる「プラダを着た悪魔」を見て、心がうきうきした。単なるコメディーではなく、仕事とは何かを考えさせる場面もあり、万人が楽しめるデートムービーに仕上がった。 【ストーリー】 ジャーナリスト希望のアンディ(アン・ハサウェイ)は、全米の女性があこがれる超一流ファッション雑誌「RANWAY」の編集長ミランダ(メリル・ストリープ)の第…

  • トゥモロー・ワールド

    ブログやヤフーの評価などを見ていると、賛否両論が極端に分かれている「トゥモロー・ワールド」。こういう受け手の想像力が必要な映画は、ひたすら雰囲気に酔って楽しむようにしている。そして、終わってからメッセージを反芻して、内容の重みを実感する。英国らしい重厚な作品だ。 【ストーリー】 2027年、人類で最も若い少年が18歳で死んだ。2009年から一人の子供が生まれなくなり、そう遠くない将来人類は…

  • ベルナのしっぽ

    盲導犬がまだ社会に浸透していなかったころの実話を基にした盲導犬と盲目の家族の物語「ベルナのしっぽ」。非常に丁寧に撮れているが、それがかえって教育映画のような印象を受けてしまった。 【ストーリー】 1981年、病気で視力を失ったしずく(白石美帆)は盲導犬「ベルナ」と出会う。犬嫌いを克服してベルナとともに町を歩くしずくだが、駅やレストランなどで立ち入りを拒否されるなど世間の目は厳しい。 …

  • 武士の一分

    木村拓哉(キムタク)の初主演映画が山田洋次監督の時代劇ということで注目を浴びている「武士の一分」。最初にキムタクがチョンマゲ付けて山形弁でしゃべったときはスマスマのコントかと思い笑いそうになったが、スターのオーラをまとったキムタクと山田洋次のタッグはさすが。すぐに映画の世界にひきこまれていった。 【ストーリー】 藩主の毒見役(藩主の食事の一部を事前に食べ、毒が入ってないか調べる役)を務め…

  • いちばんきれいな水

    加藤ローサ初主演作の「いちばんきれいな水」はタイトル通り、水の映像は美しかったが、札幌の映画館の外は吹雪で寒々しかった。これは夏に公開するべきだろ。配給会社は後悔してほしい。 【ストーリー】 中学受験の勉強が忙しい小学6年生の夏美(菅野莉央)は、病気で植物状態の姉、愛(加藤ローサ)がいる。夏休み、カメラマンの叔母、真理子(カヒミ・カリィ)が南米で事故に遭ったとの連絡があり、両親(田中哲司…

  • 紀子の食卓

    映画というのは、観客との対峙であると思う。笑わせたり、泣かせてもよし。内容がなければバカにするだけ。いずれも受けての僕が内容を咀嚼して判断する。その観点からすると今年一番、つかみどころがなく、どう評価していいのか自分の中で分からないのが「紀子の食卓」だ。今年の最高傑作のような気もするし、テクニックだけで惑わす作品のような気がする。いずれにせよ、僕にとって今年一番の問題作だったことは間違えない。…

  • ミッドナイト・ムービー

    1970年代、米国で深夜だけ上映されるカルト的映画を「ミッドナイト・ムービー」と呼んだ。これらの作品の監督、劇場関係者らにインタビューしたドキュメンタリー映画「ミッドナイト・ムービー」。現代の映画事情を知る上で非常に参考になった。 ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください

  • ハイテンション

    フランス発のスプラッタームービー「ハイテンション」。途中まで、ハラハラドキドキ結構面白かったが、ラストでこけた。途中まで見てるこちらもハイテンションなのが、最後はローテンション。アンフェアなのは誰だ。 【ストーリー】 大学生のマリー(セシル・ドゥ・フランス)は勉強のため友人アレックス(マイウェン)の実家に泊り込みに行く。アレックスの実家は人里離れたところにあった。その晩、謎の中年男(フィリ…

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