西武ライオンズの試合の感想や、チームのことや選手のこと、パリーグのことなどを書いて行きたいです。
主軸打者(森、山川)がいなくなり得点力がリーグ最下位に。主軸や、その周りを任せられそうな若い野手は果たしているのか。上記の二人もそうだし、中村、秋山、浅村、源田など基本的に主軸は上位指名または3位くらいの選手であることが多い。そこからすると、主軸候補でま
cs敗退が決まって辻監督がいよいよ交代する。今期全般を振り返ると、打線が機能せず、また、コロナによる離脱、不祥事などもあってチーム力は安定しなかった。まあそれは、他の球団も同じだった。投手陣に目を向けると、先発は髙橋、今井、松本は終盤揃って、与座とエンスも
文庫の帯に「衝撃的」とあるがまさにそういう作品だった。この著者には前から興味があったが、手に取る機会がなかった。生年は自分の一年後、同年代の女性作家ということで、芥川賞受賞者でもある。存命の日本の小説家、ということで、ここのところ読んだ記憶があるのはいと
文庫本の上巻に東浩紀さんの推薦文があったから購入した。この作者の小説については今まで食わず嫌いというか、著者のパーソナリティが独特な感じとか、「柳美里不幸全記録」というようなタイトルの本があったりなどして敬遠していたところがあった。そもそも作家さんなどは
コロナウイルス。東日本大震災は9年前のことだが、それ以来、さらに言うと世界中を巻き込んだ災厄が到来している。正しく恐れ、正しく対処する方法はまだわからない。緊急事態宣言。在宅勤務のシフトが敷かれたが、平日の2日に1日は出勤することになっている。昨日までの
著者の、ノベライズ作品を含めると3作目の長編小説。ディストピア小説ともユートピア小説とも言えるのかもしれないが、こちらの受け止めとしてはディストピア。「生きものであるという深い実感(=鈴木先生)」というものは、自分が身体という自分ではコントロールできない器
開高さんの本で一番好きなのは「日本三文オペラ」ではあるのだが、関西における少年時の戦争体験はこの作者のコアの部分で、この小説の中にもその頃の体験に基づくとおぼされる描写がある。ベトナムの戦況は、インテリが傍観している限りにおいてはシニカルに捉えざるをえな
共通テストのプレテストの解説から始めて、新しくなった教育指導要領をその作成者たちによる解説書籍から分析した書籍。タイトルの通り批判している。英語教育と同様に「書くこと」「話すこと」の要素が現在の国語教育に不足しているのだから、という改革の方針がまずある。
須賀敦子さんの全集。読んだきっかけは長女の中学受験の過去問で取り上げられた文章があったからで、書店で河出文庫のコーナーに並んでいるのは薄ぼんやりと記憶してはいたのだが、どんな文章を書く人なのかといった知識はまるでなかった。エッセイの内容はかつて生活してい
歴史の本などはたまに読むのだが、最新の歴史学の定見定説などは理解しているわけではない。そこでこの本に書かれている説がどの程度一般的なのかはわからない。本当ではない歴史が一般的に流通する理由として著者が幾つか挙げているのは、 当時の(歴史の勝者による)巧み
松本航投手が今日大量失点したが、崩れ方としては前回と同様で、イニングが進むにつれて球数がかさんで四球が絡み、今回は走者をためてから一発を浴びて大量失点になった。投手の力量は、大雑把に下記4つで決まってくる。1 速球の質(球威、空振りやファールになるか)2
まず最初に本書の内容の重要性と全く関わりのない部分についてのツッコミトレッキンググループが小さな村の小学校に立ち寄った場面「(略)子供達が一番なついていたのはジーナで、彼女が去るとわかると大いに悲しがった。ジーナがずっといられないのを理解できずに、「パイ
日経新聞社が発行していた雑誌の連載に基づいた書籍で、20年ほど前に完結しているものなのでひと時代前のものになっている。書かれている題材そのものや、特に本書前半の、ダイエー創業者の中内氏が学業の途上で出征し、復員した後に神戸元町のガード下の闇屋から出発して
原さんは皇室史関連、鉄道関連の著書が多い研究者だが、この本は文庫化もされていてなかなか異彩を放っている。「1974」という年号が入っている。今から40年以上前で、著者の小学校6年生の時のことなのだが、社会情勢などを考える上ではこの年号は結構大事だ。今生活
もと児童心理司の著者による告発書。どうしても児童相談所の現状の不備を指摘する趣旨の本になっているので、現場の実践者の書籍にあってほしい、地道な取り組みや小さな成功体験の報告といったものはあまり前面に出てこず、児童相談所のスタッフや人員、態勢の不備の告発に
教育学、哲学の大学教員かつ初等教育改革の実践家である著者による、小学校の教育の問題提起及び改革提言。小中学校の教育システムが画一的で、教室にいる生徒たちが同じ時間に同じ内容を、同じ速度で学ぶやり方であること、進度や内容が合わない児童生徒にとっては無駄な時
伝記の本が好きなのだが、この本は岩波現代文庫に所収されており、完成したのは30年くらい前、アリがまだ40代。インタビュー集のような形式になっている。アリや、関わった人たちの生の発言の組み合わせでできているので、その人々の持っている人格的雰囲気なども感じら
「初代 竹内洋岳」の続編。14座登頂達成。前著よりも竹内氏のブログの記載が増えているので、臨場感は増している。13、14座目の登頂に焦点を絞っているので、前作よりも一つの登山が詳細に書かれている。ただ14座登り切るだけではなく、自身より経験のない同行者を
竹内洋岳氏は日本のプロ登山家で、8000メートル超の14峰の登頂を達成した人物。何年か以前に「ナンバー」誌で、、ガッシャブルム2峰における雪崩事故にあった時のことが記事になっていて、非常に興味深い内容だったので、この本を書店で見かけた時はすぐに購入した。
映画にもなった名作小説。映画のことなどは元々全く知らなかったのだが、映画化などされていたおかげで文庫化もされて、今に至るまで長く売られているのだろうから、そのおかげで出会うこともできた。主人公トムは次作以降、本作の中で得た富を元手にフランスのパリ郊外で優
著者の肩書きは「作家」。この本は進化に関わる生物学についての知見なども取り入れた新書だが、論証が緻密であるとかいうことはない。知的能力の発達が、もともとの遺伝的能力と、非共有環境(端的に言うと子供が家庭の外で接する人間関係からの影響のこと。家族からの働き
ホークス戦、場所が福岡、先発投手の相次ぐ離脱という中で迎えた開幕は3タテを食らったが、想定外ではない。ホークスは強いということと、福岡はきついということはわかってはいたことで、この3タテについては菊池や浅村はあまり関係ない気がする。収穫も、不安な点もいろ
アメリカ生まれのミステリー作家ハイスミスの小説は、書店でたまたま手に取ったのだが、河出文庫の並びの中に何冊か置いてあった中の「太陽がいっぱい」の書名のインパクトに惹かれて、というところが大きく著者や作品についての予備知識は全くなかった。「贋作」は、映画化
著者や作品の内容について予備知識が全くない状態で読み始める本でも、読んでよかったと思える本は結構あり、その中の一冊であった。著者は1885年生まれのデンマーク人女性。「アフリカの日々」は自身が15年以上にわたってアフリカで行った農園経営の経験に基づいた回
昭和を代表する小説家の一人の代表作2作のうち1作。主要な登場人物の多くが知識人であること、時代設定などからしても本作は筆者自身が各主要登場人物のキャラクターに色濃く反映されていると、見ることができる。1960年代というのが、同時代に生きる知識人にとってど
文庫化されたこの本が、題名のせいもあって書店の売り場で目立っていて、昨年の秋頃から気になってはいたのだが、それはドラマ化されたということも理由だったのだと思う。ちくマプリマー文庫の「なぜ人と人とは支え合うのか」を既読であったので、いつか読もうと思っていた
野球のコーチングのことだけでなく、一般の職場でも活かせる視点もいろいろあるが、もちろん吉井個人のエピソードや野球関連の話も興味深いものがある。まず野球のコーチとしての大前提には、野球の技術を理解していること。選手たちのパフォーマンスの良し悪しと問題点を理
西武ファンなのだがT岡田が気になる。もともと野球小僧(現在は野球太郎)という野球雑誌のライトな愛読者なので、谷上史郎さんという関西地域メインのライターさんの記事を通じて関心を持ってもいた。野球太郎選手名鑑最新版より抜粋「体の不調から一休みが入るシーズンが多
「動的平衡」の前に書かれた、著者の代表的な著作。分子生物学の研究史と福岡先生の個人研究の記憶から綴られている。「動的平衡」ではエントロピー増大の法則に反する力、絶えず体のパーツが入れ替わりながら生きている状態を保つ働きが中心だが、この著書ではまず最初の山
菊池雄星、炭谷、浅村がいなくなった。炭谷の人的補償で巨人から内海、新外国人ニール、あとは新人を補強。ここまで(開幕まであと2週間弱)で、野手陣は、現有戦力内では山川が死球の影響で何試合か出場していない(打撃練習はしているとのこと)中村が軽く傷んでいるので
ちくマプリマー文庫。楽天KOBO版で読了。社会福祉士として、児童福祉、生活困窮者福祉などの実践を長い年月積んだ著者による、実践を踏まえた「ソーシャルワーカー」という仕事、社会福祉の仕組みなどについて書かれた本。「支援」を必要とする状態にはどのような人にもなり
3/12読書日記 「子どもが増えた 明石市 人口増 税収増の自治体経営」の
明石市長泉氏と、湯浅誠氏による学者、元自治体首長ら6名へのインタビュー集。泉氏の暴言問題が起こってしばらくして発売された。光文社新書。明石市の隣町に住んでいる身として、泉市長のことは度々報道される。報道されたパワハラ事件は、録音されていた経緯や、パワハラ
何年か前の講談社の雑誌上のノンフィクション賞の選考会で、上記著者の作品の「ノンフィクション性」が選考委員から大きく問題とされていた。そのことは記憶していたので、今回の本については、昨今問題として取り上げられることの多い児童虐待及び児童相談書の体制、といっ
ブルーバックスの「中学理科の教科書」シリーズ2冊は読了した。高校理科シリーズは「高校化学」に続き2冊め。子供の中学受験理科に取り組む中で、理科をもう一回学ぼうと思い、ブルーバックスを読んでいる。次は高校地学。福岡伸一氏の生物学についての本と重なる部分もあ
子ども文庫のコーナーに置いてある本だが、いろいろな著者に取り上げられているので40代にして初めて読んだ。優れた小説。古典文学だと思っていたが以外と新しい(1970年代)。訳は一度訳者による直しが入っているようだが、非常に読みやすく、文章も品があって良い。
佐藤優氏のデビュー作。何度も再読しているが、大きく分けて前半は著者が取り組んだ対ロシア外交についての記述、後半は検察庁の取調べと公判について主に記されている。外交官がどんな風に仕事をしているのかについて、この人の著書を読むまでは全く知らなかった。政治家と
3/2 読書日記②「40代でシフトする働き方の極意」 佐藤優
社会状況の冷静な分析に基づいた、結構身も蓋もない提言集。「老後の生活資金」対策「仕事のマンネリ化」対策 慣れた仕事を繰り返す、作業として繰り返すことでかかる時間は減らせても一つ一つの仕事について考えたり、新しいやり方や発想が低減する。 そのことにより自己
3/2 読書日記① 「心を強くするストレスマネジメント」榎本博明
日経文庫。仕事上のストレスは必ずあり、自分の職場である裁判所では対当事者のやりとりと、ミスが許されないこと。この2つが主なストレス要因で、職場の種類によって日々の仕事が単調であるとか、業務量が多い少ないとか、やりとりに注意を要する同僚や上司などがいるかど
この本が出版されたのは10年以上前のことで、初めて読んだ時期には埼玉の和光にある職場の研修施設で研修生100人くらいと一緒に研修を受けている頃だった。佐藤優さんの著書をまともに読むまでの間は、世間で報じられていることが一面的な捉え方によるものでしかない(
ちくまプリまー文庫とは言え、内容は高度。70歳の生物学者が今までの思索をまとめて、若い読者に向けて書かれた本。文章は噛み砕かれているが、内容は生物学から生きることそのものを考える哲学の内容になる。生きることは生き続けることで、熱力学の第2法則(エントロピ
著者は障害者福祉を専門とするライターで、最近映画化された「こんな夜更けにバナナかよ」という本の著者。ちくまプリまー新書。新書は、多作されたり、注文原稿だったりする事情からか当たり外れが多い印象だったが、この本は「当たり」著者が10年以上かけて書いた、とあ
著者は古代史研究者。新書含む著書多数。壬申の乱に見られるような新羅系とその他の勢力争いについての記述もあるが、中国大陸やヨーロッパ諸国に見られるような「殲滅戦」「ジェノサイド」が見られないこと、大規模な戦乱と思われるものも実際は勢力相互の交渉が主であった
SF小説のくくりに入る作品らしい。主人公はアメリカの特殊部隊=暗殺と諜報部隊のコマンドという設定で、訓練の練度の高さや優れた判断力で、一般人より高い能力を持っている。「死の世界」の描写の場面、主人公が母親の生命維持を停止する決断をしたことと、数多くの任務と
シーズン終了とドラフト終了。FAの件がまだ不明確ではあるが、今年の戦いを踏まえて来年のことを考える段階になる。FAについては野手についてなので、投手陣については来年のことを考えやすい状況になったように思う。【先発候補】 多和田 榎田 今井 十亀 高橋光 松本
負け方を見ていると9月の対ホークス3連戦の裏返しというか、相手の打線の調子が良いこと→警戒して四球増加→結果としてより大量失点9月はこのループにホークス側がはまっていた印象でしたが、このCSは完全に逆になっている。圧倒的な力のある投手でないとなかなか、火を消
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