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禅的哲学 https://blog.goo.ne.jp/gorian21

禅的視座から哲学をすると、こんな景色が見えてくるのではないだろうか。

私は禅者ではありません、仏教者でさえありませんが、多少ものを見る目はもっていると自負しております。

御坊哲
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港南区
出身
御坊市
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2013/12/07

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  • 修行すれば立派な人になれるか?

    地下鉄サリン事件から早30年が経過していると知って驚いた。歳をとれば月日の経つのが早いというのは本当のことだと実感した。前代未聞の凶悪な事件により、私達は宗教の持つ恐ろしさについて実感した。とらえられた実行犯はほとんどがこの宗教に関わってさえいなければ善良な市民あったような人ばかりだったからだ。高学歴で「エリート」と言っても良い人も少なくなかった。そして例外なく、熱心な求道者であり"仏道"修行者でもあった。唯一の間違いは師の選び方を間違えたということなのだろう。昨年天台宗において大僧正が懲戒審理に掛けられたことが話題になった。その大僧正が信頼する住職が長年にわたり尼僧に対して不同意性交を行ってきたことが問題になったのである。大僧正自身が犯行に加わったわけではないが、彼を崇拝していた被害者に対し、「(性行為...修行すれば立派な人になれるか?

  • メディアリテラシーについて一言

    メディアリテラシー(メディアを正しく読み解く能力)という言葉を耳にするようになってから久しいが、今一つその重要性に対する認識が浸透していないように見受けられる。ことに昨年11月の兵庫県知事選の結果はわたしにとって衝撃的であった。権力者が自分を告発した職員を自分の権力によって処分すること自体が犯罪的(というより犯罪)である。その上、使用していた公用パソコンを強制的に取り上げて、調査したプライバシーを執拗にあげつらって、その職員が信用ならない人物であることを世間に印象付けようとしたことは卑劣としか言いようがない。公的パソコンを私的使用することはもちろん褒められたことではないが、それを事前通告なしに強制的に取り上げて調査するという行為は到底許されることではない。公益通報はその内容が真実であるかどうかだけが問題で...メディアリテラシーについて一言

  • ゆきてかへらぬ

    何年振りか分からないが、久し振りに映画を観に行った。中原中也と小林秀雄を題材にした映画が一体どのようなものかと興味を覚えたのだ。はじめからあまり期待はしていなかったが、見終わってやはりこんなものだったかという気がした。ストーリーは泰子=中也=小林秀雄の三角関係だけに焦点が当てられている。この三人以外はほとんどが通りすがりの人々で、富永太郎が少し顔を出す程度で、大岡昇平も河上徹太郎も一切登場しない。中也の人物像を最も顕著に表しているはずの友人たちとの文学談義も一切出てこない。もっぱら焦点は広瀬すず演じる長谷川泰子に当てられている。これは映画を観る前から気になっていたのだが、私の中では長谷川泰子と広瀬すずは全然重ならない。長谷川泰子はそれなりに美人で男好きのするタイプではあるが大部屋女優である、それに引き換え...ゆきてかへらぬ

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