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アヴァンギャルド精神世界 https://blog.goo.ne.jp/naitoukonan

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

本当のなつかしさ、本当のやさしさ、そういったしみじみとしたものだけが好みです。 気になるもの 錬金術、冥想、瞑想、オカルト、坐禅、気功、ヨーガ、オーパーツ、超能力、霊能力、前世記憶、PTSD、トラウマ、修験道、アトランティス、レムリア、ケルト、クンダリーニ,チャクラ、洗脳、情報操作、テレビっ子、個人主義、疎外、おひとり様、悟り世代、アセンション、無私、敬虔、清貧

naitoukonan
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2013/11/11

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  • 大本神歌-4

    ◎降る雨里迦の一時雨、木枯さへも加はりて(大意)敵であった唐国は、叢雲も砲烟弾雨も晴れ渡って一旦は日本の味方となったのだが、戦後処理の過程の中で、東の空との調整がうまく行かず、退くに退かれず結局開戦となる。戦端が開かれると、五十余億の軍資をも一年経ぬ束の間に、烟散霧消する大惨事。巨万の死亡者が発生し、農工商の産業も、次第次第に衰ろえて、青菜に塩の如く、あちこちで溜息が出るばかり。こんな時に、売国奴やら利己主義者も横行し、万時休す。日本は形としては、祖国を守りながら世界を救った姿となったが、まだまだ安心できぬと言っている最中に、アメリカから一発の暴風雨付きミサイルが、一つの国に空から炸裂。それは、山の尾根の紅葉も、果敢なく散らして、悲しげな鹿の泣く声が四方に立つことになる。ここに近代西欧文明は終わり、少々寂しい元...大本神歌-4

  • 修行を始める時期と大悟の時期

    ◎宗祖の子孫など修行を始める時期と大悟の時期については、二つの論点がある。生まれながらに宗祖の家に生まれついたら必ず見神見仏、大悟覚醒をするのかという点と、先に宗教修行を始めれば、後に修行した者より必ず先に大悟するのかという点。1.生まれながらに宗祖の家に生まれついたら必ず見神見仏をするのか。昨今眞子内親王の結婚で世間はかまびすしいが、いわゆる宗祖の子孫がすべて大悟するのかといえば、決してそうではないことは、言うまでもあるまい。それは、天皇家だけでなく、およそどのような宗派でも共通なのではないか。そこで誰が覚醒の灯を継承いているのかと見れば、伊勢神宮の名もない一洗濯女だったりするという話がシンボリックに出てくるものだ。このマスコミ隆盛の時代では、ともすれば大悟覚醒した人は必ず世間に名を知られているという先入観を...修行を始める時期と大悟の時期

  • 大本神歌-3

    ◎第三次世界大戦(大意)日本は、日清、日露、第二次世界大戦と経てきたが、これからは、更に二段階の第三次世界大戦がある。初段は、「戊の、午の年」からスタート。アラスカ、シベリア、モスクワのラインから日本に侵攻開始(アメリカも入っている)。ミサイルや軍用機が天を蔽い、東の空に舞い狂ってここに二段目の幕が開く。(二段目は、あまりに悲惨で出口王仁三郎も記述を避けた。)三段目になって、ようやく国の御祖神が選んだ身魂が集まってきて、千早振る、神代ながらの祭政一致、常磐の御代が実現する。※瑞能神歌:『ほ日の命の現はれて、海の内外の嫌ひなく、降らす血雨の河と成り、屍は積みて山を為す、カラクレナイの敷島の、赤き心は日本魂、火にさへ焼けぬ国魂の、光り輝く時となり、体主霊従の身魂を焼き尽し、水火の国の中津国、下津岩根に現はれし、厳の...大本神歌-3

  • 大本神歌-2

    ◎カラ国の侵攻(大意)連合国の味方であるとこれまで尽くしてきた唐国が覇権戦略に転換し敵対開始、白露国も加わって、連合国が勝つべき戦も負け始め。西の空は暗雲漂い、ついにはインド洋も手中にする。ウラジオ、日本海と跳梁し、日本本土に侵攻し、戦勝までもう一息のところで、神威により敵国軍船が壊滅する。(原文)『大本神歌(二)聯合の国の味方と今迄は、成て竭せしカラ国の、悪魔邪神が九分九厘、モウ一厘の瀬戸際に、旗を反すと白露の、其振舞いの非義非道、凡ての計画を狂はせて、勝つ可き戦争の負け始め、永びき渡る西の空、黒雲晴るる暇も無く、独り気儘の仕放題、印度の海も掠め取り、茲にも深き経綸為し。次いて浦塩日本海、我物顔に跳梁し、卜ン卜ン拍子に乗り出して、神の御国を脅迫し、モウ一ト息と鳴戸灘、渦巻き猛る荒浪に、大艦小船残り無く、底の藻...大本神歌-2

  • 大本神歌-1

    ◎世の終わりからみろくの世の始まりまで大本神歌は、出口王仁三郎のものを平素から読み慣れていないとやや読みにくいかもしれぬ。例によってこの手の文は、三様の意味にとれる言葉が並ぶものだ。全体として、大正(大正6年12月1日)から世の終わり、みろくの世の始まりまでを韻文で描いている。大意をつけてみたものの、そのとおりかどうか。(大意)世界各国は、日本以上に軍備を強化し、海中空中、地上地中に兵器を配備し、日本に昔日の軍事大国の面影はない。とりわけアメリカのミサイルについては、国民に注意を呼び掛けていたが、馬耳東風で聞く耳を持たなかった。戊の、午の春夏秋に懸け(戊午ではなくて、戊と午が分かれているところがヒントか。)、皆散り散りに潜水艦と空襲に逃げ惑う姿が哀れである。(原文)『大本神歌(一)東雲の空に輝く天津日の、豊栄昇...大本神歌-1

  • 日本占領と火の玉

    ◎火の玉のいつ飛び出すかわからざる出口王仁三郎のいろは歌から、日本占領の企て。『ねらう要所は対馬に津軽、馬関海峡其次ぎに、舞鶴軍港岸和田の、間の軍備に眼を着て、地勢要害取調べ、又も越前敦賀より、尾張の半田に至るまで、国探を放ちて探索し、一挙に御国へ攻め寄せて、総ての活動中断し、日本を占領する企み。』(いろは歌:小松林命作)次に火の玉。出口王仁三郎は関西にあって、東の空の火の玉を見る。何のことだろうか。『東の空に魍魎(もうりょう)のむらがりて火の玉となり荒れ狂はんとすも』(言華P280)『火の玉のいつ飛び出すかわからざる東の空は常闇(とこやみ)なるも』(言華P282)○日本の立替と戦争『北海道は○○やなあ。東北地方は半ば占領される。戦争で日本の立替はあらかた済むのやな。』(出口王仁三郎玉言集新月の光/木庭次守編/...日本占領と火の玉

  • 日本を狙う中ロ予言-2

    ◎なづな七草、生物化学兵器さらに出口王仁三郎の玉鏡から、(※唐土とは中国のことである)『昔から「なづな七草唐土の鳥が渡らぬさきに云々」と云う歌がある。これは唐土の鳥即ち外国の飛行機から毒ガスを投下するその時に、なづな七草を食べて居れば毒ガスにあたらぬと云う予言警告である。なづなと云うのは冬青々としたもので、松葉でも葱でも皆薬となるものである。七草は七種の意である。』さらに玉鏡には、『戦術もだんだんあくどくなって、近頃は又毒ガスを盛に使用するようになつて来たが、日本のように菜食主義の国にあっては比較的その害は少ないので、日本人の皮膚は肉食国の欧米人に比して毒ガスに対する抵抗力は非常に強いのであるから、さほど恐るるには足らぬのである。昔から正月の七日の行事に七草粥というのがあって「七草なづな、唐土の鳥が、日本の国へ...日本を狙う中ロ予言-2

  • 日本を狙う中ロ予言-1

    ◎出口王仁三郎の古い伝承2021年10月18日、中国軍とロシア軍の艦艇合わせて10隻が、津軽海峡を初めて同時に通過して太平洋に出た。同月21日10隻は太平洋を南下し、伊豆諸島付近を航行。同月23日、防衛省統合幕僚監部は、津軽海峡を抜け太平洋を南下した中国とロシアの海軍艦艇計10隻が、鹿児島県の大隅半島と種子島の間の大隅海峡を通過し、東シナ海に入ったと発表。中露の艦艇が一緒に日本列島一周したのは初。ネットでは、地震予言、洪水予言は盛んだが、中露の日本侵攻予言はあまり顧みられないので、出口王仁三郎予言をまとめて出してみる。これには二本の軸がある。一つは、出口ナオ、出口王仁三郎の提携に係わるもので、もう一つは、出口王仁三郎入蒙の原因に係わるものである。そもそも出口ナオ、出口王仁三郎が一緒に教団を立ち上げたのは、二人と...日本を狙う中ロ予言-1

  • 殉教者列伝の今

    ◎既に始まっている言論統制、思想統制、宗教統制の時代今後の、いや既に始まっている言論統制、思想統制、宗教統制の時代には、当然ながら殉教者が出る。キリスト教公認以前は、殉教者が多数出て、殉教者列伝を見ると、公権力に全く抗し得ない、とても無力な篤信者の姿をいくらでも知ることができる。殉教者列伝は、遠い昔の夢物語だったのが、あるいは共産圏特有の事象だったが、気がつくと現代がそういう時代に成っていたことに愕然とするわけだ。そのような言論統制、思想統制、宗教統制は、今度は世界的に行われ、最近の大きなものとしては、トランプ・バイデンの米大統領選挙であり、その次は未だ世界中の誰一人ウィルスの現物本体を確認できていないコロナ騒ぎである。コロナは、ワクチン・パスポートを以って国民一人一人を「政策」に従順な国民であることを強制する...殉教者列伝の今

  • 霊界物語百年

    ◎鎮魂帰神出口王仁三郎の霊界物語が、彼自身のトランス状態での口述をスタートしてから2021年10月18日で百年となった。もともと大本教には、お筆先という予言群が信者を集める聖典として存在していたが、出口王仁三郎はこれを「解読」して大本神諭として整理。神典は先にこれしかなかったのが、大正に入って全82巻の霊界物語をスタート、完成させた。スタートは、大正10年の第一次大本事件による教団弾圧の直後からであったが、400字詰め300枚を3日で仕上げるスピードで完成させた。これぞ御神業。霊界物語の分量は尋常ではなく、時間のあった大学生の時に読んだが、アラビアン・ナイト全巻のように通読に苦労した記憶がある。全体に文語調であり、今の若い人には読みにくいかもしれないが、まだまあ読めるレベルなのではないか。内容は、霊界の物語では...霊界物語百年

  • クンダリーニとアートマンの合体

    ◎そのものズバリだが証明は困難クンダリーニとアートマンの合体については、ダンテス・ダイジが、神の許しを給わった上で恐る恐る書いている(ニルヴァーナのプロセスとテクニック/ダンテス・ダイジ)。クンダリーニとアートマンの合体については、凡そ想像を絶したものであるために、過去累代リアルな表現は避けられ比喩が用いられるのが常だった。クンダリーニについて、仏教哲学者の中村元が面白いことを書いている。『また、クンダリニーは最高の性力(parasakti)と考えられ、「真の性交(maithuna)とは最高の性力がアートマンと合することである。他の合一はただ女人との肉欲的な結合にすぎない」(Kularnavatantra,V,tantra,V,111ー112)と考えられた。その結合は、ときにはシヴァ(Siva)とクンダリニーと...クンダリーニとアートマンの合体

  • 体験ではない体験

    ◎体験ではない体験それ自身を再体験このブログでは、人間から見た究極の体験を「体験とはいえない体験」と呼んで多用している。そのorijinが、ダンテス・ダイジの未公刊の詩集「老子狂言」のメシアン・ハンドブックという詩にある。『メシアン・ハンドブック救世主は知っているいかなる人であっても自分を神の子だと考えるのはもっともなことだと健康と病気豊富と貧困解放と束縛これらを受け入れるかどうか決めるのは君達だパッと手を離したらいいあとのことは流れがやってくれている君達に命ずるこれからずっと幸福でいなさい思い出してごらんすでに君は死んだことがあるんだよ立派な救世主は自由に行きたい道を行くできないことはできない救世主でいるくらいなら手品師か催眠術師のほうがましだ君はつねに神でいることはできないだが、素直でいようとすることはでき...体験ではない体験

  • 七つの身体-ケン・ウィルバーの俯瞰

    ◎悟りと迷いの混在ケン・ウィルバーは、著書アートマンプロジェクトで、自分の「近似的な自己感覚10段階」を、ヴェーダンタや、カバラの十球や、スイスの心理学者ジャン・ピアジェの発達段階説、フロムやリースマンの自我のタイプ説、仏教唯識説などと並行に比較した表を作っている。スタニスラフ・グロフは、LSDを用いたセラピーで知られる。これは後に非合法化され貴重な実験となった。図はその一部に七つの身体軸を加えてみたもの。これをみると、ピアジェなどの説には、アートマンとブラフマンの窮極の段階がない。窮極の段階がない体系は、それが心理体系だろうが存在体系だろうが不完全なものだが、それを排斥せず、堂々と載せているところにケン・ウィルバーの懐の深さを感じさせる。ケン・ウィルバーは懐が深かったゆえに、その説のインパクトは薄れ、今逆にあ...七つの身体-ケン・ウィルバーの俯瞰

  • 富、財産、スーパーリッチ-北欧神話オーディンの箴言

    ◎無知な者は知らない『無知な者は知らないことだが、富のためおろかになる人は多い。世の中には金持もいるし貧乏人もいる。貧しい者をとがめてはならない。フィティング一族のところで、以前私は、みちみちた穀倉を見かけた。今この一族は乞食の杖をひいている。富というものは束の間になくなり、最もあてにならない友である。財産もいつかはなくなり、親族もいつかは死ぬ。お前自身もいつかは世を去るのだ。だが、すぐれた人のかちえた名声は決して消えない。財産もいつかはなくなり、親族もいつかは死ぬ。お前自身もいつかは世を去るのだ。だが決して死なないものを私はひとつ知っている。それは、死者をめぐる後世の評判だ。おろか者は、財産か女の愛を手に入れようものなら、すぐに思いあがり、鼻を高くするが、分別は前と変わりがない。』(筑摩世界文学大系10[中世...富、財産、スーパーリッチ-北欧神話オーディンの箴言

  • 出口王仁三郎パンデミックでの集中冥想

    ◎地獄的なライフ・スタイルをやめる出口王仁三郎の長期集中冥想と言えば、最初の大悟である一週間の高熊山洞窟での飲まず食わずでの修行が有名であるが、二回目もある。二回目は、1918年大正7年(48歳)8月18(旧7月12日)から始まった七十五日間。これは、彼の誕生日からのスタートというところが味噌。ところが出口王仁三郎によれば、これは三度目の身魂の大洗濯であり、一回目は高熊山、二回目は28歳から38歳までの十年間、三回目が、この48歳の75日間。長期での閉じこもり修行といえば密教だが、深山の洞窟で食料や水を供給してもらって、空気穴のあるところで観想に励むタイプの冥想修行ではなかったようである。出口王仁三郎によれば、1916年に究極の悟りを開いた教祖出口ナオに寄って来る第一次世界大戦で死んだ救われぬ霊を我が身に引き受...出口王仁三郎パンデミックでの集中冥想

  • 有と無を経験的に考えてはいけない

    ◎アートマン(我)と無我仏教哲学者の中村元が面白いことを書いている。『また『バガヴァッド・ギーター』においてもいう―――『一切の愛欲をすてて、欲求なく、わがものの観念なく(nirmama)、自我の観念のない(nirahankara)人は、やすらぎに到達する。』(Bhag.G.,II,71)アートマン(我)の哲学を説いた当時の哲人たちが、このように仏教の無我説を採り入れて、そこになんらの矛盾を感じなかったのである。したがって、仏教の修行者がアートマンの実現・愛護と、無我説とをともに説いていたとしても、なんら不思議はないであろう。』(中村元選集第二十四巻ヨーガとサーンキャの思想P495から引用)バガバッド・ギータでは、自我の観念がなくなればやすらぎがあるとし、中村元は、これを無我と思っている。また彼は無我を我がない...有と無を経験的に考えてはいけない

  • 北欧神話-フェンリル狼

    ◎食料危機の数年北欧神話の神々の黄昏では、フェンリル狼のあまりの強力さに度肝を抜かれるものだ。フェンリル狼は、東の鉄の森に住む老婆の末裔であり、この一族からやがて日輪を呑みこむフェンリル狼が出る。フェンリル狼は、神々の座を血に染め、日輪の光が死に、いまわしい嵐が吹きすさぶ数年がある。北欧神話は、北欧ローカルの神話であるが、日輪がその姿をほとんど見せぬ異常気象は、世界的に影響を及ぼさないわけはない。日本でも今年の夏の日照が平年の三分の一などということが話題になっている。これが数年続けば、世界は、同時に一挙に飢餓の時代に突入する。中国が穀物輸入を急増させているのが、最初のサインとなっているが、先日テレビで日本の専門家が、食料需給30%台で、輸入食料がほとんど途絶えた時の政策案の一つとして公園やゴルフ場で食料を生産す...北欧神話-フェンリル狼

  • 芦別岳

    ◎北海道と関西の綾部に黄金の橋を架ける芦別岳は、富良野にある。GreatTraverseの番組でも望見していたが、山容はなんということはない山だった。だがここは日本の東北、艮の極みであり、霊界物語では、国祖国常立尊が隠退されていた場所。昭和三年8月26日(旧暦7月12日で出口王仁三郎の誕生日)、出口王仁三郎は、北海道にあって、国祖国常立(くにとこたち)尊の神霊を綾部の四王山(四尾山)に奉迎された。以下は出口王仁三郎の四首。『永遠に御代を守らす大神のみあらかなれや芦別の山芦別の山を立ち出で四王の峯にうつらす常立の神芦別の山にはいかし四王の神山にやさし元津大神芦別の山の尾根より四王の山につづける黄金橋はも』(新月の光上巻/木庭次守/八幡書店P180から引用)かくして出口王仁三郎の手によって、国祖国常立尊は、日本の中...芦別岳

  • 父は少(わか)くして子は老いたる

    ◎老いたる子、白髪の赤子-4法華経の従地涌出品に「父は少(わか)くして子は老いたる」とある。若い父から年老いた子供ができるということ。法華経では、25歳の仏弟子が百歳の仏弟子を我が子と言うというような輪廻転生しつつ仏道修行を積み重ね、それを前提にすれば、若い父から年老いた子供ができるという言い方ができるというような、とってつけたような話になっている。禅僧曹山の偈では、「今年の米が足らない時は(今年田不聚)来年の籾を食べるしかない。(来年田有期)年の若い父を慕って(愛他年少父)なんとしても白髪頭の子を産まなければならない。(須得白頭児)」法華経に沿って読めば、この人生で大悟覚醒できなければ、来世でも冥想修行を積まねばならない。今生でも来世でも、ひょっとしたら自分より年の若い先輩修行者を師として、なんとかして解脱し...父は少(わか)くして子は老いたる

  • 冥想十字マップ

    ◎老いたる子、白髪の赤子-3逃げるアタランタXXⅢ図で、頭頂から出現したのはパラスであって、アジナー・チャクラのシンボルである智恵を得た。人間には七チャクラあるが、当代の人間の進化という点では、アナハタ(愛)、ヴィシュダ(調和)、アジナー(智恵)の上部3チャクラを開顕するに限る。ここで、一チャクラの属性獲得をもって、悟りと認定してよいのかという疑問も出てくる。チャクラは、何しろメンタル体以下にしか存在しないからである。これについて端的な回答らしきものとしてダンテス・ダイジの冥想十字マップがある。(アメジスト・タブレット・プロローグ/ダンテス・ダイジ/森北出版から引用)これによれば、悟りの側は、横軸で言えば、有相三昧、無相三昧、縦軸で言えば、調和、知恵、ニルヴァーナ。愛は縦横の交点だが、上位三チャクラであり、現代...冥想十字マップ

  • 逃げるアタランタ-頭が割れてパラスが出る

    ◎老いたる子、白髪の赤子-2同様のモチーフは、錬金術にもある。逃げるアタランタXXⅢ図。図の標題:『黄金は降り、ロードスにパラスが生まれ、太陽はヴェヌス(ヴィーナス)と交わる。寸鉄詩:われわれは、ギリシャでのこととみなしているがその実、ロードスに起こった奇瑞。それは、雲から黄金が降ると、太陽と女神キュブリア(ヴェヌス)は愛に睦む。パラスがユピテルの頭から出ると、黄金が雨のようにうつわの中に降る。』(逃げるアタランタ/M.マイヤー/八坂書房P212-213から引用)※パラスは、叡智の女神アテーナーの別名。正面に寝転ぶユピテルの頭を、鍛冶屋ヴュルカヌスが斧で割って、老いたる赤子アテーナーを出す。この舞台は蛇の多いことで有名なロードス島で、クンダリーニを暗喩する。クンダリーニは火の剣と表されることもある。火トカゲはサ...逃げるアタランタ-頭が割れてパラスが出る

  • エレウシスでの覚醒プロセス

    ◎老いたる子、白髪の赤子-1老いたる子、白髪の赤子のシンボルは洋の東西を問わず存在する。ペルセポネは、ゼウスの娘だが死の世界の神ハーデースに略奪されて妻となった。ペルセポネは死の世界の女神であり、地母神となった。アテネに近いエレウシス神殿では、古代から秘儀が行われていた。それは群衆が、大きな光の真ん中に、死の国で身ごもった赤子を抱いて死から戻ってきたペルセポネを目撃するというもの(出典:異次元の刻印(下)/グラハム・ハンコック/バジリコP172)。大悟覚醒では、一旦肉体死が発生し、死の世界に入り、死の世界から戻って再生するのが定番のルート。どこで身ごもったかと言えば死の世界で。ただし、全員がこの世に戻れるわけでなく、1割などとも(OSHOバグワンなど)言われる。人が個的自我を死に、世界全体、宇宙、神になるという...エレウシスでの覚醒プロセス

  • 心の御柱

    ◎うつせみの世を改むる真木柱伊勢神宮正殿の床下中央にある心の御柱。これは床下にあるのに柱は床に届かず、床を支えておらず、ただ立っているだけ。言うなれば誰にも見えないオベリスク。これは、内宮にも外宮にもある。式年遷宮でも古い方の宮の心の御柱は残され、小さな覆屋(おおいや)に保護される由。(参照:伊勢神宮の謎を解く/武澤秀一/ちくま新書P266-272)出口王仁三郎の言う柱は、神柱、人柱であって、大神の内流を受ける神と人であって、物である柱にはあまり関心がない。霊界物語第16巻神定の地では、丹後の元伊勢に天照皇大神が降臨し、この地は、「天照皇大神が、その昔この山に現われ、産釜、産盥と称する天の真名井に御禊(みそぎ)して、神格を作り上げた我が旧蹟である。ここに宮殿を造りなさい。」という神示を受けた。これにより一男二姫...心の御柱

  • 地震がこわいようではいかぬ

    ◎わが身のメリットを思わず2021年10月7日(木)22時41分頃、東京埼玉千葉を中心に震度5強M5.9の地震。帰宅困難者も多数発生、翌朝始発になっても動かない鉄道もある。首都圏で震度5強は、2011年の3.11東日本大震災以来とのこと。3.11の前々日の3月9日に三陸沖震源の震度5弱M7.3の前震が発生したのを覚えている人も多いだろう。準備できるものは準備した方がよいでしょう。出口王仁三郎は、地震を恐れないことを説く。『地震地震は壁が落ちたら外に出よ。地震がこわいようではいかぬ。こわがらないようにならねばいかぬ。(昭和十九年十二月十五日)』(新月の光下巻/木庭次守/八幡書店P247から引用)『壁が落ちたら』とは、土壁の一軒家が当たり前だった時代の話。マンション高層階ではさっさと外に出るわけにもいかない。ただ地...地震がこわいようではいかぬ

  • 三種の「世の終わり」-2

    ◎老いたる子を産む、ホセイン・マンスール・ハッラージなど三種の「世の終わり」とは、飢餓、疫病、戦争や風水火による大量死と、平素の意識と意識・想念と想念の隙間、そして冥想の極みの三つであると説明した。だが、飢餓、疫病、戦争や風水火で大量死が起こっても、それは大量の肉体死は発生するが、救済につながる自我の死がほとんどのケースで起こるわけではないだろうことは、想像される。また自我の死を狙って自殺してみたとしても、肉体は死ぬだろうが、まず大方の人は自己自我は死なず、中有に回って、また似たような子宮を選んで次の人生に出生していくのだろうが、解脱はしないだろうということ。最後の審判と言えば、死後に閻魔大王の前に引き出され、大鏡で一生のパノラマ回顧動画を見せられ、自ら天国行きか地獄行きかを決めるという頻出シーンがある。だがこ...三種の「世の終わり」-2

  • 三種の「世の終わり」

    ◎自分が死に、全宇宙が死に、愛の都に入るイエスは、2000年前に、明日にも世の終わりが来ると幻視。年代特定という点でははずしたが、人生の最後の十字架上で大悟したのだから、また人類愛に生きる男だから仕方のないところがある。OSHOバグワンの見方によれば、意識と意識の連続の間には隙間がある。そして隙間にはニルヴァーナもあるという。顕在意識からニルヴァーナに至る途中には、必ず自分が滅びこの宇宙が滅びるステージ、すなわち世の終わりのステージがあるのだろうと思う。そして様々な冥想手法の極みで起こる、自分が死に、全宇宙が死に、愛の都に入るプロセスで起こる世の終わり。全宇宙が死ねば世は終わる。人が神になるというのは、自分とその宇宙が滅びるということ。世の終わりの予言、最後の審判の予言と言えば、とかく社会的自分として、地球人類...三種の「世の終わり」

  • 台湾有事

    ◎神仏が鞭を見せる台湾は有事の瀬戸際と言っても過言でない。世界の主要産業が半導体不足に悩む中、半導体の最大の供給源である台湾が有事となれば、世界は文明生活の維持に窮する。聖書の十人乙女の話では、花婿たるイエスがやってきたが、とても遅かったので、五人は眠りこけて間に合わなかった。それは大方の予想よりはるかに遅くやってくる。昔は1999年と言われたが、実にそれより全く遅れている。だがそれは誰も予想しない時にやってくる。ソドムのロトのように事前に知らされる家族は稀である。台湾は日本を龍体とみた場合、宝冠のサハスラーラ・チャクラに該当する。マッカッサーがフィリピンを奪還した後に、台湾を攻撃することなく沖縄に向かったが、スピリチュアルなアドバイザーがいた可能性がある。サハスラーラは聖地であるから、普通は慎むものだ。以下の...台湾有事

  • 暗の時代から恐怖時代へ

    ◎一切口に出さぬ事出口王仁三郎の戦時中昭和19年3月の予言。『〇暗の時代から恐怖時代へこの時代・暗の時代が去ったら恐怖時代が来る。一切口に出さぬ事が肝要である。先方より出して緒(いとぐち)を拵(こしら)えるから。問そして日本が清まってから世界が清まるのですか。答そんな事は言うてはならぬ。それが因で問題が起こるから、日本も世界も一所に来るわい。』(新月の光(下)/木庭次守P141から引用)まず先の太平洋戦争は、暗の時代。それ以後のこの長い平和の時代を経て、恐怖時代が来るのだろう。今や人の顔も居場所も思想傾向も買い物傾向も、興味のある事柄も、生年月日、住所もすべて、センターサーバーで把握されているようだし、そういうのを集めている外国も超国家もあるようだ。ある日突然に見える核戦争は、世界壊滅に至るまでせいぜい10分間...暗の時代から恐怖時代へ

  • 神仏を見る、神仏になることへの関心

    ◎自発性を削がず、見ている自分を残さず大災害、メガ災厄を回避する手段は、そう多いものではない。旧約聖書のソドムのロトに見るように、神仏を見た人になることか、神仏になることのどちらかが代表的である。重く莫大に積み上がった悪のカルマを日々の各人の善行で切り崩していくこと(カルマ・ヨーガ)は、効果はあるかもしれないが、多勢に無勢で焼け石に水ということがあるかもしれない。当代において、宗教組織の外の人で、神仏を見ること、神仏になることに真剣に取り組んでいる人はとても稀れである。同様に宗教組織の中の人であっても神仏を見ること、神仏になることに取り組んでいる人もとても少ない。もっとも教団によっては、専門道場や修道院を設けてやっているところもあり、稀少ではあるがそういう場所もないわけではない。七つの身体でいえば、最後の二身体...神仏を見る、神仏になることへの関心

  • 五乙女が毒茶で殺された話

    ◎霊界物語第80巻五乙女霊界物語は、全81巻だが終わりに近い第80巻第10章五乙女に、十人乙女ならぬ五乙女の話が出てくる。既に全国土のほとんどは葭草のような毒草水奔草に覆われ、相当数の国民が毒に当たって命を落とし、更に悪鬼悪霊たる水奔鬼が跋扈跳梁し、生きている人間を襲い殺戮を繰り返し、更に相当数の犠牲者が出ている。ところが水奔草の毒に中って生命を失った水奔鬼とは悪玉扱いではあるが、既に人間ではなく、いわゆるゾンビである。ここに生き残りの人間を助けようと捜索隊が出るのだが、そこである破れ家に住む五乙女(名は、秋風、野分、夕霧、朝霧、秋雨)を発見し、これを監禁していた悪霊である譏(そし)り婆アを言霊にて退治する。元は巫女さんだった五乙女は、元水奔鬼の譏り婆に言葉巧みに水奔草で作った毒茶を飲まされて生命を失い、今は精...五乙女が毒茶で殺された話

  • 衰滅の自覚から自己放棄への順路

    ◎自己満足の虚しさと恐怖から自己放棄へ人生は、進学、就職、恋愛、結婚、未婚、老化、老衰と進んで死に至る。だが、青年期だろうが、中年期だろうが、一足早く、死と人生全般の虚無性、不条理に直面せよという、釈迦、イエスらの声にまともに向き合おうとする人は多くはないものだ。だが、当代のように、条件反射人形のようにスマホを片手に歩く、半人間みたいな人も少なくない一方で、知性の発達により、真剣に死のサイド、滅、衰、老の側や、生そのものの基盤の不安定性に気づいて見つめ考える人がいる。ダンテス・ダイジのメディテーション・トラベル・ガイドから以下引用。『二つは比例する君達の知性と君達が悲劇の存在を認める度合い毛虫が終末と思うその形態救世主は蝶と名付けた』知性が発達すればするほど、人生場裡の不条理にどうしても向き合わざるを得ない。た...衰滅の自覚から自己放棄への順路

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