手牌13枚の強さは、汎用性だ、と思っている。 たくさんの効果を複合して発揮できる13枚にするためには、 面前過多でも、仕掛け過多でも、よろしくない。 攻守に長けている13枚を意識するためには、効果の高い手役の複合を意識するべきだ。 一通は、ホンイツ、ピンフと複合させたい。 三色は、タンヤオに複合させたい。 24m124456789p234s ドラの絡まない13枚で、何を切りますか?
その次巡、中が重なる。 五六七⑤⑥556南南南発中中 ああ、5ソウを切るのかな? と思っていたなら、ここから、発を切った。 ?なぜ?とめてたんじゃないの? この発を ひたすら待ち焦がれていた、といわんばかりに トイメンが少し驚きを交えながら鳴く。 ポン! 誰だってこの局は和了したい。 ここ局さえ制することができれば・・・誰もがそう思っているはずだ。 全員が最短距離で和了に向かうその緊迫した空気のなか、 ますたぴょんは、リャンシャンテンから中を重ねて 大外から一気に和了に向かう。 違った。 全然思っていたことと違った。 ますたぴょんは和了をあきらめてなどいなかった。 ぎりぎりの本当のぎりぎりまで我慢していただけなんだ。 自分の麻雀を信じて。 自分の麻雀の歴史を信じて。 自分の麻雀への想いを信じて。 五六七⑤⑥556南南南中中 ここから、上家..
ますたぴょんの対局は続く。 ::::::::::::::: 生活に支障のない麻雀。 安全圏での痛みのない麻雀。 自分の麻雀への情熱は、いつしかどこかにきっと霧散してしまっていて 今はその残滓にすがり付いているだけだ。 ますたぴょんと離れてから10年、 もし、私も自分の麻雀をちゃんと磨いていれば 違う現在があったのだろうか? そう考えていると、七ワンが入った。 五六七⑤⑥5568南南南発中 ここから、発や中を切るのであれば、イーシャンテンだ。 だけど、ますたぴょんは、平然と8ソウを抜く。 五六七⑤⑥556南南南発中 発や中を切らずにどうやって和了するつもりなんだ。 字牌とか止めているのは、ますたぴょんだけだ。 みんなが、止めない牌を自分だけ止めてどうするの? 場に合わせて、少しくらい自分の麻雀を譲ってはどうなんだ! とまで、思う。 自分が勝..
昔から、自分の家には、たくさんのひとがいた。 めちゃめちゃ仲がよい「いとこ」たち。 週末は同級生がたくさん泊まりに来ていた。 おふくろの懐が半端なく広かったこともあり、いつも楽しい笑い声のする家だった。 ただ、数少ない礼儀を知らない者には、厳しかった。 1月1日、行き場のない友人Yが遊びに来ていた。 部屋にあげて、戦国麻雀で遊ぶ。 こん棒で竜王を倒しにゆく。 この正月、自分の家にはPCエンジンがいらっしゃっていた。 私の正月1月1日の家族との時間は、Yとの時間で終わった。 1月2日、友人が帰ったあと、おふくろが、少し困った顔をしている。 「ゆうさん、1月1日くらい、自分の家で過ごすようにYちゃんに、言ってあげなさい。」 おふくろが、嫌がってることがわかった。 やっとわかった。 おふくろが、嫌がることは自分も..
パスタを食べ、少しお話をして、20時。 海沿いの国道を回り、2速全開で道場へ向かう。 そろそろ先生たちも集まっているころだ。 席は4つ。 打てなくても構わない。 いや、むしろ観戦のほうが勉強になる。 半荘一回だけだけれど、圧倒的な濃度。 メモ禁止だったので、記憶するしかない。 対局を何度も何度も反芻する。 勉強会のあと、車中でずっとその対局のことを論議する。 帰宅後も、ずっとその対局を振り返る。 翌日、昼休みの時間に、当時は通話料金の高い「携帯電話」を使い先生に質問をする。 まさに夢中だった。 麻雀にいのちを賭けていた。 半荘1回にかける時間は、3時間。 それでも全然足りない。 日々、わからなかったことが、明らかになってゆくことが嬉しかった。 ::::::::::::::::::: ..
その次巡、中が重なる。 五六七⑤⑥556南南南発中中 ああ、5ソウを切るのかな? と思っていたなら、ここから、発を切った。 ?なぜ?とめてたんじゃないの? この発を まるで待ち焦がれていた恋人を見つけたように トイメンが少し驚きを交えながら鳴く。 ポン! 誰だってこの局は和了したい。 ここ局さえ制することができれば・・・誰もがそう思っているはずだ。 全員が最短距離で和了に向かうその緊迫した空気のなか、 ますたぴょんは、リャンシャンテンから中を重ねて 大外から一気に和了に向かう。 違った。 全然思っていたことと違った。 ますたぴょんは和了をあきらめてなどいなかった。 ぎりぎりの本当のぎりぎりまで我慢していただけなんだ。 自分の麻雀を信じて。 五六七⑤⑥556南南南中中 ここから、上家の切る7ソウをチー。 本当にしなやかに、5ソウが卓上..
リーチ棒の供託もあるし、積み棒もある。 ここで、和了を最優先するのであれば、西だって仕掛けるべき!本当に昭和の雀士ってやつは・・・五六⑤⑥5568南南南西西中西を2枚ふかしてこの形。現在リャンシャンテンのこの形に、場に1枚も見えていない中。ここから、ますたぴょんは西を切った。 え?なにやってるんですか?リャンシャンテンをサンシャンテンに?落として? どこへ向かおうというのですか? 仕掛けもスルー、シャンテンスウもスルー。何もかもスルーして、どういうことですか? こんな中、止めていたのでは勝負にならない。そうか、ここは我慢、そう決めたんですね。まあ、他家も和了にむかってガンガンつっこんでくるだろうから、それを考えるのであれば、役牌を絞って落ちる、というのはそんなに悪い戦術だ、とはおもわないのだけれど・・・ただ、大局観がズバ抜けてるますたぴょんがそんな楽な選択をするだろうか? で、次局..
1500を仕掛けて、手詰まりして、リーチに8000点を振り込んだ。何をきってよいか、わからなくなって、ワンチャンスに逃げた。整わず、自分の一番卑下する打牌となったことを真摯に受け止める。逃げて、振り込んだことについて。上映時間まで、かなり時間がある。訊ねたい局面もあり、声を聴きたい気持ちも手伝い連絡を取る。「昔は、勝つことばかりを考えていたけれど、最近は、どういう麻雀を打てるか?ばかりを考える。」西風荘のマスターの声をスマホで受け止める。染み入るような想いのこもった声。同じ気持ちだった。少しでも響けばよいなと。麻雀を打ちたいから、強くなる必要があった。負けると、次の半荘がなくなる。賭けない麻雀しか存在しなかった時代。麻雀を打つために、勝つことが一番大切だと思っていた。他人の和了を捌き、他人を和了させない。その結果、仕掛け主体の麻雀となる。誰よりも早く和了する麻雀。そのあと、師匠に会い、「リ..
後ろから対局を見つめる。 余裕がなくても、余裕のある麻雀を打つ。 対面して対局していたときには、いつも余裕があるなあ、 と感じていたますたぴょんの麻雀。 実際でも、これはないわ~。 誰か、ほかの人に聴牌が入っているのかしら。 観戦は続く。 後ろから観ているだけなのに、 思わず発声したくなる状況が多い。(そんなのないよ。) 積み棒が3本。 供託のリーチ棒が3本。 東ラス。 ますたぴょん!ここは1000点だよ! 1000点で充分だから仕掛けるんだよ! 気が付くと、本気で応援しているわたくし。 ますたぴょんの自風である南がアンコウとなった3巡目。 五六⑤⑥5568南南南西西 この手牌。 ここにトイメンから、西が打たれる。 ・・・・・・・・・・・ スルー。 「え?寝てるの?目空いてるの?」 これは、鉄鳴きでしょ? そんな悠長に構えている場合ですか?..
ずいぶん久しぶりの投稿になります。 不定期にはなりますが、 体力の続く限り、また記事の投稿を続けたいと 考えております。 読んでいただけると嬉しいです。 :::::::::::::::::::::::: 下界におりることがなくなり、半年以上が過ぎる。 対局そのものが、ままならなくなる。 場の状況判断ミス。 所作の粗相。 思考の停止。 ゆるくゆるく品質が下がる。 半荘二回打てるか?打てないか? 牌をこぼしたり、場がみえてなかったり それはもう同卓者に失礼というものだ。 瓦礫に埋もれていくような悲壮感のなかに、 あたたかい気持ちもわからなくなりそうだ。 自分の想いとは別の現実がそこにはあって、 自分の麻雀の終着を感じる。 現在そばにいて同卓をしてくれている 「大切な仲間」たちとの麻雀が、ある場面に届けば、 きっと、自分の「麻雀」の物語は終..
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手牌13枚の強さは、汎用性だ、と思っている。 たくさんの効果を複合して発揮できる13枚にするためには、 面前過多でも、仕掛け過多でも、よろしくない。 攻守に長けている13枚を意識するためには、効果の高い手役の複合を意識するべきだ。 一通は、ホンイツ、ピンフと複合させたい。 三色は、タンヤオに複合させたい。 24m124456789p234s ドラの絡まない13枚で、何を切りますか?
世界中にたくさんの麻雀がある。 日本の麻雀だけが、そのすべてではあるまい。 いろいろなルールで、いろいろな麻雀をいろいろなひとと打ちたい。 もしかしたら、自分も知りえない麻雀が存在するかも知れない。 現在、関東でもサンマが流行っている。 天鳳や雀魂などの影響もあるのだろう。 流行る麻雀の条件は、 ●わかりやすい ●ドキドキできる ●さくさくあそべる だと、思う。 サンマ(三人麻雀)は、マンズを除いた絶一門の麻雀。 北を抜いたり、めっちゃ楽しい。 サンマは、色が一色少なく、チーもないため、手牌の構成が読みやすく 「めちゃめちゃ麻雀の力の差」がでる。 運の要素が強いようで、実はそんなことは全くない。 絶一門だけで、「かなりシビアな戦い」となるのにこれが、 「一色だけだと、どうなるのか、」気にはなってい..
世界中にたくさんの麻雀がある。 日本の麻雀だけが、そのすべてではあるまい。 いろいろなルールで、いろいろな麻雀をいろいろなひとと打ちたい。 もしかしたら、自分も知りえない麻雀が存在するかも知れない。 現在、関東でもサンマが流行っている。 天鳳や雀魂などの影響もあるのだろう。 流行る麻雀の条件は、 ●わかりやすい ●ドキドキできる ●さくさくあそべる だと、思う。 サンマ(三人麻雀)は、マンズを除いた絶一門の麻雀。 北を抜いたり、めっちゃ楽しい。 サンマは、色が一色少なく、チーもないため、手牌の構成が読みやすく 「めちゃめちゃ麻雀の力の差」がでる。 運の要素が強いようで、実はそんなことは全くない。 絶一門だけで、「かなりシビアな戦い」となるのにこれが、 「一色だけだと、どうなるのか、」気にはなってい..
食い仕掛けの最大のメリット 食い仕掛けの最大のメリットは『リーチ判断が必要ない』ということだ。すなわち、『リーチを打ったことによる、①全ての牌をツモ切る』という地獄の所作と、②リーチによる手牌を成長を止める』というデメリットを排除できることにある。 自分は、門前リーチ手組は選択しない。全ての手組が仕掛け中心で、仕掛けることができなかった場合、最後の選択肢として、『リーチ』となる。 全てをツモ切る、手牌の成長をとめる、このことがどうにも好きになれない。 門前でダマテンを選択する理由も、アガリ牌以外の全ての牌をツモ切ること、手牌の成長を止めることに抵抗があるからだ。手牌に対して何もできなくなる感覚が、とにかく気持ち悪いのだ。自分の麻雀観とは合致しない。だが、例外もある。①全てをツモ切ってよい、(ツモアガリを信じる)②手牌の成長はもうない(最終形)場合。『リーチを打たない訳にはいかない』そ..
河読み 麻雀は相手の手牌を推察することも楽しさのひとつです。 七対子麻雀の河は、そのひとの手牌構成の余剰牌です。七対子は全ての牌を等価値で扱える特殊役です。そのため、河に無作為に数が落ちる傾向があります。中張牌が多めにバラバラにとんでいるときには、七対子を疑うこともありです。最終手出しの牌が違和感アリアリの場合は、七対子? 七対子待ち読みもしかしたら七対子かな?と感じたら『自分が七対子なら、待ちに取る牌は、危ないかな』で、危険牌を選定しましょう。 一通一気通貫は、1と9の数牌が手牌構成に必要な9枚役です。 その為、捨て牌に1や9の変わりに押し出される4や6が落ちやすくなります。4や6が不自然に河に落ちてる場合は、一気通貫を疑いましょう。 三色三色同順は、同じ数の並びを環帯とした見落としてはいけない9枚役です。そのため、完成メンツからの手出し、三色を追うために『345に6を引い..
ダブル役満への手順。赤あり配牌で白發1枚、ドラの北二枚。カン6mのターツを払ってうまいこと、24000のテンパイに。34s發發中中中に3sを引いて、安めトリプル36000、高め48000のテンパイに思わず取ってしまったけれど、これは、緩手だったかな?と。ここは、3s を切っておいて、34s發發中中中のまま押して、發を引いたら、(發を鳴けたら)3sを切って4s単騎。4s發發發中中中。 まだ、豊潤に牌山にいる字牌単騎のダブル役満を、狙うべきだった。34s發發中中中で、あがりやすい24000を。さらに、字牌?發發發中中中で、96000の打点とあがりやすさを確定する。 一度大三元を見送るけど、さらに、おおきくなる。大切なのは、『あがりやすさ』 ただ、この役満、『あがれる感覚』が全然なかった。絵に描いたもちっくす。 このあと、刺さり続けてラスひきましたー
「あなたが、麻雀を大切にしていたなら、あなたの周りには、 あなたと同じ気持ちのひとが、必ず集まる。」 25年前にそう言われて、その言葉を信じて、自分なりに重ねてきた。 いつか、自分が麻雀を続けてきてよかった、と思える、そういう麻雀を打てる。 自分より遥かに温度のある、そういう仲間が集まるのだろう、と。 場に発しか落ちていない7巡目に、西が切られる。 大三元と、四喜役に気づいていない打牌だ。 それでも、「場への字牌の高さを意識できてしまっている自分」は字牌に敬意を払う。 三元役を軸に組んでいる自分の手牌にある、東、と南。 南が重なったので、東を放つ。 四喜役を軸に組んでいる相手には、単騎でない限りこの東は通る。 ゲームが壊れないことを、「字牌がこれ以上安易に切り出されないことを祈る。」 国士テンパイ。 ..
ひさしぶりの記事投稿となりました。 下記URLにてご確認ください。。 引き続きよろしくお願いいたします。 つかぴょんパラダイス☆ロスト:SSブログ (ss-blog.jp)
週3回の記事掲載を目的としています。 下記URLにてご確認ください。。 引き続きよろしくお願いいたします。 つかぴょんパラダイス☆ロスト:SSブログ (ss-blog.jp)
今後、下記URLへお引越しいたします。 引き続きよろしくお願いいたします。 つかぴょんの麻雀パラダイス☆ロスト:SSブログ (ss-blog.jp)
大学受かったので、思う存分麻雀が打てる! いつもの雀荘で、いつもの仲間と麻雀を打ちながらも、 自分は「これからの関東での麻雀」にワクワクしていた。 きっと、毎日麻雀になる。どうしよう・・ 睡眠時間とか、なくなっちゃわないかな・・ 大学生ともなれば、はきっと全員麻雀が打てるだろうから、メンツには困らないはずだ。 ただ、九州とはいろいろルールも異なる。 積み棒は、場に1500ではなくて、300。 喰いタンあり、つもピンあり、らしいから、注意が必要。 「タンヤオは、食い下がらない」、仕掛けても1300点が1000点になるだけで、お得。 すげえな、さすが、東京だわ。 毎日毎日、麻雀を打つことになるのだから、ゲーム代がたいへんだよなあ・・ いよいよになったなら、部屋に雀卓を置く、っていうのもありかもしれない。 だが、時代は..
何をやってもダメなとき、ってある。 ハーロック曰く、「そんな時は昼寝でもしてればよい。」 かっこいい。 人事を尽くして、天命を待つ。 [麻雀は、巡るもの、]良い時も悪い時もある。 不調とき、というのは、間に合っていないことが多い。 先制リーチを打っても、おいつかれてしまい、振り込んだり、 仕掛けて最速のテンパイとなっても、追いつかれて、詰まされる。 ムカついて雑になってしまうことも多い。 ここで必要となるものは、「卑屈ではない謙虚さ」だ。 その前提には、うまくいっているときにも、振り返る習慣を持つことが必要となる。 うまくいっているときは、問題ない。 実は、不調なときに、どう対応するか、が一番大切なのだ。 賽の目がどうしても、自分に不利に手続けるとき、 自分が、気を付けることは、「いちはばちかの勝負..
いちか、ばちか、の牌を切る。 麻雀はね、「黒ひげ危機一発!」ではない。 「なぜ?切れる?」 「なぜ?なぜ、その牌が切れるの?」 我慢している自分が「えらい」なんて思わないけれど、 自分が、場の状況を精査して必死で抑えている牌を、 ポンポン切られると正直あほらしくて、シラケてしまう。 自分はどんなこきでも、説明のつかない牌を切らないように、必死で打っている。 相手の仕掛けや、思惟を自分なりに評価して、大切に打っている。 そのことが、同卓している相手に伝わらないのは、自分の力が足りないからだ。 ステージの違いではなく、自分の「麻雀への熱量が不足」しているからだ。 曽根さんが、残してくださった言葉がよみがえる。 「中司さんは、打牌をちゃんと見てくれているから、だから、嬉しい。」 相手の打牌から、13枚を精査する。 ..
80年代後半。 思えば、夢のような季節だった。 もはや、セピア色な思い出ではあるけれど、 当時はまっすぐ歩けないくらいのダメージだった。 30年以上も昔のはなしだ。 最大の大負けの記憶。 ちょっと、長くなりますけれど。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 地元、北九州はなかなかに危険な街。 競輪、競馬、競艇、麻雀、裏カジノなど、ヒジョーに盛ん。 当時、予備校生のわたくしのこづかいは、毎日の食費800円。 これでは、麻雀も打てないし、ゲームセンターに行ったとて、数時間も持たない。 麻雀が打ちたくて仕方がないわたくしは、当面の場代を稼ぐために思案する。 フリー雀荘にいって稼いでみたい、という気持ちはあったけれど、 点数計算がおぼつかないし、正直自信がなかった。 麻雀は、自分は強い、と勘..
賭けていれば、お金で責任がとれる。 ノーレートは、打牌の責任を「内容」でしかとることができない。 同卓者の大切な時間を使わせてもらっているのだから、 高品質の麻雀を目指したいものだ。 なので、お金よりも、はるかに重い「想い」が必要だ。 打牌に想いもなく、卓につかれてはそれは、絵合わせゲームになる。 その仕掛け、そのリーチ。 振込む痛みについて、覚悟はできているか? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: テンパイ即リーなら、誰にでもできる。 テンパイに向かって打つことも、誰でもできる。 仕掛けることも誰でもできる。 出る牌をチーポンしまくるだけだ。 些細なエラーはあるだろうけれど、誰にでも作業としてできることだ。 仕掛け一つとっても、和了しやすい「順番」を..
勝つことには、総じて価値がある、と信じこまされていた。 時間やお金を使って結果を出すこと。 その為に、おかしなことはしないこと。 長い時間を重ねて、年を重ねて思う、「そんなものには、価値がない。」と。 一番大切なのは、「自分が納得する」ことだ。 自分の選択に、「自分が納得する」こと。 それは、すなわち、自分の人生そのものに、満足することに繋がる。 「自分が納得するために」一番大切な「時間」。 これをどう過ごすか、が、なによりも、大切になる。 南2局 トップ目、北家とは18000点差 親番が落ちると、残りは2局しかないから、 ここでは、2900の和了でも価値がある。 親番 ドラ 5m 4567m77p1567s南南白白 1巡目。1sを切った後、白が切られる。 仕掛けるなら、トイトイだ。 ..
攻撃は最大の防御。 攻めて攻めて、攻めまくる。 常に10万点のトップを目指す。 1回のトップで、2.3回分のラスを返せるように。 自分は、守備力を絶望的に持っていない。 オリを選択すると、なぜか、和了牌を振り込んでしまう。 オリを選択しているにもかかわらず、 まるで魔法でもかけられたように振り込んでしまう。 オリて振り込むと、麻雀がおかしくなるので、 自分は、基本、絶対にオリナイように心掛けている。 でも、だからといって、ゼンツマンになるわけではない。 「オリル」のではなく、「受けて押し返す」感覚。 「トンデモネー牌」だけは切らないように。 ※「トンデモネー牌」→説明のつかない矛盾した牌のこと。 自分がトップ目の時は、さらにもうひとつ上に、自分よりもうえに トップ目のひとがいる、と思って打つ。 ..
地震、かみなり、火事、親リー。 親リーは、こわい。 振り込んではいけない。 本当に、そうだろうか? 親リーには、振り込みたくない、だからこそ、降りてはいけない。 自分は、そう思うのだ。 早い巡目で、親リーチをうけた時に、 自分の手牌が、いけそうになかったなら、すぐさま 「ベタオリ」を選択してはいないだろうか? 親リーに、振り込まないことは、誰にだってできる。 以下、私見である。 もし、自分が親リーチを打ったときに、一番嫌な相手は、「振り込まずに、むかってくる」ひと。 もっと、いうなら、「振り込まずに、親リーチを利用して、むかってくる」そういう相手だ。 全員が、セオリー通りに打てたとして、五分五分の勝負だとして、 「セオリーを理解したうえでの新しい選択肢」を見つけ出すことできたなら、 六部四部の..
買い出しの間、卓がたっていた。 久しぶりに、全集中で観戦をする。 武夫しゃんの麻雀をリスペクトしているムスカの対局なら、 きっと、とてつもなく素晴らしい後世に残せる教材になるだろう。 赤アリ、とびあり、6万点終了 45000点持ち、南1局 南家 4巡目 67m246p34566789s ツモ1s 南家 ドラなし。 ここで、1sツモ切り。 めちゃセオリー通りじゃん。 100人のうち、99人が1S切りそう。 タンヤオでの捌きをかんがえるなら、 1sはいらないし、3pも5pも仕掛けて 246pの縦引きも合わせて、1000点での局消化もあり。 自分は、2pを切る。 高い打点をぶつける最後のチャンスだからだ。 ハネマンクラスをあがって、親番2900でラストでもいいし、 オーラスの親番である対面との「..
自分は、実は、東風戦が大好きだ。 ストーリーの組立の負担が半分くらいで済むので、サクサク打ててよい。 その昔、バブルの頃、地元北九州では、東風戦の店が乱立していた。 「すぐ、打てます!」 これが、やはり最大の魅力だったのだ、と思う。 30分もあれば、(調子がよければ)そのあとの飲み代を浮かせることができる。 また、飲んだ後、東風1回だけ、運試し。 勝てば、飲み代が返ってくる、というのも、なんだか、遊楽感があり、楽しい。 そのころ、自分がセットで使っていた雀荘。 きらびやかな、内装。 威圧感のある黒服。 客の出入りもめちゃめちゃ激しかった東風200円の その店には、VIPルームらしきものもあった。 一度は、覘いてみたいみたい世界ではある。 東風戦は、1時間で3回は楽に打てる。 金持ちの道楽だ。 レ..
食い仕掛けの最大のメリット 食い仕掛けの最大のメリットは『リーチ判断が必要ない』ということだ。すなわち、『リーチを打ったことによる、①全ての牌をツモ切る』という地獄の所作と、②リーチによる手牌を成長を止める』というデメリットを排除できることにある。 自分は、門前リーチ手組は選択しない。全ての手組が仕掛け中心で、仕掛けることができなかった場合、最後の選択肢として、『リーチ』となる。 全てをツモ切る、手牌の成長をとめる、このことがどうにも好きになれない。 門前でダマテンを選択する理由も、アガリ牌以外の全ての牌をツモ切ること、手牌の成長を止めることに抵抗があるからだ。手牌に対して何もできなくなる感覚が、とにかく気持ち悪いのだ。自分の麻雀観とは合致しない。だが、例外もある。①全てをツモ切ってよい、(ツモアガリを信じる)②手牌の成長はもうない(最終形)場合。『リーチを打たない訳にはいかない』そ..
河読み 麻雀は相手の手牌を推察することも楽しさのひとつです。 七対子麻雀の河は、そのひとの手牌構成の余剰牌です。七対子は全ての牌を等価値で扱える特殊役です。そのため、河に無作為に数が落ちる傾向があります。中張牌が多めにバラバラにとんでいるときには、七対子を疑うこともありです。最終手出しの牌が違和感アリアリの場合は、七対子? 七対子待ち読みもしかしたら七対子かな?と感じたら『自分が七対子なら、待ちに取る牌は、危ないかな』で、危険牌を選定しましょう。 一通一気通貫は、1と9の数牌が手牌構成に必要な9枚役です。 その為、捨て牌に1や9の変わりに押し出される4や6が落ちやすくなります。4や6が不自然に河に落ちてる場合は、一気通貫を疑いましょう。 三色三色同順は、同じ数の並びを環帯とした見落としてはいけない9枚役です。そのため、完成メンツからの手出し、三色を追うために『345に6を引い..
ダブル役満への手順。赤あり配牌で白發1枚、ドラの北二枚。カン6mのターツを払ってうまいこと、24000のテンパイに。34s發發中中中に3sを引いて、安めトリプル36000、高め48000のテンパイに思わず取ってしまったけれど、これは、緩手だったかな?と。ここは、3s を切っておいて、34s發發中中中のまま押して、發を引いたら、(發を鳴けたら)3sを切って4s単騎。4s發發發中中中。 まだ、豊潤に牌山にいる字牌単騎のダブル役満を、狙うべきだった。34s發發中中中で、あがりやすい24000を。さらに、字牌?發發發中中中で、96000の打点とあがりやすさを確定する。 一度大三元を見送るけど、さらに、おおきくなる。大切なのは、『あがりやすさ』 ただ、この役満、『あがれる感覚』が全然なかった。絵に描いたもちっくす。 このあと、刺さり続けてラスひきましたー
「あなたが、麻雀を大切にしていたなら、あなたの周りには、 あなたと同じ気持ちのひとが、必ず集まる。」 25年前にそう言われて、その言葉を信じて、自分なりに重ねてきた。 いつか、自分が麻雀を続けてきてよかった、と思える、そういう麻雀を打てる。 自分より遥かに温度のある、そういう仲間が集まるのだろう、と。 場に発しか落ちていない7巡目に、西が切られる。 大三元と、四喜役に気づいていない打牌だ。 それでも、「場への字牌の高さを意識できてしまっている自分」は字牌に敬意を払う。 三元役を軸に組んでいる自分の手牌にある、東、と南。 南が重なったので、東を放つ。 四喜役を軸に組んでいる相手には、単騎でない限りこの東は通る。 ゲームが壊れないことを、「字牌がこれ以上安易に切り出されないことを祈る。」 国士テンパイ。 ..
ひさしぶりの記事投稿となりました。 下記URLにてご確認ください。。 引き続きよろしくお願いいたします。 つかぴょんパラダイス☆ロスト:SSブログ (ss-blog.jp)