特許事務所を中心とした知的財産業界事情。勤務条件や待遇、転職、一方で弁理士試験の話題を扱います。
弁理士のブログは増えてきましたが、みんなが知りたいと思われる転職を中心とした業界事情については誰も触れずに来たようなので、そのコアな情報の一歩手前くらいを露出していきたいと思っています。
現在の弁理士業界については景気がいいのか悪いのか、人と会うことがめっきり減っているのでいまいちわからないものの、とりあえず食えているような感じは受けるのですが、これからはどうなってくのかなということを考えてみました。10年後、20年後というスパンの話です。 なんでこういうことを考えたかというと、今少子高齢化、その結果として人口減少が進んできています。将来的な産業構造はどうなっていくのか。 人口が減少していくとお先真っ暗化というとそんなことないと思うんですよね。単にスケールが小さくなるだけで、需要は減るけど競合も減ります。豊かさは1人当たりの経済力なので、1人当たりの生産力が減らなければ、個人個…
とある関西の大手企業が、特許出願を内製化する方針であるという噂を耳にしました。内製化については、いろんな企業が試みつつも、結局挫折、を繰り返しつつ今に至っております。特許事務所への依頼費用は単純にコストであり、そこに手を付けたいというのは昔から検討されてきました。 ただ特許出願の依頼件数が多い企業というのはとかく多忙なわけです。単に権利化だけとっても、一般の企業と比べて企業サイドで主導権を取って行うことが多いです。発明のアイデア出しから提案原稿の作成、特許調査、クレームのたたき台、中間処理の基本的な方針まで知財部でやってしまう会社は多いでしょう。 そしてその分依頼費用は抑え込んでいる訳ですが、…
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